人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

親しい友人、Yさんも肺がんに

2012-10-28 01:26:21 | がん治療
新聞社で同僚であったYさんとは、東京転勤で一緒になった
仲でもあった。長い付き合いである。
そのYさんが肺がんであると、これも元同僚のSさんが知ら
せてくれた。2人は神戸に住んでいる。

この年になると、こういった悲しいニュースが舞い込んでく
る。

Yさんはかつて、前のがんで入院した私を見舞いに来てくれ
たことがあった。痩せてしまった私を見て涙が止まらなかっ
たことを初めて私に云った。

もう20年も前だったら、がんと云えば死ぬケースが多かった
ように思う。

抗がん剤でSさんは今、髪の毛が抜け落ちた。痩せてしまった
私と違って太って丸くなったと電話で報告した。
想像するだけで、今度は私が驚く番であった。


痩せても太っても、治ればいいのである。しかし、克明に病
状を知らせるYさん。自宅で放射線治療と抗がん剤治療をし
ているという。
楽観を許さない状態と私はみた。

こんな時、私はなにをすればいいのだろう。

がんばってと、とりあえず月並みな言葉しか出てこなかった。





秋の空と薔薇が似合います

2012-10-24 18:16:36 | お勧め
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植物園の薔薇です。今展示しています。
レッドもいいですが、イエローはいかが。
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写真を大きくして集中して見てください。
なにか、見えてきませんか。

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実りの秋が来ています。
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いつの時代も女性は美しく、そして強いー時代祭から

2012-10-22 19:17:23 | 京都の名所
快晴の22日、都大路を時代、時代の装いをした歴史の
人物が練り歩いた。

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早く来ないかなあ。
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きれい!
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さすが、京美人。
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凛として。
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右の人は付き添い。お母さん?
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時代祭の主役は、威風堂々の侍でもなければ、裃姿でもありません。
女性です。歩く女性が皆きれい。
武者姿の女はさらに美しく、強く感じます。

男衆省きました。

団地いっぱいに、清水焼の郷(さと)まつり

2012-10-21 19:45:05 | 京都の名所
山科の一角に、清水焼の工房や店が集まる焼き物の
団地があります。10月19日から21日まで、陶器市やコ
ンサート、食べ物の店などが並ぶ《まつり》がありまし
た。ここは、京都の人が主に来ると思っていたら、京都
駅の臨時バス停は観光客が並んでいました。
知ってるなあ。
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焼き物団地は東山を背後に個性のある建物が並んでい
ます。団地の家と道に店を並べるのが「まつり」です。
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子供も陶器作りに挑戦。
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道路の舞台ではミニコンサートや吹奏楽の演奏も。
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訳ありの売り物もあって、見る人は楽しみな陶器市でした。


京都人の京都観光

2012-10-20 19:08:02 | 京都の名所
京都の秋の観光は始まっています。京都駅を訪ねれば、多くの
人たちを見ることができます。

では、京都人は京都観光はしないの?

します。

では、駅に行ってみましょう。
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私は昔の京都駅を知っています。その駅は消失しました。
その時、北野白梅町に住んでいました。市内でも、ずいぶん
北に位置しますが、駅の火事は見えました。その後に建てら
れた駅舎はサービスの悪かった国鉄時代のもので、印象は
薄いです。母が京都へ遊びに来た時、迎えに行った改札口
が沢山あって母の姿が分からず、うろうろしました。携帯電話
というものがなかった時代ですので、人と待ち合わせをする場
合、よほど目立つ場所を選ばなければならなかったのです。

今の京都駅は「ステーション」のイメージからかけ離れた作り
になっています。おやじが生き返ったなら、まず驚くことの一つ
間違いなし。

なかでも、正面玄関のたたずまいは古都のイメージからかけ
はなれています。
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今日は土曜日ですから、サラリーマンの姿は見られません。
多くが観光客です。
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玄関口をでると、まず飛びこむ風景がローソク型の京都タワー。
ローソク型はと駅の斬新さとともに京都人の度肝を抜いたもので
す。でも、”新しもの好き”の京都人には抵抗感はありませんでし
た。京都の人が新幹線で帰る途中の鴨川付近で、京都タワーを
見るとホッとすると云います。
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駅を出るとすぐに広い総合案内所があります。
毎日、多くの人がまず訪れるのが、ここ。

