人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

御歳末おめでとうございます

2012-12-31 10:22:40 | お勧め
私の故郷、金沢市金石(かないわ)のお寺で
は、大晦日に「御歳末おめでとうございます」
と挨拶する風習があります。

今年一年、無事過ごして来たことへの感謝が
こめられています。そして、また来年も「よ
ろしくお願いします」と続くのです。

私は、良い風習だと思います。

日本では、四季によって区切る仕来たりが沢
山あります。その度気持ちも切り替えて行き
ます。

オーラスの大晦日は、例えば紅白を見て、年
越し蕎麦を食べて、有名寺院の除夜の鐘を聞
いて寝る、というパターンが多いのではない
ですか。

その前に、家族の顔を見ながら、一年「無事
に過ごせた」ことに感謝してはいかがですか。
病気を患った人仕事に失敗した人は、少なく
とも生きてこれたことに感謝しましょう。

私のように、一人暮らしはどうすればいいの
か、の声が飛んできそうですが、同じことで
す。

28日に新潟から孫たちが来ました。そして
今朝帰って行きました。

孫たちがいる間、我が家はお正月です。

孫たちは来年は受験の勉強で再来年の入試に
備える大事な1年となります。

勉強はなにも受験だけのものではありません。
一生涯自分を磨くためのものです。そのよう
な気構えが必要です。

ですが、少年期、青年期には、その度に関門
をくぐらなければ、先に進めない仕組みにな
っています。

来年78歳になる私も死ぬまでが勉強です。

まず、勉強できる境遇があることへの感謝を
忘れては行けないと思います。

それは生きてこれたことへの感謝であります。

これからのことは、明日申しましょう。

では、皆様良い年をお迎えください。


5拍子揃った野球選手とは

2012-12-26 22:55:52 | 神技
新聞記事の中で、小さな記事あるいは、コラム欄の中
に興味をそそる話がある。

朝日の夕刊で、向井万起男さんが書く連載もので、「大
リーグが大好き」という欄がある。

先ごろ亡くなった米国のジャズピアニスト、デイブ・
ブルーベックの大ヒット曲《テイク・ファイブ》から
書き始める。この曲が5拍子で出来ている。

小生は下手なフルートを吹くが、苦手なのが、リズムだ。
音楽の時間にしっかり勉強した覚えがないから、リズム
にてこずる。

シャンソンを習っている時、弱音から始まる「アウフタ
クト」がつかめず、うろついたものだ。

本題の5拍子については、大リーグでは「5拍子揃った
名選手」という表現があるそうだ。

日本では、投・攻・守3拍子といっている。

では、5拍子とは。
①コンスタントにヒットが打てる
②パワーがあって本塁打など長打をけっこう打てる
③走塁がうまい上にスピードがある
④守備がうまい
⑤送球が上手い
こんな欲ばった選手なんているのだろうか。
ウイリー・メイズしか出てこないと、向井先生(慶応大
医学部准教授)は書いている。

じゃあ、野球の神様のことらしい。

祇園に「うどん博物館」が出来た

2012-12-23 21:35:53 | 京都の名所
祇園といっても南座の近く、「一銭洋食」をご存じ?
その隣に「うどん博物館」がオープンした。
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ド派手な「一銭洋食」に比べ、地味な店構え。
横の細い廊下をくぐって店にいたる。
ところが、ここは高級料亭だったという建物。
入口にうどんの見本がずらり並ぶ。
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「耳うどん」(栃木)や「かすうどん」(大阪)、「水沢うどん」(群
馬)など45種類。さすが博物館だ。うち実際に選べるのは
26種であった。いろいろなうどんを楽しめる
よう器はこぶりである。

行列に並んで私が選んだのは「だんご汁」(大分)と「讃岐
うどん」。合わせて1070円。
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讃岐うどんの中には、卵の黄身が入っていた。「団子汁」は団子の
イメージと違って平べったい生八橋の形。
いずれも、だしがおいしかった。
元料亭らしく、あちこちに部屋があって、お運びさんが忙しい。
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帰りがけに係の人に「団子汁」はどこの県だっけ」と確かめた。
「え?」 答えはなかった。

無理もない、店?はオープンしたばかりだった。そして、種類が
多すぎる。

博物館は一般財団法人が運営している。

(「うどん博物館」は現在営業していません)




それならおれでもできる賞はパス

2012-12-18 23:06:24 | しっかりせい
今年の《それならおれでも出来る》団体賞に民主党を
考えていたのだが、余りの大敗ぶりにかける声もない。
だから、今年はなし。

《それならおれもできる賞》は、例えば一度もバット
を振らずに三振するプロ野球選手とか、国会で居眠り
で時間を稼ぐ議員、前例ばかり重要視する裁判官、登
場人物が何人も殺されたあとで謎解きをする迷探偵ら
に献上するバカバカしい賞。

働く気も無く、お金をもらったらぱちんこ屋に駆け込
む生活保護受給者は、冷やかしには値しないので、対
象からはずす。なにより笑いを誘うことはないので、
資格はなし。

それにしても今度の選挙で民主党は、「おれたちが
勝ったのではない、民主党が自分でこけた」と自民の
候補も同情するほどみじめな結果に終わった。

国民もきつい。
選挙ごとに落第とばかりに、叩きのめす。容赦なし。

当分なにをしてよいか分からないほどに打ちのめされた
団体に、《それならおれでも出来る賞》は差し上げられ
ない。



なんと単純な また自民かい

2012-12-14 15:16:51 | 不思議な話
14日の朝日新聞の世論調査によると、衆院選は自公で
300議席取るかも、民主はせいぜいで80議席。自公は
圧勝するであろう、と。

なんで、こうなるのや。

2005年の郵政選挙で自民圧勝、2009年政権交代で300
以上の議席を得た民主。シーソーみたい。

マスコミの選挙情勢調査は当たり外れが無くなった。
多分この通りの結果になるのか。

「う、ししっ」自公はほくそ笑み、民主は悔しさをにじ
ませながら戦っているのだろうか。


マスコミにきん印をつかまれているではないか。
調査通りになったら、マスコミのどや顔が見えてきそう。
悔しいと思わんか。

今度は、沢山の政党が乱立した。

原子力やtpp問題ごとにマスコミは表をつくって分か
りやすくしてるみたいやけど、あれ見てあなた分かる?
誰に票を入れるか判断できる?

