世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

民主驕るなかれ!褌が緩んでる!

2009年06月30日 | 日記


民主党驕るなかれ!褌がユルんどる!

最近の民主党の動きがいま一つパッとしない。マスコミが「そのまんま東の茶番劇」や「橋下府知事の地方分権パフォーマンス」や「麻生のウロチョロ」をこぞって報道するというジャーナリストとは思えないおバカ報道のお蔭で押しやられているとしても、どうも“ユル褌”だ。気合いを入れたらどうだ。

横須賀市長選で当選した吉田雄人(33)前市議会議員のマニフェストは民主党のマニフェストそのものではないか!なぜ?小泉と一緒になって同じ現職の蒲谷亮一氏(64)市長を応援したのか訳がわからん。
民主党神奈川県連の考えに党本部がOKを出したのだとしたら、そいつは処罰ものだ。この期に及んで、此処まで格差国家を作り、ただただ郵政民営化と金融を米国に譲り渡し、少しは仄々さが残って日本人を殺伐とさせた小泉純一郎と呉越同舟するとは呆れてモノも言えない。

志がある者が同じ船に乗る呉越同舟ならいざ知らず、志なく日本売りに奔走し、国の正しい道筋さえミスリードした、それこそ「日本国家の抵抗勢力・小泉」と同船するとは無神経にもほどがある。もしかすると、そうしないと市長選に負けると判断したのだろうか?だとすると、民主党の中には未だに次期総選挙でやっぱり最後は負けるのではないかと思っている輩がいると云うことかもしれない。これは問題だ、そういう輩はあぶり出し、要職に就かせない等政党機能の管理体制が急務だ。

特にTV出演の多い岡田克也幹事長の発言は重要だ。彼の発言を聞いていると、民主党のマニフェストに沿った主張を展開すると云うより、私見を述べている時間が多過ぎるのが気がかりだ。
鳩山代表との差別化をアピールしたい欲望が顔を出すのだろうが、党の幹事長だと云う立場を確認する作業が必要だろう。勿論、彼が幹事長でなければ持論を展開することに異を唱えるものではない。

直近の地方首長選・静岡県知事選における民主党の候補者擁立の絞り込み作業の失敗も重大な執行部の責任だ。川勝平太氏が民主公認となったが元民主参議院・海野徹氏が無所属で立候補した。
この海野候補は渡辺喜美の応援を仰ぐなどして無党派層の民主票をかっさらって、自民・坂本由紀子候補を側面支援している状況になっている。
結果、民主党楽勝のはずだった静岡知事選は自民坂本候補と民主川勝候補のつばぜり合いが展開、予断を許さない状況となっている。

そもそも、渡辺喜美氏の一連の動きは反麻生というだけで、保守本流の政治信条に変わりはないし、最近マスコミにおける大騒ぎの橋下や中田の「首長連合」と同様、無党派層の浮動票を取り込む自民別動隊と位置づけることも出来るのだ。
この「国家公務員改革を主張」している渡辺グループと「地方分権を主張」している橋下グループはバラバラな組織だが、無党派の民主党の票を切り崩す「隠れ自民別動隊」と考えておいて良いのだろう。

これらグループがマスコミによる世論誘導で何処まで票を集められるか定かではないが、テレビでよく見る人、新しいものなら何でも良いみたいな有権者も多いわけで予断を許さない。

民主党執行部は早急に組織の再点検、執行部の役割などあらためて確認する作業をするべきだ。
自民党は良かれ悪しかれ、多大な話題を作りマスコミに取り上げさせ、TV露出作戦をD通を通じて戦略的にやっている。
麻生の人事・解散弄び発言、小泉・中川の退陣要求行動、古賀とそのまんまのマンガ劇場。それらはB級C級国民の目を自民に向けさせる、立派なメディア戦略だ。
このメディア戦略でも民主党は正直者なだけなのだが、それで良いのか悪いのか?国民の多くがA級国民であると信じているのかもしれない?メディアが自民べったりで、民主の話題を意図的に取り上げない状況があるとしても戦術は出すべきだ。

簡単な事で世論の向きは変わるものだ。突然風の流れが変わるということがあるものだ。 民主党よ!せめて一回くらい政権を取ってみなさいよ!今後の政界再編の為にも、民主は政権を取るべきなのだから・・・。

いやはや、外野でヤキモキするのも胃に悪い(笑)

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植草一秀氏、刑務所での無事を祈る

2009年06月29日 | 日記


植草一秀氏、刑務所での無事を祈る

植草一秀経済エコノミストの痴漢事件の懲役4か月の最高裁判決が出た。
判決要旨など入手出来ていないので詳細は判らないが、未決拘留日数をある程度勘案するはずだから、実際刑務所に入るのは3か月程度と思われる。

植草の痴漢事件には色々な点で「冤罪かもしれない?」という疑問点が存在している。しかし、わが国における稀有な経済学者であるが、その性癖がどのようなものであるか迄は筆者には判断がつかない。つまり、植草の判決に難癖をつける積りはないと云う事がこの記事の前提だ。

しかし、それでも拙ブログに一筆書いた方が良さそうだと思うようになったのは、彼のブログにおける政治的言論活動(ネットメディア)が過激であり、且つ人気があり、且つネットメディアの中でも破綻が少ない優れた言論ブログだということである。
つまり、彼の稀有の才能が政治的言論に集中され、自民党政権打倒に極端に傾いていることが総体的問題だ。しかし、麻生政権を口汚く罵っているだけのブログは山ほどあり、そのこと自体重要視する問題ではない。

問題なのは「小泉―竹中―西川―米国」の郵政民営化過程における彼らの売国行為に対する舌鋒が異様なまでに鋭いことである。ここが問題だ!
まぁ、郵政民営化問題を取り上げ、様々な視点から「小泉―竹中―西川―米国」ラインの犯罪性に迫ろうと頑張っているネットメディアも多数あるが、鬼気迫る内容になっているのは植草のブログだ。

なにせ、小泉が郵政民営化を思いついた時点では、竹中より数段優れた経済学者であり、野村のチーフエコノミストでもあった。当然小泉は植草に目をつけた。しかし、こともあろうか、飛ぶ鳥落とす勢いの小泉首相の郵政民営化構想を端から反対し、決別した歴史がある。植草は小泉の「郵政民営化」の陰謀に誘われたか、乃至は陰謀を感じとった経緯がある。

当然のことだが、小泉一派の郵政民営化のカラクリを彼は事前に相談され知っていたのだ。そして今、ブログを通して徹底的に「小泉―竹中―西川―米国」の行った、行っている一連の郵政運営の恥部を暴き続けていると云うことだ。
この言論行為は「小泉―竹中―西川―米国」にとって、死ぬほど厄介なブログであり、厄介な人物である。此処が重大だ!

小泉の政治的功績のすべてが泥にまみれる危険があると云って良い。時と場合によると、小泉純一郎が関わったすべての犯罪が一気呵成に噴き出す危険さえ出てきたという状況だと思う。
現時点ではマスコミ全員がビビって書けない小泉の恥部を、堰を切って一気に書きだす危険すら出てきている。(誰でもそうだが、政治家も新聞記者も評論家も命が惜しいのである、筆者も惜しい笑)
この郵政民営化の過程は日本史上最悪の疑獄事件になる虞もあるのだ。「小泉―竹中―西川―米国」の思惑が暴露され、米国を巻き込む大スキャンダルになる危険すらあるのだ。

特に自民党政権の下野、民主党中心政権が樹立された場合には、その可能性は相当高くなる。
麻生太郎も小泉純一郎に逆らい続けていたが、最後の最後になって突然タッグを組んでいた鳩山邦夫の首を切る「オトシマエ」をつけさせられた。あの豹変は政治状況の変化などではない、権力闘争でもない、誰にどう脅されたか知らないが、「死」を予感する強迫、恫喝に屈した男の選択である。

前段の状況説明が長くなったが、「小泉―竹中―西川―米国」という勢力にとって、植草は「消えて欲しい人物」だと云うことだ。
3か月間刑務所に居るからブログは書けないだろう?その内解散総選挙は実施されるのだ。しかし、郵政民営化の恥部は永遠に消えない。植草が存在する限り、さらに危険は増すというものだ。

そういうとき、仮に闇の世界と云うものがあり、郵政民営化の恥部を世間に見せたくない集団と気脈を通じていたら、何が起きるか判ったものではない。

『過去において、様々な政治絡みで自殺や不慮の死を遂げた人々の名前が浮かぶ。』

*「中野正剛57・無所属衆議院議員」(東条英機を批判。逮捕、釈放後割腹自殺だが真偽不明)

*「中川一郎57・自民党衆議院議員」(自民党総裁選敗北のショック説、妻との不仲説、鈴木宗男秘書との確執説、アメリカの諜報機関他殺説諸説があり真偽不明)

*「新井 将敬50・自民党衆議院議員」(利益供与事件で逮捕状が請求され、衆議院で逮捕許諾請求の議決を行う直前に自殺となるが事件の拡大の惧れもあり真偽不明)

*「中島 洋次郎41・自民党衆議院議員」(汚職事件で実刑判決を受け、精神的にも不安定?)

*「永岡 洋治54・自民党衆議院議員」(郵政民営化法案での賛否板挟み 精神疾患も。真偽不明)

*「松岡 利勝62・自民党衆議院議員」(事務所経費の不明朗支出問題や、緑資源機構の談合問題で追及を受けだが、汚職への進展がとん挫した?)

