世相を斬る あいば達也

民主主義、資本主義とグローバル経済や金融資本主義の異様な違いについて

財務党公認と揶揄される野田新総理、”ノーサイドで行きましょう”の真贋

2011年08月31日 | 日記
剛腕維新
小沢 一郎
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財務党公認と揶揄される野田新総理、”ノーサイドで行きましょう”の真贋


野田佳彦のノーサイド挙党態勢の姿が現れつつある。党執行部、特に幹事長に輿石を起用した点は、一定の評価が可能だろう。『輿石一人で何が出来る、菅・仙谷・岡田・前原包囲網で雁字搦めになり、小沢の党員資格停止も三党合意撤回も出来ないじゃないか!』と云う意見もあるが、小沢グループは海江田を擁し、代表選に負けたのだから、多くの要求を望むのは本質的に間違いだ。又、今さら小沢一郎も温情のような形で党員資格停止を凍結や解除は望んでいないだろう。法廷で決着をつけることを望んでいる筈だ。

輿石幹事長の誕生は野田佳彦のオリジナル・アイディアだったようだ。仙谷も岡田も財務省もマスメディアも介在していない可能性が高い。朝日新聞が社説で『・・・この人事の評価基準は二つある。ひとつは、輿石氏が公言してきた、小沢氏の党員資格停止処分の解除問題だ。私たちは、いま解除する根拠はないと考えるが、どうするのか。  二つめは政策面の対立解消につなげられるか、どうかだ。  マニフェスト見直しの3党合意を守り、消費増税にも取り組む野田氏と、マニフェスト固守を唱え、増税を嫌う小沢氏とは距離がある。野田氏の政策遂行を支 え、小沢氏らに同調を促すのが輿石氏の役割のはずだ。  幹事長職が焦点になるのは、党の資金と選挙の公認権を握るからだ。それを小沢氏側がとるかどうかが「挙党態勢」の試金石のように言われる対応を、いつまで続けるのか。民主党は、その原因が時代遅れの党の体制にあることに気づくべきだ。』等々と悲鳴のような声をあげている(笑)

野田首相が具体化している党人事は以下の通り。
≪ 民主幹事長に輿石氏=前原政調会長、平野国対委員長-岡田氏は重要閣僚に・新首相 野田佳彦新首相(民主党代表)は30日、党役員人事の 骨格を固めた。党運営の要となる幹事長に輿石東参院議員会長(75)、政調会長に前原誠司前外相(49)、国対委員長に平野博文元官房長官(62)、幹事長代理に樽床伸二元国対委員長(52)の起用をそれぞれ内定した。輿石氏は小沢一郎元代表と近く、小沢氏系と非小沢氏系双方から 「挙党態勢の象徴」と待望論があった。前原氏は野田氏と過去の代表選で連携を重ねた間柄で、平野氏は鳩山由紀夫前首相の側近。党内融和を強く意識した布陣となった。
 一方、閣僚人事では岡田克也幹事長の重要閣僚での処遇が固まった。党幹部 が明らかにした。官房長官や財務相などが検討されている。官房長官には、野田氏側近の藤村修幹事長代理も浮上している。 野田氏は30日夜、党本部で 記者団の質問に答え、一連の人事について「党を挙げた態勢をつくる。本当に国民のためにがむしゃらに働く政治を実現する。そういう狙いの人事だ」と説明。「私なりの適材適所で選んだ」と強調した。
 野田氏は同日、輿石氏に電話したのに続いて2度にわたり会談し、「あなたしかいない」と就任を強く要請。輿石氏はいったんは難色を示したが、最後には受諾した。同氏はこの後、記者団に「党内融和に全力を尽くす。その一点だ」と語った。
 民主党で 参院議員が幹事長に就くのは初めて。輿石氏は参院議員会長を兼務する。野田氏は、野党が多数を占める参院側の実力者である輿石氏を幹事長に就けることで、 円滑な国会運営につなげる狙いもあるとみられる。 輿石氏を起用した野田氏の人事方針に対し、小沢氏に近い鳩山氏は「ノーサイドで党内融和のシンボルだ」と記者団に語り、評価した。 
 輿石氏は、小沢氏の党員資格停止処分の凍結か解除を主張してきた。これについて30日、記者団に「私の考えは変わっていないが、民主主義のルールとして、時機を見て党内議論がされるだろう」と語り、柔軟に対応する考えを示唆した。 一方、前原氏は党本部で野田氏からの就任要請を受けた後、記者団に「野党との交渉もしっかりやりながら、政策をまとめて日本を前に進めていく」と表明。平野氏は「党内融和 を含めてしっかりやらないといけない」と述べた。前原、樽床両氏は野田氏と同じく松下政経塾の出身。
 民主党は31日午後、国会内で両院議員総会を開き、これら主要人事を正式決定。野田氏は閣僚人事の調整を本格化させる。党幹部によると、新内閣発足は9月2日が有力だ。代表選を争った鹿野道彦農林水産相や、城島光力政調会長代理の要職への起用も検討されている。≫(時事通信)

