アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

Mt.富士とブルートレイン~EF65PF

2020-01-09 08:00:00 | 国鉄時代(カラー)

冬型の気圧配置が強まると、関東平野は広く晴天に恵まれる。今朝もすっきりとした青空が気持ちよく、遠く富士山を拝むことが出来た。鉄道写真を長年撮影していると、富士山と鉄道を絡める撮影は、カテゴリーの一つに数えられ、一度は撮影したいものだ。アントンKも、かつてはよく富士山との絡みの撮影に出向いた。それはまだ、EF58が現役時代の頃の話で、当然ながら九州寝台列車も健在だった。富士山を写し込む撮影地は、昔からいくつか思い当たるが、何といっても代表される撮影地は竹倉(三島-函南)だろう。現在では、地形が変わり道路も増えたようで、思うように撮影ができないのが残念。長距離列車やゴハチが無くとも、昔のように撮影を楽しめたなら、と今でも思ってしまうのだ。

ここでは、何度行ったか判らない「竹倉」で撮影したブルートレイン「みずほ」を掲載しておく。九州ブルトレの中では、ヘッドマークのデザインからか、ファンには比較的人気が無かった列車で、早い時期に廃止されてしまった思いが残っている。富士山は、気温の上昇とともに、雲が湧く可能性が高くなり、全容が見られなくなってしまうことが多い。つまり雲一つない晴天でも、時間とともに富士山付近には雲が湧いてくるため、お昼間になればなるほど撮影には不利になる。掲載した「みずほ」も、ここを通過する時間は上りブルトレの中では遅いグループで、綺麗な富士山と絡めるのは難しかった思い出がある。写真は、雲はかろうじて掛かっていないようだが、何せ雪が少なく見栄えが悪くため、ボツ写真となったカットだった。

今年は、昔を思い出し、富士山バックにチャレンジしたくなっている。

1984-01-28 6ㇾ EF651118     みずほ   東海道本線:三島-函南