みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

サラマッポ会のこと

2007-06-12 21:07:00 | Everyday is special
先日の10日の日曜日は、キリストの聖体の祭日。取手教会でも、初聖体を8人の子どもたちが受けました。
みんな、きれいな衣装を着て、本当に皆天使のように見えました。

おめでとうございました。

さて、その日の説教でちょっと紹介させていただいた活動に、サラマッポ会(フィリピン・日本国際教育里親運動の会)があります。

この会の詳細については、上記のHPを見てくださればと思いますが、じつは、ぼく自身、洗礼を受ける前から神学校に入るまでの数年間、少しだけお手伝いさせていただいたことがあります。

それというのも、この会のフィリピンサイドでのお手伝いをさせていただいているのがぼくの叔父の西本至神父のオフィスでして、サラマッポ会の世話人代表の矢吹貞人助祭(さいたま教区)は、ぼくの洗礼と堅信の代父であったりするものですから、必然といえばそうなのかもしれません。

東京の事務局はカトリック高輪教会内、ということですが、司祭になって一度行ってからはずっとご無沙汰しているなあ。

先月、フィリピンで叔父のオフィスを訪ねたとき、もう20年以上になるその活動の話が出て、急に懐かしくなった次第です。

この会の始まりは、1980年に、フィリピンで活動していたシスター上田を訪問した当時の高輪教会の3人の女子大生の体験がもとになっています。(サラマッポ会のHPの「サラマッポ会について」からの中の、「サラマッポ会の始まり」をクリックするとご覧になれます。)

一日100円ずつ貯めれば自分たちでもできることがある、と始まって、それが次第に大きな輪になっていったのだそうです。

フィリピンではいま、ちょうど4、5月の夏休みが終わり、6月から新年度が始まったところです。
興味のある方は、一度サラマッポ会のHPをご覧ください(と、ちょっと宣伝させていただきました)。

HPはこちらです:「サラマッポ会」

写真は、フィリピンはタガイタイの黙想の家から撮った夕焼け。