掲示の案内はなんでしょうね。京都で婚活する人がいるのでしょうか。
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バス乗り場は便利に出来ています。金閣寺、二条城、嵐山行きたい
ところはどこですか。

さて、私は「清水焼の郷(さと)まつり」に行って来ます。
まつりは10月19~21日開かれています。期間中京都駅から臨時バス
が運行されています。

「あの時、確認しておけば…」

2012-10-13 22:53:05 | こわいぞー
えらいエラーを読売新聞がしてしまった。iPS細胞に関する
報道は誤報でしたと、読売新聞社は紙面で頭を下げた。

治療をしたというM氏には、治療の事実なく共同執筆者と
される学者たちは「何故、私の名が」と関係を打ち消した、
とある。

これほどの注目を集めた全国紙による誤報は久しくなかった。

新聞社の使命は間違った記事を出さないこと。
それがその新聞の信用につながる。

だから、一つの記事を巡って、新聞社に多くの頭と目で確認
作業をする。間違い探しは、取材とそれと同等以上の仕事であ
る。

朝日新聞も過去に歴史に残る大誤報をだしている。
人のことは笑えない。

 ぐっと話は小さくなるが、この年寄りも毎日なにか失敗をや
 らかしている。スーパーへ行くのに財布を忘れた。ガスの元栓
 締めたかな。なにもなければ、気持ちが落ち着かない程度で
 済むが、自分のミスでなにか事故が起こったら、すみませんだ
 けは済まない。


失敗の原因はすべて《確認不足》にある。
新聞社では、あの時他の専門家の意見を聞いとけば、関係者にしっ
かりと確認しておけば…。

悔んでも悔やんでも、いまごろ新聞社は反省の渦だろう。
しかし、出た紙面は引っ込めない。

こわいねえ。

信楽のタヌキは健在だった

2012-10-12 19:44:07 | 行ってみて
信楽焼の狸に、しばらくぶりで会いに行った。

実をいうと、宇治田原のコスモスを取りに行ったのだが、
まだ盛りではなかった。で、信楽まで足を伸ばした。

信楽に行ったのは、随分昔であった。
タヌキがいたるところにいたのは変わらないが、「陶芸
の森」を中心に信楽は大発展していた。

タヌキは相変わらず、愛嬌を振りまく。
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今風のタヌキも登場。
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お腹から光を発します。
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タヌキの座を狙うのはフクロウ。
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ネコやウサギ、亀も人気を集めます。
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タヌキというと、国会の議員さんと比較したくなります。
「国会をさぼるのもいい加減にしいや」
タヌキがつぶやくか。見物が勝手に思うことか。



食道からがんの気配が消えた!

2012-10-09 20:15:59 | がん治療
2012年・10月・9日は記念すべき日になった。
半年ごとに受けていた食道の内視鏡による検査で
かすかな異常も見つからなかった。

