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絵本と児童文学

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卓球コリアは、国際卓球連盟の誤りではないか

2018-05-05 12:07:14 | テニス・他のスポーツ
 スウェーデンでおこなわれている卓球の世界団体選手権で、準々決勝で対戦するはずの韓国と北朝鮮が試合を回避し、この両国が試合をせずに準決勝に進出し、合同チームのコリアとして準決勝の試合をした。この措置は超法規的な扱いであり、この種の国際大会で許されることなのか、大いに疑問である。
 卓球の国際連盟は承認したといえ、平等な条件で戦わなければならないスポーツの大会運営としては、重要な問題を残したのではないか。

 第1に国際大会は、参加資格を事前に審査されているはずである。審査といっても連盟に加盟している国・地域が特別な問題がない限りは資格を有するだろう。今回は韓国と北朝鮮に与えられていた。コリアには与えられていなかったし、参加国は当然のことながらその認識はない。

 第2に参加資格単位の国がトーナメント途中で、資格を変更したということである。大会前に参加資格である国の変更を
申請して連盟の審査で認めるということはあるだろう。しかし大会途中の参加資格変更を認めることは、スポーツの平等な条件で戦うという上で成立する、ということに反しないのだろうか。

 第3にトーナメント準々決勝で対戦するはずが試合をせずに、勝ち上がることにした。これは戦わずして勝ち上がるのは、試合放棄したとみなされないだろうか。

 第4に合同チームとしてのコリアと対戦する国(今回は日本)に対して、著しくスポーツマンシップにもとる強圧的侮辱的行為ということにならないか。今回はたまたま日本が勝って、決勝に進出した。そのためにこのことは不問に付されるだろうが、もしコリアが勝利したらスポーツ界にとって大問題になるだろう。
 途中で参加資格でないチームでトーナメントを承認した卓球連盟に対して、他の競技団体からも国際大会の在り方、大会運営として問題にならないのだろうか。

 このように見てくると、スポーツの大前提である平等な条件で試合をして戦うという条件は破壊され、この大会、そして国際卓球連盟としての権威が疑わしくなるのである。

 しかしこのような超法規的措置をとったのは、国際的政治課題となっている北朝鮮の非核化を進めようとしている国際政治動向からの、韓国と北朝鮮の申請に国際卓球連盟として同意したのである。
 スポーツは平和の発展ににつくすことは担っていくことは、オリンピック憲章にあるように大方の認めることである。旧ユーゴで起きた民族間の内戦による独立戦争、とりわけコソボでは異なる民族の争いを収集したことに、サッカーが民族対立を乗り超えてチームを作っていることなどは、スポーツの平和への貢献である。

 しかし国際社会から厳しい経済制裁を受けている北朝鮮が、ピヨンチャンオリンピック以来国際舞台に躍り出ている。北朝鮮の動向は、スポーツの独立性の影が薄くなるような政治利用のように思えてならない。スポーツは国としてチームを作り争うので、競技の内容・文化にかかわらないナショナリズムをかもしだす側面を持っているから。

 *コソボの件は記憶の不確かな点があるので、誤りがあれば修正する。


エンゼルスの大谷

2018-04-29 16:00:27 | テニス・他のスポーツ
 庭のシランが鮮やかに咲いています。当初より増えたので、見栄えがします。エビネも増えて、まだ生気を維持しています。

 住宅街でかつ狭い庭なのに、里山風にしようと思っていました。あえて手入れをしないでいたら、いわゆる雑草といわれるもの、実生による木がが勢力を増やします。
 ある時期はツユクサが多くなりました。また、元の住居から珍しいツタを移植しました。そうしたら大事と思っているものをが居場所を失いそうなので、手入れを施しました。その後カラスノエンドウが増えて、今はコバンソウが圧倒的勢力です。
 マンリョウは当初1本だったのが、野鳥の冬の格好のエサなので、実生で増えました。ムラサキシキブのそばのものは、困ったさんになりました。
 また庭の変化では、かつてあったヒガンバナがなくなり、去年数本芽を出したフキノトウが今年は見かけません。小さな空間でも変化します。少しばかりは望ましい方向に沿って手入れも必要、という当たり前のことを感じています。