植草は政治家ではないのだが、此処まで来ると「言論人」としての地位があり、且つ「小泉―竹中―西川―米国」の大敵である点を考慮すると、刑務所内で不幸な事件に巻き込まれる危険はある。いや、あると云うより「極めて危険だ!」

政治家などが「或る邪魔な人間を抹殺してくれ」等と依頼することはない。一定の殺害方法を知っている組織との「阿吽の呼吸」のようなものである。
「…先生にとって****は邪魔なのではなかろうか?きっと消えて欲しいと願っているに違いない…」
「…だったら望みを適えてあげよう。****が刑務所に居るのなら簡単だ。3か月も要らないくらいだ…」
「…当然、実行の暁には許認可など便宜計って貰えるだろう…」

植草が何処の刑務所に収監されるのか定かではないが、上記のような不心得者が出ないように刑務所の監理監視体制は万全を期して貰いたいものだ。
このような妄想が筆者の妄想であることを望みたい、「アンタの杞憂だったでしょう」と笑われることを望みたい。
彼には国家の財産を泥棒されないために、稀有の経済学者としての才能で監視する民間人でいて欲しいと望むものである。

「気に入らない言論イコール死」はあまりに乱暴すぎる。(彼の痴漢冤罪の主張には一定の理解はあるが、筆者はそのことと、今回の収監による危険度の問題は別けて考えている) 

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悪の巣窟・検察庁

2009年06月27日 | 日記

検察庁・実は不正義の巣窟!

『西松元社長を一転追起訴 二階氏側は再び不起訴』
≪ 西松建設がダミーの政治団体経由で二階俊博・経済産業相側のパーティー券を購入していた問題で、東京地検特捜部は26日、同社元社長の国沢幹雄被告(70)=民主党・小沢一郎前代表側への違法献金事件で起訴され公判中=を政治資金規正法違反(第三者名義寄付)の罪で追起訴した。 特捜部は、この問題では元社長に対する告発を不起訴処分(起訴猶予)としたが、東京第三検察審査会による「起訴相当」の議決(16日付)を受けて再捜査した結果、一転して起訴の判断となった。検察が政界捜査で審査会の議決を受け、不起訴処分を見直して起訴するのは極めて異例だ。 改正検察審査会法で5月21日から、検察が不起訴としても、審査会が2度「起訴相当」の議決をすれば強制的に起訴されることになったため、検察側は、審査会の議決を重く見て判断を見直した。 一方、二階派の政治団体や会計責任者については、審査会が不起訴処分(嫌疑不十分)を「不起訴不当」と議決したため、特捜部は再捜査したが、「パーティー券の購入者が西松建設だと認識していたとの証拠はない」として、26日に再び不起訴処分とした。 起訴状などによると、国沢元社長は06年6~7月、西松建設のダミーの政治団体経由で、二階派の政治団体「新しい波」(会長・二階経産相)のパーティー券340万円を購入したとされる。 谷川恒太・東京地検次席検事は、国沢元社長の追起訴について「(審査会で再び)起訴相当の議決が行われる可能性を踏まえて今回の判断に至った」としている。 国沢元社長の小沢前代表側への違法献金事件公判はすでに結審し、7月14日に判決言い渡しが予定されていたが、東京地裁は26日、弁論を再開し、追起訴分の審理をすることを決めた。 西松建設から二階氏側への献金を巡っては、ほかにも二階氏が代表を務める「自民党和歌山県第三選挙区支部」に、同社が社員らの個人献金であるかのように装って計600万円を献金していたとされる疑惑も告発されており、特捜部が捜査を続けている。 二階派の政治団体の当時の会計責任者で元国家公安委員長の泉信也参院議員は朝日新聞の取材に対し「法令にのっとって処理をしており、検察が捜査された結果、判断されたと思う」と述べた。 ≫(朝日新聞2009.06.26)

『前局長「ありえない」否認貫く 郵便不正指示容疑』
≪ 障害者団体向けの郵便割引制度をめぐり、自称・障害者団体「凛(りん)の会」(現・白山会)を制度の適用団体と認める偽の証明書が厚生労働省で発行され た事件で、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で14日に逮捕された同省の前雇用均等・児童家庭局長、村木厚子容疑者(53)が、担当係長で当時部下だった上 村勉容疑者(39)=同容疑で再逮捕=に発行を指示したとされる疑いを一貫して否認していることが、村木前局長の弁護人への取材でわかった。検察側が描く 構図と真っ向から対立している。 弁護人によると、村木前局長は接見で「証明書の作成にはかかわっていない。まったく知らない」と説明。民主党幹部の国会議員の口添えで、村木前局 長らに面会したとする元同議員秘書で白山会代表の倉沢邦夫容疑者(73)については「会った記憶はない。政治家の元秘書に頼まれて、虚偽の証明書を発行す ることなどあり得ない」と話しているという。 また村木前局長は、上司だった元部長が04年当時、障害者自立支援法への流れをつくるため、この議員の依頼に応じて前局長らに対応を指示したと証言したとされる点についても「当時は法案自体が構想段階で、民主党に協力を依頼することは考えられない」と述べたという。 弁護人は「検察のストーリーは不合理だ。本人には、事実だけを話すよう伝えている」と話している。 一方、特捜部は、凛の会から厚労省に審査資料が一切提出されていないことに加え、村木前局長から証明書の発行日を前月にするよう指示されたなどと する上村係長の供述を重視。前局長が証明書発行までの様々な場面でかかわっていたとする関係者の話も積み重ね、立証を図るとみられる。検察幹部は「否認の ままでも起訴できるだけの証拠はある」と話す。 ≫(朝日新聞2009.06.27)

上記二つの特捜捜査の最終ターゲットは共に民主党と云う政権交代可能な野党に向けられている。
当該捜査線上に与党自民党の国会議員も多数含まれるが、検察官は立件要件の有無、起訴猶予などの権限を行使、見逃しっぱなしなのだ。

もう発する言葉を失うくらい検察庁と云う準司法・準行政機関の醜さ、足搔きが見えてきた。
どうしたと言うのだろう?ここまで検察と云うものが酷い組織であることが顕わになっても構わないのだろうか?
それこそ極悪非道な組織だったと自白しているような組織のヒステリー醜態を見せられあっけにとられている。
その昔より、いざとなると「正義の鉄鎚」を「悪の鉄鎚」に持ち替える癖はあったが、これほどなり振り構わず「悪の鉄鎚」を振り回すのは尋常ではない。これは余程政権交代することで、検察庁という組織にとって尋常ではない不都合な事情があるとしか思えなくなってきた。

小沢秘書逮捕以降、検察庁は民主党潰しに躍起となっている。これは単純に麻生政権側と結託してどうのこうのというレベルを超えている。
自民党を守ろうと云うより、民主党に政権を渡したくないではなく、渡さない!である(笑)
霞が関行政の検察も一角だから、官僚としての抵抗だろうというレベルでもない。
もしかすると日本の検察は、とてつもなくデッカイ極悪非道な作為的犯罪を犯してきているのではないのだろうか?
民主党政権になられては、それが暴露され営々と築いた我が検察庁の歴史そのものが「悪の枢軸」だったとバレテしまうのを怖れているかのようだ。
過去における怪しげな特捜捜査、警察による不法逮捕、囮捜査や罠捜査が明るみに出る恐怖を感じているのか?(米国からの圧力)
民主政権になると、社民や共産も与党化してしまう公安・防衛情報問題を危惧してのことか?
それとも民主党政権になることで、組織のスリム化、天下り禁止、人事介入などへの抵抗なのだろうか?
それとも樋渡利秋検事総長が民主党嫌い、小沢嫌いで有名だからだろうか?
そう云えば、検察幹部は小沢逮捕をなんとかしろと東京地検特捜にハッパを掛けていたらしい。出来なければ出世をあきらめろと。
最近では東京、大阪が頑張って樋渡のご機嫌が好いらしいが、名古屋は何もしていないと顰蹙をかっていたようだが動きだしたらしい。名古屋地検特捜もマルチ商法疑惑で民主党議員に迫ろうとしているということらしい。

こういう検察の体質を観察していくと、「引かれ者の小唄」のような扱いをしてきたが、「罠に嵌められた被告人たち」の数は相当数に上るような気がしてきた。

◎検察・警察の臭い捜査逮捕が疑われる事件一覧
*ロッキード事件(田中角栄・児玉誉士夫・小佐野賢治ほか)
*リクルート事件
*誠備グループ脱税事件(個人仕手集団主宰・加藤嵩)
*東京佐川急便事件(渡辺広康社長・金丸信ほか)
*鈴木宗男事件(鈴木宗男・佐藤優ほか)
*堤義明証券取引法違反事件
*ライブドア事件(堀江貴文ほか)
*山田洋行事件
*植草一秀盗撮事件
*安田弁護士事件
*三井環逮捕事件
記憶にあるだけでこれだけ怪しい。今度じっくり調べて「怪しい事件簿」でも作ってみるか~(笑) 

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朝日新聞の腐臭

2009年06月26日 | 日記
朝日新聞の腐臭(自民・民主乱れ撃ち)笑

米国から「日本一信頼できる新聞社」と評された大朝日新聞の社内的混乱が如実に現れだしている。ここ数日の主たる朝日新聞の記事の見出しを列挙してみよう。
大変に興味深いと同時に、新聞社内部の抗争のようなものまで見えてくる。
おそらく方向性は米国の顔色を見ながら(結果的に小泉路線擁護)記事を配信しているようだ。
つまり麻生自民党も敵、与謝野も敵、民主党も勿論敵、渡辺喜も敵。小泉、竹中、中川秀、武部、石原伸、西川社長辺りのスキャンダルは覗こうともしない体勢で、他の陣営の重箱の隅をほじくり始めているようだ。多分、検察庁とも連絡を密に記事配信をしている感じがしてしまう。

勿論、大朝日がそんな事をするとは絶対に思いたくないのだが、ひねくれ者の筆者の鼻は「腐っても鯛」の腐臭に小鼻をピクピクさせてしまうのである。この大新聞社、流石に一流どころの記者を揃えているので、配信記事への粗相はあまりない。取り立てて、一つ一つの記事に方向性と云うか意図は感じられないように按配している。しかし臭うのだ。臭い臭い!

