ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

007/慰めの報酬

2009-06-03 | 映画 た行
5.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

巷ではめっちゃ評判の良かった『007 カジノ・ロワイヤル』ですが、アクション・シーンが物足りなかったり、ダニエル・クレイグ=ボンドが受け入れ難かったりしてワタクシ的にはもう一つだったり・・・
で、その『007 カジノ・ロワイヤル』の直後を描いたこの作品、正直、楽しみではあったのですがやっぱり不安も・・・
まぁ、当然ボンドはクレイグなので、そっちは諦めるか慣れるしかないんですよね。

そんな感じ(どんな?)で挑んだ(大袈裟)のですが・・・

う~ん、またしても微妙。
正直、アクションに関しては派手派手でアイディアも豊富かつ面白かったのでかなりの満足度ではあったんですけどねぇ。
そっち方面に関してはぶっちゃけ前作よりも俄然楽しめましたよ。
が、ストーリーがちょっと、と言うか結構・・・
いや~、何か全っ然、浅いんですよね~。
まぁ、前作の直後のお話ってことでボンド自身が冷静になれてないってことなんでしょうけど、それにしても単なる復讐鬼的な・・・
もちっと面白味のあるお話、あるいは見応えのある内容にして欲しかったかなぁ~と。
そーゆー面では前作の方が上だったかもしれませんね。

主演はもちろんダニエル・クレイグ。
う~~ん、やっぱり今回もボンドには見えなかったです。
なので、007を観てるってよりも普通のアクション映画を観てる感覚に・・・
ま、やってる事自体、他のアクション映画と変わりませんでしたしね。
てか、どーしても悪役に・・・
共演はオルガ・キュリレンコにマチュー・アマルリックにジュディ・デンチですか。
で、今回はオルガ・キュリレンコがボンドガールってことなんでしょうけど・・・
オルガ・キュリレンコだかアルトゥール・キシェンコだか知りませんが、ち~~っともボンドガールとしての役目(色んな意味で)を果たしていなかったんじゃないかと。
ボンドガールも007の重要なファクターなので(か?)もちっとボンドガールらしさと言うか、ボンドガール分が欲しかったかなぁ~と。
て、何、ボンドガールボンドガールと連呼してるんでしょうね、ワタクシ。

てなわけで、アクション映画としては十分に面白かったこの作品。
「007」として見るとちょっとなぁ~と。
てか、まだ暫くはダニエル・クレイグ=ボンドが続きそーなので、だったら『ダークナイト』並みに超濃密かつ見応えありまくりな「こってり007」を作って欲しいですね。
どの道、今までの「007」をやるのは似合わないっぽいので。