 エンゼルスの大谷の試合はおおよそ見ています。MLBでも2刀流が力を発揮していて、期待が膨らみます。
 今日はヤンキースの田中との対戦を見られると思っていたら、昨日の2打席目の走塁の際の捻挫で欠場したのでかないませんでした。
 打者としては、マークが厳しくなるが長期離脱さえなけらば10ホームラン超えそうです。しかし投手の10勝以上は難しいかもしれません。直近の4試合目の登板のように、勝利がつく条件で継投に譲っても、エンゼルスの救援投手陣がそろっていないようです。それが気がかりな点です。

オリンピックあれこれ

2018-02-18 15:42:38 | テニス・他のスポーツ
 オリンピックは半ばが過ぎて残すところあと1週間。日本中がわきったている感じなので、終わった時の寂寥感から日常性を取り戻すことに腐心する人も多いのではないでしょうか。ただし、それを意識する人は少ないでしょう。
 15日の韓国のテレビ放送(日本では16日NHKBSのワールドニュース・アジア)によると、スタッフにノロウイルスが流行と報道されていました。その数は2桁で、選手にも流行のきざしということで名前を特定しないヨーロッパの何人かの映像を流していました。日本では報道されていません。

 フィギュアスケートの羽生選手のスケーティングは、気迫あふれるもので圧巻でした。男性のフィギュアスケートでもたおやかさもあるものでしょうが、おそらくそれも含んでの鋭さ力強さを感じました。
 その中核は優れたスケーティング技術であることは言うまでもありません。それを表現できるようにした音楽と振り付けにも注目しました。曲が和楽器も含んだオリジナルのようでしたし、コスチュームも和の柔らかさと鋭さを兼ね備えたものでした。かくて羽生選手はアイドルを超て泰然としたポジションを得たのではないでしょうか。それがアスリートへの敬意でもあるでしょう。
(未完)

大相撲・蒼国来のこと

2017-01-27 17:20:32 | テニス・他のスポーツ
 稀勢の里の横綱披露の土俵入りが行われた。19年ぶりの日本出身の横綱誕生という切り口で関心が高い。
 ぼくは横綱の抑制的で実直な言動に、昔ながらの力士像を見る思いがしている。義務教育を終えてすぐ入門して横綱まで上り詰める、そして郷土に愛されるといったことも相撲の伝統的文化の一つでもある。横綱の人となりも含めて、人生の物語としてみえるのが、日本出身力士の横綱の意味ではないか。

 ぼくが今場所注目したことでは、蒼国来の技能賞受賞である。中国出身であり、八百長事件で16年3月場所に解雇されて、2年半のブランクを経て復帰して33歳での受賞だ。
 相撲界では、解雇が不当であると裁判をするということは考え難いことをしての復帰だったので、それ以来ぼくは毎場所星取りを注目している。
 裁判に提訴したのは、虚偽の供述をした力士による濡れ衣だった。解雇された当時は力士として最高潮に向かう年齢だっただけに、悔しかっただろう。
 相撲界は、合理的に考えるというよりは上位者が絶対的存在がゆえに、親方、部屋の力士そして他の力士等の目はさぞかし厳しかっただろう。
 潔白であっても裁判に提訴するのは躊躇するだろうにと、裁判中も情報は少なかったが注目していた。
 蒼国来は、その姿から中国出身でも漢族ではないのではないか、と思っていたら、やはりモンゴル自治区出身とのことだ。昔から言う姿のよい花形力士だ。
 今場所の受賞力士としての誇りを相撲で示したわけで、当人と出身地やファンにとって大変な喜びであろう。
 ぼくは幕内中位を長く取り続けられることを期待しながら、今後も注目することにしている。

 
 

錦織フェデラーに勝てず

2017-01-23 20:14:18 | テニス・他のスポーツ
 全豪オープンは時差があまりないので昼の時間帯に放送があるのがありがたい。しかも放送がNHKの地上波でしてくれるので見やすい。
 錦織はどこまでいけるか、期待しながら見た。1戦目は16日(月)のクズネツオフ(ロシア45位)戦は、第4セットがタイブレークまでもつれたのを取り第5セットもものにして勝利した。第2第3試合とも3-0で勝ち、第4試合は22日(日)の17:00過ぎからフェデラーとだ。
 フェデラーは長い間王者だったし、けがで半年休んで戻ってきた。ランキングは落としているがいまだにトッププレーヤーであることには変わらない。とくにストロークの技術が高く、見るものを楽しませてくれるラリー戦は秀逸だ。
 錦織がフェデラーとの試合はするとは想像していなかったが、4大大会では初めて対戦する。
 17:00過ぎから試合が始まった。第1セットをタイブレークに持ち込んで取ったので、期待が高まった。ところが第2が4-6第3が1-6で落とした。第4セットは6-4で取ったので、餅屋勝利があるかもしれないと思ってフルセットを注目した。
 フェデラーはベテランでありながら力は健在だった。3-6で落として、セットカウント2-3で敗れた。
<未完>

