世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

ボールは検察側にある、投げるのは樋渡さんだよ

2010年01月31日 | 日記

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ボールは検察側にある、投げるのは樋渡さんだよ

小沢民主党幹事長の政治資金虚偽記載、今度は胆沢ダム絡みの「汚い金」が小沢の政治団体・陸山会側に渡っていたか否かの報道に変わっている。そして、虚偽記載の容疑で現職議員他2名の逮捕身柄拘束に至っているわけだが、検察庁の何処からも誰からも、正式な報道会見は行われていないと云うのが知る限りの事実だ。

つまり、正式にはマスメディアも国民も政治家も何も判ってはいないのだ。今では、度重なる騒ぎ過ぎのマスメディアの報道のお陰で、逮捕された3人が起訴されるされないの問題ではなく、小沢が起訴されるか否かと云う話題に焦点は絞られているようだ。

今回の小沢幹事長の政治団体陸山会をめぐる検察の行動は「やり過ぎだ」「否正義だ」と激論が交わされているが、いずれは検察なりの答えを出さざるを得ないのだから、慌てる事もない。

野田財務副大臣のように、検察の今回の一連の捜査は「政治資金規正法違反」ではなく「小沢とゼネコンの汚い金」の捜査と時系列を踏み越えた「勇み足発言」までを誘発するに至っている。

報道は疑惑の連鎖のように「書かないと捜査が消えてしまう!」そんな感じの強迫観念に捉われて、マスメディアは最近では「最後のチューブを絞り出すように」何とか疑惑らしい情報を流しているが、これといって「目を奪う」ような報道が著しく減少している。逆に週刊誌やネットメディアが検察叩きに勢力を盛り返してきている。

今回の地検特捜部の思考錯誤を繰り返しながらも執拗なまでの捜査は「司法の正義」対「巨悪政治家小沢幹事長」の闘いに収斂してきているようだ。現在拘留中の3人の話題は、殆ど外におかれると云う惨状である。

専門家の意見も「マスメディア報道」が叩き台であり、危うさがある。評論家コメンテータの類では話にもならない。彼らは単なる電波芸者だ。まして、利害が対立する政治家同士の議論等「糞の役にも立たない」のが事実だろう。

小沢一郎が証人喚問等を受け「政治家としての説明責任を果たせコール」は与野党通じて主流を占めつつあるようだが、これもナンセンスだ。対小沢証人に検察官が話しを聞くのを傍聴するのは価値があるだろうが、政敵が小沢証人に質問する図は政治権力の駆け引きであり「説明責任」を全うすることには繋がらない。質問者は公正な捜査を看板にする検察官以上に敵なのだから「話しにならない」。

結局一番正しいと云うか、待たなければならないのは東京地検特捜部の最終的判断だろう。逮捕拘留中の3人をどうするのか?小沢幹事長に対してどうするのか?それを見極めてから、鳩山政権も民主党も小沢一郎も次の判断、そして行動が打てるということではないのだろうか。

その結果が「全員不起訴」或いは「指揮権発動」又は「小沢の幹事長辞職、議員辞職」まで、結果は色々だろう。
それらすべては地検特捜部の答え如何である。その答えによって、「何事もなく粛々と鳩山政権は本予算を通過させ参議院に突入」、「小沢一郎を切り捨てて参議院選に突入」時には「検察庁人事に異例の介入を行い政権と検察の全面対決」と云う様々なバリエーションが考えられるわけである。

こう考えると、ボールを握って直球を投げるか、フォークボールか、はたまた敬遠の四球か、検察がボールを返す番になっている。世論調査の結果は検察に有利に動いているようだが、検察も馬鹿ではないので「マスメディアの世論調査」を鵜呑みにして強行突破「喝采を浴びる」とは俄かに思っていないだろう。

議会制民主主義で選挙の洗礼を受け政権を取った民主党に楯突いた以上、その後の「しっぺ返し」は考えただけでも怖ろしい。
検察の自由に振り回せた権力の殆どが数年で跡形もなく消されてしまうだろう。それを阻止するには「自民党」「みんなの党」等検察擁護政党が完璧な過半数を制する保証が欲しいところである。ところが、これが危うい。

仮に昨年の衆議院選のような大惨敗を自民党がしてしまったら、検察庁の権力の旨みは殆ど消されてしまう。これでは最後の与党政権の麻生太郎と同じ運命を辿るだけになってしまう。検察最後の検事総長樋渡、地検特捜部長佐久間、そして出世を夢見ていた多くの検察幹部。彼らのすべての夢がぶち壊されることになるのだ。

米国勢力から唯一見捨てられていない検察庁が、もしかすると見捨てられ危機がそこまで迫っている。下手をすると暴露情報が米国勢力から民主党政権にリークされる恐怖までが検察幹部を襲っている。

程々で手仕舞いするにも、あそこまで煽ってしまったマスメディアをどう抑える。今度は立場が逆転、彼らは検察弱しと感じた瞬間から、俺達を餌食にするに違いない。どうしても「ねじれ国会」のレベルまで今度の参議院選では自民党に勝って貰わなければならない。
しかし、民主党の支持率が下がっても自民党の支持率が上がるわけではない。多くの国民が棄権に回れば、民主党が有利だ。やはり自民党の負けだ。今さら付け焼刃で新党結成「平沼」「舛添」も爆発的支持が期待出来るとは思えない。「谷垣」では「麻生」以上の惨敗の映像の方が強く浮かぶ・・・。どうしよう・・・。

いっそ強行突破も超過激にしてしまおうか?小沢をあっせん利得罪で逮捕身柄拘束、3人も共謀罪で逮捕、陸山会の人間は参議院選終了まで娑婆に出さない。これは公判無視なら可能だ。その内、検察人事も固めてしまえば良い。鳩山がトヤカク言ったら「アイツもしょっぴく」山岡も石井も原口もしょっ引いてしまえ。だったら勝てるだろう、あぁ~否勝てない。

そこまで国民が馬鹿とは思えん。もっと酷い結果が出るかもしれない。検察が握っているボールは焦りの汗にまみれ、ヌルヌルになり、投げた瞬間ビンボールという事態になるのかもしれない。いずれにしても、今回の一連のボールは検察が握っている。後は何時、どんな球を投げるかだけだ。思う存分考えて「最後の一球」を投げて頂きたいものである。


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鳩山政権崩壊、内なる仕掛け人

2010年01月31日 | 日記

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鳩山政権崩壊、内なる仕掛け人

その名は野田佳彦財務副大臣。
お馴染み松下政経塾出身の親米、嫌中の民主党の保守的政治家で民主党内反主流「野田グループ」を率いる。代表選20人の推薦人を集めることが困難になった弱小グループの長である。

松下政経塾出身者らしく是々非々で判断するタイプ、逆に言うと風向きで「どちらにも転ぶ」タイプと云う評価もある。 この人が小沢幹事長の資金疑惑以降、風向きを感じたのか?「みんなの党」辺りと呼応したのか、民主党鳩山政権の方向性に内側から刃を向ける発言に終始しているようだ。

民主党七奉行の一人だが、この7人が何処まで意思の連携を持っているかは不明だ。(*渡部恒三(見捨てられた黄門様)仙谷由人、岡田克也、前原誠司、野田佳彦、枝野幸男、玄葉光一郎、樽床伸二だが、必ずしも強い絆で結ばれているとは言い難い。)
しかし、鳩山政権内で財務副大臣という立場にいるだけに、政府内の反乱分子として活躍する可能性はあるだろう。特に前財務大臣藤井氏との関係が良好で「財務大臣に横滑り」と思われていた人事を小沢幹事長にNOと言われた恨みは、彼の是々非々論者の思考に大きく影響しているに違いない。又、ここで小沢追い落としの急先鋒になる事が「政治家としての勝負どころ」と是々非々で判断したのかもしれない。いずれにしても、今後の同氏の言動は注目に値する。

