4点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)
ワタクシ、年に数回「ジブリ強化月間」と称してジブリ&宮崎駿作品を片っ端から観まくるくらいに”ジブリ好き”です。
実は最近も6月から7月にかけて「ジブリ強化月間」を実施したばかりでして・・・
ジブリに対する思い入れが強い分、この作品も観る前から色々と思うところはあったんですよね~。
ま、映画化の話を自ら持ち込んだはずの原作者ル=グウィンが映画の出来に不満を持っているとか、監督がこの業界では全くの素人であるとか、キャストがタレント・新人・俳優と声に関しては決してプロではない人に偏りすぎてるとか・・・
正直、不安な事ばかりだったんですけどね。
う~ん・・・
残念ながらこれらの不安は全て当ってしまいました。
原作を未読なので実際のところは分かりませんが、原作者が不満を感じているので恐らくは原作とは違ったものだと思うのですが・・・
話が面白くなさすぎです。
ストーリー構成が甘く、いつまでも回り道をしてるし、話や演出にメリハリがないから一向に盛り上がっても来ないし・・・
一体この話は何処から何処へ向かってるのか、全然分からなかったです。
どーやら吾朗監督のテーマは「ガンガンいこうぜ」・・・じゃなくて、「いのちだいじに」だったみたいですが、それを映像、映画として見せるのではなく台詞としてしか見せれなかったのも・・・
そこに収束させるためにやたら説教臭くなってしまった気がしました。
ちょっと素人が扱うには荷が重すぎる作品だったかなぁ。
描写不足・説明不足のオンパレードだったしね。
あと、作画レベルが・・・
『猫の恩返し』ほどではなかったけど、最近のジブリ作品と比べるとちょっと低かったですね。
あからさまにヘタレてるところもあったし・・・
動画チーム、もう少し頑張れ~。
色もいちおー保田道世女史が色彩設計として加わっているものの、彼女が関ってるところと、そーじゃないところが丸分かりなくらいにレベル差があったし・・・
色彩チーム、もうちょい頑張れ~。
てか、どーも『もののけ姫』をピークにジブリの作画レベルが落ちてるよーな気がしないでもないんですけどね。
いつも進行がいっぱいいっぱい(てか遅れまくり)だから厳しいのは分かるんですけど。
で、キャスト。
個人的にはやっぱり主役と一部の主要キャラはちゃんとした声優さんを使って欲しいです。
個人的には宮崎駿監督初の駄作と思っている『ハウルの動く城』もキムタクを始めとするタレント・俳優さんの”声だけの演技力”のなさが不満の一つだったのですが、今回もやっぱり・・・
どんなに役者として優れていても声だけの演技って中々出来ないですよね。
所詮、画面に映っているのは画なので、それこそ目を瞑っていても伝わるくらいの演技を声だけでして欲しいのですよ。
それにはやっぱり声優さんをもう少し多く使ってくれた方が・・・
それにしても、ついにジブリも世襲という最終手段を使いましたか。
宮崎駿監督か保田道世女史が居なくなればジブリは危機的状況を迎えるので後継者作りが急務なのは分かるけど・・・
『海がきこえる』で若手達にチャンスを与えたのに、宮崎駿がダメ出しした上に片腕だった近藤喜文を起用して同じタイプの『耳をすませば』を作る嫌がらせをしてしまい有望な人材が離脱でしょ。
しかも、近藤喜文監督は急逝・・・
『猫の恩返し』でジブリの若手有望株だった森田宏幸を、『ハウルの動く城』で今のアニメ界の若手No.1とも言える細田守を招いて後継者を作ろうとしたものの、森田監督はジブリとしてのクオリティを保てず、細田監督は恐らく宮崎駿とモメて完成間近に降板・・・
唯一、宮崎駿と同格なはずの高畑勲は一般ウケがイマイチで『となりの山田くん』でコケちゃったしね。
宮崎駿監督の圧力に耐えられて(受けなくて?)、かつ興行的にも宮崎ブランドを使えるので成功を見込める最後の砦が息子の吾朗監督だったんでしょうね。
でも・・・
やっぱり全くこの業界に関ってなかった人にいきなり監督をやらせるのはどーかと思うんですよねぇ。
しかも、全6巻にも及ぶ大長編の中からの映画化って、いきなりハードル高すぎですよぉ。
と、ジブリの話となるとついつい長く語って・・・
て、ほんとに長っ!