戦力外を契約解除に

2016-11-01 16:14:03 | テニス・他のスポーツ
 急に寒くなった。午前中は雨が降り、午後は晴れたのでウォーキングに出かけた。いつもの15時の時間帯は林のそばのベンチに主として高齢女性数人がおしゃべりしているが、姿がなかった。
 林を抜ける道を、男性2人が大掛かりな枯れ葉掃除をしていた。こういう人によってきれいな環境を維持しているんだ、と改めて感謝の気持ちでとおり抜けた。

■ハローウイン
 ニュースでは土曜日から昨日までハロウィーン態勢で渋谷のスクランブル交差点付近を警備に当たったということだ。
 わが市はの駅前とデパートの通路などで数年前からやっているが、先週の日曜日に実施したとのこと。
 この催しはこれからも盛んになりそうだ。今のところコスチュームで仮装することが中心で賑わいを楽しむということがニュースになっている。
 そこでぼくが注目したのは、USJで仮装した人々が一斉にダンスをしていたこと。将来は仮装という日常を脱した自分になってみるというだけではなく、その人たちが集って表現するということに収斂していくのではないか。今のままでは達成感が弱いため、ハプニング、あるいい逸脱を求めるということに行きそうだ。
 祭りのように、地域で硬い人間関係で準備をして成立するのではなく、仮装してここが人ごみの中にいるだけではなく緩やかに表現するという方向が良いのではないか。幾つかの地域でおこなわれている「よさこい」「あわおどり」よりゆるやかに。例えばステージでダンスをする、広場で緩やかにダンスを踊る、といったように。
 今のところ子どもと家庭でのことがニュース話題にならないが、きっとホームパーティなどやっているのだろう。家庭や地域でやっている人の日本的やり方を知りたいものだ。
 もっぱら経済効果という切り口で考えている。いつからか、経済効果という得体のしれないことをもくろむようになったのだろう。

 ぼくがハロウィーンということで思い出すのは、90年前後だっただろうか、アメリカに留学していた日本の高校生が仮装して友達に行こうとして、間違えて別な家の敷地に入ったら銃で撃たれて死んだというニュースだ。アメリカの銃所持自由な社会の危険性で衝撃を受けた。両親はアメリカへ行って銃規制を訴えた。銃所持とそれに伴う射殺事件は収まらない。オバマ大統領も銃規制に法律を変えられない。銃は建国からの権利としているアメリカにとって、産業でもあるし。
 7~8年前だろうかわが家1建置いた隣にアメリカ人が住んでいて、その人がわが家の隣に住んでいる孫に対して本格的なハロウィーンを教えてくれたのだった。本物のかぼちゃといくつかのグッズが庭におかれていた。そしてハロウィーンの翌朝、アメリカのお菓子をたくさん袋に入れたものが置かれていた。そのお菓子の味がこれまで味わったことのないもので、アメリカを感じたのだった。そして子ども含めた家庭行事なのだ、と思ったものだ。

■戦力外を契約解除に
 プロ野球の各球団は、来年のチーム編成をやりだしている。引退、移籍というほかに戦力外選手になる人がいる。確かに球団のチーム編成の立場からすれば、戦力外であろう。戦勅外とは一般的には「馘首(首切り)」であり「免職」「解雇」である。
 ところで野球選手は一般的には契約による年俸制で雇用関係が結ばれている。選手は高度な専門性を持っている自営業であり球団とは契約関係にあるはずだ。とすると球団と選手ともに良い言葉は「契約解除」ではないだろうか。
 契約解除とは、多くの選手にとって過酷な現実をそらしたり和らげる言葉のトリックではなく、人権を尊重する言葉としてである。戦力外を受ける選手は、実際は過酷な現実であるが人間としての誇りを失わずセカンドキャリアに向けられる言葉になるのではないか、と思うのである。