以下に最近の野田佳彦財務大臣の「怪しい発言」を羅列しておく。

*鳩山政権が考える永住外国人に地方選挙権法案で、野田財務副大臣「選挙権ほしいなら帰化すればいい」

*菅大臣意見の一致もなく財務省の見通しを自ら発言。11年度に子供手当の満額支給は困難だ。

*小沢氏進退に言及、立件されたなら選挙の事も考え、辞任は当然だと言わんばかりの発言。

*菅大臣の「円は高過ぎる」発言に対し副大臣が「為替は抑制的に語るのが筋」 と大臣発言を批判。

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ネットメディア特ダネ特集(マスメディアと逆論調を抜粋)②

2010年01月30日 | 日記

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ネットメディア特ダネ特集(マスメディアと逆論調を抜粋)②

*元大阪高検公安部長・三井環氏吼える。みみっちい裏金を握りつぶすために、身内の検事の内部告発を検査権力で抑え込んだ。今回も検察に不利な多くの法案検討の小沢幹事長を狙い撃ちしている。検事総長を裏金問題で証人喚問せよ!「検察は戦争を仕掛けている、何をするか判らない」


*検索に告訴状を出したと言われる「鳩山由紀夫を告訴する会」、「世論を正す会」、「真実を求める会」の正体が全く不明だ。正体不明の団体でも告訴状が出せると云うのは無茶苦茶な話で、せめて責任者の名前程度は報道されても良いだろう。マスメディアはそれを知ろうともしない、聞こうともしない、伝えようともしない。


*あらゆる事業まがいの商行為に出ている宗教法人の「非課税」はナンセンスだろう。宗教部と商行為部の分離は困難な場合が多いので、一律3~5%の税金を課す事は審議されるべきだ。


*検察の絶対的権力の問題の根は深い。一朝一夕に改革は無理だろう。それならば、せめて、その権力の広報機関として報道する司法記者クラブを先ず解体し、フリージャーナリストが参加できるオープン化が必須だ。しかし、現状を見ると、記者クラブと検察は同棲生活を送っている模様、引き離す事可能だろうか?


*此処まで来たらヤケクソではないが民主党は 「企業・団体献金禁止を柱とする政治資金規正法改正案」について今国会中に法案を出すべきだ。司法の可視化法案も早急に具体的に着手すべきだ。


*普天間移設、辺野古案は 北沢俊美防衛相は29日、グレグソン米国防次官補(アジア・太平洋担当)と防衛省で会談し、「われわれとすれば、沖縄の人たちの気持ちはしっかり受け止めないといけない」と述べ、現行計画の実現が困難になりつつある地元情勢を説明した。グレグソン氏は「市民の決断を重く受け止めるのは当然のことだ」と応じた。米国も半分あきらめている雰囲気もある。民主主義を標榜する米国のアキレス腱が此処に見える。


*地検特捜部の強権発動や女性秘書への拘禁拷問的任意聴取の報道の行きつく先は、検事一人ひとりの個人的人格に波及しようとしている。自白調書主義に偏る日本の警察検察の捜査手法も今後立法が改正して行かなければことのようだ。


*最近NHK、朝日新聞への抗議の電話が殺到しているようだ。主に「あまりにも検察寄りの報道過ぎる」「弁護士等の情報も並列すべきだ」「スポンサーの一覧作って配布するぞ」日に日に抗議の内容は厳しいものになっているようだ。産経読売への抗議は少ないらしいが、この意味するところは知る人ぞ知るである(笑)


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トヨタは嵌められたかもしれない?

2010年01月30日 | 日記

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トヨタは嵌められたかもしれない?

トヨタ自動車が米国部品メーカー「CTS」の瑕疵納入部品のお陰で、大リコール騒動に巻き込まれている。

この部品を利用した車の数は世界規模で700万台と言われており、同社の1年間の生産規模1000万台の7割に相当する。これだけでも同社にとって甚大な損害、株価は日に日に下がり続けている。

筆者は日産エンジン大好き人なので、トヨタ自動車の車に興味はない。前経団連会長奥田硯氏の人格も嫌いだ。米国輸出に徹底依存し、米国のマーケットを歪め過ぎた小泉竹中ラインとのタッグには不快感さえある。同社の派遣社員切りの大企業としての矜持を捨てた行動も嫌いだ。

正直、この報道に対する当初の気持は「ザマぁ見ろ」だった。しかし、此処に来て「これは少し変かもしれない?」と思うようになってきた。
勿論、同社に同情もしないし、肩入れをするつもりもないが「品質のトヨタ」の名前を貶める今回の騒動に「何らかの意図」を感じてしまうのである。
「小沢は汚いイメージ戦略」をする検察及びマスメディアと似ているのかも?という感覚的違和感である。

日本の検察+マスメディアのネガティブ・キャンペーンの仕組みはだいぶ見えてきているが、今回のトヨタが組み込んだ「CTS」と云う部品メーカーの正体を見定める必要のあるリコール問題ではないのか?

驚くのも変だが「GM・フォード」軍団は「待っていました!」とばかりトヨタ車乗換キャンペーンを期せずして展開、シェア―奪還に燃えている状況にも違和感がある。
自民党が国会でマスメディア報道頼りの質疑に明け暮れる姿と二重に写る(笑)

その上、以下の記事によると来月には米下院において早速公聴会が開かれ、吊るしあげを食うようだ。だいたい、昨年のフロアマットでアクセルが戻らない「難癖」辺りから、何らかの策謀があったのかもしれない。 仮にこの問題でトヨタが生産規模を700万台程度に縮小すれば、米国におけるGM・フォードのシェア―は一気に拡大する。

オバマ大統領の雇用確保目標に大きく貢献するのは間違いないのだ。フォードが同じ部品メーカー「CTS」の部品を使っており、リコールが行われているが台数は僅かで問題にならない。

つまり、米国にとって「極めて都合の良い出来事が起きた」と云う事になる。デトロイト飛行機爆破未遂事件」もそうだが、こう云う時の米国には「必ず陰謀が隠されている」それが米国という国だ。

考えてみれば簡単な事だ。ある部品メーカーに時間経過で欠陥が生じる製品を作らせ、トヨタに納入する。時限爆弾のようなその部品は2009年ころから欠陥が顕在化する。そのように仕組むことは「某謀略機関」にとってオチャノコサイサイな事と思われる。
その部品メーカーはトヨタから損害賠償を請求されるだろうが「GM・フォード」が部品製造を依頼すれば事足りる。或いは脱税疑惑で司法取引を強要されているのかもしれない。このトヨタ自動車リコール事件は今後の推移に注目せざるを得ない。


≪ リコール問題でトヨタ、米当局に修繕案提示 下院で2月に公聴会 【ニューヨーク=小高航】トヨタ自動車の米リコール(回収・無償修理)問題で28日、米下院が2月下旬にトヨタ首脳らを対象とする公聴会を開く見 通しとなった。トヨタの品質問題を巡る議論が、米議会に持ち込まれることになる。一方、トヨタは28日、販売停止になっている「カローラ」など8車種の修 繕案を米当局に提示した。同社は当局と協議を進め早期に販売と生産を再開したい考えだが、膨大なリコール対象車向けの部品の確保など課題も残り、再開時期は不透明だ。 米議会下院のエネルギー・商業委員会は28日、トヨタの北米統括会社、北米トヨタ自動車の稲葉社長あてに、2月25日に開催する公聴会での証言を求める 書簡を送った。公聴会では、アクセルペダルがフロアマットに引っかかり暴走する恐れがある問題などに関し、トヨタ側がこれまでとってきた対応策の説明などを求める。米運輸省の高速交通安全局(NHTSA)の担当者にも参加を求めている。これに対しトヨタは28日夕、公聴会での証言に応じる声明を発表した。 誰が証言するかなど詳細は未定。(15:04日経新聞:電子版)≫


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今日のネットメディアの暴露記事

2010年01月29日 | 日記

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今日のネットメディアの暴露記事

*「政治資金で土地を買うなどもっての外」と嫌味タラたら予算委員会で質問していた自民党町村信孝議員も実は政治資金で土地購入発覚!

