人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

ほとんど外国人だった

2022-10-22 22:15:57 | ここも京都 
新型コロナがはびこる前までは、
多くが訪れる外国人観光客だった
京都伏見の稲荷大社。



多くが参詣客は本殿に連なる参道
にも山へ登る。

どこの統計か分からないが、訪れる
外国人観光客は日本一だそうだ。

だから、着物を着ている人はほぼ
南アジアの人だ。


盃に住んでいた竜の話

2022-10-21 10:39:41 | 懐かしや
盃に住む龍の話。

コレクションというほどのものでな
いけれど、私はのんべいだったころ
盃を集めていた。

そのうちの一つ、九谷焼の杯に龍が
一匹住んでいた。

龍は普段目をつむって寝ているが、
盃に酒を注ぐと目を開ける。


「おう、今日は何の酒だ。相変わら
安い酒いれやがって」

龍は口が大層悪い。
富山の妹がかぶらずしを送ってきた。
かぶにブリの塩漬けをはさみ、こう
じで漬け込む。金沢、富山に伝わる
豪華な冬の珍味だ。
冬になるとそれぞれの家で漬け込む。

酒には最高のあてになる。

「うまい酒はないのか」と龍。

いや、この酒は**姫と言って加賀で
一番の銘酒なんだぞ。


「高い酒ならなんでもいいと思ってい
るんだろう。かぶらずしにはきつすぎ
る。++正宗あたりでいいだろう」

龍の奴好きなことをいうが、当たって
いるかも。++正宗は金沢の酒で、う
まいものがそろう金沢で決して料理を
負かすようなことをしない。分をわきま
えて料理をおいしくし、ほどよい酔い
を誘う。

「おう、飲め」
龍はぎろり、目を開いた。
(2018年のブログから)

明日、墓じまい

2022-10-20 22:57:49 | お墓
明日、京都の墓を閉じる。
墓は山の中にあるので、私は足
が悪くて行けない。代わりに息
子夫婦が遺骨を引き取りに行く。

新しい墓は郷里の金沢のお寺の
墓地に建設中で、完成が間に合え
ば、遺骨をそのまま埋葬する。

金沢は私たち夫婦の郷里で、妻は
遺骨となって一足先にお里帰りに
なる。

京都から私は移転したが、コロナ
とぶつかり墓の移転作業は3年遅
れた。亡妻はもちろんのこと、子
供たち、兄弟にも長い間「お待た
せ」だった。

やがて私も新しい墓に入るだろう
し、続いて息子夫婦も。

これで、終活の総決算が終わる。




 静寂 糺の森

2022-10-09 21:01:45 | 音楽
京都には、都会のど真ん中にいるとは思
われない静かな場所がある。
下賀茂神社に通じる「糺の森」〈ただす
のもり)もその一つ。


京阪電鉄の出町柳を下車すると、親子
連れが賀茂川の河原で遊ぶ風景を見る。
続いて「糺の森」に入る。

緑豊かな森。広い下賀茂神社への道。
細くてかわいい小川。前作で紹介した
河合神社も糺の森の中にある。




自分の顔を描き奉納

2022-10-07 10:45:50 | ここも京都 
ここは京都の出町柳を流れる賀茂川
べり。自分の顔を描いた似顔絵を奉
納する河合神社だ。




みな自分の顔を美人に仕上げている。
当たり前や。「こんな美人になりた
い」という願望が含まれているから。
(2017年9月)