(与謝野大臣、渡辺喜美議員のオリエント貿易迂回献金疑惑の問題発覚後の主な政治記事の見出し)

*骨抜きの「骨太2009」了承 自民総務会
*「社内処分で世論鎮まらない」 西川氏続投で佐藤総務相
*「中将→大将」「鉄の暴風→嵐」首相、沖縄戦で事実誤認
*臓器移植法案「国民合意あるのか」 民主・西岡氏慎重論
*民主、予算無駄削減へ事業仕分け シンクタンクと協力
*「722分の1にならぬ」 東国原知事、気持ちは国政へ
*地位協定見直しや給油撤収も 民主の外交・安保政策原案
*国有林野事業の独法化凍結へ 自民で議員立法模索
*対官僚、柔軟路線へ転換示す 民主・菅氏が訪英報告
*連立組むなら選挙前に公約を 経済同友会、各党に要望
*「内閣改造、考えているわけではない」24日の首相
*小沢氏やっとコメント「違法行為一切ない」 西松事件
*橋下知事、首長連合を旗揚げ 次期衆院選で地方分権求め
*佐藤総務相、談合6社から約1100万円献金
*「献金してない」証言次々 民主・鳩山氏の献金記載問題
*鳩山弟が手紙 橋下・東国原両知事との連携探る
*鳩山兄が秋波 橋下知事に「地域主権できるの民主だけ」
*若手も大事、潔癖も大事 民主・岡田氏が飯抜き「夜懇」
*茨城県医師連盟、1200人が自民離党届
*首相「衆院解散、そう遠くない日」 総裁選前倒し否定

一つひとつの記事にそれ程の違和感はないのだが、並べてみると何となく妙だ。
鳩山代表の個人献金疑惑と岡田幹事長の縁の下の努力を対比させようとしたり、鳩山兄弟の言動を際立たせている部分もある。
佐藤総務相がそれなりに西川社長を虐めるなら、お前の疑惑もほじくるぞ!という記事のようにも読める。

朝日は死ぬほど西川社長を守りたいようだ。もしかして朝日新聞のメインバンクは三井住友か?だとすると、卑近な気配りで経営状況宜しからぬだけに、資金繰りの心配だろうか(笑)まさかそういうことはないのだろう?
意外に重要なのが菅代表代行の「対官僚、柔軟路線へ転換示す」だろう。霞が関対決路線まっしぐらから、民主党が舵を修正したようなニュアンスが伝わっている。
全体に自民党を支持すると云うより、西川社長を守る記事、鳩山兄弟を潰す記事、岡田幹事長を持ち上げる記事が妙に異彩を放っている。
どうも朝日新聞は「改革派」がお好きらしいのだが、小泉純一郎と竹中の日本売りを改革と云う風に未だに思い込んでいるようだ。勿論、思い込みばかりではなく思惑もあるわけだが、今夜は思い込みと云う事で〆ておこう(笑) 

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米国債13兆円、有史以来の犯罪か?

2009年06月24日 | 日記

偽米国債13兆円の謎、超ド級犯罪かも?

6月11日の朝日新聞 ≪イタリア財務警察は、総額1340億ドル(約13兆円)相当の米国債をイタリアからスイスに持ち出そうとした日本人2人の身柄を拘束し、検察当局に身柄を送致したと発表した。在ミラノ総領事館が日本人かどうかを含め確認を急いでいる。 財務警察は今月3日、イタリアからスイス側に入ったキアッソの駅に停車中の電車内にいた2人の所持品を検査。二重底になっていたカバンの底から額面5億ドルの米国債249枚などが見つかった。 2人は持ち出しを申告しておらず、債券が本物の場合には額面の約40%が罰金として科せられる可能性があるという。ただ、債券が巨額なため財務警察は偽造の疑いもあるとみて調べている。≫

6月16日の朝日新聞 続報 ≪総額1345億ドル(約13兆円)相当の米国債をイタリアからスイスに持ち出そうとして、日本人2人がイタリア財務警察に身柄を拘束された事件で、 所持していた米国債の大半が偽造されたものであることが分かった。イタリア捜査当局は日米両捜査当局とも連携しながら、入手ルートや背後関係などの捜査を 進めている。 伊当局などによると、2人は今月2日、ミラノ市内のホテルに宿泊、翌日にミラノ中央駅から普通列車に乗った。国境を越えてスイス側に入ったキアッ ソ駅で、2人を尾行していた財務警察の捜査員が所持品を調べたところ、二重底になったカバンの底に額面5億ドルの米国債249枚などを隠し持っていた。 パスポートの情報などをもとに日本の捜査当局が調べたところ、2人は60代と50代の男性で、東京などに住民登録されていた。 伊当局によると、米国債のほとんどは一見して偽造と分かるほど印刷が粗雑なものだったという。ただ現在、米国債は紙の形では流通しておらず、故ケ ネディ米大統領時代に発行された「ケネディ債」といわれる古い国債10枚も含まれていたため、米証券取引委員会(SEC)にも調査を依頼している。押収し た中には日本の預かり証券も含まれていたという。≫

この記事をさっと読んでしまうと「何だ“M資金”のような詐欺事件」かと咄嗟に思うのが一般的知識人である。ただ筆者のような“ひねくれ者”は「いかがわしい臭い」に敏感なのでほじくりたくなる。

この二人の日本人が所持していた米国債がすべて偽物なら、それは忘れてしまってもいい事件なのだが、『…ただ現在、米国債は紙の形では流通しておらず、故ケネディ米大統領時代に発行された「ケネディ債」といわれる古い国債10枚も含まれていたため、米証券取引委員会(SEC)にも調査を依頼している。押収した中には日本の預かり証券も含まれていたという。…』と云う部分が引っかかる。

これは変だ。偽物だけならイタリア当局がSECに調査を依頼すると云うのは奇妙だ。二人の男が東京に住民票を持っているとするなら氏名が判らないわけがないのだ。これはおかしい、怪しい事件の可能性が高い。
そこで色々ネットをほじくっていくと、ありました。この13兆円の米国債券の事実関係をもとに推理している「浅川嘉富氏」のブログにその詳細が書かれていた。これはセンセーショナルな事件の可能性が出てきた。なるほど3大紙やメディアがトピック紛いの扱いしかしなかった謎が解けてきた。いや、未だに判っていない馬鹿メディアもいるかもしれない(笑)

浅川嘉富氏のブログによると、次の事実が確認される。此処で言う事実とは海外の放送局やメディアの記事によって得た情報と云うことである。つまり、その範囲での事実であり、これらマスコミの情報の真偽まで確認できていないことは当然である。*その事を承知で此処から先は読んでいただきた。

日本のマスコミで軽々しく扱われている13兆の偽物米国債券だが、イタリアのマスコミは大々的に「日本から埋蔵金が贈られた」と報道しているという。朝日新聞は大半が偽造だと報道しているが、実際は20~30%は本物だった可能性があるということである。
つまり「ケネディ債」(SECに調査依頼分)3~4兆円の債権は本物だった可能性が高いのである。これは大変な額である。個人で所持しうる金額ではない、明らかに国家レベルでしか持ち得ない金額の債権なのである。此処が重要なポイントだ!!

イタリアのアジアニュースというブログの一説ではオバマ大統領の不良資産救済プログラム(TARP)に準備した7000億ドルの残り 1345億ドル (13兆円)と押収債券の額が奇妙に符合する点についてふれ、アメリカの要請で日本から秘密裏に持ち出された債券ではないかと推測している。

だいたいが外務省がイタリア当局に問い合わせればパスポートから二人の中年の日本人の氏名を聞き出せないわけがない。ましてこの二人、イタリアの弁護士が身元保証をして、無罪放免になったという。
まさか13兆の偽物本物の米国債券を所持していた怪しい日本人をそんなに簡単に釈放するほどイタリア警察はお人好しなのか?そんなことはない、そこにはイタリア、米国、日本の外交筋が動いたに違いないのだ。だから、名前も判らずじまいで二人の日本人は釈放され、未だに氏名は公表されず、永遠に公表されないことになるのだ。

『押収した中には日本の預かり証券も含まれていたという。』朝日の記事中のこの文面も変だ。
この日本の預かり証券を持ち出しうる人間と云うのは極めて限定されるはずだ。財務省に関わる人間でない限り「日本の預かり証券」などというシロモノ偽造するはずもないし、持ち歩くわけもない。
つまり、日本の財務省関連者であると考えるのは妥当だ。故に無罪放免なのだ。

いやはやとんでもない話になってきたものだ。「浅川嘉富氏」のブログによるとこの2名の内の1名の名前が判明した。

「YT氏」という人物である。それだけなら中年の日本人なのだが、こともあろうかこの「YT氏」、あの武藤敏郎氏の義弟なのだ!

あの武藤敏郎氏の義弟ですぞ!これは凄い事件です。007だなんて笑っていられません。国庫に納まっていなければいけない債券を持ち出しネコババしようとした?いえいえネコババなんて泥棒の真似はしませんよ。ちょっと知恵を働かして金利を稼ごうとしただけですよ。しかし、国庫に眠っていた寸借米国債券13兆円を3か月間だけ預けるとする。するとですね、300億円ほどの利息が付くカラクリになっているのですよ。

まさかこの寸借で稼いだ金を「YT氏」と武藤氏が山分け等と云う下品なお話ではありません。これだけの芸当が出来るのは財務省ぐるみと考えるべき。与謝野氏や麻生政権、自民党すべてがグルである可能性もありかもしれない。選挙資金が足りなくなっているという噂もあるわけだから。

しかし、もっと深く疑うと、13兆円そっくりネコババ作戦って戦法もないとも言えない。下野した後の野党としては資金が苦しい。民主党に企業献金全面禁止などされたら、お金を食べて生きてきた自民党の議員の命に関わる。
民主党に政権を取られる前に持ち逃げしてしまえ!そんなことを考えた一部知恵者がいてもおかしくない状況になっているということなのだろう。

さて、こういう事件こそ東京地検特捜がメスを入れる事件と云うものだが、あんな冒頭陳述しか書けない輩、動けるはずもないだろう(笑)
もし仮にこの推測が当たっていたら、日本史始まって以来の大犯罪と云う事になるのだが、解明は無理なのだろう。

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麻生太郎は戦後最高の指導者?

