前出の京王帝都1800形のリクエストが意外にも多かったので、今回もその続きで別の角度のものを掲載。
晩年、このTc1258編成は平日朝のラッシュ時にしか運転されず、それも毎日走らないことが多かった。ラッシュ時対応だから、吉祥寺までは行かずに、渋谷~富士見が丘往復をこなす運用だ。現在の井の頭線とは違い、非貫通編成でも、朝のラッシュ時に借り出されていた当時の時代背景がどこか懐かしい。張り上げ屋根の車輛はデハ1804。そして向かい合わせはクハ1259となる。クハ1258と対になるこの1259。前照灯がシールドビームではなく原形を留めている。そこが撮りたくて流し撮りをしている。この撮影ポイントも今はどうなっているのだろう。住宅が密集してこんなに引きがとれないだろうか。ペンタ67にて撮影。
1979-12-08 京王帝都電鉄/井の頭線:浜田山-高井戸