ま、この作品はワタクシ的にはダメだったので、勢いに任せて色々と言いたい放題ですが、それもこれもジブリ作品を愛すればこそです。
ほんとワタクシ、ジブリ作品でご飯三杯は食べられるくらいのジブリ・フリークなのでジブリ作品に対してより高いレベルを求めちゃうんですよね、きっと。
てか、高坂希太郎監督でジブリ作品が観たいと思っているのはワタクシだけ?
お願いします、鈴木P。
・ゲド戦記@映画生活
ワタクシ、年に数回「ジブリ強化月間」と称してジブリ&宮崎駿作品を片っ端から観まくるくらいに”ジブリ好き”です。
実は最近も6月から7月にかけて「ジブリ強化月間」を実施したばかりでして・・・
ジブリに対する思い入れが強い分、この作品も観る前から色々と思うところはあったんですよね~。
ま、映画化の話を自ら持ち込んだはずの原作者ル=グウィンが映画の出来に不満を持っているとか、監督がこの業界では全くの素人であるとか、キャストがタレント・新人・俳優と声に関しては決してプロではない人に偏りすぎてるとか・・・
正直、不安な事ばかりだったんですけどね。
う~ん・・・
残念ながらこれらの不安は全て当ってしまいました。
原作を未読なので実際のところは分かりませんが、原作者が不満を感じているので恐らくは原作とは違ったものだと思うのですが・・・
話が面白くなさすぎです。
ストーリー構成が甘く、いつまでも回り道をしてるし、話や演出にメリハリがないから一向に盛り上がっても来ないし・・・
一体この話は何処から何処へ向かってるのか、全然分からなかったです。
どーやら吾朗監督のテーマは「ガンガンいこうぜ」・・・じゃなくて、「いのちだいじに」だったみたいですが、それを映像、映画として見せるのではなく台詞としてしか見せれなかったのも・・・
そこに収束させるためにやたら説教臭くなってしまった気がしました。
ちょっと素人が扱うには荷が重すぎる作品だったかなぁ。
描写不足・説明不足のオンパレードだったしね。
あと、作画レベルが・・・
『猫の恩返し』ほどではなかったけど、最近のジブリ作品と比べるとちょっと低かったですね。
あからさまにヘタレてるところもあったし・・・
動画チーム、もう少し頑張れ~。
色もいちおー保田道世女史が色彩設計として加わっているものの、彼女が関ってるところと、そーじゃないところが丸分かりなくらいにレベル差があったし・・・
色彩チーム、もうちょい頑張れ~。
てか、どーも『もののけ姫』をピークにジブリの作画レベルが落ちてるよーな気がしないでもないんですけどね。
いつも進行がいっぱいいっぱい(てか遅れまくり)だから厳しいのは分かるんですけど。
で、キャスト。
個人的にはやっぱり主役と一部の主要キャラはちゃんとした声優さんを使って欲しいです。
個人的には宮崎駿監督初の駄作と思っている『ハウルの動く城』もキムタクを始めとするタレント・俳優さんの”声だけの演技力”のなさが不満の一つだったのですが、今回もやっぱり・・・
どんなに役者として優れていても声だけの演技って中々出来ないですよね。
所詮、画面に映っているのは画なので、それこそ目を瞑っていても伝わるくらいの演技を声だけでして欲しいのですよ。
それにはやっぱり声優さんをもう少し多く使ってくれた方が・・・
それにしても、ついにジブリも世襲という最終手段を使いましたか。
宮崎駿監督か保田道世女史が居なくなればジブリは危機的状況を迎えるので後継者作りが急務なのは分かるけど・・・
『海がきこえる』で若手達にチャンスを与えたのに、宮崎駿がダメ出しした上に片腕だった近藤喜文を起用して同じタイプの『耳をすませば』を作る嫌がらせをしてしまい有望な人材が離脱でしょ。
しかも、近藤喜文監督は急逝・・・
『猫の恩返し』でジブリの若手有望株だった森田宏幸を、『ハウルの動く城』で今のアニメ界の若手No.1とも言える細田守を招いて後継者を作ろうとしたものの、森田監督はジブリとしてのクオリティを保てず、細田監督は恐らく宮崎駿とモメて完成間近に降板・・・
唯一、宮崎駿と同格なはずの高畑勲は一般ウケがイマイチで『となりの山田くん』でコケちゃったしね。
宮崎駿監督の圧力に耐えられて(受けなくて?)、かつ興行的にも宮崎ブランドを使えるので成功を見込める最後の砦が息子の吾朗監督だったんでしょうね。
でも・・・
やっぱり全くこの業界に関ってなかった人にいきなり監督をやらせるのはどーかと思うんですよねぇ。
しかも、全6巻にも及ぶ大長編の中からの映画化って、いきなりハードル高すぎですよぉ。
と、ジブリの話となるとついつい長く語って・・・
て、ほんとに長っ!