つまり、輿石の幹事長起用により、一番懸念していた民主党に積み上げられている130億円を超すと思われる政党助成金を仙谷らの意のままになるのを阻止しただけで“めっけもの”と云うことだ。又いつ何時解散総選挙にならないとも限らないわけで、その時、公認調整と選挙の軍資金の配分に一定の公平性が担保されただけでも、筆者などは一安心と考えている。

敗者が党人事や組閣に大口を叩くのは控えるべきだ。次のこと次のことを考えるのが権力闘争の常道だ。勝者である野田の人事に難癖をつけても詮ないことである。小沢一郎もその辺は充分理解している。12年秋の代表選乃至は政治理念の為の新党、その両睨みの態勢を早速立ち上げようとしている。

≪小沢グループが統合 結束強化、100人規模に 民主党の小沢一郎元代表は30日、衆参に三つある自らの議員グループを統合し、新グループの会長に就任することを決めた。グループへの帰属を明確にする 「純化路線」をとり、結束を強める。来年9月に再び行われる党代表選をにらみ、「最後の決戦」(側近)に備える狙いもある。
 小沢氏は30日、3グループ幹部ら約30人を前に「グループをどういう形にしていくか、みんなの議論が必要だ」と述べ、約1時間意見を聴いた。出席者の ほとんどが一本化に賛同したという。新グループは100人規模になるとみられる。
 小沢氏に近い議員によると、グループが分散していることで「政局のたびに、他グループとの間でふらふらする議員がいる」との意見が噴出。グループ統合で 他グループとの掛け持ちの禁止も視野に、小沢グループの結束力を強める構えだ。≫ (朝日新聞)

以上のように朝日新聞は坦々と伝えているが、筆者は今回の小沢グループの統合には多くの意味合いが内在していると考えている。朝日のいうように、12年秋の代表選睨みも一つの目標だ。“イザ鎌倉”の時の基礎を明確にする狙いもあるだろう。また、与党になったのだから、緩やかな民主党独自のグループから脱して、派閥として明瞭な意思統一を図る狙いがあるだろう。表向きは「政策提言を積極的に提言する集団」の位置づけだが、党の政調会長に起用される前原誠司への静かな圧力と捉えることも可能だ。

実はもう一つ重大な意図が隠されているような気がする。昨日の拙コラムでも書いたが、今回の代表選で鳩山由紀夫はまったく傷ひとつ受けていない事実である。これには流石の小沢一郎も拙いと思ったのではないのだろうか。選挙となれば、どんな選挙でも汗を掻き、損な役回りを演じるのが小沢グループの宿命だった。朋友鳩山由紀夫の顔を立て、5回ほど煮え湯を飲まさたら、お天道さまも許すと云う事だ。もうそれでは「国民の生活が第一」の政治理念の実現は無理だと悟ったと云うか、鳩山由紀夫への義理立てから卒業させていただこうと云うメッセージなのでは、と筆者は推測するのである。

つまり、09年の政権交代を曲がりなりにもなし遂げたのは鳩山・菅・小沢トロイカ体制だった。その鳩山と菅には、首相と云う座を結果的だが提供した。つまり、外様であった自由党の小沢一郎の義理立てが済みましたと云う宣言だと受けとめることも可能だろう。これで小沢一郎は「天命に遊ぶ」悟りの境地から、再び下界に降りてきた。剛腕小沢が政界に降臨してきたのだ。(笑)