2009年06月23日 | 日記

麻生首相は戦後最高の指導者なのかも?
これは筆者のひねくれた麻生首相への評価というわけではない。本当に、もしかすると麻生太郎と云う人物が、我が国を名実ともに独立国家として踏み出す夜明けの扉を開いた人物になるような気がしてきた。
皮肉でも何でもなく、そんな感じがしてきた。勿論、それを彼が意図していたかどうかは別なのだが、結果として独立国家の夜明けを導いたことになるような気がしてきた。勿論米国から独立である。

最近の政治論壇の主たるテーマは郵政西川社長の継続は是か非かである。
解散総選挙が何時なのか?都議選で自民は第一党が守れるか?果たして総選挙で自民は勝てるのか?ではなく、郵政の西川社長の人事にスポットが当たっていた。
そして、昨夜(22日)麻生首相は既定方針通り、佐藤総務相の報告を受け日本郵政西川善文社長の続投を了承した。これで、西川社長継続問題は取敢えず決着したわけだが、世論の75%が反対している西川社長を承認したことで、鳩山邦夫衆議院議員を更迭して(辞表の形式)支持率を下げ、完全に承認したことで支持率は又僅かに下げることになるのだろう。

西松事件の公判冒頭陳述を読む限り、検察の捜査能力不足と冷たい世間の視線に晒され、見えてきたのは立ち往生している検事達の馬鹿面だと云う事がほぼ判明してしまった。
郵便不正での厚労省村木局長逮捕も勇み足が濃厚で、全面否認に合い立ち往生しているようだ。また、この関連では民主党議員ばかりではなく自民党の派閥領袖にまで話が伸びる危険が生じてきて、藪蛇な捜査に着手してしまったらしく、これも立ち往生しているという噂である。

つまり、麻生政権が何処でどのように解散しようと神風は吹かず、総選挙で惨敗することはほぼ確定的になってきた。マスコミもそのことは概ね認識しており、諦めの境地に入っている様相だ。朝日新聞やテレビ朝日などは政局絡みの報道を後ろへ後ろへと追いやる戦術に出ている(笑)

ところがである、郵政の西川社長の人事関連では死ぬ物狂いの擁護論があらゆるメディアに登場している。この点が、実は非常に重要なのだ。
戦後のわが国に流れていた目に見えぬ、具体的組織も明示できない、雲のような米国の圧力(時には幻想や妄想まで手伝って)の呪縛が今も現実に起きているということなのだ。
西川擁護に立つ人々は経団連を中心とする財界人(奥田・トヨタ、御手洗・キャノンら)と改革派と称する(小泉-中川秀-竹中-安倍晋・菅義偉・石原伸―ゴールドマンサックス)そして評論家(田原・財部-大谷-高野など)マスコミでは(日経新聞・朝日新聞・報道ステーションなど)であるが彼らが必死で守ろうとしているのは麻生政権でもなく、自民党でもないのだ。
では何を守ろうとしているのか?それは既存の「日米の国家間の構造」なのである。米国の消費構造に依存した日本の経済構造と米国の核に依存した日本の安全保障構造を守らなければ大変になると云う危機感なのである。
総選挙で自民党が下野、民主党中心の政権が出来たとしても、この「日米の国家間の構造」を壊してはいけないという考えに囚われている人々なのだ。
民主党政権が、この「日米の国家間の構造」を大きく破壊しようとした時自民党の復活もあり得るし、場合によると民主党政権を「雲のような米国の圧力」が積極的に潰しにかかるに違いないと思い込んでいる人々なのである。勿論、この既存の「日米の国家間の構造」の中で泳ぐことで多くの利益を得ている集団でもある。

麻生太郎の功績は、正論を語り国民の大きな支持を得た鳩山邦夫という変人を切り捨て、西川と云う住友財閥の男を選択したことで、これらのパワー集団「日米の国家間の構造維持派」をあぶり出し世間に晒したということだろう。この集団は「日米の国家間の構造」=「米国の属国としての日本」の方が自分たちに都合が良いし、結果的に国民も幸せに違いないと思い込んでいるわけである。

しかし、米国が今後も現在の「日米の国家間の構造」を守りきれるパワーがあるのか、維持する気があるのか?或いは中国を日本の替わりにしようとするのか判断しかねる時代に突入しているのも事実なのだ。
永遠に米国が最強の国家だという保証はどこにもない。モノ作りを忘れ、金融に明け暮れ、消費に明け暮れ、国債を乱発し、戦争に明け暮れた国家が永遠だと断言できるものではない。
世界が米国中心に永遠に回り続けるのか、そろそろ様々な方向に目を向けるべきではないのか、ここは日本にとっても戦後初めての思案どころなのである。しかし結局この問題は国民が選択すべき問題なのだ。

麻生太郎は自民党を救えなかったが、既存の「日米の国家間の構造」の存在と「雲のような米国の圧力」の存在を国民に意識させ、今後の日本の外交の方向性を戦後初めて真剣に考えるべきだと知らせた功績は非常に大きいものだと考える。

小泉-中川秀-竹中-安倍晋三・菅義偉ラインに脅かされたというだけで、麻生太郎が朋友鳩山邦夫を切り、支持率が低下することも承知の上で決断したという推測は短絡的過ぎる。きっと麻生太郎はこの「目に見えない米国の圧力」を国民に知らせるために、敢えて馬鹿げた決断をしたという推論を展開してみた。

勿論、ただ「麻生降ろしをするぞ」「サミットにも行けないぞ」と脅かされ決断したという推論も成り立つが、たまには麻生太郎を評価する論評がしてみたくなっただけである。

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東京地検は気が狂ったのか?

2009年06月21日 | 日記
検察は「天に唾」、検察暗部の暴露は近い

今週の金曜日に西松事件関連の初公判の検察冒頭陳述が行われ注目していたが、これだけ世間が注視していた「冒頭陳述」は史上最低の陳述内容になってしまった。あまりに陳腐というか滑稽な内容なので書くのもバカバカしくなるものだが、主だった「陳腐度」「国策度」をチェックしておく。

◎まず一番目立った陳腐な表現、文学的表現とも云う「天の声」だが、この公判は西松建設元幹部2名の外為法違反事件の筈で、政治資金規正法事件はその経過に過ぎないはずだった。しかし検察は後段の事件のみを「イソップ物語風」に作り上げ、法律用語が駆使され判りにくい「冒頭陳述」を、新聞等の見出しにピッタリの言葉「天の声」という抽象的にして陳腐な言葉を10か所近く織り交ぜた。これは天下の検察特捜の陳述とは思えないし、「天の声」に頼らないと「イソップ物語風シナリオ」の辻褄を合せることすら出来なかったことを白状している。期せずして、この冒頭陳述を受けた3大紙及び各TVメディアは、この「天の声」の意味するところを検証もせず、大々的に垂れ流すと云う連携プレーを行った。このような大事件における検察冒頭陳述は検察庁の幹部たちも目を通すはずなのだが、「天の声」という抽象的語彙が法律用語として如何なものか寸借することが出来なかったのか不思議だ。まさか、裁判員制度導入で、「わかりやすさ」を意識したとするなら、尚更「魔女狩り」で使われていた「目に見えない力」のような表現を使う事は暗黒裁判時代に突入させるだけではないか。専ら事件のすべてが「天の声」で成立しているというシナリオは「宗教裁判」みたいなもので、日本の検察は法王庁になったつもりなのかもしれない。しかし、あきれた話だ、冒頭陳述が「天の声が真犯人だ!」マスコミが喰らいつく言葉にはピッタリだが、地検特捜と3大紙が相談でもしたのか?まさかそれはないのだろう(笑)

◎そもそもこの公判は7千万円の外為法違反の事件であり、政治資金規正法違反は付け足しのはずだ。勿論、外為違反の方が罪は重い(笑)ところが検察の冒頭陳述は東北地方の昭和50年当時からのゼネコン談合の歴史(業者の証言をかき集め)を学者のように披露してみせた。起訴した事件の立証事項を説明するのが冒頭陳述であり、噂をかき集めたゼネコンの談合歴史など「週刊誌」の十八番を奪うような「珍・冒頭陳述」を披露してしまった。このことで、西松外為違反は別件逮捕だったことが証明された。その上、その「東北地方におけるゼネコン談合の歴史研究」の成果を何と検事が堂々と行い、「宗教裁判的用語」(天の声)を駆使したことは検察史上重大な汚点を残したと言える。尚且つ、その「天の声」が誰であるかを国民が知る立場にいるわけだから、その誰かを「誹謗中傷」するための「冒頭陳述」だったということだ。しかし、その誰かの秘書(大久保被告)の裁判をする気は現時点で検察には無いようなのだから、この「東北地方におけるゼネコン談合の歴史研究」を披露するだけが目的だったと言われても検察は反論できないだろう。つまりは「是之しかじかと怪しいのです」だから「疑わしいから起訴しました」と言っているいるようだ。これは小学生以下の作文だ(笑)これが検察庁幹部たちの言う「公判で明らかにする」内容だとしたら、犯罪だ!寝言で関係のない物語をペラペラ話しただけではないか!結局、「天の声」という言葉をマスコミ各社を利用して、選挙前に国民に知らせようとしたようだ。しかし、ネットメディア及び週刊誌メディアの情報で検察への信頼は相当に揺らいでしまっているにも関わらず、此処で「天の声」等と云う言葉を駆使しないと「裁判が維持できない」体たらくの検察の実態がさらけ出された。この組織は余程民主党政権になるのが「嫌です」「恥をかいても阻止したい」と国民に知らせているようだ。或る意味で、まさか検察が不公正をするだろうか?と半信半疑だった国民にまで「その正体」を晒した点で有意義な冒頭陳述だったかもしれない。