日本シリーズ バッハのこと

2016-10-23 14:56:22 | テニス・他のスポーツ
■ 初戦はカープの勝利
 大谷が日本シリーズ初戦に敗れた。どんな投球をするか、興味津々見た。
 TBSラジオの土曜日13時からの「久米宏ラジオなんですけど」は、特別に広島から放送した。試合開始前の街頭インタビューで市民が、「雨だから広島が勝つよ。ファイターズはドームだから慣れていない。カープは当たり前だから」と答えていた。当初「ファンというものは応援チームが有利な点をよく探すものだ」ぐらいに聞いていた。ところがだんだんさもありなん、と思えた。

 大谷は特に不調なわけではない。3回投げて被安打5、三振11、四球4、自責点3である。5-1で負けた。
 やはり小雨ながら最後まで降り続いた。大谷の何かを気にしている細かいしぐさから、投げにくそうだった。マウンドも堅かったとのこと。
 カープが2回にダブルスチールで得点を取るといった攻撃は、大谷にとって厳しいものだっただろう。4回は2本のホームランを打たれた。
 異次元の選手と認められつつある大谷といえども、初めての日本シリーズのしかもアウェーは、相当な重圧だったことだろう。それにやっぱり雨も負担だったに違いない。しかし両チームが同じ条件でのプレーだ、という見方もあろう。野球の勝敗は、投手の占める比重が高いスポーツだ。

 カープのホームはグランドであり、さらにセリーグは3球団がそうだ。雨や日差しのある日にやる試合が多い。ファイターズはドームなので天候の要素が加わらないし、パリーグはドームが4つなのでその試合数はカープに比べて多い。やっぱり雨はファイターズにとって標準的条件ではない、ということが気が付いた。

■ オリンピック
 IOCのバッハ会長が滞在して、開催市の知事、組織委会長、さらに首相、オリンピック担当大臣と言葉を交わし、さらに天皇陛下にも表敬訪問をして帰国した。その行動範囲がぼくには大きく見えた。
 会場変更が顕在化したのを暗に収束させるような言葉を残した。会場変更はIOCの承認が必要なわけだが、開催都市がしかるべき道理のある理由があれば、それを承認するのが一般的である。
 知事が代わり、これまで実質的に組織委員会のペースだったが、かえって問題が見えるようになったのではないか。膨大に膨れ上がった予算と選手の試合条件が良いこと(アスリートファースト)、施設のその後の利用(レガシー)といったこと。
 バッハ氏は、知事の交代や会場変更の事情を詳細知っているはずである。見るに見かねて、今後は都、組織委、政府、IOCの4者で調整すると確認した。ぼくは日本の信頼性が低下したのではない、かと見ている。IOCとしてはオリンピック開催立候補都市が取り下げという状況もあるなか、今後のために踏み込んだことをしなければ、ということもあろう。
 ぼくには組織委員会ペースで進んできたのを継続させたい、とも見える。組織委員会はIOCとの関係ができているので、そのかかわりによってこれまでの主導権をいじできると考えているのではないか。
 ボートが海の森を変更する案が出たら、即刻国際ボート連盟会長が来日して知事に翻意するようにうながした。この速い動きの圧力は、不自然だ。

 本来は都が主導的立場にあり、組織委員会が構想と特に実働で展開し、政府は主として財政面等でかかわる。JOCも。
 低予算でコンパクトオリンピックとうたったが、予算が当初と同じ事業とは思えないような金額になった。改めてコンパクトとは、湾岸再開発だったのだ。
 そういえば都市博構想が、知事選争点になって消えていったことがあった。それがオリンピック事業という姿を変えて復活したのだ。ゼネコンが手ぐすね引いて待っていたことだ。公共事業は、予算に糸目がないと思うのがに日本のこれまでの政治だ。
 組織委員会という実働部署の長が元首相となると本来持ち合わせないはずの「権限」をてにして、ゼネコンとの「つながり」が強いだろう。この人事はアベ首相がやったととのことだから、オリンピックに政治が絡んでいるということだ。リオの閉会式に首相がマリオになったのが元首相の発案ということだ。
 こういったことに本来的に主導権を持っているはずの新知事が切り込もうとしていることでもある。IOCとの関係が出来上がっているところに知事が入り込んでいくことは難しいということか。
 そういえばオリンピック誘致のコンサルタント代という2億円が明らかにならずじまいだ。

大谷はすごい

2016-10-17 11:18:29 | テニス・他のスポーツ
■ 秋、深まる
 朝から雨です。先週から朝の温度が20℃に達しなくなり、今日は昼も18℃で寒さを感じるぐらいです。落葉の早いヤマボウシの葉の掃除を気にかけなければなりません。
 スズムシが9月までかすかに鳴いていましたが、その音が消えて残すところ4匹になりました。餌をやっていますが、もうじき命をなくなるでしょう。土だけになっても来春まで水やりの世話をして、産卵を期待することにします。