*福島県前知事・佐藤栄佐久氏が語る~検察の暴走と恐怖。同氏の公判は高裁で実質無罪の判決、最高裁では名実ともに無罪の可能性が出てきた。この地検特捜部の捜査で4人の男が自殺を図り3人が死亡、同氏の実弟の企業は廃業100人の従業員が路頭に迷う。この時の特捜部長が大鶴基成検事で直属の部下が現特捜部長佐久間達哉検事。げに怖ろしき構図なり!

*昨年3月、西松建設・小沢の大久保秘書逮捕事件の直後、逢坂貞夫・元大阪高検検事長(73歳)が西松建設の社外取締役に就いていた。(少々古い話し)

*週刊朝日の売り上げが抜群だったからではないだろうが、週刊ポスト、サンデー毎日など週刊誌メディアが検察一辺倒報道からの脱却模索。検察の違法性や思惑に言及しはじめた。

*被疑者でもない石川議員の女性秘書が地検特捜から任意の事情聴取を受けたが、なんと午後1時から午後10時半まで「拷問的取調べを受ける」。女性秘書には幼い子供がおり、再三の「帰してほしい」を無視し続けた。

*小沢の「再聴取なし」に「政治的影響が一層大きくなることへの懸念も考慮したとみられる。」と言うが、もう充分政治的に影響している。国が滅んでも検察だけが生き残れば良いだけだろう。そんな奴等の言葉を信じる馬鹿がいるか!自分たちへの風向きの変化に敏感に反応しただけだろう!

*国会議員の殆どが、自分の政治資金報告書に眼を通す事はない。それが実情だ。これから儲かるのは政治資金監査の会計士だけか?

*国会も「学級崩壊」? 下品なヤジや携帯熱中議員に異例の注意


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陸山会捜査、地検の黒幕

2010年01月29日 | 日記

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陸山会捜査、地検の黒幕

「小沢VS地検特捜」のバトルと言っても、主にバトルしているのは地検特捜部だけだが(笑)小康状態に入っている模様だ。

「小沢再聴取取りやめ」の報道も共同通信、時事通信止まりで、朝日、読売などマスメディアからの報道はなされていない。つまり、関係者からの事実確認が不十分か「書きたくない」かのどちらかなのだろう。

常識的には樋渡検事総長の退任と後任人事で鳩山政権や民主党(小沢一郎)からトヤカク言われたくないと云う思惑があるのだろう。その面を考えれば、検事総長の人事が落ち着くまで(今年6月が退任予定なので3月までには決めたい)の小休止と受け止めることも可能だ。
その点では石川議員他2名の2月5日の釈放は安全かもしれない。政治資金規正法違反とは別にあっせん利得、背任横領などの罪状で再逮捕という離れ業も、現時点では考えにくい。

しかし、現状の検察庁のガバナンスは樋渡検事総長の任期満了を目の前にして乱れているようだ。何度となく東京地検特捜部の「無理筋捜査」に疑問を呈したものの、辞めていく者とこれから検察で生きていく者との勢いの差が統治機能に出ている状況と噂される。 小沢再聴取を一旦飲んだものの、新たな疑惑に対する「新事実」が出てきたとなれば、これは別の話だ。「小沢絶対逮捕」グループの勢力が勝る可能性も残されている。

週刊朝日の乾坤一擲の記事によると、この検察捜査の音頭取りは谷川や佐久間ではなく、とかく噂の多い高検察庁検事・大鶴基成氏だという。
ウィキペディアを参考にすると、以下のような考えの持ち主のようである(真偽は不明)

≪ 大鶴と一緒にゼネコン汚職事件で特捜検事として働いた元同僚は、「あらかじめ決められたストーリーに沿って『こういう供述を取って来い』と命じられると必ずやり遂げる男だった」と証言している。一方、大鶴の元上司だった高検検事長経験者は、自分の内面の弱さを隠すために権力を笠に着て取り調べ、事件を作ってしまうという大鶴の捜査手法を何度もたしなめたと証言している。大鶴はゼネコン汚職事件の梶山静六ルー トでこのような見込み捜査の失敗を犯したことがある。ゼネコンの元幹部から梶山に現金が渡されたという調書がとられたが、実は梶山には現金は渡っておら ず、ゼネコンの元幹部が個人的に着服していただけであった。法務大臣を務めたこともある梶山にたいする捜査としてはあまりにも荒っぽかった。当時の同僚 は、大鶴は手柄を焦っていたのではないか、彼の取調室からはいつもすごい怒鳴り声が漏れていたと証言している。大鶴は日歯連闇献金事件では後ろめたいことがありそうな人物を重要証人に仕立てて、狙った獲物を撃つという捜査手法を使ったことがあり、ライブドア事件でも宮内亮治をライブドア元社長の堀江貴文を有罪にするための証人にし、見返りとして宮内の横領疑惑を不問にしたのではないかといわれている。≫

真偽は不明だが天下の「週刊朝日」が記事にした以上、上記の大鶴基成検事が絡んでいると聞かされると、現在起きている小沢関連の検察の動きに、「なるほどね~」と云う頷くことになる。 それだけに、ここ数日の小休止はまさに小休止と考えておく方が賢明であり、まだまだ続きがあると小沢陣営は心すべきであろう。

勿論筆者は「相討ち」でも構わぬから、検察権力の重大な欠陥を「世間に知らしめる」事が最も重要だと考えている。

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「小沢逮捕」から撤退の地検特捜?

2010年01月28日 | 日記

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「小沢逮捕」から撤退の地検特捜?

昨夜、共同通信が「東京地検特捜部は27日までに、小沢氏に対する2回目の事情聴取を見送る方針を固めたもようだ」「聴取に再度踏み切った場合、政治的影響が一層大きくなることへの懸念も考慮したとみられる」とのニュースを配信した。

筆者は深夜に「週刊朝日」と「週刊ポスト」の小沢関連記事、内容は検察庁及び東京地検特捜部の異様な行動にスポットが当たっている記事をたっぷり読んでいた。私怨というか利権維持というか、醜い検察の実態を今さらながらなぞる様な記事ではあるが、一般に広く流布する意味では価値がある。

特に「週刊朝日」は売り切れ状態で、5軒目のコンビニで「微笑」の裏に隠れていたヤツを見つけて漸く入手した。ネットメディアからの情報発信が功を奏していたようである(笑)

「小沢一郎と検察」の闘いの構図は「ネットメディア対マスメディア」の闘いの構図にもなっている。そこに僅かではあるが週刊誌と云うメディアが「一石を投じた」部分が注目に値する。
特に筆者も以前から主張するように、朝日新聞は新聞で検察追随、親米親検察を行いながら紙面の「読者投稿欄」と週刊朝日では、その逆を伝える「二枚舌」方式を選択している。これが賢明な方法なのかどうか判らないがそういう傾向を持っている。

ちなみに、前述の地検の小沢再聴取見送りの情報を朝日、読売、毎日、産経は無視したままである。 2月4日乃至は5日の小沢の自宅の強制捜査、翌日の「小沢に逮捕状」国会への「逮捕許諾請求」と民主党政権転覆作戦が勃発すると手ぐすねを引いているマスメディアにとって、この検察の動きは「面白くない」ものである。