◎法的な面でも問題があった。特に西松が「天の声」で小沢事務所に献金せざるを得なくなった歴史研究の結果、「天の声」を実質行使していたのが小沢前代表秘書の大久保被告だと主張したことだ。検察がこの公判で大久保秘書の供述調書を持ち出し読み上げたことだ。大久保被告の裁判は始まっていないし、日程も定まっていない。つまり、「大久保被告の供述調書」の法的効力は大久保被告の公判で争う重大な争点であり、今回の公判でいかにも歴然たる証拠のように扱う事は重大な法律違反である。それを天下の東京地検が白日、裁判所の公判で行った事実は問題だ。そもそも、大久保被告が自ら「供述調書」そのものへの反論の機会も与えられずに既成事実のように他の裁判で証拠のごとく利用されて良いはずがない。そもそも西松側の事件の立証に、大久保被告の「供述調書」は不必要であり、外為法違反の立証に持ち出す理由すら存在しない。検察の今公判における目的は「天の声」の存在と「大久保氏の供述調書」の存在を国民に知らせるための公判だったと推測するのが妥当なようだ。

上記以外にも今回の検察庁の執拗なまでの「政権交代」断固反対の明確な意思及び行動は列挙しきれない。しかし、この「政権交代」への異様なまでの妨害行動は何を語っているのだろうか?どう考えても麻生政権を守ろうと云う目的だけにしては必死過ぎる?当初は自民党と検察の談合という図式の範囲で観察していたが、どうもニュアンスが違ってきている。それが何なのか?いままで噂の類でしかなく、あまりにも荒唐無稽な推測だった「米国の一部勢力の日本検察支配」という構図の姿が見え隠れしてきている。未だに筆者は「まさかそこまで」と思っているが、今回の「小沢追い落とし・民主党政権阻止」の検察の一連の行動から、「米国の検察支配」は冗談でないのかもしれないと検証の必要性を痛感している。今回はその疑わしき事件を列挙しておくだけにするが、いずれその疑わしい事件の疑わしい検察の行動と云うもの研究に値すると考える。

*ロッキード事件(田中角栄・児玉誉士夫・小佐野賢治ほか)
*誠備グループ脱税事件(個人仕手集団主宰・加藤嵩)
*三越・岡田茂・竹久みち事件(岡田茂・竹久みち)
*撚糸工連事件(稲村左近四郎・横手文雄ほか)
*東京佐川急便事件(渡辺広康社長・金丸信ほか)
*ゼネコン汚職事件(地方自治長3名他、大手建設トップを含む25人)
*泉井石油商会脱税事件(泉井純一ほか)
*KSD事件(村上正邦・小山孝雄・額賀福志郎・古関理事長ほか)
*鈴木宗男事件(鈴木宗男・佐藤優ほか)
*堤義明証券取引法違反事件(堤義明ほか)
*ライブドア事件(堀江貴文ほか)
*山田洋行事件(守屋武昌防衛事務次官・額賀福志郎と久間章生・山田正志ほか)等々である。
注記:(…)内は関係した乃至は関連で影響を受けた人物。

書き出してみると、たしかに悪を懲らしめているようにも見えるのだが、何処か胡散臭さもあるようだ。少なくとも、ロッキード事件、東京佐川急便事件、泉井石油商会脱税事件、鈴木宗男事件、堤義明証券取引法違反事件、ライブドア事件などは臭ってくる(笑)

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村木局長逮捕、その上司お咎めなし?

2009年06月17日 | 日記

郵便不正、国策捜査の証明

数日前の共同通信の記事だが、郵便不正容疑で逮捕拘置されている「白山会」会長守田義国容疑者の大阪地検の度重なる拘置延長に待ったをかける判断を示した。
これは、あまりに民主党議員(牧議員、石井一議員)逮捕の検察シナリオに警鐘を鳴らした大阪地裁の忠告と受け止めることができる。記事は以下の通り。

≪「捜査に疑問」と拘置短縮 郵便法違反事件で大阪地裁大阪地裁(植野聡裁判長)は11日、郵便制度悪用事件で大阪地検特捜部が再逮捕した障害者団体「白山会」会長守田義国容疑者(69)の拘置延長について、「捜査に疑問を感じる」といったん認めた期間の延長を取り消し、3日間短縮する決定をした。弁護人が10日に「懇意の国会議員に依頼をした経緯ばかり連日調べられ、別件捜査だ」と延長取り消しを求め、準抗告していた。植野裁判長は決定理由で「証拠隠滅や逃亡の恐れがある」と拘置の必要性は認めた。その上で「(議員との関係は)郵便法違反事件の処分を決める際に解明が必 要な事情とは認められない」と指摘。さらに「捜査の在り方に疑問を感じる。拘置は無限定に許されるものではない」とした。守田容疑者はこれまで、2件の郵便法違反罪で起訴され、5月29日には同法違反や私文書偽造・同行使容疑で3度目の逮捕をされた。(共同通信)≫

この事件、たしかに巨額の郵便料金をチョロマカシタのだからケシカラン!しかし、上記のように裁判所の目から見ても、途中経過より民主党議員に近づくためが捜査であることは目に見えているようだ。

考えてみると、本省の課長で逮捕された村木課長(当時)の上司(当時部長だった塩田幸雄・既に退職)が村木課長に“政治案件だからよきに計らえ”と指示したことが発端である。

この塩田なる人物、検察のシナリオ通りぺらぺらと証言したらしく、逮捕の”タ”の字も出てこない。つまり、検察のターゲットは“君ではないから協力せよ”仮に悪くても起訴猶予には必ずするから、ぺらぺらと供述して貰えまいか?という推移に間違いないようだ。
政治家から口利きを受け、それを村木局長(当時課長)に命令した当時の部長、塩田幸雄が厚労省内の犯人であるはずなのに、逮捕されたのは何と「村木局長」なのである。

あきらかに、政治家からの「口利き証言」の見返りに「おめこぼし」を受けたということになる。
小沢秘書逮捕国策捜査における、西松裏金システムを作った高橋嘉信(衆院選岩手・自民党候補予定)にお咎めがなかった流れと一寸変わらぬシナリオなのである。もうここまで来ると、検察の暴挙は限度を超えている。

勿論、けしからん事を捜査起訴することは問題がないが、政治的意図だけが目立つようになった一連の検察庁の行動理念は司法と云う役割とは異なる方向に動き過ぎだ。

仮に、この事件で民主党議員が逮捕起訴されたとしても、自民党政権崩壊のシナリオを大きく覆すものにはならないだろう。
逆に検察庁組織への政治介入に大義名分を与えることになり、天に唾する結果をもたらすのだろう。
特に石井一民主党衆議院議員は公明党・創価学会・池田大作との反目が激しい政治家だけに、その方面からの圧力も洩れ聞こえてくるが真偽のほどはわからない。

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「報道ステーション」古館狂ったか?

2009年06月16日 | 日記


「報道ステーション」は気が狂ったのか?

『 ……朝日、産経、日経が「郵政民営化推進」の名を借りた「郵政私物化」、「郵政米営化」勢力と結託し、西川社長続投をごり押しした。なかでもテレビ朝日の偏向ぶりは突出している。6月12日「報道ステーション」の偏向は救いがたいものだった。古館伊知郎氏、田崎史郎氏、堀田力氏は「偏向トリオ」のユニットを結成するのだろうか。懸命の情報操作だった。堀田氏には作為が無いのかも知れないが、ユニットに完全に組み込まれていた。……』
上記は植草一秀氏のブログの一節だが、朝日新聞はもうダメになったと思っていたので馬鹿にしていたが、「報道ステーション」もそうかと意識的に昨夜多忙にもかかわらず、時間を割いて視聴してみた。

先ず第一弾が「大阪地検特捜部は14日、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長の村木厚子容疑者(53)を虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで逮捕した」に関するニュースだが、村木局長が容疑を否認しているにも関わらず、逮捕容疑は事実だと云う前提で話の流れを組み立てていた。村木局長が課長だった当時、障害者自立支援法の制定に向けた中心メンバーであり、支援法を通過させるためには政治家の横やりを避けたかった事情があったかのだろうと実しやかな発言まで古館はしていた。横にいる寝ぼけたタヌキ(一色ナントやら)のようなオヤジもそうだそうだと肯いていた。

順番は忘れたが、鳩山の「麻生の裏切りメモ」の話、千葉市長選の話全体に流れていたムードは麻生太郎は混乱している、支持率も低下している。しかし、この上郵政西川社長を更迭するような愚を行ってしまったらオシマイだみたいなコメントになっていた。とどのつまりに、一色タヌキは西川社長に替わる代打は経済界には居ないとまで口走った。
要するに、「D通」を通じてバラ撒かれ始めた緊急メディア対策の恩恵を一身に受けた報道と云う事ができる。たしかに、植草一秀氏の風聞は聞き及んでいるが、言っている事は理にかなっているようだ。
たしかに酷い報道だ、いや完全にプロパガンダとしか表現できない。厚労省局長逮捕の報道は民主党代議士狙いの国策捜査色プンプンの大阪地検特捜のリーク情報だが、流石に民主党代議士の言及には至っていないし、容疑者が否認しているという事実など、小沢秘書逮捕の報道に比べ、トーンを抑えてはいるようだ。しかし、自民党を利する捜査であることには違いない。
まぁこれはプロパガンダとは断言しきれないのだが、その次の麻生太郎と鳩山邦夫関連の報道での西川社長更迭は絶対にダメだ!というコメントは悲壮な叫びに聞こえた。これはプロパガンダだ。
ただ、自民党のプロパガンダではないし麻生政権への応援でもない。逆に警告になっていた。
西川に手を触れるな!そう言っていた。(笑)おそらく「D通」の圧力だろう?Dの圧力=経団連の圧力=米国(ゴールドマンサックス)の圧力という構図になるのだろう?まぁ広告がすべてのテレビ局、「こんなものでしょう」と言ってしまえばオシマイだけど、事実関係まで捻じ曲げられると情報を入手し難くなるのは困りものだ。