2年前、内視鏡による手術で、胃と食道のがんを除去
した。うち、胃は「がん細胞が外に漏れている可能
性がある」という検査結果から、全摘手術となった。

残った食道は定期的に検査し、その度に、がんが潜
んでいそうな部分の組織を摘出して詳しく検査して
いた。

今回、あやしい部分は素人が見てもなかった。きれ
いなピンク色の食道が見られた。復活した! と思
った。

m医師は「内視鏡が滑るように入って行きました」
という。

そういえば、内視鏡を入れる前に飲む洗浄液のまず
いこと。のどにかけらる麻酔液のにがいこと。

問題があったときは、あまり気にならなかったが、
今日は神経に触った。これも、治ったせいなのか。

m先生は「ほかにできれば別のがんです」という。

それじゃあ、完治ではないのか。
と云おうとしたが、愚門のような気がした。

その夜、ご馳走をいっぱい並べて祝杯を上げた。
もちろん、一人でだ。新潟の娘宅でもお祝いをして
くれるそうだ。

「山中先生、ノーベル賞、おめでとうございます」

連休、水郷の近江八幡で・・・

2012-10-07 22:19:53 | 行ってみて
気持ちのいい秋晴れ。
さあ、今日こそ水郷の滋賀県・近江八幡へ。

お昼に家を出て、国道8号で、湖西側から琵琶湖
大橋を渡って、守山方面へ抜ける。大橋からすぐに
湖岸沿いに近江八幡へ向かう。
ここまではよかった。
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(守山側から見た琵琶湖大橋)
近江八幡の長命寺には長い石の階段があった。体力を
考え、寺はパス。
付近を見ると住宅地に石垣がある。コスモスも
咲いていた。古い街並みの一部。これは収穫。
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250ミリの望遠を付けていたので、そのまま撮る。
奥行きのある構図はいいが、奥の湖がぼやけ過ぎた。

ここから、市内へ入ろうとしたら、すごい車の列に
巻き込まれた。

水郷を巡る舟に乗るつもりだったが、舟どころか、
水郷にもたどり付けなかった。

今日は連休、しかも行楽シーズン。
や、しまった。気付くのが遅い。

uターンして帰るのも、癪だから名神高速道をぐるり回ろう、
とまずセブンイレブンでトイレを借りた。これは正解だった。

ところが名神へ向かう一般道にどんどん車が渋滞、高速
道に乗れない。道の看板を見て納得。「アウトレット」!!


音に聞こえた竜王の「アウトレット」に向かう車の列に入っ
たのだ。

名神に入ってから、3車線なのに、ぎっしり渋滞していた。
ラジオのニュースで「車数台巻き込む事故」があったとのこと。
不運は重なるもの。
こうなったら、ばたばたしても始まらないと覚悟を決めた。

良く聞く話だが、京都へ入ったはいいが、停めるところが
見つからなくて、そのまま帰ってしまった、と。

それは残念でしたね。
いま、京都市内は駐車場だらけ。
町家が年間800軒以上がつぶされ、その後に出来るのが
1時間なんぼの駐車場が姿を現す。

この問題は日を改めて、見つめたい。

とにかく、今日一日は近江八幡市巡るドライブを楽しんだ。
そう思えば腹もたたない。

胃はなくても、腹は減る

2012-10-04 22:01:45 | お勧め
(ある社内報へ出稿)

20年前、生涯スポーツを目標に立ち上げた
ソフトテニスクラブは今も50人の仲間がい
ます。クラブ主催の大会には、100人を超える
人たちが集まります。71歳から始めたフル
ートは、生きがいの一つとなっています。3
年目で京都コンサートホールの舞台に立ちま
した(数少ない自慢)。

2年前、なんと食道と胃のダブルがんに侵さ
れました。内視鏡による手術で生き残り、が
ん細胞はいまのところありません。しかし、
胃は失いました。

胃はなくても腹は減る。なんでも食べていま
す。先の胃がんは20年前、前立腺の切除、
役立たなくなった臓器は次々取り去っても、
さながらみみずのように生きています。

がんよりこわいのは認知症です。ボケは自分
を見失いますから。身体は運動をしないと弱
ります。頭は使わないとだめになります。そ
れで、ブログを打っています。

京都には伝統の祭りや美しい自然、さらには
寺や神社があります。写真を撮り、取材をし
ます。旅行は目的を持って下準備をすると、
結構頭を使います。

去年は足を延ばして八日市で大凧を、新潟の
長岡で花火を撮りました。「生きていること
は素晴らしい」がブログの柱です。

テニス仲間の二人がプレー中に心筋梗塞や脳
梗塞で倒れました。幸い、手当が早かったの
で、命は助かりましたが、根本的な身体のケ
アを怠っていたようです。テニスで身体を鍛
えていてでもです。

「今日もありがとうございました」とみみず
は寝るときに合掌します。がんから逃れる度、
医療機関ばかりでなく、多くの人に助けられ
ました。全て不思議な運と縁に支えられてい
ます。感謝の気持ちを失うと運は逃げて行く
でしようね。説教じみたことを言いましたが、
だって私は真宗のお寺に縁がありますもの。