毎年10月の北海道遠征。電車のイベントまで手を出したので、ちょっといつもとは行程が異なった。朝一の夜行列車の撮影は変わらないが、その後の行動予定を今回大きく変えてみた。その道中に山線のSLニセコが撮影できそうだったので、お手軽218キロにて待ってみた。
C62がいた1990年代は、早朝から鉄チャンで溢れていたこの場所も、今では余裕で撮影ポイントを決められる。機関車の人気の差なのか、移り行く時代の差なのか。今では圧倒的に夜行列車を狙う鉄チャンの方が多く感じた次第。
定時よりやや遅れ気味で姿を現したが、ここは左から立ち上がって目の前までの長いストレート。超望遠レンズでドカンと狙えば結構迫力が出そうなポイント。しかし肝心のカマの方がやる気がないらしく、遠慮がちに煙を上げてきたため、こちらも急遽短い構図で、柔らかく振ってシャッターを切ってみた。峠付近は、もう秋色満載であったが、帰京後、来年の秋にはもう走っていないと聞かされてトーンダウン・・もう少し真面目に撮るべきだったと振り返っている。
*********************************
2014(H26)-10-05 9220レ SLニセコ C11207 JR北海道/函館本線:然別-銀山