救いは、古館も一色タヌキも共に目が泳ぎながらコメントをしている風情が何とも面白かった。あれは完全に言わされている状況、しかも、そこまで言わないと駄目ですか?と悲しい気持ちを湛えてのコメント風景だったのは救いと云えば救いである。そう云えば、最近「報道ステーション」のスポンサー、優良大企業のCMが増えています(笑)恭悦至極です(笑)

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国策捜査・第二弾発砲

2009年06月14日 | 日記
国策捜査第二弾!「都議選」支援か?
*「郵便不正、厚労省局長を聴取へ 元上司が関与を証言」(朝日新聞)
*「郵便不正、厚労省局長を地検聴取へ…逮捕係長の元上司」(読売新聞)
*「郵便不正:厚労省局長を15日にも聴取 偽証明書に関与か」(毎日新聞)
*「厚労省局長を任意聴取へ 郵便悪用事件で大阪地検」(東京新聞)
*「日経新聞は14日午前4時30分現在記事無し」

いや~始まったようです、検察の「国策捜査」第二弾が。5月28日の拙ブログ記事「郵便不正捜査、目標は民主」で触れておいたが、昨日入手した情報なども踏まえて、補足させて頂くことにする。
上記記事の出元が大阪地検のリークであることは今さら言うもでもない。最も大袈裟に扱ったのは「朝日新聞」次が読売新聞、東京新聞、毎日新聞の順である。
鳩山元総務相に対する裏切り更迭の名誉挽回とばかり、麻生政権の次の一手は「郵便不正疑惑」の根源が民主党議員達によって為されたと云う、またもや検察捜査という芸のない作戦に出たようだ。
柳の下のドジョウ作戦ということだろうが、どうにも正攻法の攻めを無くした政権のやりそうなことである。さて、この「国策捜査」何処までマスコミが報道に血道を上げるか見ものである。そして、麻生が党首討論で言及するか?時間的に17日までに民主党議員逮捕までは流石に無理だと思うが、「都議選」には充分間に合うものと思われる。

この「国策捜査」リークが報道されたことで、なるほどとと思ったのが、数日前の夜某所で自民派閥領袖が雁首を揃えた話の内容が推測される。
顔ぶれは町村、古賀、山崎、高村、津島等々の面々だ。表向きは「都議選分析」みたいなものだったようだが、検察の小沢秘書逮捕以降なしの礫の検察「民主ネガティブ仕掛け」はどうなっているのかI議員に問い糾したのではないかと云う憶測が流れていた。
何故ならI議員は派閥の領袖でもない一介の参議院議員なのである。しかし、驚くことにこのI議員、国家公安委員長を二度も歴任しているではないか!何故大自民党のお偉い領袖様の会合にこのI議員が紛れ込んだのか梅雨の夜の珍事だ。
この議員、どうも公安を通じて司法機関に顔が利くようになったらしく、相当のパイプを駆使すると評判らしい。漆間程ではないが検察情報くらいをオフレコで入手する才能の持ち主らしい。
以上の闇情報と本日の大阪地検特捜のリーク記事はほぼ時を同じくするということになる。この不正疑惑問題、民主の牧義夫衆議院議員、石井一衆議院議員、場合によると牧議員が更迭騒ぎの元総務相・鳩山邦夫の運転手から議員になった立身出世物語にまで波及させようと企んでいるのかもしれない?
このような疑いと云うものマスコミの扱い方ひとつで有権者に想像を逞しくさせる操作は簡単なだけに、法的有罪ではなく、「支持率有罪」という報道手法が繰り出されることになりそうだ。
いや~自民のオッサン達中々しぶとい!政権与党が野党に蹴落とされると云うことは、彼ら自民党議員にとって万死に値することのようである。汚くても何でも良い、兎に角民主の評判落とすようなことなら、浮気でもいい、野糞でもいい、それ以上ならもっと良いってな具合にまで成り下がったのだろう。老醜を憐れむのみである。
下野後の復活にエネルギー貯められないものなのだろうか、後ろ向きだ!

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麻生の重大な過ち・鳩山更迭

2009年06月13日 | 日記

麻生の重大な過ち・鳩山更迭

時間が経てば経つほど、麻生の所業に呆れかえる。鳩山に西川更迭を最初に指示したのはこともあろうか麻生自身だ。NTT和田会長など候補者まで示したのだ。
にもかかわらず「ブレた、大いにブレた」。それが小泉・竹中・中川秀ら「疑似改革派」のグループの恫喝「不信任に同調する」であることは間違いない。
このグループが何処まで米国政府と関わっているか別にして、麻生は当面の恐怖「首相の座を失う」を回避しようとしたのだ。
鳩山が怒っても同調するのは6,7人、痛くも痒くもない。ところが中川秀ら「疑似改革派」のグループが小泉の号令で動き出すと最低30人、最高70人位の造反劇になる可能性がある。
これを振りかざされたのでは、一番楽しみにしていたイタリアサミットにも行けずに、首相の座を追い出される。
この男の場合、論理的に考えるより感情で推測した方が予測が当たるタイプのようである。首相の座を弄び、予算を弄び、解散権を弄び、ぶら下がりを愉しみ、首相として海外旅行することを愉しむだけの男だと云う認識で観察する方が正解を導くと云うタイプだと判明した。
どうも自民党の総理でいる事が最大の関心事であって、自民党が総選挙で勝つことは念頭に入っていない様子だ。おそらくこの鳩山更迭人事は「疑似改革派」の恫喝に屈した小心者、朋友の梯子を外した男として世間に映る可能性が大きいだろう。そして、西川と云う国民の財産を二束三文で売る男を擁護したという形で国民の意識にインプットされる。
昔のように、新聞テレビだけが国民が知るメディア時代は終わったのに気づいていない。幸か不幸か、ネットメディアの台頭と云うものは想像以上に世論形成に影響を及ぼしている。
どうも10月まで総理でいることとの引き換えに鳩山を売ったようだが、どっこいそうはいかないだろう。鳩山更迭と17日党首討論の世論調査の結果(惨憺たる数字が怖くてやらないかも)と都議選の大惨敗は異なる勢力からの「麻生降ろしコール」に繋がるからである。
昨日筆者が描いたように、「鳩山支持し、西川更迭」で都議選ダブル選挙を実施すれば、ぎりぎり自民党の命脈は保てたはずなのだが、もう遅い。これで自民党の大敗北、無残な下野が視界に入ってきた。敗北にも形が残る敗退と瓦解する敗退があるが、どうも瓦解する危険すら出てきた。

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鳩山クビ飛ぶ!米国の陰謀か?

2009年06月12日 | 日記
鳩山クビ!なんと西川守る麻生首相

≪麻生太郎首相は12日、日本郵政の西川善文社長の続投を認める意向を固めた。同日午前、続投に反対する鳩山邦夫総務相を首相官邸に呼んで協議した が、鳩山氏は姿勢を変えず、首相官邸を出る際、記者団に「私は自分の信念を全部申し上げた。(首相からは)いろいろ話があったとしか言えない」と語った。 同日午後、再協議するが、首相は更迭も辞さない考えで、鳩山氏は辞任する意向を周辺に伝えた。 首相にとって鳩山氏は自民党総裁選で3回にわたって支援を受けた盟友で、更迭することになれば政権への打撃は必至。次期衆院選が近づく中、政府・ 与党内では西川氏の進退問題を巡る混乱の長期化に批判が強まっており、事態収拾に動くのが遅れたことで首相の指導力不足を露呈する形になっている。 西川氏の進退を巡っては鳩山氏が「かんぽの宿」の売却問題で不透明な入札があったとして業務改善報告書の提出を日本郵政に求めた。報告書は11日までに提出されたが、鳩山氏は「責任の所在が不明確で内容も不十分」と報告書を認めない姿勢を示していた。 首相は鳩山氏との会談で翻意を促した模様だが、鳩山氏は会談前、首相が続投を認めた場合の対応について「罷免や辞任は十二分にあり得る」と述べて おり、続投に反対する姿勢は変えていない。そのため首相は「いたずらに混乱を広げ、行政機関の長としてふさわしくない」との理由で鳩山氏更迭を検討。その 場合は西川氏の経営責任も明確化するため、後任総務相に西川氏への何らかの処分を求めることも検討している。 西川氏の続投に反対する鳩山氏に対しては、西川氏の社長就任に尽力した小泉純一郎元首相や自民党の中川秀直元幹事長、菅義偉選対副委員長らが反発し、西川氏の続投を求めていた。≫(毎日新聞)

12日午後、郵政社長人事が思いもよらぬ風向きになってきた。麻生は世論の風向きに逆らって、郵政西川社長の人事容認を決めたようだ。鳩山は自説を曲げず、更迭は確実な情勢になった。
麻生政権最後の朋友と言われる鳩山総務相まで首を切って、麻生は何処に行こうとしているのだろう?完全に丸裸の王様になってしまった。筆者の麻生は鳩山を選ぶという読みは見事に外れた。
しかし、都議選や解散総選挙を目の前にし、世論に逆らう決断がなぜ起きたのだろう?この鳩山更迭は都議選、総選挙の両方に重大な影響を及ぼすはずなのだが、異様な決断だ。
自民党内で鳩山総務相への反発が徐々に強まっていたのは事実だったが、朋友の大臣をクビにしてまでという勢いではなかったはずだ。まして、世論の動向にも逆行しているのだ。
西川社長がどれほどの人物か知らないが、西川ひとりを守るために此処までの決断をすることはないのだろう。党内の西川容認が強い、改革派と称する小泉・竹中・中川秀らの勢力に脅かされたということなのか?
つまり、「麻生降ろし」を始めるぞと脅かされたと考えるのが筋だ。まぁその線は既にあったのだが、引退を決めた小泉、学者に戻った竹中、異端児扱いの中川秀に時の総理が屈伏するだろうか?
『都議選で自民が敗北しても「麻生降ろし」はしない、だから西川を認めろ。そうすればサミットにも行けるぞ』その線で手を打ったのか?いや短絡過ぎる。彼ら改革派の連中だけの力で西川擁護に回ったとは思えない。西川を守らないと絶対に困る目に見えないパワーが働いたとでも考えないかぎり、この決断はおかしい。
その勢力とはネットメディアが常に主張している米国の圧力なのだが、ゴールドマンサックス(竹中・西川ラインのバック)の利権を守ることと、米国の利益が一致しているとなると経済安全保障の立場から、外交的圧力麻生にかける事は考えられる。

