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人間っていいなの替え歌

2006-12-27 10:28:12 | 子どもからの発見
 ひなまつりの替え歌は昔からいくつか歌い継がれている。これは女の子向けの歌と察して、それを照れる男の子が作った節がある内容である。
 先日海は、人間っていいなの替え歌を仕入れてきた。小学生兄のいる友だちからは、家族だけの生活では思いつかないようなものを持ち込むのである。こうやって子どもの世間に触れていくのだな、と思うのである。

 くまのこみていた かくれんぼ
 ・・・・・
 いいないいな にんげんっていいな
 (その後は以下のようである)

 くさったごはんに きたないおふろ
 こどものかえりをまたない おやじ
 ぼくもかえる おういがないよ
 でんでんでんぐりかえって ほねおれた ぼき

 なかなか傑作である。おやじは仕事で帰りが遅い、という解説付きである。
 替え歌は、その歌をうたいこなしてバリエーションとして作られる。しかもたいがいは、逸脱を見事に表現するものだ。わたしは替え歌のなかでも現代の世相をついているな、と感心したのだった。
 ところでこの替え歌は、全国的に普及しているのだろうか。

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