ま、この作品はワタクシ的にはダメだったので、勢いに任せて色々と言いたい放題ですが、それもこれもジブリ作品を愛すればこそです。
ほんとワタクシ、ジブリ作品でご飯三杯は食べられるくらいのジブリ・フリークなのでジブリ作品に対してより高いレベルを求めちゃうんですよね、きっと。
てか、高坂希太郎監督でジブリ作品が観たいと思っているのはワタクシだけ?
お願いします、鈴木P。
・ゲド戦記@映画生活
お付き合いいただいてどうも。
テルーの唄は大好きなんですけどね~・・・。
映画に関しては、あまりにも不評が多くて
すっかり行く気がうせてしまって・・・。
手嶌葵の挿入歌起用だけは誰も文句言わないんですが
それ以外の部分に関しては
期待度の分だけ皆さんのハードルも高い。
厳しいですね・・・。
密かに不安半分、期待してたんですけど・・・
だめでしたか・・・。
非常にためになりました
俺も、一応『ジブリファン』です
AKIさんの足元にも及びませんけどね
おそらく、ミーハーレベル
そんな俺が好きなのは『天空の城ラピュタ』でした
”ジブリ”とか”宮崎駿の息子”とかブランドがあってもやっぱり中身が伴わないブランドは逆効果になっちゃうなーって思いました。
内容も全体像がよくわからなかったし、今回は好きになるキャラもいませんでした・・。
ちなみに私はナウシカが好きです♪
最近原作者のコメントが発表されて、結構話題に
なってましたね。かなり遠まわしにやっぱり
失望したよ!って感じだったと思います。
ジブリの作品は自分も大好きですが、これまでに
あったワクワク感がちっとも無かったことと、
何よりも作品の出来に対する不安はゼッタイに
あったはずなのに、今まで通りのやり方である程度は
集客してしまった事がちょっとイヤです(笑)
たまにしか映画館行かない人が、ガッカリして、
また行かなくなる気がして・・。
細田監督の「時をかける少女」は逆にワクワク
する映画でした^^
いつもAkiさんは美人俳優さん好きなのでまさかジブリフリークとは思っていませんでした(誤解していてごめんなさーい)
で、この記事はとてもためになりました!
動画チームも作画チームもホント頑張ってほしいですよね。
「もののけ姫」をピークにだんだん私の好みではなくなっていきましたが、宮崎監督の名声は上がるばかりで、世間の評価と自分の好みのギャップを感じていたところです。
アニメの世界に世襲があるとは思っても見なかったので今回のことはちょっと驚きましたが、内情をお聞きすれば満を持しての・・・って感じだったのですかしら?