書いている最中に「鳩山辞表提出」となった。
記者団の質問に答え

『いやあの、辞任はしない、罷免待ちだと言ったんですが、そこは仲間たちと相談をして、やはり潔く去るのがいいのではないか、という若手議員が大勢おられま したので、そうだな、と思ってそういう道を選びました。まあいずれ、歴史が私の正しさを証明してくれると。歴史と言っても50年、100年先じゃなくて、 1年以内にも証明は出るのではないでしょうか。国民はそれを注視していると思いますよ。』

この鳩山の発言は重大なことを示唆している。郵政民営化で暗躍した言われるゴールドマンサックス、米CIAや国防総省そして米国政府の情報は大袈裟なガセネタとは言い切れない様相を呈してきた。
西松政治献金と小沢問題で唐突とも思える東京地検特捜の動きも、この一連の米国暗躍グループに支配されていたと云う3流週刊誌の記事が実は真実かもしれないという不安さえ出てきた。
しかし、このまま麻生首相で解散総選挙を実施して自民党は勝てるのだろうか?世論に逆行して、どうするつもりなのだ?また、米国暗躍グループの手で何らかのウルトラCを繰り出すつもりなのだろうか?
今度は誰の逮捕だ?小沢逮捕に踏み切る積りなのだろうか?こうなるともう滅茶苦茶だな。論理的思考などと云うものは、暴力の前に屈伏するという現実をみせられる。
しかし、仮に米国暗躍グループが政権交代が起きるかもしれない日本の状況に際し動き出したと云う噂が冗談だと笑い飛ばせない事実が次々と顕わになってきている。3大紙やNHKなど各メデイアの不自然な偏向報道の怪も説明がつく。麻生がその米国グループに手足をもがれているだけでなく、自民党自体が縛られ、霞が関までもが縛られているのかもしれない。スパイ映画の世界だけかと思っていたが、派手なアクションこそないのだが、日本国家を転覆させるような恐ろしい力学が働いているのかもしれない。本日は頭の整理がつかないので此処まで。次回は麻生の限られた選択を考えてみようと思う。

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ダブル選挙!(麻生のつぶやき)

2009年06月12日 | 日記
麻生のつぶやき(筆者の昨夜見た夢再現)

・・・鳩山の奴上手いことガンバってくれているな~、流石俺の応援団長だ。それに引き替え、中川、鴻池には参った。駄目な取り巻きが多くてかなわん!「類は類を呼ぶ」なんて言う奴もいるが俺は違う、断じて違う。なんてったって吉田茂の孫だぜ。俺は「口は災いのもと型」だけど、あいつ等は「身から出た錆型」だから救いがない。
それにしても、天下の宝刀を抜く時期を間違ったな~、秋葉原の演説の時の雰囲気だったら支持率60%以上は確実だと思ったのに、たしか48%だったかな?まさかあれが俺の最高の支持率なんて誰が思う?
この俺が政局より政策でどれほど国民の為の政策打ったと思っているんだ。まぁ馬鹿役人に任せたら、財界と官僚お手盛り予算になってしまったが、B、C級国民には判らんだろう。
高速千円で奴らは日本中飛びまわったぜ。暫定税率たっぷりのガソリン掛かるの知らなかったとみえるな、やはりB級C級だ、ハハハ…。それにしてもB級国民には俺の価値は判らんのだな、クソ国民め!
給付金返させようか、あぁそうだ消費税で元金百倍返しさせるんだった。今に見ていろ、俺の価値を知らなかったツケ払わせるからな!あぁそうだ、その前に解散総選挙しなければならないんだっけ。そしてあの公明党と合わせて過半数は取らないと、えらいことになる。
しかしだ、あの公明党ってのも良い気になり過ぎだよな。偉そうに御託並べてきやがって、給付金で俺はどれほど恥をかいたと思っているんだ。さてナマクラ宝刀が竹光に変わらない内に解散しないとな。任期切れ解散で三木武夫と同じじゃじいちゃんに殴られそうだ。
ここは無い頭使って考えないとな。んんん、ダメだ考えても頭がぐるぐる回るだけだ。漆間に聞こうか?イヤ駄目だ、アイツの言うとおり党首討論で「小沢攻め」したら「馬鹿の一つおぼえ」と馬鹿にされた。アイツも信用できない、俺を頭から馬鹿だと思っている、何とか此処は自分で考えないと。そうか~そうだメモに書きだしてみよう、そうすれば、考えが纏まり易いな。

≪メモ≫
◎6月17日、先回の討論は戦術を間違ったので世論は五分五分だと評価したようだが、もしかすると少しだけ負けていたかもしれない。今度は民主の政策の財源根拠と安全保障を徹底的に追求してやるから、6・4で絶対勝てる。そしてマスコミに民主政策では敵国(北朝鮮)から日本は守れない、米国との関係を一層密にしないと安全保障は確保できない論評を大々的に打たせよう。

◎6月19日、注目!西松事件国沢被告公判開始。検察の冒頭陳述がある。その陳述であっと驚く小沢の金権体質が暴露される。マスコミは徹底的にB、C級国民の頭を洗脳する。田中、金丸、小沢の悪徳自民政治の姿をあらためて思い起こさせる。実は田中の事件も検察のでっち上げだなんてネット左翼仲間でしか通用しないのだから。

◎今回の補正予算関連法案は3分の2で通過させたいが、まぁ金の面では9割方実施可能。再議決の時期をあまり重要視しなくても構わんだろう。

◎6月29日、日本郵政の株主総会だ。15日の週には決めないと拙いだろうな?それにしても、小泉竹中ラインに屈伏するのは腹立たしい。どうしたものか?やはりシナリオ通り、苦しむ鳩山を救う正義の味方で行こう。きっと世論も西川怪しいと思っているのだからな。

◎7月1日からの1週間全国遊説だ。百年に一度の経済政策をアピールしよう。株価も裏から手をまわしたお蔭で10,000円の大台まで引き上げた。

◎7月8~10日はイタリア・ラクイラサミット一番大切。これは補正が通過しなくても行きたかった首脳会議、今度こそ目立つ場所に立って子孫に集合写真を残さないと。しかし、地震がもう一度襲ってくる危険はないのかな?ホテルはバスタブがなくシャワーだけとか。ラクイラに泊まらずに毎日ヘリで会場入りしようかな?

◎7月12日、都議選だ。都議選は俺も選挙期間中、報道陣に囲まれ陣頭指揮、超気持ち良いのだ。しかしな~「7月3日公示、7月12日(投開票)ということで総選挙、じゃなかった都議選が行われます」うっかり口を滑らしたのは拙かった。アホ首相の誉れが高いから、勘違いとマスコミが扱ったから良かった。
≪メモ終わり≫

・・・7月12日以降、俺は何をしていれば良いのだろう?国会延長したのは良いけれど、することがない。漫画でも見ながら支持率アップを待つことになる。世間は決断できないアホウ首相だと言うだろう。クソ~!いや、その前に都議選の結果が出るわけだよな。
このままなら絶対に負ける。64議席が過半数だけど、今の感じだと自民は33議席くらい、公明が21議席として54議席か~、過半数に10も足りない…。石原が怒るだろうし、都知事投げ出すかもな?
いやそう云う他人のことじゃなかった、俺だよ俺、俺のことだった。どうも考えがぐるぐる回る、頭が良過ぎて気がつき過ぎて、俺って結論が出ないんだよな。だから決断できない首相なんて言われちゃうんだ。
そう、解散する前に「内閣不信任案」出されて造反が出るかも?いやそれはないだろうが、総裁選前倒しの波が押し寄せる。そしたら、解散してやるか?いやそれはカッコウ悪い、ゴルゴ13としては受け入れられない。
そうだ!ダブル選挙が良い。都議選とのダブルが一番だ!サミットにも行ける、株価も上がった、政策の麻生もアピール出来る。ダブル選挙なら二度負けずに済む、一度だけ負けるだけだ。俺が自民党最後の総理総裁であることが重要だ。爺ちゃんが最初?で俺が締める。おう!なかなか悪くないぞ。
それにだ、ダブル選挙の時期を逃して状況が良くなる確率は低い。膏薬だらけの補正予算、時間が経つほどボロが出る。
公明党が反対している?もうそんなことどうでも良いじゃん(笑)どっち転んでも自民党は負けるんだから、公明の顔立てても意味はないだろう?今度連立があるとしても、民主に自民の生き残りがくっつくだけだろう。もう公明は要らないぜ!
仮に第一党で勝てても、3分の2なんてあり得ない、それに俺が首相になれるはずもない。そうだ!絶対ダブル選挙!!!!これしかない!!