この統一した小沢グループの集団は、政策提言集団であり、与党内野党ではなく、与党内連立グループの様相を呈するだろう。語らない、説明しない小沢一郎が、説明と指示を明確にする集団となり、自ら先頭に立つと云うことだ。政策提言を通し、表面上、野田を支える形で、仙谷・岡田・前原らクーデター勢力をけん制し続ける派閥と化すのだろう。

勿論、提言をするが最終的には代表の指示に従う行動原理も尊重されるだろう。しかし、このような集団が100人から150人くらいになると、猛烈なプレッシャーが「クーデター勢力」に圧し掛かる。野田代表との距離は一定範囲で縮めるスタンスを取るものと思われる。

おそらく筆者の予測だが、鳩山グループの崩壊は近いと思われる。なぜなら、今回の代表選で鳩山は二股を掛けていた事実が濃厚だからである。筆者もついに鳩山の裏切に愛想尽かしと云うことだ。漸く鳩山由紀夫を不実な、或いは無能な政治家だと悟った。小沢の心の中でも、筆者同様の疑念が生まれたのでないのだろうか。閣僚人事も着々と進んでいるようだが、仙谷由人をどのようなポストに起用するかが、筆者にとっては最大の関心事だ。野田佳彦の首相としての器量が試される最後の砦だ。野田は勝者なのだから、親米、財務省寄りの政権を目指すのは当然で、それに輿石や小沢集団がどれだけ軌道修正させるかがカギだろう。現状を眺めると、当面小沢一郎が新党結成をする大義が見えてこないので、静観するしかないだろう。


これでも朝日新聞を読みますか?
山際 澄夫
ワック


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朝日新聞が嬉しそうに小沢一郎を揶揄、挑戦状を突きつけた!小沢の反撃は如何に?

2011年08月30日 | 日記
これでも朝日新聞を読みますか?
山際 澄夫
ワック


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朝日新聞が嬉しそうに小沢一郎を揶揄、挑戦状を突きつけた!小沢の反撃は如何に?


≪小沢氏、「アレルギー」払拭できず3連敗 民主代表選 小沢一郎氏は民主党代表選が終わった直後、都内のホテルで開いた自らの議員グループ会合に顔を出した。鳩山由紀夫前首相や海江田氏らを送り出した後、約80人の議員を前にこう語った。
 「177票は立派な数字だ。でも負けは負けだ」  閣僚経験のない樽床伸二・元国会対策委員長を担いで敗れた昨年6月。自ら出馬して敗れた昨年9月。菅直人氏に敗れた過去2回の反省を踏まえ、今回は「勝てる候補」と「グループの結束」という二兎(にと)を追う候補者を探し、最終的に擁立したのが海江田氏だった。
 1回目の投票で1位を得ながらも、決選投票で敗れたのは、党内に広がる「小沢アレルギー」の結果である。党内最大の勢力を握っていても、小沢氏が推した 候補者は代表選を制することができないという構図がはっきりした。≫(朝日新聞)

ここまで過激に小沢一郎を叩くのは朝日でも珍しい。“水に落ちた犬は棒で叩きのめすべし”と腹を括ったのかもしれない。小沢が、この朝日新聞の挑戦状を無視するのか、怒りを押し殺し堪えるのか、ここ2カ月が見ものである。小沢がこの記事に切れて、新党だと言わせようと誘導しているようにも読める記事だ。

それはそれとして、今回の民主党代表選からみておこう。NHKは決選投票がはじまりかけた13時50分頃、「馬淵前国土交通大臣は、今日午前の出陣式で自らの陣営に、決選投票になった場合は海江田経済産業大臣以外の候補者に投票するよう呼びかけました」と数回にわたり生中継で報道した。公選法の適用は受けない政党の選挙と雖も、次期総裁候補になる政党の代表選の投票の最中に、他陣営の投票行動を真実として公共放送が報じて良いものか、少々違和感を持った。

前原陣営が野田候補に雪崩を打つのは自明だったが、鹿野、馬渕陣営の投票行動を投票中に実況生中継中に流す事は、公正公平の報道理念から外れているのだろう。それだけでも、NHKの報道姿勢は問題だが、その情報が誤報だったとなると、「誤報」と云うレベルで済まされる過ちだとは到底思えない。

