みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

今年のウマシカニュース

2015-04-01 09:00:00 | Everyday is special
一年間お待たせしました。
またまたバテカンからの速報です。

ユスト高山右近の列福が決まり、その公式ソングとして「サラマッポ・ありがとう」が選ばれ、みちあき神父が公式伴奏ギタリストに任命されました。
「サラマッポ・ありがとう」は、フィリピンと日本との架け橋をつくろうとした故西本至神父(みちあき神父の叔父)の思いを歌にしたもので、マニラの西本神父オフィスの山本雅子さん(愛称マコちゃん)が作詞作曲しました。
それが、このYouTubeにある歌で、伴奏をみちあき神父が演奏しています。



これは、2012年1月にマニラの西本神父オフィスで録音されました。(チューニングが少しずれているかもしれませんが。)
この歌を、マニラ大司教のアントニオ(愛称チト)・タグレ枢機卿が聴いて感激し、今年2月、高山右近帰天400周年記念行事で来日された時に推薦したとのことです。

では、みちあき神父の談話です。

「えっ、サラマッポ・ありがとうの歌が公式ソングになったのですか?
それはよかったです。
はっ?ぼくが公式伴奏ギタリストですかぁ?
あの歌を録った時は、ギターも弦も古いしチューニングもできないし、エアコンの音はうるさいしで最悪のコンディションだったんだけどねぇ。
チト枢機卿さまには毎年のようにウマシカニュースでお世話になっています。
昨年の写真展ミニコンサートでギターも新調したし、これから練習してがんばりまーす。」

ちなみに、チト枢機卿はみちあき神父のマニラでの神学校時代の恩師で、先日チト枢機卿が東京カテドラルでミサを主司式された時に再会を祝うことができました。

また、教育里親のグループのサラマッポ会は、残念ながら今年で閉じられることになりました。
が、その精神は、フィリピンでしっかりと受け継がれています。(これについてはまた後日。)


というわけでして、今年の4月のウマシカニュース=4月の馬鹿(ばか)ニュース=エイプリルフールのウソニュースでした。
高山右近の列福は、実際にはまだ決まっていません。そろそろ発表があるのでは、とある司教さまから聞いておりますが。
善良な読者の皆さん、どうか笑っておゆるしくださいますように。

というわけでして、今年2月にチト枢機卿さまと再会を喜んだ時の写真を、本邦初公開で掲載します。



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