アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

交流電車711系の終焉

2014-10-05 20:00:00 | 鉄道写真(EC)

3両編成の団体電車をわざわざ東京から撮影に行く価値があるのか?

まずは、このことが引っかかり最後の最後まで遠征を迷った。色々心の中では、理由を付けては行く行かないを繰り返し、最終的には、天気がまずまずなようなので、予定通りに渡道してきた。迷って行っても、ロクなものは残せないことは経験からわかっているつもり。だからこそ迷う訳だが、やはり最初に決めたことを優先した方が良い方に事が運ぶ気がしてならない。熟慮→決断→実行!どんな場面でも、このことは大切なことなのだ。

でもって、何回か撮影した中から、当日の気持ちが表れているものを掲載してみたい。遠征最後のショットとすべく、気合いを入れて待ち構えていたところ、夕日の影が長く伸びだし、思うポイントで撮影できない。もう少し前に出れば、影も避けられた(はずな)のに、同業者のてまえ、それもできず悶々として数分が過ぎた。が、このままでは終われないと奮起して、カメラを標準レンズに付け替えて、強引に引っ張った写真だ。この手の写真は、カメラをほぼ縦に振り、ピントも面では合わず、線でも難しく、点になることが多いので、失敗するリスクは高い。当然今回の場合、711系の全面に装着されたささやかなHMが狙い目となるが、ここを射止めるのは、その時の気持ちが非常に左右すると思っている。画面に飛び込んできた赤電は、そんなことも知らず快調に走り去って行った。

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2014(H26)-10-05      9214M  711系プレさよならツアー      JR北海道/千歳線:植苗-沼ノ端