昨晩は雨音が聞こえるぐらい降った。花粉の空気をきれいにし、土を潤した。気温も上がったので、一晩でノハギ、カンゾウ、シランなどが芽を出した。アジサイの冬芽がはじけて葉が出てきた。
池の水もゆるんで、メダカがたくさん水面を泳ぎ始めたし、フナ、ドジョウなども時々水草から出て泳ぎだした。
13日(木)のBSハイビジョンで、HV特集として20時から「10年後のマンホールチルドレン」があった。
これは98年に放送したドキュメンタリーの続々編だった。98年のものは見たので鮮明に覚えていた。今回の作品の途中に04年の映像もでてきたので、その作品もあったようである。
98年のものは、地方から大都市のウランバートルは出てきた子どもたちが、-30℃ぐらいの寒さをしのぐため暖房をめぐらす地下のマンホールに住み着いて、子どもたちが群れでストリートチルドレンとして暮らしていく様を描いていた。
自給自足を基本として社会主義体制での暮らしが、市場主義経済に移行する過程で社会が混乱した。カネが絶対的ウエイトを占める社会体制の変貌に翻弄され、その波に乗れない人々は家族にも激震が走り崩壊も起きる。
10年後の彼らは、20歳を越えた大人になっていた。友人だったボルトとダシャ、それを引き裂く立場になった女性のオユナは、短い期間に人生の大きな体験をしていた。それは小説で語られるようなドラマでもあった。
彼らは市場経済が定着したことにより、持てる者が捨てるペットボトルなどのごみ収集して空腹をしのぐという、最下層で家を持たない生活に落ち着いていた。
家族と離れ家族を求め、友人としての絆を求め断ち切られていく、そしてカネによって得られる酒を求める、という市場経済の負の部分を抱えた暮らしを強いられていた。
政治や社会のセフティーネットの光も当たらず、懸命に生きるがそこから抜け出せないどうにもならない暮らしを100分見るのはつらくもあった。
このドキュメンタリーは、「やらせ」ではないが、製作者がドラマ仕立てにするために彼らにいくつモノ条件を提供して製作されていた。たとえば車による移動、ボルトの親探しなど製作者の提案なくて生じ得なかっただろう。それに撮影期間は一月ぐらいだろう、と推測してみた。
池の水もゆるんで、メダカがたくさん水面を泳ぎ始めたし、フナ、ドジョウなども時々水草から出て泳ぎだした。
13日(木)のBSハイビジョンで、HV特集として20時から「10年後のマンホールチルドレン」があった。
これは98年に放送したドキュメンタリーの続々編だった。98年のものは見たので鮮明に覚えていた。今回の作品の途中に04年の映像もでてきたので、その作品もあったようである。
98年のものは、地方から大都市のウランバートルは出てきた子どもたちが、-30℃ぐらいの寒さをしのぐため暖房をめぐらす地下のマンホールに住み着いて、子どもたちが群れでストリートチルドレンとして暮らしていく様を描いていた。
自給自足を基本として社会主義体制での暮らしが、市場主義経済に移行する過程で社会が混乱した。カネが絶対的ウエイトを占める社会体制の変貌に翻弄され、その波に乗れない人々は家族にも激震が走り崩壊も起きる。
10年後の彼らは、20歳を越えた大人になっていた。友人だったボルトとダシャ、それを引き裂く立場になった女性のオユナは、短い期間に人生の大きな体験をしていた。それは小説で語られるようなドラマでもあった。
彼らは市場経済が定着したことにより、持てる者が捨てるペットボトルなどのごみ収集して空腹をしのぐという、最下層で家を持たない生活に落ち着いていた。
家族と離れ家族を求め、友人としての絆を求め断ち切られていく、そしてカネによって得られる酒を求める、という市場経済の負の部分を抱えた暮らしを強いられていた。
政治や社会のセフティーネットの光も当たらず、懸命に生きるがそこから抜け出せないどうにもならない暮らしを100分見るのはつらくもあった。
このドキュメンタリーは、「やらせ」ではないが、製作者がドラマ仕立てにするために彼らにいくつモノ条件を提供して製作されていた。たとえば車による移動、ボルトの親探しなど製作者の提案なくて生じ得なかっただろう。それに撮影期間は一月ぐらいだろう、と推測してみた。