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鳩山のぼり龍、麻生土砂崩れ

2009年06月08日 | 日記
読売新聞が奇妙な数値が出ている世論調査を臆面もなく発表した(笑)
そのナベツネ読売の世論調査によると、麻生自民党政権の支持率が未だに29.5%もあるのだそうだ。
支持しない理由で「首相に指導力がない」28%で、郵政社長人事の指導力のなさが影響、前回調査21%より増えたと言っている。これはナベツネ読売の小泉への怨みに適切な数値だったので、今回の世論調査を発表、世論操作に利用しようと考えたのだろう。数日前に郵政社長人事に関する社説の裏付けにピッタリの世論調査、出来過ぎです(笑)
今さら小沢が代表辞任したのに代表代行になっているのは「納得出来るか」等と云う馬鹿げた質問項目まであるのだから、到底数値が信頼に値しないのは言うまでもない。
最近ではマスメディアの世論調査は殆ど創作に近づいている感がある。答えを誘導するレベルから、数字を触るタブーにまで手を染めている危惧さえある。
先回の党首討論の世論調査など各マスメディアは麻生首相のブザマ過ぎる姿に怖れをなして調査自体をしなかったのか?それとも、とんでもない数字にあきれかえり蓋をしたかのどちらかなのだろう。
今回の読売の数値で唯一方向が見えるのが、次回の選挙で自民・民主どちらに投票するかで、自民・29%、民主・39%くらいのものだが、この数字も実態は25:40位のはずである。
まぁ信用ならないマスメディアの世論調査を云々することもくだらないので止めておくが、民主鳩山の遊説演説会場などは人が溢れ返っている。正直会場から聴衆が溢れているのだ。(小泉の郵政選挙と似た現象だという)小沢代表代行も黙々と田舎周りをこなし、田圃の真ん中広場で車座集会を開き、ぽつぽつと語りかけ確実な票を固めているようだ。
麻生首相は都議選応援で「北朝鮮に対しても同じだ。戦うべきときは戦わねばならぬ。その覚悟を持たなければ、国の安全なんか守れるはずない」なんて誤解を招きそうな威勢のいい発言している。
それならそうで、小泉並みに北朝鮮に乗り込み率先垂範という程度の矜持を見せよ!海外渡航大好きなのだから(笑)
検察が余程滅茶苦茶に汚い手でも使わない限り、次回の衆議院解散総選挙は民主の勝利になるだろう。接戦等と評している評論家もいるようだが、半分言わされているのだろう(笑)
郵政社長問題の決着いかんでは、統治能力ゼロ首相ということで、選挙前に麻生政権の崩壊を目撃するかもしれないが案外この問題複雑にヤラセが絡んでいる可能性も捨てきれない。どういうことかと言うと、「小泉・竹中・西川悪者VS正義だが窮地の鳩山」と云う構図を作り上げ、最後の最後に「弱いもの正しい者の味方」として正義の味方「月光仮面」(勿論麻生首相)が現れるという寸劇という可能性である。大向こうから“いよっ!大将待ってました!”と掛け声が掛かるのである。麻生首相の性格からすると極致感を感じる瞬間であり、支持率にも一定の影響があるような気がする(数パーセントだろうが)
しかし、このような寸劇はすぐさま馬脚を現すことになるだろう。ネットメディアが火をつけ、マスメディアが火消しと云う構図が想定される。しかし、ここ1年のネットメディアの充実は著しく、2チャンネル等とは異なり一般の市民に浸透しつつある。衆院解散総選挙、政権交代が現実味を帯びたことで、その勢いは増すばかりである。勿論、ネットメディアは右翼左翼真贋入り乱れた情報が発信されるわけだが、日本人の知的レベルは真贋情報を見分ける基準に達しているようだ。勿論達していない人もいるが投票所に行ったことはなさそうなので影響は軽微だ(笑)既に此処半年で、朝日新聞や日本共産党の左翼面した隠れ右翼の枯れ尾花を覗かせて貰ったわけだ。それを考えると、早期の解散もあるかもしれない?どうせ負けるなら都議選同日選挙も無きにしも非ずと云うことだ。それでも、結局自民は負けを覚悟しなければならない。
民主中心の政権が出来るだろうが、その政権の道は険しいものになる。地方分権と霞が関改革、この辺を一気呵成に道筋を立てられるかどうかがカギとなる。
景気は米国発、自民受信の責任である。国民はそれを知っているのだから、慌てふためいて景気対策だと金のバラマキ等は慎むべきだ。
マニフェストとそのタイムスケジュールを明示して、それを黙々と実現させることだ。有権者は100年続いた官僚支配から抜け出したくて民主を選んだという原点を忘れなければ、7年くらいは頑張れる。その頃には自民は半減しているはず(笑)前原、枝野、千石らにも超難儀なポジションを与え、汗を掻かせるべきである。逃げ出せばそれはそれで構わんが…。
勿論、筆者は民主党が政権取ったら民主党を叩く。メディアは権力を暴くから存在価値がある、3大紙のような「歌を忘れたカナリア」にはならない!

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自民党、麻生政権統治能力崩壊か?

2009年06月06日 | 日記
悪口雑言 ニュース拾い読み(2009年6月6日)

◎「『統廃合勧告されたのに予算づけ 国交省、出先機関の庁舎』」(朝日新聞)

まぁ霞が関丸投げで14兆の補正を組ませたのだから、ほじくればこういう事になるのは判っていた話。補正審議中に書かず、通過した後から書く。読者は時系列の区別なんか判らなくなるから大丈夫。
こういう事を記事にしておけば朝日もチャンと自民・霞が関への監視怠らずと思ってくれるだろう?笑わせる姑息な技法だ。此処まで腐ったか朝日新聞。

◎「『楽天、クレジットカード番号を提供 一部出店企業に』」(朝日新聞)

楽天・三木谷社長ならそのくらいの事するだろう(笑)しかし、法的に問題になるかどうかは疑問。しかし、三木谷のイメージを貶めるには充分な記事だ。
そう云えば、三木谷社長はネットメディアにおいて、改正薬事法で医薬品のほとんどが売れなくなる理不尽さを激しく訴えている厚労省に楯ついている人物である。
そろそろ三木谷及び楽天のアラ捜しを始めたのかもしれない?今後楽天の経営情報と三木谷社長記事は追いかける必要がありそうだ。

◎「『国会議員のテレビ映り指南 自民・石原氏らが講習会』」(朝日新聞)

自民・石原伸晃幹事長代理らが「テレビ常連組」(平沢、後籐田、山本一ら)に選挙に向けてのイメージアップ作戦を伝授したと云うことのようだ。
しかし、麻生首相が鎮座して、「ブレまくりの口から出まかせ政策」を力強く反駁せよと言われても無理だよね。
笑って誤魔化すのが関の山、無茶言われて困るのは言われた方だ(笑)野党議員が論破しているわけじゃない、そもそも破綻した政策をしておいて、論破されるな!そりゃ無理だよ。

◎「『自民の世襲制限「骨抜き」「厳正な選抜」経れば公認へ』」(朝日新聞)

思いつきマニフェストの迷走が又出た。(笑)なんだか武部のおっちゃんゴチャゴチャ言っていたが、結局世襲制限は出来ないと明言したのと同じ。元の木阿弥ということのようだ。
「厚労省分割」「世襲制限」「郵政社長問題」「公務員制度改革」スゲ~ってものがない!マニフェストに書くものがない!こうなったら、解散総選挙、勝利の暁には「再給付金を支給、百年に一度の需要不足是正。1人当たり5万円を年内に支給する」なんてのはどうだろう?(笑)勿論、公職選挙法ぎりぎりかもしれないが、言葉に注意すればセーフ、勝てば官軍だ。補正の補正の補正?なんだか補正下着のような流れになってきた(笑)選管も検察も思い通り、問題にはならん。

◎「『麻生首相「選挙モード」?7日から都議選応援行脚』」
◎「『「都議選、総選挙と関係ないです」5日の首相』」(朝日新聞)

 “そんなの関係ねぇ!”のなら、都議選応援に出歩くなよ。口を曲げるたびに10票ずつ減るような気がする。警備の費用も嵩むし、ロクなことがない。官邸で大人しくしていて欲しいものだ。
もう、思いつき発言もやめてくれ~!自民党議員の多くが思っているのではなかろうか?

◎「『生活保護、過去最多の119万世帯』」(読売新聞)

「生活保護申請急増」これはキャノン(御手洗経団連会長の会社ね)の派遣労働者の無残な首切りから始まった一種のトレンドも含まれるのだろう。
最近は弁護士同伴のケースも多いらしく、自治体窓口は眉をひそめながら申請書を渡しているらしい。
火事場泥棒のようなどさくさ紛れの輩も含まれているだろうから、経済が安定した時点で119万世帯の精査は必要になるだろう。
まぁそれにしても、働けるのだから働きなさいと言っても、求人がないのでは説得力もないのもたしか。

◎「『郵政発言:自民内で批判相次ぐ 鳩山総務相に辞任要求も』」(毎日新聞)

鳩山邦夫総務相は「西川再任も自らの辞任も両方ない」と明言。それに中川秀、谷川参院幹事長など、鳩山批判が相次いでいるようだ。
この問題、小泉の脅しでビビった麻生が鳩山包囲網の画策を誰かに依頼しているような按配になってきた。朋友、中川、鴻池が去り。いまもう一人の朋友鳩山を自らの手で更迭するのは、あまりに按配が悪い。
「出来たら西川を認めてよ、鳩山ちゃん。選挙に負けちゃうよ」それが無理なら「怒って辞めてくれないかな~」そんな事を考えているのではないだろうか(笑)

◎ 「『自民党:「総裁選前倒し」署名集め、幹部ピリピリ 中堅・若手に理解の声』」(毎日新聞)

町村派の山本拓衆院議員が始めた「総裁選前倒し」の署名活動に派閥領袖は神経をとがらせているようだ。全然署名なんて集まらんと馬鹿にしていた割には山本議員の勢い止まらず、元気溌剌。
それを見ていた派閥のジジイ共少々ビビり出したようだ。「麻生降ろし」じゃないと言っても、この時期にやるのだから「麻生降ろし」(笑)
町村派の会合で某幹部が同議員詰った(なじった)ところ「だったら除名してくれ!」と逆切れしたという。
民主の菅代表代行の選挙区に舛添厚労相が出馬するとかしないとか、もう自民党の選挙対策は滅茶苦茶になりかけている。細田幹事長の民主への訳のわからん質問状といい、今の麻生政権、誰がどのようにガバナンス(統治)しているのか見当がつかなくなってきた。

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