TBSなどは水谷建設から「間違いなく石川議員は5000万円入りの紙袋を受け取った」紛いの絵図ツキ報道に終始していた。 この共同通信のリーク報道が事実だとすると、「この検察とマスメディアの騒ぎは何だった?」という問題になりそうだ。

だから、石川議員の虚偽記載「在宅起訴」くらいで終わられたら、地検特捜もマスメディアも「赤っ恥」になるはずなのだ。 だからマスメディアはこの情報を書かなかったのだろう。書いたら「お前達は妄想を記事にしたのか」と問われるわけである。書けないだろう。(笑)

しかし、仮にこの情報が事実で≪政治的影響が一層大きくなることへの懸念≫と検察が判断したとなると、石川らの逮捕は何だった?と云う問題が浮上、検察機構そのものへの疑念は一層深まるのである。

やはり政権の名実ともに実力者の小沢一郎に闘いを挑んだ以上、死ぬか生きるかの勝負をすべきだ。そうして貰わないと、日本の検察機構の重大な欠点が「白日のもとに曝されず」国民の認知にまでは至らない。
これは議会制民主主義として「臭いものに蓋をする」結果になってしまう。 もしかすると、この土日辺りからマスメディアの論調が一気に逆転する現象が見られるかもしれない。それを見た上で、またマスメディアを徹底的に叩いてみたいものだ(笑)


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小沢一郎はなぜ強い(安保世代がついている)

2010年01月27日 | 日記

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小沢一郎はなぜ強い(安保世代がついている)

ここ数日当コラムは地検特捜部は小沢幹事長を政治資金規正法虚偽記載の共犯として在宅起訴で決着させようとしているとの前提で書いている。

現実そのようになるかどうかは判らない。石川議員の逮捕の成果が「起訴猶予」なんて結論になる事もあるだろう。今最も旬の報道は大久保秘書が5,000万円を水谷関係者から受け取っていた証人が出てきたと騒いでいるところをみると、西松献金で逮捕されても微動だもしなかった憎き大久保を5,000万円をポッポに入れた背任横領?で立件しようと試みているのかもしれない?

どうも残念なことだが、検察組織を根こそぎ掃除してしまえるほど権力を振り回す期待は遠のくのかもしれない。ただ、最悪のシナリオ「小沢逮捕」でも、民主党政権が参議院選に勝てると云う事を明確に示そうとした結果である。

では何故此処まで民主党政権は民意を勝ち得たのか?それが80%小沢一郎の個人的力によるもので、鳩山菅の力量が10%、民主党の組織力は10%に過ぎない。だから勝てるのだ。小沢一郎が首相でも幹事長でも一議員でも、何処まで行っても小沢一郎、だから勝てるのである。勿論、鳩山が小沢の扱いを間違った時は民主党の1年先は真っ暗である事は鳩山が百も承知だ。

ではなにゆえに、小沢一郎と云う「壊し屋」「剛腕」の悪名もある政治家に根強いファン層が存在するのだろう。
実は筆者の政治と関係のない取材で会う人物達から「日本の政治家は小沢だけだ」という言葉を良く耳にする。これらの人々の世代を見ていくと60代、70代に圧倒的に存在する。数年前までは圧倒的に男性が多かったが最近ではその年代の女性からの支持も多い。

ふと気づいたのだが、この世代は岸信介の日米安保闘争世代と合致している。学生運動の最中に大学生活を送った人々である。そして、戦後の焼け野原の日本と復興し、世界第2位の経済大国になった自国を自分の眼で見てきた世代なのである。
愛国心はあるが、歪んではいない。進駐軍に作り笑いをし、チョコレートやチューインガムを貰い、脱脂粉乳のとてつもなく拙いミルクを飲ませて頂いたアメリカさんへの感謝とお恵みからの脱却が、彼ら世代には根強くあるようだ。

心は複雑だが一言でいえば「感謝と独立」である。小沢一郎の改革(官僚への抵抗)に自己投影の部分もあるだろう。その世代の小沢支持は非常に強い。そして大病でもない限り必ず投票所に足を向ける世代でもある。
それと子育て真っ最中の若い夫婦、そして個別補償制度で生活に明るい兆しが見えてきた農家。そして、各種団体の支持。 参議院選と云うモノ、そうは投票率は上がらない。衆議院選のパフォーマンスには負けるのだから、無党派層の投票行動は緩慢だ。たしかな票の掘り起こしと確保が勝利の早道である。浮動票目当てに浮足立った選挙は元気が良いだけで票には結び付かない。

以上のような点で小沢一郎の個人的力を無視した政治情勢分析は無意味なのである。 彼が小沢一郎個人党として頑張らざるを得ない時期が今である。正攻法ではないが今は彼の手法が正しいのである。今度は国会改革等を通じて、真の二大政党、議員内閣制が実現した時点で小沢一郎の役割は終了と云う事のなるのだろう。それまで、何とか元気で日本国中を歩き回って欲しいものである。

筆者はいつまでも小沢一郎のような政治家が権力を操作するのが好ましいとは思っていない。しかし、戦後日本の見直し、大掃除のためには 好ましき「必要悪」として位置づけている。


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小沢は証人喚問にすべき!

2010年01月27日 | 日記

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小沢は証人喚問にすべき!

原口総務相が小沢幹事長の「参考人招致」が必要だと発言したようだが、筆者は「証人喚問」を提起する。

≪ 原口総務相:小沢氏の参考人招致「必要だ」 原口一博総務相は26日の閣議後会見で、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入を巡る事件に関連し、小沢氏の国会での参考人招致について「一般 論として、疑いを持たれた議員、団体は誠実に国会で疑いを晴らすことが必要だ」と述べた。小沢氏の参考人招致については「政治とカネ」を追及する野党側が 強く求めているが、民主党は拒否している。【石川貴教】(毎日新聞:電子版)≫

小沢一郎という政治家ほど国民から「好き嫌い」で評価される政治家も稀である。過去にそのような政治家として思い浮かぶのは吉田茂、池田勇人、田中角栄、中曽根康弘くらいだ。なぜこれほどまでに国民から「好き嫌い」で評価したくなる存在なのだろう?過去の好き嫌い評価される政治家を見てみると判るが、押し並べて大物政治家で日本の最高権力者の地位総理大臣に就任している。しかし、小沢一郎は与党民主党の幹事長に過ぎず、閣僚ですらない。総理大臣になって居たら過去の大物政治家の上を行く政治家と云う事かもしれない(笑)

昨日のコラムで述べたが、今回の陸山会土地購入問題での地検特捜部とマスメディアの小沢追い落とし計画は昨年の西松献金大久保秘書逮捕の時点で、少なくとも小沢の側は検察の行動原理を想定していたであろう。
それに比べ地検特捜及びその上層部の方が場当たり的に此処まで来たしまったと見るのが妥当だ。

心情的に「小沢をお縄にしたい」と正義に燃えていたとしても「しがみつく縄」がないのではどうにもならない。そこに水谷建設元会長の「1億円渡した」と云う証言は「地獄に仏」である。おそらく此処から地検特捜のシナリオ作りが始まったのだろう。そして、一気に「地獄で仏」の水谷元会長様に縋って、小沢を葬る事が出来ると浮足立っている。

当然、その検察からの情報と云う餌に喰らいつくマスメディアと云う組織は「我先にとシッポを振り」情報を噛みもせずに飲み下し、翌日には「尻の穴から」(紙面とも言う)から半分も消化しない下痢状の糞を垂れ流す。もう明日にも、来月早々にも「小沢逮捕!」最悪でも「小沢在宅起訴」の朗報を心待ちにしている。