馬淵陣営の決選投票行動などは真逆であり、鹿野陣営も鹿野候補が背広を脱ぐか脱がないか、その場で最終判断をすることになっていたと云う話を総合すると、憶測情報を真実として投票中に流したことになる。 そもそも、投票中に不確かな選挙行動に影響しそうな情報、しかも、虚報を流すこと自体が咎められるが、テレビやラジオが速報の情報インフラを抑えていた時代なら、それでも影響は少なかったろう。しかし、現実は「海江田敗北」の情報が投票中にツイッター上で拡散、一定の範囲で民主党議員の投票行動に影響した可能性は否定できない。

思えば、昨年9月の菅・小沢の代表選においても、議員の投票行動に影響させない為と言いながら、党員サポーター票を隔離、民主党事務局が管理したが、党員サポーター票が大差で菅勝利と云う情報が会場で流された事とか、小沢一郎への強制起訴が決定したと会場内で情報が拡散した。どうにも潔く敗北させてくれない民主党内の選挙である。民主党と云う政党には、そうした体質があるのかもしれない。

公選法の適用を受けない選挙と云う事で、NHK含め記者クラブメディアは好き勝手やりたい放題のようである。故に海江田候補は敗れた、と筆者が言いたいわけではない。海江田は、負けるべくして負けたのだと思う。海江田が負けたと云うことは、小沢が負けたと云うことになる。残念ながら、それは事実だ。

再び鳩山の主張を取り入れ妥協した結果がこの始末だ。鳩山は負けていないのだろう、民主党のオーナーだから…。もしかすると、海江田も損な負けではなかったかもしれない。野田から、それなりの処遇を受けるに違いない。 今回の代表選で、とどのつまり傷ついたのは誰だ?気がついてみると、小沢グループだけが敗北した構図が浮き彫りになる。

まぁ終わってみると、見事なシナリオに沿って、すべてが流れたように見えてしまう。仙谷や岡田のレベルで作れるシナリオではないだろう。インテリジェンスの専門性が駆使された高度なシナリオだ。 今日の午前中に判明するであろう野田政権の党人事がすべてを決するだろう。冒頭の朝日新聞の挑戦的態度から推測するなら、党幹部人事で名実ともに挙党態勢が確立される可能性は極めて低い。小沢グループを干乾しにする方向に進むのだろう。負けた政治家の運命である。

筆者などは、小沢一郎の政治理念を支持しているだけで、民主党などまったく支持はしていない。今後民主党は既得権益勢力と手に手を取り合い、のんべんだらりの政治を展開することは自明だ。またぞろ1年間も、自民党二世のような政治を見せられ反吐が出るのは勘弁だ。正直、小沢の政治理念「国民の生活が第一」であれば、野党になろうと支持していきたい。ほとほと民主党と云う政党とつき合うのにはウンザリしている。

民主党政権の真実
塩田 潮
毎日新聞社


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民主党議員に告ぐ 「仙谷・岡田」vs「小沢・鳩山」、総選挙に勝てるのはどっち?

2011年08月28日 | 日記
小沢革命政権で日本を救え
副島 隆彦,佐藤 優
日本文芸社


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民主党議員に告ぐ 「仙谷・岡田」vs「小沢・鳩山」、総選挙に勝てるのはどっち?


星浩が生きていたとはビックリだ。地検特捜部の小沢一郎捏造事件、メディアのリーダー的存在だった星は、公判の推移及び粛清人事で、検察庁及び裁判所うが政治的陰謀に加担する姿勢を改めようとしているにも関わらず、自らの立ち位置を変えることが出来ず、記者クラブ主催であることを良い事に、一人司法ファシズムに走り、海江田を陥れよう試みたが、泣きの海江田から逆襲を受け、すごすごと矛をおさめた。海江田の男を上げる効果として貢献した。

それはさておき、筆者も昨日の分析で第一回投票においては、海江田の過半数はキツイかな?と予測したが、現時点の雲行きは海江田過半数に迫る!が答えだ。なぜ、こんな中間だが結論に至ったかと云うと、各マスメディアが決選投票だ~、と叫び出した点に着目した。腐れマスメディアが、声を揃えて「決選投票」を叫び出したことは、「海江田過半数」が見えてきた証左だと云うことだ。

