オーストラリアとの決勝のキックオフは、0時だった。立ち上がりからロングボールを速くペナルティエリア付近まで出す、攻撃的な展開を繰り返すオーストラリア。ボールにスピードがあり正確なため、20分ぐらいまでオーストラリアのペースだった。
その後日本がショートパスをつなぎながらフィニッシュまで持ち込むことができたが、両チームとも得点できずに前半を終えた。試合の優位性は、シュート数にあらわれた。オーストラリアが8本で、日本が4本であった。先取点ねらいだったオーストラリアを何とか0で抑えたといった感じであった。
後半のオーストラリアは、ボールの精度とフィニッシュの頻度は落ちたものの、個人の力で決定的といってよいシュートをした。26分強烈なシュートをあびたが川島が右足に当ててかろうじて阻んだ。41分にも右からのシュートをあびたのを、川島のファイセーブでしのいだ。
選手交代は、右MFの藤本に代わって岩政が入った。ポジションが藤本のところに左MFだった岡崎が入り、岡崎の左MFに長友がDFから移動した。デェフェンスはオーストラリアの高い攻撃への対応として、中央に吉田と岩政とした。長友はオーストラリアの右からの攻撃へプレスをかけることと日本の左からの攻撃をつくるようにした。この交代とポジションチェンジによって、オーストラリアの右からの攻撃を弱めぺナルティーエリアでの高いボールの競り合い対応でき、得点を許さないことに作用した。
日本も好機はなかったわけではないが、硬くブロックするデェフェンスと好守のGKシュオーツァーを破ることができなく、0-0のまま延長戦に入った。
延長に入り8分前田に代わり、李が入った。
オーストラリアは、ベテランが多いせいかプレーのスピードと連動性が落ちた。日本も疲労が濃厚になったが、気力の充実は維持していた。とくに長友ランニングと本田のキープ力は落ちないのが印象に残った。デェフェンス選手の連携とスピードは、オーストラリアの攻撃をしのぐプレーを継続していた。しかし13分に決定的と思われるシュートを打たれたが、川島がセーブした。
左サイドの長友のフレッシュなプレーが目立っていたが、タッチライン沿いに走りこみ、サイド攻撃をすることが何回かあった。
それが得点につながったのが、後半4分であった。長友がキープしセンタリングを上げたのをゴールエリアより少し離れた中央付近でフリーだった李が、ダイレクトでボレーシュートを決めた。好守GKシュウォツァーがまったく反応できないぐらい、鮮やかなシュートであった。
このシュートが生まれる直前のプレーを見ると、長友が本田がキープしてパスもらい、センタリングを上げようとしたが、いったん下げた。そして再び遠藤が長友にパスをし、スピードで駆け上がってのセンタリングをしたのだった。この間左サイドをスピードでプレーしたため、オーストラリア選手は左によっていたが、日本のスピードに対応できなかった。しかも右サイドやペナルティーエリアは手薄になっていたのだった。
日本のリードからの10分間は長く感じたが、日本がしのいだ。ロスタイムにペナルティーアーク付近でフリーキックを与えたが、守りきって終了のホイッスルがなって日本の優勝が決まったのだった。
選手のほとんどがヨーロッパのトップクラスのリーグの選手である強豪オーストラリアをやぶっての、日本の優勝の意味は大きい。
花火や金の吹雪が舞ったりする華やいだ表彰セレモニーもみて、3時5分に眠りに着いた。
アジアカップの日本の試合が9日から始まり6試合全てを見たが、次第によくなっていく若い日本代表チームの試合を見るのは楽しかった。ライブ放送が深夜に及ぶため、睡眠調整に工夫が必要だったが、ザッケローニ監督のこれまでの日本チームの特徴に攻撃性を加味したサッカーを見られたので、今後への期待が膨らんだのだった。
その後日本がショートパスをつなぎながらフィニッシュまで持ち込むことができたが、両チームとも得点できずに前半を終えた。試合の優位性は、シュート数にあらわれた。オーストラリアが8本で、日本が4本であった。先取点ねらいだったオーストラリアを何とか0で抑えたといった感じであった。
後半のオーストラリアは、ボールの精度とフィニッシュの頻度は落ちたものの、個人の力で決定的といってよいシュートをした。26分強烈なシュートをあびたが川島が右足に当ててかろうじて阻んだ。41分にも右からのシュートをあびたのを、川島のファイセーブでしのいだ。
選手交代は、右MFの藤本に代わって岩政が入った。ポジションが藤本のところに左MFだった岡崎が入り、岡崎の左MFに長友がDFから移動した。デェフェンスはオーストラリアの高い攻撃への対応として、中央に吉田と岩政とした。長友はオーストラリアの右からの攻撃へプレスをかけることと日本の左からの攻撃をつくるようにした。この交代とポジションチェンジによって、オーストラリアの右からの攻撃を弱めぺナルティーエリアでの高いボールの競り合い対応でき、得点を許さないことに作用した。
日本も好機はなかったわけではないが、硬くブロックするデェフェンスと好守のGKシュオーツァーを破ることができなく、0-0のまま延長戦に入った。
延長に入り8分前田に代わり、李が入った。
オーストラリアは、ベテランが多いせいかプレーのスピードと連動性が落ちた。日本も疲労が濃厚になったが、気力の充実は維持していた。とくに長友ランニングと本田のキープ力は落ちないのが印象に残った。デェフェンス選手の連携とスピードは、オーストラリアの攻撃をしのぐプレーを継続していた。しかし13分に決定的と思われるシュートを打たれたが、川島がセーブした。
左サイドの長友のフレッシュなプレーが目立っていたが、タッチライン沿いに走りこみ、サイド攻撃をすることが何回かあった。
それが得点につながったのが、後半4分であった。長友がキープしセンタリングを上げたのをゴールエリアより少し離れた中央付近でフリーだった李が、ダイレクトでボレーシュートを決めた。好守GKシュウォツァーがまったく反応できないぐらい、鮮やかなシュートであった。
このシュートが生まれる直前のプレーを見ると、長友が本田がキープしてパスもらい、センタリングを上げようとしたが、いったん下げた。そして再び遠藤が長友にパスをし、スピードで駆け上がってのセンタリングをしたのだった。この間左サイドをスピードでプレーしたため、オーストラリア選手は左によっていたが、日本のスピードに対応できなかった。しかも右サイドやペナルティーエリアは手薄になっていたのだった。
日本のリードからの10分間は長く感じたが、日本がしのいだ。ロスタイムにペナルティーアーク付近でフリーキックを与えたが、守りきって終了のホイッスルがなって日本の優勝が決まったのだった。
選手のほとんどがヨーロッパのトップクラスのリーグの選手である強豪オーストラリアをやぶっての、日本の優勝の意味は大きい。
花火や金の吹雪が舞ったりする華やいだ表彰セレモニーもみて、3時5分に眠りに着いた。
アジアカップの日本の試合が9日から始まり6試合全てを見たが、次第によくなっていく若い日本代表チームの試合を見るのは楽しかった。ライブ放送が深夜に及ぶため、睡眠調整に工夫が必要だったが、ザッケローニ監督のこれまでの日本チームの特徴に攻撃性を加味したサッカーを見られたので、今後への期待が膨らんだのだった。