伊丹市・昆陽池のカモたちが吹矢に狙われています。
今日は首をちょんぎられたカラスが見つかりました。
なんと残酷なことをするものです。
犯行に使われていた吹矢の矢は、いまスポーツ吹矢として
使われている種類と全く違うものであることをいっておきます。
ここんところは、スポーツ団体がスポーツ吹矢について、説明し
た方がよいし、間違いを解くため吹矢の誤用を訴えた方がいいか
と思います。
私は10年来スポーツ吹矢を趣味の一つとしていますが、これまで
吹矢競技での事故は、聞いたことがありません。

吹矢の矢は長さ20センチのプラスティック製で、先端に発泡スチ
ロール製の的に突き刺す小さな金属がついています。全体柔らか
くできています。
これは、例えカモを狙ったとしても、羽で矢は跳ね返されると思
って違いないと思います。
スポーツ吹矢の競技は普通6~8メートルの距離で約20センチの
的に向かって当たったところの点数の合計で競われます。
矢が人に当たっても、よっぽど近距離でなければけがの心配はない
と思われますが、競技中、射手の前に出ることは禁じられています。
吹矢の的は約20センチの◎状の紙を板に張り付けたもの。
一人の射手が一つの的を狙います。
矢はよく当たります。
始めた初心者でも20センチの的にまず、当たります。
吹矢の弱いところは風。プラスチックだから郊外では競技できません。
ですから、池のカモを狙っても、風に負けてしまい、あまり飛びません。
カモが狙われた吹矢の矢は金属性だったので、スポーツ競技とは全く
関係ありません。
以上です。
小鳥も生き物です。痛みつけることはやめてください。