みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

梨の花

2008-05-01 08:30:00 | Everyday is special
労働者聖ヨセフの日、おめでとうございます。

茨城県の、いまは「かすみがうら市」になった旧千代田町と、石岡市に合併された旧八郷町には、梨や柿などの果樹園が多くあり、4月の中頃は、ちょうど梨の花が満開になっていました。

車で通りがかりのある果樹園で、人工授粉の作業をされていたおじさんに許可をもらって写真を撮らせていただきました。

梨の花は、意外に大きく、ソメイヨシノの花にくらべると二まわりほど大きいです。

ぶどう棚のように枝が平面上にくくり付けられているのですが、これは台風の被害をおさえるためのものだそうです。

作業中だったおじさんは手を休めて、とても親切に教えてくださいました。

ちょうど日が傾いて、筑波山のかげに隠れようとしていたとき、白くうつくしい花が、少し夕焼け色に染まりました。

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2 コメント

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梨の花といえば。 (MIKI)
2008-05-01 13:27:31
楊貴妃ですね。
楊貴妃が亡くなった後も熱烈に楊貴妃を恋焦がれていた皇帝が、楊貴妃の霊に会い、彼女の美しさを梨の花に喩えた、と聞いたことがあります。

調べてみました。

原文は「梨花一枝春帯雨」だそうです。

この文に負けないくらいきれいな写真ですね。
(ちょっとほめすぎ?)

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MIKIさんへ (みちあき)
2008-05-03 12:08:39
写真をほめてくださって、ありがとうございます。(いくらほめられても、うれしいです。)
白居易の詩だそうですね。
楊貴妃のうつくしさは、どれくらいだったのかと想像してしまいます。
「百果の王」とも呼ばれる梨も楽しみです。
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