>Agehaさま
こんばんは~♪
テルーの唄だけは評判良いですよね^^
ちょ~っと長く引っ張りすぎな気もしましたが、シーンとしてもまぁ良かったと思います(^^ゞ
にしても、本当に大不評で・・・
ワタクシは前情報殆ど居れないで観に行ったのですが、観る前に雑音が入っちゃうと行く気失せますよね^^;
しかも酷評も多いですし・・・
ついジブリに対しては高いレベルを求めちゃうんですよね~(^^ゞ
>ボクサーさま
こんばんは~♪
思っていた以上にダメでしたぁ。:゜(。ノω\。)゜・。
が、個人的には『ハウル』よりはマシだったとは思うんですけどね^^;
ワタクシも普通の”ジブリファン”ですよぉ^^
ボクサーさまと同じく、ただ只管に大好きなだけですw
ちなみに一番好きなのは『トトロ』です(^^ゞ
>gomaさま
こんばんは~♪
宮崎作品が出せなくなったらジブリ潰れちゃいますからかなり重大な問題です^^;
ブランド力、特に宮崎ブランドが大きくなりすぎたってのも問題ありですよね。
この作品、確かに面白くなかったのですが、ブランド力が仇になってしまった部分も大きいと思いました。
にしても、どーも女性は『ナウシカ』、男性は『ラピュタ』、子供は『トトロ』を一番好きな作品に挙げる傾向がある気がするのですが・・・
そんな中、ワタクシは『トトロ』が一番・・・w
お三方とも、コメント&エコー有難う御座いました。
これからもよろしくお願いしますm(__)m
こんばんは~♪
ワタクシも観に行く前に原作者が批判してるのを知ってましたが、観た後で実際どこまで批判しているのか気になって本人のHPを見てみました^^
ぶっちゃけ、酷評でしたよ^^;
そして怒り・・・^^;
良い所(歌と文太だったかな?)は褒めてたと思うのですが、他は全然遠回しじゃなくかなりメタメタに切ってました^^;
kazuponさまの言いたい事、分かる気がします。
良いものを作った結果として売れるんじゃなくて、あからさまな商業主義に走ってるよーに思えちゃうんですよね~^^;
しかも、実際に出来もイマイチで・・・
『時をかける少女』、当りでしたか!
細田作品なのでめっちゃ気になってました!
DVDが待ち遠しいです^^
>ミチさま
こんばんは~♪
いえいえ、誤解じゃありませんよ~!
ジブリ作品にも美しい女性はたぁ~んと出てるじゃないですかw
ワタクシのヨタ話がためになったなんて恐縮です^^;
が、本当に製作サイドはジブリのクオリティを保つために頑張って欲しいですよね。
実はワタクシも単に『ナウシカ』を焼直しただけの『もののけ姫』で「あれ?宮さん?」なんて思い、『千と千尋』は主人公がブサイクだし、『ハウル』は突貫工事のせいで完全に意味不明だったのに世間の評価だけは上がっている事に違和感を感じてました(^^ゞ
だいたいマスコミも煽りすぎですよね!
世襲は本当にまさかの出来事でしたけど、鈴木Pには他に選択肢がなかったんでしょうね^^;
お二方とも、コメント&エコー有難う御座いました。
これからもよろしくお願いしますm(__)m
ジブラー(ぇ)なAkiさんにもやはり今回は不評でしたか・・(^^;)
自分もジブリは好きですけど、こうもストーリーに色々な説明不足や粗さが残ってると、やはり首傾げな部分も多くなってきて・・吾郎氏の経験不足というのも要因の1つとも思えますが、次に監督をする時はもう少し実力をつけて欲しいですね(汗
そーなんです、ジブラー(ん?)なワタクシにもこの作品は大不評でして・・・^^;
ほんと、説明不足な事だらけで一つ一つの出来事に何の意味があるのか、まるっきり伝わらなかったです。
やはり吾朗監督の経験不足が最大の要因でしょうね!
普通は作画やら脚本をやりながら映画の事を学び、自分のアプローチを見つけていくのに、そーゆー経験が0ですからね^^;
暫くは監督以外のポジションで勉強して欲しいです^^;
ではでは~、これからもよろしくお願いしますm(__)m
私も一応、ジブリファンなので、駄作と言われ様がこの目で見ないと・・と思い見に行ったのですが。。。やっぱり・・・・でした。^^;
声優さんの起用どうしてしないんでしょうかね?
あまりにも今回は、声に関しては素人ばかりを出しすぎです。「ハウル」よりひどい。
17才の主人公にしては岡田君の声は年齢行き過ぎ~。
テルー役は歌は超良かったけど、セリフ棒読み。↓↓
で、どんなにダメなジブリ作品でも、どれか愛着持てるキャラの一つはあるだろうに、今回は見事にいない!
で、肝心の映画の内容は、説明不足が多すぎ。。。
「ラピュタ」のようなワクワクする作品を作ってほしいのに・・・・。もぅ望めないのか??
ジブリ作品が好きなだけに、ため息しながら帰宅しましたよ。。。TB私も貼らせていただきます!(^-^)