みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

新垣壬敏先生

2006-03-24 13:26:49 | Everyday is special
明日25日と翌26日は、取手教会の四旬節黙想会として、カトリックの作曲家、新垣壬敏(つぐとし)先生をお迎えします。

新垣先生は、「ごらんよ空の鳥」や「マラナタ」、「キリストはぶどうの木」をはじめ、『典礼聖歌集』や新しい『カトリック典礼聖歌集』の中の数々の聖歌の作曲をされています(いずれもA.T.と書かれた曲)。
白百合女子大学教授で、長年、東京カトリック神学院でも神学生の典礼指導にあたっておられます。
ぼくも、1989年から2年間、その神学院在学中、先生にはたいへんお世話になりました。

毎年、司祭叙階を記念して、聖歌を発表されておられてますが、ぼくの叙階式のときにも「イエズス・マリアわがよろこび」を作曲してくださり、今でも歌っていますが、とても感激したのを昨日のように覚えております。(今年の新曲は「恐れることはない」です。)

イエズス・マリアの聖心会ともかかわりが深く、「指なき合掌」という福者ダミアン神父の歌も作曲くださり、『カトリック典礼聖歌集』に入っています。

そんな新垣先生が、明日取手に来てくださことは、本当にうれしいことです。

25日(土)は午後3時から5時頃まで、聖歌と時間があれば朗読の指導をしてくださる予定です(とくに聖週間の聖歌の練習が主になると思います)。
26日(日)はミサ後、午前11時から、先生の典礼音楽についての講話があります。

取手所属の信徒でなくても参加できますので、どうぞ奮ってご参加ください。


写真は、少し前にいただいたクリスマス・ローズ。名前はクリスマスですが、花期は1~4月頃とか。花は下向きに咲いて、色合いも落ち着いていますし、とても控えめな印象ですが、つぼみもまだあり、元気に咲いています。

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2 コメント

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講話聴きたかったです... (SEKIYAMA@Colorado)
2006-03-25 02:30:48
あー、新垣先生の講話聴きたかったです。もし日本に居たら万難を排して参加したのになあ。僕は先生の作曲した「マラナタ」が大好きです。心が疲れたときにこのメロディを聴くと癒されます。



今はもう小学3年生になった娘が土浦聖母幼稚園に通っていた頃、「ごらんよ空の鳥」を何かのイベントで歌った時にも感動した覚えがあります。



ところでクリスマスローズですが、神父様が育てているのは多分、品種改良が進んだ日本向けのタイプで、もっと原種に近い「ニガー」という品種はヨーロッパの気候風土で育てると12月中旬に花が咲き始めます。そのため「ニガー」の別名が「クリスマスローズ」となったのですが、日本では「ニガー」以外の近縁品種も全て「クリスマスローズ」と名付けて売られています。



ニガーは夏の高温多湿にとてーも弱いので日本では大変育てにくいですが、真っ白の可憐な花を咲かせて綺麗です(つくばでも12月中に咲き始めます)。僕は1鉢育てていたのですが、今は知人に預けてあります。帰国したらぜひ見て頂きたいです。
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SEKIYAMAさんへ (みちあき)
2006-03-25 08:46:12
新垣先生の講話、聴けなくて本当に残念です。

ただ、先生の著作があるので、先生のお考えに触れることができます。



『賛美、それは沈黙のあふれ』(教文館、2001年)

『言葉と音楽』(教文館、2005年)



本もいいのですが、やっぱりじっさいの指導をしていただくと、その雰囲気がすごくいいんですよねー。

とにかくほめ上手で、優しく指導くださいます。

そして歌がうまくなる気にさせてくださいます。



なるほど、クリスマス・ローズの原種は12月に咲き始めるのですね。

改良されたものの中には、別名レンテン・ローズとも言うものがあるとか、検索して調べたら出てきました(「レンテン」とはLenten=「四旬節の」という意味・・・ご存知でしょうが、皆さんのために)。

ぜひ真っ白なニガーを見てみたいです。
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