ようやく秋らしい気候に変わり、過ごしやすい日が続いている。これからは、周期的に天気が変わり、一雨ごとに秋が深まって紅葉の便りも頻繁に届くようになるのだろう。楽しみだ。
晴れれば清々しく、まさに行楽のシーズンで、昔はこの時期臨時列車も多数運転され、撮影にも忙しく動いていたことが懐かしい。連休を中心とした多客臨のほか、団体客を乗せたいわゆる団臨も多く、撮影には事欠かなかった。あの頃のお座敷列車や、欧風列車は今はもう望めない。機関車で牽引した客車が皆無となり、もっと運用効率の良い気動車、それも環境に配慮したハイブリッド車の短編成が今の流行だそうだ。長く同じことをやってると、時代の変化がこんなところでも感じてしまうのだ。
写真は、特急電車をそのまま使用した団体列車。ミステリー号だが愛称名のところが「くちびる」の形になり、ファインダーから見た時には度肝を抜かれた思い出が。同時に横を九州からのブルトレが通過していくシーンだが、今となっては夢のまた夢となってしまった。
1986-01 東海道本線:藤沢付近にて
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