U-19のアジア大会は決勝でサウジアラビアをPK戦を制して初優勝をした。
バーレーン 気温 35℃ 湿度 14% NHKBS 解説 山本昌邦
日本は準決勝のベトナム戦でリザーブ選手で戦うターンオーバー制をとったので、この種の大会では珍しい中5日のコンデション良好で臨んだ。
サウジは、先制点狙いだろうか、立ち上がりから攻勢にでた。開始1分で日本の左に侵入してシュートを打った。それが枠内に滑るように転がったのを、キーパーの小島(早大)が右に倒れてわずかにボールに触れた。ボールはポストに当たりそれた。
その後も果敢に攻めるサウジに対して、日本は押され気味。それが10分過ぎまで続いた。
サウジは準決勝でイランと戦い、6-5で勝ち決勝に進んだ。この試合は、ライバルであり退場選手も出たぐらい激しく荒れた試合になったとのことだ。それを経て中2日とは思えなりぐらい、寄せが速くパスカットもする。
サウジは速いパスでつなぐことと縦へのロングボールも使う、それまで対戦したチームとは異なるレベルだ。攻撃されるとブロックをつくって守り、カウンターで反撃に出る。おそらく世界レベルのチームなのだろう。
日本はデェフエンスを破り決定的なシュートをしたかに見えたが、ゴールにならずサイドネットをゆらした。前半のシュート数は、日本が2、サウジ3。0-0で前半を終える。
後半でもサウジはスピードと運動量を維持して枠内のシュートもあったが、GK小島が冷静に反応よくセーブをした。とくに後半8分のフリーキックは、ファイセーブでしのいだ。。日本も攻撃したが得点にならずに0-0で延長に持ち込まれた。シュート数日本3、サウジ4。
延長の15分ハーフでも得点がなく、PK戦になった。日本の選手は5人とも冷静に決めた。確かな技術の証しだと感じた。サウジは4人目がゴールの上にキックして失敗した。そのため5-3で終了し、日本の初優勝が決まった。
この試合までは、ダイレクトパスが通りボースを奪えるし、ほとんどが日本のペースで試合を支配できた。そのためファルが少なく、逆にフリーキックをもらうことが多かった。ところがサウジだけは強敵だった。
PK戦は、サッカーの試合とは異質の勝敗を決めるための手段である。優勝したのだが、日本の力が来年のU20W杯でどの程度まで戦えるか想像してみることにする。サウジとの対戦で気づいたことも含めて考察してみる。
この大会は日本は6試合をして13得点で、失点0である。守備力が高さが、安定してプレーができる要因と思える。センターバックは中山(柏)と富安(福岡)である。この2選手は、所属のクラブのJ1の試合に、中山24試合、富安8試合に出ている。J1で試合をしていれば、この年齢の国際大会では十分通用するということだ。ついでに他の選手でJ1で試合に出ているのは、遠藤(横浜マ)9、神谷(浦和)8、三好(川崎)3、初瀬(ガ大阪)
3である。6選手がJ1の試合経験をしている。これは戦術を伴って技術を使うことに慣れている、ということである。この年齢の選手が、国際大会で強豪と対等に戦える力の一つのラインといっていいのではないか。
J1での試合を経験していると<未完>
バーレーン 気温 35℃ 湿度 14% NHKBS 解説 山本昌邦
日本は準決勝のベトナム戦でリザーブ選手で戦うターンオーバー制をとったので、この種の大会では珍しい中5日のコンデション良好で臨んだ。
サウジは、先制点狙いだろうか、立ち上がりから攻勢にでた。開始1分で日本の左に侵入してシュートを打った。それが枠内に滑るように転がったのを、キーパーの小島(早大)が右に倒れてわずかにボールに触れた。ボールはポストに当たりそれた。
その後も果敢に攻めるサウジに対して、日本は押され気味。それが10分過ぎまで続いた。
サウジは準決勝でイランと戦い、6-5で勝ち決勝に進んだ。この試合は、ライバルであり退場選手も出たぐらい激しく荒れた試合になったとのことだ。それを経て中2日とは思えなりぐらい、寄せが速くパスカットもする。
サウジは速いパスでつなぐことと縦へのロングボールも使う、それまで対戦したチームとは異なるレベルだ。攻撃されるとブロックをつくって守り、カウンターで反撃に出る。おそらく世界レベルのチームなのだろう。
日本はデェフエンスを破り決定的なシュートをしたかに見えたが、ゴールにならずサイドネットをゆらした。前半のシュート数は、日本が2、サウジ3。0-0で前半を終える。
後半でもサウジはスピードと運動量を維持して枠内のシュートもあったが、GK小島が冷静に反応よくセーブをした。とくに後半8分のフリーキックは、ファイセーブでしのいだ。。日本も攻撃したが得点にならずに0-0で延長に持ち込まれた。シュート数日本3、サウジ4。
延長の15分ハーフでも得点がなく、PK戦になった。日本の選手は5人とも冷静に決めた。確かな技術の証しだと感じた。サウジは4人目がゴールの上にキックして失敗した。そのため5-3で終了し、日本の初優勝が決まった。
この試合までは、ダイレクトパスが通りボースを奪えるし、ほとんどが日本のペースで試合を支配できた。そのためファルが少なく、逆にフリーキックをもらうことが多かった。ところがサウジだけは強敵だった。
PK戦は、サッカーの試合とは異質の勝敗を決めるための手段である。優勝したのだが、日本の力が来年のU20W杯でどの程度まで戦えるか想像してみることにする。サウジとの対戦で気づいたことも含めて考察してみる。
この大会は日本は6試合をして13得点で、失点0である。守備力が高さが、安定してプレーができる要因と思える。センターバックは中山(柏)と富安(福岡)である。この2選手は、所属のクラブのJ1の試合に、中山24試合、富安8試合に出ている。J1で試合をしていれば、この年齢の国際大会では十分通用するということだ。ついでに他の選手でJ1で試合に出ているのは、遠藤(横浜マ)9、神谷(浦和)8、三好(川崎)3、初瀬(ガ大阪)
3である。6選手がJ1の試合経験をしている。これは戦術を伴って技術を使うことに慣れている、ということである。この年齢の選手が、国際大会で強豪と対等に戦える力の一つのラインといっていいのではないか。
J1での試合を経験していると<未完>