「海江田過半数」で何が困る。小沢復権で何が困る、誰の都合が悪くなる?「菅・仙谷・枝野・岡田ら」の都合が悪くなる。マスメディアの都合が悪くなる。米国のご機嫌が悪くなる。霞が関が困る。経団連が困る。自民党が困る。なんだそれだけの事ではないか。国民は一切困らない。

朝日新聞は社説において「世論調査等々から得られる“世論”こそが民主主義の原点であり、2年も前の衆議院議員選択選挙における国民の選択は古くなっている」が如き言説を垂れている。異常者である。民主主義の原点、国政選挙、“民意”を反故にする、反民主主義新聞社である。そのシンボルが星浩と云う男だ。

海江田は、三党合意も見直しの対象だと明言した。09年マニュフェスト堅持を基盤におく候補者は海江田一人になった。「菅・仙谷・枝野・岡田ら」は決選投票なら、多くの多数派工作に人事や官房機密費をぶちこめるチャンスが残されている、と舌舐めずりをしているのだろう。否、舐めるほど口中に唾液は無くなっているかもしれない(笑)つまり、喉はカラカラ状態だ。

今回の選挙は、国の総理を決める選挙だから、とマスメディアは言うが、そうではない。あくまで、民主党と云う一政党の代表を決める選挙だ。国政選挙に近い位置づけは欺瞞だ。代表イコール総理の法律があるわけではない。国会で別途選挙を行い、総理は選出される。どうも、民主党代表選イコール大統領選のニアンスで受けとめる論調が多いが違う。海江田が民主党代表に選ばれ、渡辺(みんなの党)、亀井、谷垣、鳩山、小沢、山口を候補者に担ぐことも可能なのだ。まぁ半分冗談だが、理屈上はそう云うこと。

そこで、今日の本題について一言。民主党議員の中で未だ色々と悩んでいる議員達に忠告しておこう。

『アナタ方は菅・仙谷・枝野・岡田らが仕切る陣容で、解散総選挙に勝てると思っているのですか?この顔ぶれに、前原や野田が加われば、敗戦確実政党を自ら作り上げるということですよ。彼らは一度でも選挙に勝利しましたか?選挙で随時適切に運動資金が政党から助成金が出ましたか?この人たちは、選挙に負ける為に政党助成金を使う連中なのは、アナタ方が身に沁みて判っているでしょう?脅かしではありませんよ。選挙こそが民主主義の原点、これを朝日新聞のように反故にするような意識があれば、無惨な結果しか残されていないのは自明でしょう?どこの誰が、立場はさておき陣頭指揮を執ってくれるから、安心して選挙区に戻れるのでしょう?考えなさい、職を失いたくなければ考えなさい。内から国民の生活が第一を訴え選挙に臨むには誰の指導を受けるのが妥当か、自ら必死に考える事です』

今日は多くを語らないが、民主主義の原点は選挙だ。選挙により国民から負託された信頼を実現すべく、必死で汗を掻き、実現に向けて驀進することだ。民主党議員は原点を忘れるな、横着して選挙の勝とうとすればどうなるか、菅・仙谷・枝野・岡田・安住・玄葉・前原・野田を反面教師とし、生き残りを模索するのが、与党民主党のせめてもの矜持である。海江田の三党合意の更なる進化発言は、民主党の原点回帰を一層鮮明にした。つまり、小沢一郎が勝負に出ている。この勝負に何らかの齟齬があった場合、年末には民主党は衆参両議院で少数与党となり、崩壊する可能性を含んでいることも、決断のファクターに加えるべきであろう。

剛腕維新
小沢 一郎
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大胆予測、民主党代表選のゆくえ 仙谷vs小沢の対決!沈没か浮上か

2011年08月27日 | 日記
小沢革命政権で日本を救え
副島 隆彦,佐藤 優
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大胆予測、民主党代表選のゆくえ 仙谷vs小沢の対決!沈没か浮上か