何と憐れな生き物なのだろう、我が国は未だ民主主義後進国である事実に愕然とする。 まぁそれが現実なのだから、忸怩たる思いがあっても受け入れるべきだろう。
ただ、検察やマスメディアと違って、攻撃の対象となるであろう立場の人間は専守防衛に余念がなかったと考えるべきである。現在のところ、検察及びマスメディアにそこまで考えが及んでいる節はない。「勝ってくるぞと勇ましく地検の門を出たからにゃ、手柄立てずに戻れない」進軍ラッパがけたたましく彼らの耳に響いている事であろう。正義の刃を奮っている己の姿にナルシスト恍惚、エクスタシー寸前である。(笑)しかし、事が済んだあと、強度の虚しさが彼らを襲うのではないか?筆者はそれを危惧する。

7月××日、参議院選投開票の開票速報をじっと見つめる彼らの眼はどうなっているのだろう。買ったばかりのデジタル液晶テレビに茶碗酒を投げつけて居るかもしれない(笑) 「小沢の説明責任で世論も俺達の味方だったろう」「小沢を在宅起訴で幹事長から引きずり下ろしたのに、何てことだ!」「証人喚問もした。あの後の小沢幹事長辞任すべきは95%だったじゃないか!」「どうして民主党が独り勝ちするんだ」「これは選管のクーデターだ!」
しかし、民意は小沢が一議員となった後も地道に地方行脚する鬼気迫る迫力に心奪われ、彼こそが政治家だと心酔してしまう魔力を軽視したところに落とし穴があった。

小沢はその意味で、国会参考人招致には応じるだろう。否、証人喚問を望むかもしれない。おそらく2月上旬以降保釈されるはずの「石川、大久保、池田」3人の証人喚問もセットで要求するかもしれない。
証人喚問は偽証罪に問われるのだから、発言は重い。地検特捜部の取り調べ状況をつぶさに話せる絶好の機会だ。民主党も積極的に証人喚問で4人を追求、地検特捜部の実態を暴くのも面白いだろう。
事のついでと言っては失礼だが、三井環氏の参考人招致も合わせて行うのも悪くないだろう。流れとして樋渡検事総長並びに検事総長OBの参考人招致は必然になる。

まぁ、地検特捜部と云う検察庁の異物的存在が国家の流れに難癖をつける。国民が選んだ政権を転覆させるべく、ありとあらゆる手段を講じ、盲目的に与えられた捜査権、逮捕身柄拘束権、起訴の便宜主義を濫用すれば、国民の眼は検察官の無限の権力に気づくだろう。

この世論は意外に早く来るだろう。そして、国民はその危険な権力を具体的に制御して欲しいと望むことは間違いない。地検特捜は手を抜かず、徹底的に持っている権力の限りを尽くして見ることである。小沢逮捕身柄拘束が最高の権力の行使だ、是非実行して貰いたい。その上で、検察の権力が正義か不正義か、それは国民が判断する。 検察庁よ、勝負の時だ!攻め抜くのだ!

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「小沢在宅起訴包囲網」敗者は誰か?

2010年01月26日 | 日記

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「小沢在宅起訴包囲網」敗者は誰か?

小沢民主党幹事長への在宅起訴包囲網が限りなく接近している模様だ。25日の時事通信特ダネは「先鋒リーク記事」(露払い)であり、特ダネでも何でもなかったようだ(笑)

正直、今回の土地購入問題での石川議員他2名を逮捕した時点から地検特捜部の腹は決まっていたという噂が、本当だという成り行きになっている。昨夜深夜から本早朝にかけて、各社次々と水谷建設裏献金疑惑、否、事実だと言わんばかりにヒートアップしてきている。

各社の記事は以下の通り。(見出しのみ)

*朝日は≪「5千万円授受の場に別の建設業者」水谷建設元役員供述 ≫

*毎日は≪ 陸山会土地購入:石川議員、手帳にホテル名 水谷側とずれ ≫

*読売は≪ 収支一覧を小沢氏に報告、池田元秘書が供述 ≫

*東京は≪ 小沢氏「誤りあれば私にも責任」 捜査見極め進退判断か ≫

*時事は≪ 手帳にホテル名記載=石川議員、「裏献金」の現場-05年分、捜索で押収・東京地検 ≫

*産経は≪ 「小沢事務所に渡す裏献金1億円用意」 水谷建設元経理担当が供述 ≫

この調子だと、小沢幹事長の第一回事情聴取と25日以降の、石川、池田の供述の違い、及び傍証を固めている演出に拍車が掛かったところを見ると、小沢立件、在宅起訴までは具体的視野に入ってきているようだ。
地検特捜は此処までムードを盛り上げ、ここ一週間「リークに継ぐリークで世論を反小沢に完璧に固定化させる」「間違っても西松の醜態は犯さない」と最後の戦術に出ることは、ほぼ決定的だ。そして第二回の小沢事情聴取で「小沢在宅起訴」を決定する方向性が見えてきた。

検察庁としては、このような状況を忖度し、小沢が自ら幹事長辞任、議員辞職が最高のシナリオかもしれない。 なにも立場を失った小沢を必要以上に叩き、在宅起訴することが得策だとは考えていないだろう。
政権与党の中枢から去れば、それでも充分と云う認識はあるだろう。下手な叩き方をするとネットメディアが盛り上がり、マスメディアを凌駕するリスクは避けたいところである。

現在のところ、検察とマスメディアのマッチポンプは最高潮であり、亀井大臣ではないが「今の国民は相当数が大脳皮質で冷静に判断する能力をお持ちでない。新聞が『けしからん』と書いたりすると、その人(小沢氏)が何を言っても耳を貸さない」と云う状況だとも言える。

しかし、小沢の辞任は世論の動向如何だろう?幹事長を降りるが選対本部長に変身するかもそれない。小沢のパワーを削ぐには、世論誘導で事は済まないだろう。身柄が自由に動ける限り、小沢は動く。

起訴され、身分が一介の民主党議員になったとしても、参議院選に向けて全力を注ぐだろう。そして、その行動は『自民党・官僚・検察・マスメディア・米国』に1人刃向う「傷ついた戦士」を演じさせる可能性は高い。

こうなると有権者の心は揺れる。鳩山連立政権も小沢と距離を置きながらも、何とか急場をしのぐ。「判官贔屓」が日本を覆い、先の衆議院選以上の民主党旋風が再現するリスクを検察庁、霞が関は実行する事になるかもしれないのだ。

正直、小沢の力を抹殺するには、小沢の身柄を拘束するかこの世から消すか、霞が関・検察とマスメディアの生きる道はない。

この一大騒動は東京地検特捜部が仕掛けた喧嘩なのだが、一敗地にまみれた小沢及び鳩山が最後に笑う「超高等数学戦略」と云う予感もしてきた。霞が関、検察、マスメディアは秋口には「ハメラレタ!」と遅まきながら気づくのかもしれない(笑)


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ヤッパリ、石川議員は受け取っていた?

2010年01月26日 | 日記

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ヤッパリ、石川議員は受け取っていた?

以下の記事は「時事通信」の特ダネである(笑)

何と、あの佐藤前福島県知事汚職事件の公判で、裁判所からも証言の信ぴょう性にお墨付き、否失礼、疑問符をつけられた水谷建設元会長(収監中)の「陸山会に裏金を04年、05年各5,000万円合計1億円を渡した」と云う証言を裏付ける証書がはじめて現れた!

