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食べることの楽しさ

2006-12-29 09:54:34 | 身辺のこと・自然
 食べる量は、若いときより半分ぐらいに減った。とはいっても、いまだに量は多いほうのようだ。この数年間で5キロぐらい増えたので、せめてその分ぐらいはダイエットしなければならないが、食事制限は特別していない。ただし1週間で3キロぐらい上下する。自宅では食事の量を少なくして野菜を多く食べることと、テニスをするからである。
 ある時期からビールを飲まないようにしたら、週1、2回350ミリリットル缶の量になった。ただし年間2、3回の集まりに出るときは量が増える。
 好き嫌いはなく何でも食べるほうだが、今は卵を進んでは食べないぐらいである。肉は好きなのだが30歳代に、そのまま食べ続けたら生活習慣病(当時は成人病)まっしぐらだと思うほど食べていたので、40歳代から一切食べないことにした。それ以来体質が変わったせいか体調がよくなった。
 魚が好きなので肉は食べなくともよい。数年前から時々食べるラーメンの肉ぐらいは食べるようになり、このところは週に100グラムぐらいは食べている。

 食後果物かヨーグルトを食べる。果物は子どもの頃から食べる習慣になっているせいか、季節ごとのものを味わうのが楽しみである。とくにリンゴ、ミカン、スイカをとくに好む。 リンゴは年間通して食べられるが、9月からの収穫で出始めの紅玉、ジョナゴールドなどといった甘酸っぱいものが好きなほうである。
 ミカンは昔11月から出回ったものだが、今は10月からになった。やはり12月から出回るものがおいしい。生協で取り寄せる選別していないものが、日当たりのよい場所と減農薬で生育したもののようで、味が濃くておいしい。
 スイカは5月から9月いっぱい常時食べる。とくにテニスをした後たべるとたまらなくおいしい。よほど暑い日以外は、わずかに冷えるか常温ぐらいのほうが、スイカの味を楽しめておいしいものだ。

 また、ある年齢によって好むものが不思議と変わる。
 数年間夏にメロンを好んで食べて、品種と産地も分かるほどになった。食べごろかどうかも分かる。しかしなぜか、今年からはあまり食べなくなった。ソルダム、プラム、ラフランスなども好むが、いずれも食べごろの見極めが難しい。
 今年は初めて、10月から12月上旬までさまざまな種類の柿を、欠かさず食べた。品種を覚えるほどにいたらなかったが、初期に出回ったもの(たしか岐阜産だった)がとくにおいしく感じた。最後に食べたのは、奈良産の富有柿であった。

 さて暮になると、きょうだいから故郷の食べ物が送られるので、これがたまらなくおいしい。宅配便の普及で、現地と変わらないぐらい味を楽しめる。
 生きたホタテは殻から身を出したものは、日ごろ食べているものより濃密な味である。日本海の荒波のなかで栽培されたものだからではないかと、これまた産地によって味の違いを感じている。
 サケは姿のままなので、包丁で切って冷凍保存して徐々に食べる。年によって味が微妙に違うのである。今年のものは塩が薄く身にしみてよい味がする。去年はたしか油が乗っていたもののようだった。
 さらに今年は特定地域でしか食さないだろう、ニシン漬が送られてきた。子どものころからなじんだ味を楽しめるのは、幸せを感じるときである。これは昔わが家でも作ったことがあるが、関東の気候と大根を干すことが難しくてやめていた。
 こうして暮れから正月にかけては、外での集まりに参加することはないが、食べ物をおいしくいただくので、それに見合う運動をしなければ、体重オーバーという結果になってしまうのである。

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