 ウォーキングの道では、低木の刈込、草刈り等をしている人がいます。ボランティアという構えもなく、ごく日常生活の延長で作業をしているように見えます。ぼくはこのような善意の人によって、環境が整備されていることに感謝の念をもって眺めています。
 そういえば近くの小学校の周りの草取りなどをやっていた女性が、去年からその姿を見なくなりました。通るたびにどうしたのだろうと、思いを巡ららすのでした。この人は雪が降った時も雪かきをやっていたのでした。長時間の重労働なのにスコップさばきが見事でした。

■ 大谷はすごい
 昨日のクライマックスシリーズの最終戦になったファイターズVSホークスは、エキサイティングな試合でした。ファイターズの2回の投手交代、4回代打起用など劣勢をはね返す選手起用が見事でした。
 何より最終回に指名打者の大谷が、3点リードしていたとはいえ投手でマウンドに上がったことは、思い切った采配でした。
 この大谷の投球がすごいものでした。2三振1内野ゴロの15球を投げて終えました。15球のうちストレートがすべて160キロを超え、165キロが3球あったのでした。この間ぼくは胸の高鳴りを覚えて見たのでした。
 勝利を決める采配なのですが、ファンにとっては最高のプレゼントでした。ぼくは大谷選手は球史に残る人と思っているので、その1ページを見届けたくてテレビに向かっていました。
 なお、野球をぼくは、ある瞬間瞬間がつながるスポーツとらえているので、その集中と弛緩が難しいのです。なので何かしながらある場面に集中するといった具合です。
 日本シリーズがカープとファイターズで、いずれも好感を持っているチームなので楽しもうと思っています。

■ 新潟知事選
 泉田知事が闇を抱えながら立候補を取りやめしてしたので、与党候補圧勝かと思っていました。短期間の取り組みで野党共闘の米山氏が当選しました。選挙戦後半追い上げているという観測はありましたが、結果には驚きました。
 国政では原発再稼働問題は争点としての順位は低いのですが、原発設置地域としては大きな問題なのだと改めて感じました。投票率が前回12年選挙が43.96%だったのが、今回は53.05%と高かったのは、住民の関心の高さの表れだったのでしょう。
 90年代だったと思いますが、新潟県巻町が住民投票で原発設置をはねのけたということを思い出しました。その経験も泉田知事の政策も受け継がれたということなのでしょう。
 そういえば、鹿児島県知事も川内原発稼働停止を訴えた人が、当選して知事になりました。アンダーコントロールといっていた人を首相としていますが、国民の良識が健在であることを世界中に示したことでもあるでしょう。                              

ファイターズの優勝

2016-09-29 11:16:12 | テニス・他のスポーツ
■早くも手帖販売が
 9月が終了です。先日本屋に立ち寄ったら、来年の手帖が大量に展示されていました。ずいぶん早い、3カ月前からの販売に驚きました。来年に備える気持ちにはなれないので、素通りしました。モバイル等を手帖にしている人が多くなっているし、手帖の消費が減り、業界は縮小して競争が激しいのでしょうか。

 ぼくはずっと同じA5のものに鉛筆で書いています。このところ新聞から切り抜いて、データーを張り付ける、右側の空白にメモを取るといった利用もするようになりました。データーは、内閣の一覧、施政方針等の重要案件要約、関心のある分野の統計等の数字、あとはサッカーです。
 サッカーはJリーグの日程、代表選手、国際大会の予定等です。代表選手は新選抜、退き等チェックして選手動向を把握します。代表選手はJリグでのプレーも気に留めると、試合やダイジェストを見とき、結果だけでなく試合内容を見る一つの視点になります。