これで地検特捜部の努力は報われる事になりそうだ! まずは、時事通信の超特ダネ記事を読んでいただこう。

≪ 手帳にホテル名記載=石川議員、「裏献金」の現場-05年分、捜索で押収・東京地検 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる事件で、逮捕された衆院議員石川知裕容疑者(36)の手帳に、中堅ゼネコン水谷建設(三重県桑名 市)元幹部からの「裏献金」の授受現場とされるホテル名が記載されていたことが25日、関係者の話で分かった。東京地検特捜部が家宅捜索で押収した。記載があったのは、元幹部が別の秘書へ現金を渡したと供述した2005年分の手帳で、石川容疑者が「受領」した04年分は見つかっていないという。このため特捜部は、供述と手帳の記載との関係を慎重に調べている。関係者によると、水谷元幹部は特捜部の事情聴取に対し、04年10月に石川容疑者へ、05年4月に公設第1秘書大久保隆規容疑者(48)へ、それぞれ現金 5000万円を東京都港区の全日空ホテル(現ANAインターコンチネンタルホテル東京)内の飲食店で渡したと供述した。特捜部が押収した石川容疑者の05年分の手帳を調べたところ、授受があったとされる4月中旬の日の欄に「全日空」と記され、人の名字も併記されていた。同じ名字の人物は、小沢氏の関連政治団体職員にいる一方、ホテルの営業担当職員にもいるとされる。政治団体職員は授受への同席などを否定しているという。(時事通信2010/01/25-19:45)≫


なるほど、この記事が正確であれば、大久保秘書が水谷建設から5,000万円を受け取った有力な証拠となる。これで西松献金事件で取り逃がすかもしれい、憎き大久保公設第一秘書を起訴出来る。少なくともその有力な証拠の一つとなる。水谷建設元会長の証言と石川議員の手帳に、その事実の一部が記されているのだ。

これで水谷建設の元会長は嘘ばかり言っているわけではない事を証明できる。検察を先頭に反小沢勢力は勢いを増すに違いない。 しかしだ、この石川議員の手帳は何時押収したものなのだろう?水谷元会長の証言が出始める前に入手していた押収資料と云うこともある。

26日午前一時時点で、この検察のリーク情報に触れているのは「時事通信」だけだ。これも大変奇妙である。何かあるのだ、こう云う時は。まぁ時事通信の特ダネと云う事にしておくが25日の小沢幹事長会見の一問一答で石川議員の間違いにつき「担当者がもし誤ったことをしたならば私の代表者としての責任も、もちろんある」との言質を石川議員が起訴されたら責任を取ると言ったと受け止めを力説するメディアも多い。つまり、石川議員の間違い(この特ダネでは5,000万受け取ったみたい)なら、小沢は間違いなく幹事長辞任、議員辞職もあり得ると云うシナリオになる。兎に角死に物狂いで「石川を落とせ」が地検特捜部の至上命題なのはたしかだ。

この時事通信の特ダネがどのような状況で入手されたものか判らないが、1社のみへのリークと云うのは普通ではない。しかし、記者クラブ系統の情報なら産経が書かないのが奇妙だ。やはり時事の特ダネかもしれない?
しかし、この手帳への「ANAホテル」の記載だけで、水谷建設の誰それと会ったと云う証拠には無理がある。石川議員は良くANAホテルを愛用していたのかもしれない。彼女と会う為に行ったのかもしれない?

否、もっと恐ろしい想像がある。それが石川議員の手帳の押収が水谷建設元会長証言より後か先かで、ガラリと展開は変わる。
つまり、石川議員の手帳が水谷証言の前に検察の手にあり、そこからシナリオを作りだしたと云う想像である。これなら馬鹿でもシナリオは作れる。後は簡単だ、収監中で自らが有利になるため(仮釈放の申請への便宜)なら、何でも御座れだろう。

証言を誘導するまでもない「何年の何月にANAホテルで会ったんじゃないのか?」「いや~ハッキリとは記憶していない」「そんなことはないだろう。貴方は何年何月に小沢の秘書に5,000万渡すように指示したんじゃないのか?」「ウ~ン、そう言われればそうかもしれない。たしかそうだったような気がする」「そうだよ、間違いないよ。悪いようにはしないから、チャンと正直に証言した方が良いよ。この刑務所は寒いしね~、何か不足しているものはあるのかな?」「仮釈放が早く進むと有難いのだが…」「そうですか、出来るだけの事はしますよ。僕の出来る範囲ですけどね、期待しておいてください」「いや~検事さん、頼りにしていますよ。証言の方は任せてください」「最後だけど、この年月日とANAホテルだけは忘れては困るからね」「大丈夫ですよ、私もそこまでは老いぼれていません。くれぐれも仮釈の方忘れないでくださいよ」「判ったわかった」等と云う会話があったかなかったか、誰にも判らない。

まぁこの時事通信の特ダネ?の推移を見守りたい。


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NYタイムズはこれだけの情報を発信できる

2010年01月25日 | 日記

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NYタイムズはこれだけの情報を発信できる

翻訳者がどなたか今ひとつ不明なのだが、asyuraの投稿の中に、NYタイムズ、アジアパシフィック欄でトップになっていたコラムの全文を紹介しておく。何とも羨ましい話だが、既得権益に関係なく記事が書ければ、朝日の記者も同じ事が書きたいのかもしれない?その辺の感覚を味わって読んでみてください。

以下転載

≪ 投稿者のニューヨーク・タイムズ記事 日本語翻訳全文 http://www.nytimes.com/2010/01/20/world/asia/20japan.html?scp=1&sq=ozawa&st=cse In Japan’s Scandals, a Clash of Old Order and New By Martin Fackler

日本のスキャンダル、新旧体制の対立マーティン・ファックラー

国家において生じる典型的な政治スキャンダルにおけるすべてのネタが今回もすべて含まれている。建設会社から受け取った札束、後ろ暗い土地取引、強力なボスの身代わりだと広く見られている険しい表情をした政治的側近の深夜の逮捕などなど。

今回の検察による政治資金に関する規則違反に対して展開されている、与党の大物小沢一郎に対する捜査は、この国のもっとも剛腕な政治家で、新しい改革派の リーダーと、戦後権力体制の中でももっとも強力な組織である検察庁との間の公開のバトルであるということで、国中の関心を引きつけている。

こ の国の制度が変化することの兆しの中で、この対立の行き詰まりは、いつもとは違うパターンの批判の声の奔出を招いている。今回は批判が小沢氏だけではな く、腐敗した企業経営者や政治家の天敵として長く社会から賞賛されてきた少数精鋭の検事たちの巨大な裁量権にも向けられているのだ。

検事たちが、(社会正義とは)何か別のものを守っているのではないかということへの疑問もまた提起されている。
すなわちこの国の停滞した現状維持勢力であり、強力な権力を有するが、ほとんど説明責任をもたない官僚制度に対する批判だ。
そして小沢氏の民主党が昨年夏に自民党の長期政権を破ったときに打倒を誓ったのが、まさに、この官僚制度だったのである。

元検事の郷原信郎氏は次のように語る。「このスキャンダルは、日本の民主主義を危機に陥れている。このスキャンダルは官僚システムが、自分に対して挑戦してきた、選挙で選ばれたリーダーから自分を守るために反撃したものなのだ。」

最新の動きは週末に起こった。検事は一人の民主党議員と小沢氏の元秘書二人を逮捕した。
小沢氏は、民主党の歴史的勝利の設計者であり、謎につつまれた、練達の密室政治家である。今回の捜査は、検察官たちによって行われている民主党リーダーたちに対する一連の捜査の中の最新のものである。

一連の捜査の中には先月行われた、鳩山由紀夫首相の政治資金の報告義務違反が含まれている。鳩山氏への捜査によって新米政府に対する世論の支持がかなり弱まった。しかしながら、過去において訴追された政治家の多くのように、弱々しく謝罪を繰り返す代わりに、民主党は反撃を開始した。

週末に東京で行われた民主党大会において、小沢氏は、検察庁との全面対立を叫んだ。歓声を上げる聴衆に向かって、小沢氏は次のように言った。「我々は絶対にこういったやり方を認めることはできない。こういったことがまかり通るのならば、日本民主主義の未来は暗い。」