どこが勝つにせよ、圧勝させたらあかんと思うよ。
選ぶ方がもっと抵抗したらどうや。




阿川佐和子さんの「聞く力」

2012-12-11 23:48:43 | 神技
70万人が泣いた!笑った!そして納得ーと帯広告にある。
題に引っ張られて70万プラスの中に入れてもらった。

パラパラ、ページを開くと、これは阿川流のつぶやきで
あることが分かった。

「聞く」ことには違いないが、テレビであり、雑誌の世
界であって、新聞記者出身の私流の取材方法ではなかっ
た。

現役のころの話。京都で宗教記者をしていた。京都には
主に仏教系の本山がいくつかある。多くは鎌倉時代に創
設されたものだが、記者の認識の程度も様々である。

なかでも、禅については分かったような分からないよう
な。ある日、各社うちそろってある禅僧を訪ねた。

ある記者が質問する。「結局、禅とはどういうものです
か」。この種の質問が最も厳しい。

聞かれたお坊さんはどう答えたらよいかつかめない。

記者が禅についてまるきり知らずに聞いているのか、少し
の知識があって聞いているのか、瞬時に判断しなければな
らない。

お坊さんは答えに困って、「禅とは無だね」と云った。
「無ってなんですか」

これは果てしない問答が続く。

他の記者たちはいらだつ。聞きたいことがはぐらされて
いるからだ。

かつて、ノーベル賞の湯川博士が記者を選んだという話は
納得できる。

比叡山のえらいお坊さんに聞いた話。ある記者が取材に来
た。記者はノートなしだった。

取材されていお坊さんは方は、記者がメモを取らないので、
雑談かなと思っていた。

ところが、新聞を見て驚いた。
お坊さんがしゃべったことは何の狂いもなく、紙面に出て
いた。


来年の年賀状出来あがりました

2012-12-07 22:54:46 | 京都の名所
例によって写真の寄せ集めです。
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今年一年で撮りためた中から、選んだのは、祇園祭、送り火、
植物園の薔薇、時代祭から美人、東福寺の庭、京都の棚田、
リンゴの形に刈り取られた紅葉樹、私が出演したコンサート、
新潟県十日町の「美人林」でした。


賀状の表面には、写真説明をつけています。

長持ちするガット いつが換え時か

2012-12-01 23:02:07 | ソフトテニス
最近テニスで、ボールの勢いが無くなった。これも
年のせいか思ったが、長くガットを張り替えていな
かったことに気付いた。

いや、待てよ。見た目、ガットはまだ使える状態だ。
果たしてガットはどのくらい持つものか。使用期限
はどのくらいだろうか。食品でいうところの賞味期限
だ。

これは機関誌FSTに使えるぞ。

それで、いつもガットを張り替えてもらっているテニ
スボーイのSさんに最近のガット事情を聞いた。
そして、いつごろがガットの換えときか尋ねた。

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Sさんは、国道24号沿いに店を構えて27年という。
主にガット張りが仕事。ラケット・ガットの専門家だ。
自身、軟式テニスから硬式にテニスに移行したが、い
まもコートに立つ現役である。

昔、我々のテニスは鯨筋のガットを使っていた。ラケ
ットはカワサキ、フタバの時代だ。

2人の思い出が一致したところでは、その当時のラケ
ットはもちろん木製で、力の強い腕力のある選手が主
流であった。

力の強いものが早くて威力がある球を打てた。

その後、後発のヨネックスやミズノ、ダンロップなどがラ
ケットの分野を席捲し、カワサキは姿を消す。

同時にガットの材質もカーボンに時代になる。

ラケットは硬式、軟式ともに改良を重ねて、テニスの内
容を換えるくらい進歩し、今日に至る。

ラケットはどんどん軽くなり、硬式でもなんと230Gクラス
があるという。女性も楽々使いこなせるので、人気のテニ
ス教室時代へとつながっている。

ちなみに私のラケットは260Gで、これが普通の部類に
入るそうだ。


ガットもラケットの進歩と歩調を合わせるように、弾力の
ある、いつまでも使えるものに成長した。

昔、使っていた鯨筋のガットは雨に弱かった。雨の日に
鯨筋を使おうものなら、すぐだめになった。


さて、テーマの「ガットはどのくらいもつか」。

Sさんが云うには、ガットは張り替えた時が一番状態がよい。
”ならし運転”は不必要、という。
さらには、私ら年寄り、おっとシニアや女性が使う分には
滅多に切れることはないので、使おうと思えば、いつまでも
ということらしい。

ただし、使えるだけで、ガットも次第にへたって来る。そう
なると弾力性が失われる。それが賞味期限だ。

より強力な球を打ちたければ、2,3か月ごとに張り替える。
せめて半年経ったら張り替えることをお勧めする、とSさん
は云っていた。