■ファイターズがパ優勝
 28日(水)ファイターズの優勝が決まる可能性がるので、試合経過を気にしていました。 ファイターズは西武球場で同じ高校出身の菊池と大谷との投げ合いでした。
 大谷は15奪三振も含めて今シーズン最高のピッチングで0に抑えました。菊池も1ホームランのみの好投でした。1-0でファイターズが優勝を決めました。その瞬間を見ていて、ぼくはファンというほどではないのに、しばし感動にひたったのでした。
 この日の大谷はこれまであまり見せない気迫あふれる精かんなアスリートの顔と表情でした。青年の生活の表情と顔を感じさせないのが、これからの大谷の顔になっていくかもしれません。
 ファイターズは札幌に本居地を移して北海道という地域名を冠して、プロ野球の新しいあり方を提案した球団です。
 それが成功してパリーグ全体の活性化に影響を及ぼしました。パ球団では埼玉、千葉と地域名を関するようになりました。日本のプロ野球は、親会社の社会的ステータスのためということできた歴史があります。その岩盤のような体質が親会社名を冠していても、変わりつつあります。
 栗山監督は、自分の選手体験を感じさせないで選手やチームの分析をもとに、試合に対する戦術と年間の戦い方、さらにチーム編成も含めた長期の戦略を持っているように思われます。
 例えばメディアで聴いている言葉としては、4番の中田に対して「日本代表の4番なんだから」と信頼の言葉をかけ、大谷をほめないとのことだ。しかし本人のやりたい投手とバッターをさせている。これは信頼と励ましの表れだ。監督は、ぼくには育成、教育を視野に入れているように思えるのです。いわゆる「野球人」のにおいを感じさせない珍しい監督ではないでしょうか。
 ファイターズの優勝は、地域に勇気と活力をもたらしているのではないでしょうか。
 
 今シーズンはセの広島の優勝といい、プロ野球の旧弊に対しての重要な問題定期を含む歴史的転機ととらえるのは、大げさでしょうか。プロスポーツ本来のあり方を実証した年だと思うのです。

■雨続から暑さが戻って
 太陽光発電で動いている街頭の時計が止まった、ということが気象情報のエピソードになっていました。雨が多くて日照時間が少ないためです。わが家の太陽光発電は、来月は最低を記録するかもしれません。そんな天候の中先週は3回テニスをしました。いづれも途中から雨になり、濡れながら終了しました。
 今週の25日(日)から日差しが出て、26日は30℃を超える暑さになり、テニスには体の負担が多く感じました。それからまだ暑さが続いています。
 ウォーキングの目的地の自然林の林は、夕方虫の声がわずかに聞こえるようになりました。途中で「ムラサキシキブ」の実が薄紫に光ってその鮮やかに見とれました。目立たないがそのひっそりしていいるものに心惹かれます。わが家の庭は今は「ノギク」が咲いています。

<追記>
 天気情報番組によると9月の気候は、
 晴れ  6日
 曇り 10日
 雨  14日
とのことです。晴れは5時間以上の日照をいいます。雨量は平年21ミリのところ、今年は28.7ミリとのことです。

オリンピックが終わったが・・・

2016-08-22 21:09:05 | テニス・他のスポーツ
 オリンピックの閉会式開始頃から、台風9号の通過で北東からの強い風と豪雨で怖いぐらいでした。庭のそんな風景を見ながら、閉会式を見ました。ブラジルの日常の文化を反映した賑わいの集いを表現しているようでした。

 東京へフラッグを渡されてからは、日本のパフォーマンスはデジタル機械と人間が融合したようなものになりました。パソコンを使った映像に大集団の人間が一体手化する統一美です。ある大学の学生が長期間トレーニングしたものとのことです。先端技術と高度な人間集団の表現ですが、現代日本を見たようで、考えさせられました。
 映像では日本のポップカルチャーがい1~2秒ごとに映し出されました。Jリーグの開始前の選手紹介や結婚式の当事者紹介もこの手法ではないかと結びつきました。立て続けに映像を送り続けることによって、思いをめぐらことなく脳裏にある感情と記憶を焼き付けるように思えました。

 首相がマリオになってドラえもんの土管から出る演出で登場しました。ぼくは面白い演出と思ったら、それになり切らないで帽子を脱ぐというよりは取りました。望まないものをかぶせられてむしり取るように見えました。午後からラジオを聴いていたら、2つの番組とも帽子を脱ぐのが早すぎたという感想でした。ぼくには「オレ様は安倍首相であるぞ」といった、マリオになることの不本意感と読み取りました。演出と違っていたのではないだろうか。マリオの防止で得意満面の表情をしてから脱いだほうが世界中に知れ渡っているマリオだからこそ「安倍首相」が印象深くなるのでは。ないか、と惜しい気持ちになりました。ぼくの解釈は安倍首相の日常と政治手法と結びつけたものです。(続きはあした)

*その後ニュース等で日本のパフォーマンスについての解説やビデオ映像をみたが、ぼくの理解に偏りや誤りがありましたので、今日中(23日)に書き換えます。