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●「わくわくする1年」 ふざけるな!国民は財布は痛み、世界の蔑視に晒される
風邪が悪化して、漸く16時にベッドから這い出た。クリニックは殆ど正月休みだし、薬を飲んだから早く治ると云うものでもない。こう云う時は、何か口に押し込み、売薬を飲んで寝ておくのが一番だ、と内科医だった爺さんが言っていた。つまり、コラムを書く気力が湧かない。しかし、朝日の「安倍首相が初ゴルフ 『わくわくする1年に』と抱負」の見出しに怒り心頭、一言だけ書く気力が生まれた。記事は短いが以下の通り。
≪ 安倍首相が初ゴルフ 「わくわくする1年に」と抱負
安倍晋三首相は3日、今年初めてのゴルフを楽しんだ。
早朝、休暇中に家族で滞在している東京都内のホテルを出発し、神奈川県茅ケ崎市のゴルフ場に到着。長谷川栄一内閣広報官や今井尚哉首相秘書官、渡文明JXホールディングス相談役らとコースを回った。コースを移動中、記者団から今年の抱負を聞かれると、「わくわくしながら1年を送るということですね」と答えた。 ≫(朝日新聞)
もう完全に開き直っている。ありとあらゆる日本を取巻く“傷と云う傷”に、粗塩を擦り込むような行為を平然と、且つ愉快そうに行っている。気づかなかったが、コイツはマゾヒズムの虜になっているのかもしれない。安倍と云う男が「わくわくする1年」になると云うことは、国民は「ハラハラドキドキの一年」になることであり、下手をすると“杞憂”では事がおさまらない事態も想定出来る。
こうなると「ストップ ザ 安倍!」を共通認識にして、沖縄の名護市長選や東京都知事選において、国民の側から、安倍晋三にNOを突きつけなければならない。名護市長選は、現職の稲嶺進氏(68)無所属:社民、共産、社大、生活推薦VS末松文信氏(65)無所属:自民推薦の一騎打ちだ。沖縄県民の維持、琉球民族の矜持が試されている。ガンバレ沖縄!ガンバレ名護市民という気分だ。
沖縄県では、普天間・辺野古米軍基地問題の天王山決戦・沖縄知事選が11月に行われる。世紀の裏切り知事が再出馬するかしないかが、一つの焦点。常識的には、辺野古容認の時点で辞意を表明すべき立場の男なのだから、健康面も考慮すれば、再出馬はありえない。その場合、現在の副知事高良倉吉が有力だと言われている。保守本流の翁長雄志那覇市長も有力候補の一人だ。翁長は普天間県外移設の主張を変えていないので、保革の糊代上に立脚している人物だ。革新側の立候補者の方向性は、現時点で定まっていない。一応取り沙汰されているのは、琉球大学法科大学院教授の高良鉄美、社民党県連委員長の新里米吉、作家の佐藤優。しんがりは元郵政民営化担当相の下地幹郎だが、コイツだけはないだろう(笑)。
都知事選の方は、いまだ方向性が見えない。前回の知事選で次点となった宇都宮健児の立候補表明だけだ。ここに来て、田母神俊雄が出馬か?の情報がネット上に拡散しているが、正式な表明は聞かれない。手をあげた後で鉾をおさめる、機密費狙いと云う臭いもしてくる。巷では、マスゾエ、ヒガシコクバル等々が有力視されているが、シンタロウのハプニング出馬もあるような気がする。後継者の不始末を始末する為に、もう一度都民のために働く、なんちゃって出てくるかもしれない。筆者は宇都宮は手を挙げたが、「ストップ ザ 安倍!」の共通認識に立つ優れた候補者が見つかった場合には、調整に応じると言っているので、田中康夫の目は未だ生きているように思われる。
この国はどこで間違えたのか (光文社知恵の森文庫) | |
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