生きて来た証明 免許は手放すな

苦労して手に入れた免許をやすやすと返上するな。

自分を証明するものの代表格が免許証だ。免許証で
生きてきた歴史なのだ。

＜車の運転ができないと＞
交通機関のない地方で車の運転が出来ないのは気
の毒。

食料を買うために、車なら、5分、10分くらいで行
けるところを自転車や徒歩で行く。30分、あるい
は1時間かけて。特に独居老人にはきついよ。
地方都市も事情は似たようなもの。


ある農家のご婦人は６０を過ぎてから、自動車学校
に通い始めた。車は家に何台もあるのに、自分だけ
運転できないもどかしさを感じたから。

しかし、返上できるのは、地下鉄のある都会だけかも。




本当に免許証を返したくなったら、額に飾って掲げ
ておこう。決して返すな。

＜運転で自分を取り戻す＞

自動運転の世が来るまで多分もたない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つぎね。

免許証返上ちょっと待て

年寄りの相次ぐ交通重大事故に、「私も免許証を返上
せねば」と思っている方。返上ちょっと待て、です。

＜返上したほうが良い方＞
・認知症の人。
・運転する車に家族を乗せて、「おじいちゃん（おば
　あちゃん）の車には二度と乗らない」と言われた方。
・どっちがブレーキかな、と足元をもぞもぞする方。

　　重大事故を起こす予備軍。事故を起こしてからでは、
　　遅いので、さっさと返上しましょう。

＜年寄りの運転が危ぶまれる理由＞
・緊張感がない。あるいは途切れる。
　運転だけでなく日常でも確認不足で、失敗が多い方。

　　　　　　　　　　　（最近ひやっとしたことありませんか）