あべ首相は国内より海外で発言に力が入るようだ。高いステージで脚光をあび拍手喝采を受けていると自己暗示にかけているのか、自信に満ちている。首相の立場というのは、そのような側面が必要なのか?・・・。
それにしてもIOC総会での原発に関する「状況はコントロールされている」という現実と違う内容に驚いたが、今度はアメリカの保守系のシンクタンクの集まりの講演で「積極的平和主義」といった。そもそも平和に積極や消極があるのだろうか。積極的という形容詞は「集団的自衛権」の事を指しているのだろう。軍事同盟国であるアメリカの戦争に加担し、海外で戦争をするということであり、それを積極的平和主義とは恐れ入った。
積極的は意欲や行動を意味するだろうから、平和主義という崇高な理念の言葉にふさわしい形容詞は、強固(強い)ではないか。逆の場合は、脆弱となるだろう。
戦後ずっと戦争をしなかった日本は、強固なあるいやゆるぎない平和主義をつらぬいたということだろう。
「集団的自衛権」は、国家の重要な理念である戦争放棄を、憲法解釈で変えてしまうことだ。自衛隊が海外での戦争に加わるというこというもの。すでに内閣法制局長に集団的自衛権容認の立場の人を据えている。しかもその重要な変更の手続きが、閣議決定でよいという。
戦時中は、戦線で軍隊が全滅したことを「玉砕」といった。戦闘に破れて撤退することを「転進」とした。
このような言葉のマジックは、困難な現実から目を背け美化するとき、あるいはプロパガンダによく使われる。あべ首相の行動と言葉には、おもてなしの美しい言葉が多い。表無し(おもてなし)が多いので、裏を読み取る警戒が必要のようだ。
それにしてもIOC総会での原発に関する「状況はコントロールされている」という現実と違う内容に驚いたが、今度はアメリカの保守系のシンクタンクの集まりの講演で「積極的平和主義」といった。そもそも平和に積極や消極があるのだろうか。積極的という形容詞は「集団的自衛権」の事を指しているのだろう。軍事同盟国であるアメリカの戦争に加担し、海外で戦争をするということであり、それを積極的平和主義とは恐れ入った。
積極的は意欲や行動を意味するだろうから、平和主義という崇高な理念の言葉にふさわしい形容詞は、強固(強い)ではないか。逆の場合は、脆弱となるだろう。
戦後ずっと戦争をしなかった日本は、強固なあるいやゆるぎない平和主義をつらぬいたということだろう。
「集団的自衛権」は、国家の重要な理念である戦争放棄を、憲法解釈で変えてしまうことだ。自衛隊が海外での戦争に加わるというこというもの。すでに内閣法制局長に集団的自衛権容認の立場の人を据えている。しかもその重要な変更の手続きが、閣議決定でよいという。
戦時中は、戦線で軍隊が全滅したことを「玉砕」といった。戦闘に破れて撤退することを「転進」とした。
このような言葉のマジックは、困難な現実から目を背け美化するとき、あるいはプロパガンダによく使われる。あべ首相の行動と言葉には、おもてなしの美しい言葉が多い。表無し(おもてなし)が多いので、裏を読み取る警戒が必要のようだ。