多くのものにとってさらに衝撃的だったのは、鳩山氏が小沢氏に与えた支持発言だった。鳩山氏は、検事たちに対して政治的コントロールを行使する法的権限を有する首相なのである。この権限は第二次世界大戦後一度だけ時の首相によって行使されている。「私は彼を信じています。どうぞ戦ってください。」と鳩山氏は言った。鳩 山氏は後に捜査に影響力を行使しないことを約束した。

政治専門家たち、この発言がほぼ確実に世論からの厳しい反発を被るであろうと述べている。とはいえ、 こういった民主党の側からの抵抗は、学者やニュースメディアの一部で広まっている、検事たちは、民主党が官僚をコントロールするという公約をしたことや、 法務省に属する検察庁が、まさにこの官僚システムの根幹となる、強力な組織であるという理由から、民主党に対して仕返し(vendetta)を行っている のだという検察批判を力づけた。

郷原氏やその他検察に批判的な人々は、古い政党政治の名人小沢氏を擁護するというよりは、検事たちによって適用される選別的正義を批判しているのである。
検事は、これまでも、日本の戦後体制に対する挑戦に対しては厳しく、体制の内部者には寛大だったのである。

こ ういった疑惑は昨年の初めごろから強まっている。当時、政治資金規制法違反への初期の捜査によって、重要な衆議院選挙の直前に、小沢氏は民主党党首から辞 任するまでに追い込まれた。検察に批判的な人々は、検察が西松建設から資金を同じく受け取ったにもかかわらず。自民党議員の追求を行わず、小沢氏だけを追 求したことを指摘している。

そして二番目のスキャンダルが約1ヶ月前に起こった。政治の専門家の中には、小沢氏に対して繰り返される捜査 は、検事たちが、日本の体制に対する一種の免疫システムとして機能していることを示しているという意見もある。

彼らが、小沢氏が、政府民主党の財布をほぼ 完全にコントロールし、過剰な権力を集めることを恐れたために、今回の行動に及んだと見ているのだ。
また1970年代の小沢氏の師匠田中角 栄首相の逮捕に遡る何十年にわたる検察との確執を指摘するものもいる。

こういった見方によると、検察庁は、昨年、小沢氏が、民主党の中に特別委員会を設立し、首相が検察に対してより多くのコントロールを行使することを要求しはじめたことが、恐怖だったのだということになる。

「検事たちは小沢が日本を自分の個人帝国に変えようとするかも知れないことを恐れたのである。」と慶応大学の政治学者小林良彰は言う。
議論は、日本の2600名の検事たちに対する普通ではない公的な精査にフォーカスしていた。日 本の検察は、米国やその他の西側民主主義の司法制度とはかなり違った勢力だ。

検察庁は、誰に対して何時調査を開始するかを決める権利だけではなく、告訴以前に、容疑者を逮捕し、拘留する権利も持っている。これによって彼らは実質的に、警察、法務大臣、そして裁判官の力をひとまとめにしたほどの権力を持つこ とになっている。

検察は、伝統的に、超難関である日本の司法試験に合格した一握りの若い法学生から選ばれてきている。彼は、また、容疑者の 職場や自宅への突然の家宅捜査で有名である。家宅捜査の数分前に与えられた情報で勢揃いした大軍の記者とカメラマンの前を断固とした様子で、ダークスーツ を見にまとった無表情の検事たちが行進するあの風景だ。

実際、メディアの専門家たちは、検察は大手のニュースメディアとの密接な関係を享受しているという。こういった関係の結果ニュースメディアによる今回の小沢氏の捜査に対しては概ね好意的(Positve)な報道が行なわれている。

ニュース報道は、検察からのリークに基づいて予測可能なパターンのストーリーに従って行われている。たとえば検察が小沢氏が東京の土地に投資することによって隠そうとしていると思っている4億円に関する詳細事実が、ニュース報道の中では現れてくる。こういったことに憤激した、民主党議員は、報道に影響を与えるための検察のリークの利用を調査するための議員のチームを組織することによって反撃することを誓った。「このスキャンダルは、新しい政権がどれだけ大きな波紋を引き起こしたかということや、どのように旧システムが反撃するかを示している。」と元検事の郷原氏は語った。以上 ≫

転載終わり

*直訳なので若干捕捉すべきだが、時間がないので賢明な皆様の教養に期待いたします。名も知らぬ翻訳者様ありがとうございます!

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ミッション!小沢一郎を幹事長辞任させろ

2010年01月24日 | 日記

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ミッション!小沢一郎を幹事長辞任させろ

まぁ仮に米国の日本支配を当然と考え、60有余年思い通りに自民党政権、官僚、東京地検特捜部、マスメディア等々を朝飯前で操って来た進駐軍以来の米国勢力が「日米同盟の深化」や「東アジア共同体構想」等を不愉快に思うのは当然である。

俗に言うところの「既得権益」を奪う行為なのだから、その収奪に抵抗するのは当たり前だ。しかし、問題なのは、その抵抗の様が「羊の皮を被る狼」方式であることが困りものである。「美名のもとに隠れた悪徳」とも言う(笑)

米国の進駐軍以来の勢力の象徴的組織がCIAだろう。その組織を中心に戦後60有余年で作り上げた我が国の「網の目組織」はありとあらゆるところに存在する。時には盲目的に新聞テレビの情報に洗脳され、「羊の皮を被る狼」の存在すら考えない国民が相当数居るのも悩ましい。

このCIAを中心とする組織が我が国の「網の目組織」に日本の安全保障の危うさ、北朝鮮の恐ろしき真実、中国軍の台湾攻撃作戦、ロシアの極東戦略等々について、彼らの諜報活動を通して得た情報をたたき台に、尤もらしくその威嚇についてレクチャーを受ければ、背筋が凍りつくことは頷ける、筆者など小便をチビルやもしれない(笑)

或る意味でこれら我が国の「洗脳された既得権益グループ」(自民党、官僚、地検特捜部、マスメディア等々)と進駐軍以来の米国勢力が利害の一致を見るのは自明の理であり、彼らがその利権奪還に向け共同戦線を張るのも当然のことである。

しかし、我が国の「洗脳された既得権益グループ」も米国勢力も表立って暴力的利権奪還を行う事はない。見せかけでも「民主主義」は守らなければならないし、「国民主権」を標榜するポイントは見失っていない。

しかし、衆議院選挙に続き参議院選挙でも「洗脳された既得権益グループ」が敗北し、民主党連立政権の勝利は政権の盤石を印象付ける。下手をすると10年単位の政権になるかもしれない。

おそらく、公務員改革、司法改革、マスメディア改革など、「洗脳された既得権益グループ」の息の根は止められるであろう。
そこまで考えが及べば、自ずと答えは出て来る。この夏の参議院選が最後の砦だ。どうやって民主党の勝利を阻止するか?
「これはスキャンダルしかない」小学生でも判る論法だ。

「ヨシそれで行こう!」「どんなスキャンダルだ」「金だよ金、西松で小沢の疑惑は残ったままだ」「そうか?あの裁判無罪になりそうだろう」「馬鹿、愚衆(馬鹿な国民ってこと)が大久保秘書の裁判なんて忘れてるよ」「そうか、それじゃあ小沢の金だな」「そうそう、鳩山の故人献金も突けるしな」等と話したかどうか別にして、現在の成り行きはそうなっている(笑)

小沢一郎幹事長の事情聴取も終わってしまった。鳩山由紀夫首相の故人献金も中途半端で終わった。

「これじゃあ勝てんよ、全然無理だな」「小沢の聴取の中身の嘘を暴かなければ!」「そうだ樋渡佐久間に無理やり頑張って貰わないと」「そうだそうだ!」「しかし、それを立証出来るかね?」「う~ん辛い」「ならどうするんだよ」「ここは世論と予算委員会だな」「世論はY、S、Mさん頑張ってくれよ!AさんもNさんもさ」「大丈夫、大々的に説明責任不足キャンペーンを打つよ」「自民ももう少し追求パワー上げて欲しいね共産にも頼んであるけどね」「そうそうテレビが一番効果あるよ」「洗脳にはテレビが一番だ」「CMもっと打って貰おうじゃないか」「そうだよ、決算苦しいSとMはCMで息つくだろう」「そうだT×Sテレビが一番だ、あそこにCN叩きこもう」 というような話は妄想だが、月曜からの「洗脳された既得権益グループ」の狙いは、ただ一点「小沢幹事長の責任追及、辞任当然」のオンパレードになることは間違いがないだろう。

ガンバレ!「洗脳された既得権益グループ」。
ガンバレ!小沢幹事長。
どちらも頑張る、だから政治は面白い。


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「毎日とTBS」産経の上を行く!

