アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

横手焼きそば

2011-08-19 07:24:05 | 日記

昨今流行りのB級グルメ、横手まで来たからには、一度食べてみたいと思っていた「横手焼きそば」。事前にお店を調べて、空腹を満たそうと、さっそうと尋ねたが、そこは、昭和時代そのもの、全く変わっていない田舎食堂であった。女将さんは、大変愛想が良く、多分この土地柄何だと思うが、明らかによそ者の僕等に気遣ってくれて恐縮した。焼きそば自体は、好みから少し外れてしまったが、この女将さんの印象が最後まで残った。

写真は、横手焼きそばダブル 800円也~少しお高い印象か・・


EF65PFの希少性

2011-08-17 20:10:22 | 鉄道写真(EC)

今日も盆休みで平日ということから、貨物列車を狙いにフラッと武蔵野線へ出向いてきた。

さて初めての駅撮り。まあこの時期、そこそこの光線状態で撮影できそう。しかし、ちゃんと貨物列車は運転されているのだろうか。そんな気持ちでやきもきしていると、お一人同業の方がいらした。フランクな方で、色々お話をさせて頂き、また最近の撮影ターゲットなどもご教授頂いた。

EF65PFは、今や新鶴見に集中配置され、一番の旬だと伺った。なるほど、言われていることは、よくわかるのだが、なかなか行動にうつせないかも・・確かに、今ではEF210が台頭し、EF65PFは、ここへきてかなり減少傾向だときく。EF15やEF58を追いやった、この65PFがと、どこか身体で反応してしまうのも事実なのであるが、しっかり現実を見据えて撮影していかないと後悔することになるのか、な?

どうもやりきれない思いが残った撮影行きであった。


つなげよう日本!

2011-08-15 08:44:53 | 鉄道写真(EC)

お盆休み期間中、カシオペアに連日専用カマが運用されている。509号機と510号機のことだが、これを本来の姿と呼ぶのだろう。客車とのマッチングもベストだし、どこか機関車も誇らしげに見える。

今日は、連日運用されている銀カマを狙いに行ってきた。夕日に輝く車体をアップで流し撮り・・

「つなげよう日本!」  

大きく重い言葉が飛び込んできた。


迂回運転の「あけぼの」

2011-08-13 17:44:05 | 鉄道写真(EC)

新潟県を襲った大雨により、上越線が寸断され、しばらく運休が続いていた、ブルトレ「あけぼの」。このお盆の時期になり、なんとか輸送力を確保すべく、3日間の限定ではあったが、東北線~北上線~奥羽線経由で運転された。

理由が理由だけに、ヘッドマークまでは期待できなかったが、やはり非電化区間の北上線を縦断するとなれば、黙っていられなくなる。当然東北線内は、EF510の牽引となるだろうから、これもこれで貴重ではあろうが、今回は、北上線内のDE10の重連に的を絞って出撃してきた。

前日におおよそのロケハンをして、3年ぶりの北上線をチェック。真夏ということもあり、やはり懸念していた草木が伸び放題となり、ポイントも限られている。しかし、錦秋湖付近は、相変わらず雄大な景色で、スケールの大きな写真を期待できそう。一通りチェックしてから、およそのプランを練ってみた。

さて、翌日4時、まだ夜明け前の横手市を出発する。結果として、やはり有名な「ほっとゆだ」付近の橋梁からスタートとした。撮りおえるまで、そんなつもりなどなかったが、自動車で簡単に「今撮影した「あけぼの」を追い越してしまい、その結果4回ほど、撮影できることができた。同業者の方々も、中々多く皆さん熱心であることに感嘆した。

写真は、ほっとゆだ進入のカーブした鉄橋を行くDE10重連「あけぼの」。汽笛を鳴らし誇らしげに迫ってきた。

 


「森の歌」~スヴェトラーノフ最高の演奏

2011-08-11 08:44:08 | 音楽/芸術

この盆休みを利用して、少しずつ買いためたDVDを聴いている。特に、このDVDは、思い出深い。78年まで遡るが、おそらくこの曲でこれほどの演奏は、世界中どこ探してもまず今まで実現していないだろう。それほど、素晴らしく感動的な演奏会であった。もちろん実演に接しているからそう言えるのだが、今再びこうして聴いてみると、改めて現代とは確実に違う演奏が理解できる。当時は、この曲まだ聴いたことも無く、ただこのスヴェトラーノフとソビエト国立管を聴きたくてホールに向かった。前半が、チャイコフスキーの悲愴、そして後半にこの大曲が置かれていたが、さてどんな楽曲なのか期待して望んだことを思い出す。マーラーでも演奏できそうな、ドデかいオーケストラに、大編成の合唱隊、それに少年少女合唱隊まで編成されている。しかも、別舞台の金管楽器郡が左右に置かれている。演奏が始まると、アッと言う間に吸い込まれてしまい、この45分が一瞬に感じられた。特に、「栄光」と銘打った終曲は、その圧倒的なパワーで、曲の心臓部をえぐったような演奏で、NHKホールの座席に身体がめり込みそうになった。こんな音量と充実した音色、そしてもっというなら音の密度とでもいうのか、今まで聴いたことがない。しかし悲しいかな、このDVDでは、あの時の充実感は、やはり半分も伝わらなかった。確かに、この演奏に間違いないのだが・・

音楽はやはり画像、マイクでは、全て言い表せないということだろう。胸にしまって置いた思い出が蘇えったことだけで満足するべきか。