ある保育園の新任者へのガイダンスを読んでいたら、ケータイの充電を職場でしないこととあった。なるほど充電を自宅以外でやるのが一般化しているのかと、事態の進行が早すぎることに感心したのだった。
6年ぐらい前だろうか、ゼミのたびごとにケータイの充電をする学生がいて、ぼくはその行為に時代の変化の兆しを感じ取った。しかし充電をするのはその学生だけで、他の学生とぼくはその行為をいぶかしく思っていた。つまり充電は、公共の場を利用しないという規範が、ぼくだけでなく学生たちも合意できていた。
ところで聞くところによると、いまや学生が教室のコンセントで充電するのをためらいなくするのが、一般的とのことだ。なかには街の食堂など所かまわずコンセントを探して充電をする人もいるという。
保育園のガイダンスで充電を職場でしないこと、取り上げる理由がわかるというもの。保育園では、充電は公共の場を利用しないという規範を維持しようとしているわけだ。
大学によっては、教室等で充電をしないこと、と掲示で注意をうながしているところもあるという。
公共からの充電を電力の窃盗とは言わないだろうが、公共の規範と個人の利益の問題のせめぎあいになってきているようだ。公民館等公共施設あるいは会社等はどのようになっているのだろうか。
6年ぐらい前だろうか、ゼミのたびごとにケータイの充電をする学生がいて、ぼくはその行為に時代の変化の兆しを感じ取った。しかし充電をするのはその学生だけで、他の学生とぼくはその行為をいぶかしく思っていた。つまり充電は、公共の場を利用しないという規範が、ぼくだけでなく学生たちも合意できていた。
ところで聞くところによると、いまや学生が教室のコンセントで充電するのをためらいなくするのが、一般的とのことだ。なかには街の食堂など所かまわずコンセントを探して充電をする人もいるという。
保育園のガイダンスで充電を職場でしないこと、取り上げる理由がわかるというもの。保育園では、充電は公共の場を利用しないという規範を維持しようとしているわけだ。
大学によっては、教室等で充電をしないこと、と掲示で注意をうながしているところもあるという。
公共からの充電を電力の窃盗とは言わないだろうが、公共の規範と個人の利益の問題のせめぎあいになってきているようだ。公民館等公共施設あるいは会社等はどのようになっているのだろうか。