 グループ所属議員の数勘定なら、断然海江田が有利である。ただ、筆者の得ている情報だと、70票近い浮動票があること。そして「勝ち馬集団」の旧民社党・旧社会党の40票。つまり、完璧に自己都合で右にも左のも揺れてしまう利権集団とサラリーマン議員集団合計110票の存在が確認されている。これらの動きが実に読みにくい。前回の代表選における僅差も、この110人の日和見で狂ってしまったで、今回は慎重に読むことにする。

小沢・鳩山Gの玉さえ好ければ、圧勝は確実だったのだが、第一回目投票で海江田が200票以上取れると言い切る自信はからっきしない。何せ国会で泣いた男なのだから、政治家としての評価は相当落ち込んでいる。小沢の命令でも納得出来ない議員もいるのだろう。小沢一郎も、このような事態になることは判っているのだから、もう少し傀儡用の玉の一人や二人育てておく世俗性もあっては良いのではなかろうか。西岡や輿石等々を唐突に俎上に乗せるのは、悪印象を残してしまう。

愚痴はさておき、27日午前告示立候補受け付け。午後「日本記者クラブ主催共同記者会見」。28日午後「党主催公開討論会」。29日午前「両院議員総会開会」投開票。午後「新代表決定、党役員人事」。30日衆参両議院で首相指名選挙。以上の流れから、まさか八百長など起きないと云う前提で分析してみよう。なにせ無記名投票なので、選挙管理委員が何をするかビデオ録画しておく必要はあるのだろう。(笑)未だ執行部に仙谷・安住・岡田が居ることを忘れてはいけない。

杞憂はさておき、一回目の投票結果はどうなるのだろう。なにせ5人もいるので、分析も容易ではない。まず各候補者の基礎票を確認する必要がある。基礎票は本来グループの票の合計で済むのだが、今回は朝日新聞が前原ヨイショに急激に走りだした点から、前原に若干の上乗せをする必要がある。海江田の場合は、逆にマイナス票を勘案しておく必要がある。*実際は398票だが、あくまで予測なので丸い数字400票を基礎票とする。

■各候補者の基礎票
海江田万里 :140
前原誠司  :50
野田佳彦  :45
馬淵澄夫  :30
鹿野道彦  :25
浮動票   :110(70は完全な浮き草票、40は勝ち馬票)
合計    :400

状況としては人気の前原に浮動票の70の内45が行くと想定。馬淵に5、野田に5、海江田に10、鹿野に5と読む。勝ち馬票40の多くは海江田に流れる筈だが、涙の分を差し引き前原と二分するものとする。今夜段階の状況を勘案すると、第一回投票結果は以下のように予測する。

■浮動票が各候補に移動した後の予測。(第一回目の投票結果)
海江田万里 :170
前原誠司  :115
野田佳彦  :50
馬淵澄夫  :35
鹿野道彦  :30
合計    :400

*随分内輪な予測になったが、慎重を期した。個人的には気に食わんが、海江田210票で一回目で決着もあり得ると思うが、すんなり勝たせると増長する危険があるので、この程度にしておく。また、「日本記者クラブ主催共同記者会見」で記者クラブ連中の集中攻撃を受け、頓挫する醜態を晒すリスクを顧慮している。前原への攻撃は殆どない筈だから。 こうなると、1,2位の決選投票になる。海江田vs前原だが、小沢vs仙谷だと思って、民主党議員及び野田、馬渕、鹿野は対応すべきである。クーデター菅政権の継続か政権交代時の民主党かの選択である。鹿野の票は割れるだろう、15票ずつだ。馬淵の票は海江田20、前原15と読む。野田票は多くは前原に行くと考えるべきだ。

■1、2位による決選投票。
海江田万里 :205
前原誠司  :195

*厳しく票を読むと、決選投票で前原が追いかけ、大接戦になる。海江田の薄氷を踏む勝利だ。昨年の菅vs小沢の代表選のデジャブに近い数字になった。決選投票になると、意外に前原有利。こうなると、小沢・鳩山Gは第一回投票で是が非でも過半数を制する戦術で29日を迎えないと、再び仙谷ファシズム政権に民主党は破壊され、小沢一郎が言い放つように「日本は沈没する!」と云うリスクを包含したようだ。このように票を読むと、鳩山がしっかりしない人間性を持っていることが、今回も小沢の足を引っ張っているという構図なのが悩ましい。しかし、切り捨ててしまう事は、小沢一郎が小沢一郎でなくなることでもあり、苦渋だがつき合うしかないのだろう。

