アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

失われた記憶の中から~京都鉄博にて

2020-01-28 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

現役時代には、あり得ないくらい綺麗になったEF58とご対面。150号機とは、まさに宮原生え抜きのカマだろうか。このブルーのゴハチを前にすると、不思議と忘れかけていたシーンが目に浮かんでくる。ある意味、61号機よりもゴハチらしいEF58と言えるかもしれない。北のゴハチには無い美しさを放ち、スマートで華麗に走行する姿に魅了された当時の数々のシーンを思い出す。国鉄末期には茶色一色になったが、やはりこの色の方がしっくり来る。隣りに鎮座しているのは、トワイライト色を纏ったEF81だったから、ちょっと時系列を考えると妙なことになるが、このトワ色のパーイチも、今やJR西を代表する機関車の一台なのだから、細かい事には目をつむるべき。素直に楽しむべきなのだ。

今にも動き出しそうなカマを見て多々妄想が膨らむ。風光明媚な瀬戸内を往くブルーのゴハチが見てみたくなった。

2020-01 京都鉄道博物館にて