2010年01月24日 | 日記

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「毎日新聞とTBS」産経の上を行く!

あれだけ騒ぎまくった「小沢検察事情聴取」が終了。小沢が聴取に関する記者会見をすると云うので公共放送NHKを見守っていたが、ソーラカーレースの番組で盛り上がっていた(笑)(*何度もヤラセのようなハプニングを起こしたような編集企画だったが、予定通り日本・東海大チームの優勝、メデタシ目出度し)

おそらく余程局側に「小沢会見」を中継しないとは何事だ!と云う抗議の電話が殺到したのだろう、番組が終わる寸前にテロップで8時43分からお送りしますと情報を流していた。
おそらく抗議の声を上げた視聴者は「編集改ざん」の無い「小沢会見」生中継を観たいと思っていたのだろう。

毎日新聞の岸井氏のように、小沢の話し口調、目の動き、口の動きで、嘘か真実かを読み取る楽しみを持っていたに違いない。極めて残念なことである。

その後の報道番組は何だろうと探してみるとTBSの「ニュースキャスター」(笑)こりゃ駄目だわな、米国ヨイショ報道だし。まぁそれでも嘘ばかりの報道でもなかろうと観てみると、これが酷い(笑)
ビートたけしに安住アナ、三雲孝江、渡辺えり、それから齋藤孝が言いたい放題で「何にも証明されてない!」の大合唱、怒りを越して大笑い。

TBS、嘗ては「JNNニュース」、「ニュース23・筑紫哲也」で報道力を発揮していたが筑紫の退場後、後藤謙次が引き継ぐも全く冴えず、降板の憂き目を見た。
後藤謙次はその後「総力報道・THENEWS」のメインキャスターになるものの、悉く政局の予想を外しまくっている(笑)あまりの低視聴率に番組の撤退が決定しているようだ。

記憶を辿る事、だいぶ昔の事になるが「オウム真理教事件」で坂本弁護士インタビューを事前にオウム信者に視聴させると云う暴挙を行い、「坂本弁護士一家皆殺し」契機を提供したのではないかと云う批判を浴びた局である。この時は筑紫哲也が降板するしないで同局側との攻防があった記憶が蘇った。「みのもんた朝ズバ!」もTBSだ。「時事放談」もTBSだね。「サンデーモーニング」のニュース解説は毎日の人相見特別編集委員・岸井氏がやっている。

資本的な繋がりは薄いのだが、すべてがすべてではないが、毎日新聞に寄り添う形で報道番組は作られているようだ。
実は今回の小沢資金問題で、最も力が入っているのが「毎日新聞」なのだ。リベラルの2大新聞と言われた朝日新聞と毎日新聞。どちらも相当おかしくなっているが、毎日の変貌は異様である。

朝日は読者の投稿欄や週刊朝日を駆使して、ある程度報道のバランスにギリギリ配慮しているが毎日にはそれもない。
これは何なのだろう?毎日新聞系に何が起きているのか?経営的に「火の車度」は産経といい勝負になっているようだ。

S学会との業務上の繋がりも強く、印刷下請けや新聞の用紙代でギリギリの経営を余儀なくされているようだ。報道の雄と呼ばれた時代は遥か遠く、報道回帰も人材不足で力尽きる寸前のようである。

こうなると経営も結局人間のする事、「貧すれば鈍する」最近紙面では俄かに妙な顔ぶれの広告が目立つようだが、TBSにもそれが言える。
三井住友グループ(ゴールドマンサックス)の大々的なスポンサー提供は2010.03月決算に好影響を及ぼすだろう(笑)

まさかS学会や米国勢力の影の力・ゴールドマンサックスの影響で小沢資金問題に血道をあげていると云うのは「下衆の勘繰り」であろう。また、そのような報道機関でない事を祈るしかない。

おそらく、小沢事情聴取が終わったからと言って、捜査が終結したわけではない。小沢の証言の裏を取ることこそが検察のこれからの仕事であり、そのリーク検事の顔色を見て、「関係者」の言いたい事を記事にするのがジャーナリストの本分である!ぜひ頑張って、恥かき報道を続けて頂きたい。三菱東京から三井住友にメインバンク変えた方が分かり易いのだが・・・。


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日本の検察機構とマスコミは特殊な世界

2010年01月23日 | 日記

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日本の検察機構とマスコミは特殊な世界

三権分立が民主主義の根幹であるにも関わらず、起訴に関する全権限を持つ「天の仕置人」検察庁検事たち。
彼らの身分は完全に守られ、退庁後弁護士業も行え、天下りも確保される。笑いが止まらぬこの身分の人々は、司法試験を通ったエリートと云う人生だけを経験する。

最近では衆議院予算委員会の話題を独占、国会をも間接的に支配している。(笑)この誰も触れられない身分、起訴の全裁量権を胸一つで決定出来る「神様」の制度は、世界広しといえども、日本と韓国だけ。検察司法制度もグローバリズムにしましょうよ!
米国CIAのお膝元の「NYタイムズ紙」から笑われているじゃありませんか!

大体が地検特捜だけに捜査、逮捕、立件、起訴、公判のすべてが独占集中しているなんて異様、異常。
ファシズム的素養が備わり過ぎ、明らかに戦後の闇資金を暴くGHQ謀略諜報組織だった名残が色濃く残っている。戦後は64年ですよ、もう解体、乃至は捜査、逮捕は警察に委ねるべきでしょう。

正義の検察、国民に信頼される検察である為にも、地検特捜部と云う世界に類を見ない権力が集中する組織は解体されるのが時代の要請ではないのか?すべての権限があるから使いたくなる、その維持のために何かを捜査をしていないと、存在が危うくなるような精神状態に追い込む組織は不自然である。


≪NYタイムズ 検察捜査と報道のおかしさ指摘 
20日付の米紙ニューヨーク・タイムズが小沢疑惑を報じ、日本の検察の異様さと大マスコミとの癒着ぶりを指摘している。
 マーティン・ファクラー氏の「指導者たちが守旧派の攻勢を受け、停滞する日本」との記事で、小沢疑惑の実相が、官僚組織を改革しようとする小沢と、組織防衛に血眼になっている検察の権力抗争であると指摘した上で、日本の検察の特殊性を次のよう説明している。 「2600人の検察官からなる日本の検察は米国など西欧の民主主義国家の司法組織と全く異なっている。検察は、捜査対象・時期を決める権利ばかり でなく、起訴前に捜査対象者を逮捕し数週間拘置する権利まで持っている。このことにより検察には警察・司法長官、そして裁判官を総合したような権力が与え られているのだ」
 そして、検察と大マスコミが密接な関係にあり、小沢報道は「ほとんど検察寄りのものばかり」であると指摘し、「事件の報道は検察のリークに基づき、容易に予想がつく物語パターンで展開されてきた」と、大マスコミの報道をバッサリ切り捨てた。(日刊ゲンダイネット21日)≫


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