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小沢、菅政権継続の根絶をめざす ベスト・ベターと云うよりグッド選択

2011年08月26日 | 日記
小沢革命政権で日本を救え
副島 隆彦,佐藤 優
日本文芸社


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小沢、菅政権継続の根絶をめざす ベスト・ベターと云うよりグッド選択


意外、小沢一郎が選んだのは海江田経産相だ。海江田の経産相としての働きを見ていると、小沢の選択とはいえ手離しで歓べるものではない。タイミングよく辞任すれば、その目は大いにあったのだが、今日になって辞表提出、受け取りを拒否されたが、反菅のアリバイは作ったようだ。

現時点で、小沢の海江田支持の深い意味合いを分析する時間はないが、鳩山グループから選出する方が民主党の総力上げて09年マニュフェスト回帰に相応しいと思ったのだろう。まだ小沢色を強く出すのは得策ではない判断が窺える。海江田では一回目投票で過半数はきついだろう。最終的な決戦は、前原vs海江田になるが、その時の中間派を引き込むためには、小沢色を多少薄めておいた得策と云う事だろうと推察する。詳しくは深夜にでも

≪ 小沢元代表 海江田氏支持を伝える民主党の小沢元代表は、みずからに近い議員に対し、今回の代表選挙では、菅政権の継承ではない勢力の結集が必要だとして、海江田経済産業大臣を支持する考えを伝えました。
民主党の代表選挙は、27日の告示を前に事実上の選挙戦に入っており、党内最大勢力を抱える小沢元代表は、26日、鳩山前総理大臣と2度にわたって会談したほか、みずからに近い議員と相次いで会談し、代表選挙への対応を協議しました。
小沢氏と鳩山氏は、代表選挙への立候補を表明している前原前外務大臣が挙党一致の党運営を目指すとしているのに対し、前原氏では挙党態勢は確立できないとして対決姿勢を強めていました。
こうしたなかで、小沢氏は、みずからに近い議員に対し、代表選挙では菅政権の継承ではない勢力の結集が必要だとして、海江田経済産業大臣を支持する考えを伝えました。また、鳩山氏も海江田氏を支持する考えを周辺に伝えました。≫(NHKニュース)


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小沢 一郎
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放射能被曝を除染レベルで議論するナンセンス 希望と真実は別物だろう

2011年08月26日 | 日記
「脱原発」成長論: 新しい産業革命へ
金子 勝
筑摩書房


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放射能被曝を除染レベルで議論するナンセンス 希望と真実は別物だろう


小沢・鳩山の正規軍に立ち向かう盗賊集団若大将前原誠司の構図が鮮明になってきた。マスメディアは小鳩正規軍の捏造醜聞を語り、前原に何とか代表の座を、と目論んでいるようだが無理だろう(笑)今日26日の夕方か夜までには、正規軍の候補者が明確になるわけで、そこで前原は万事窮す、と云うことだ。小沢鳩山は連携して、原点回帰を主張する候補の一本化に26日を費やすことになりそうだ。

色んな名目をつけ、稲盛やら鳩山、小沢、輿石、西岡と自身の存在感を示そうと躍起だが、マスメディアの人気NO1の割には、どうも勝手が違っていると、流石の馬鹿も気づいたようである。朝日新聞は前原誠司ヨイショに舵を切ったようだ。報道ステーションに出ていたが、古館が前原の発言を補足整理しないと、何を言っているのか判らない始末。こりゃ想像以上に酷過ぎる。化けの皮が数枚剥がれた。このような男が総理にでもなったら、日中戦争も冗談ではなくなる。

25日の夜には自分のグループ以外の議員にも声を掛け、集会を開いたが情報によると、集まったのは37人とか。読売などは前原グループ60人だそうだから、グループから逃げ出した奴までいるのではないのか(笑)それとも腹痛でも起こしたのか?

ここ数日の前原誠司の顔色は一段と冴えなくなっている。仙谷の左翼的戦術が崩壊した証左だろう。マスメディアの大本命前原誠司が101票なんて絵柄を想像し、筆者はひとりニヤニヤ。場合によると5~60票と云う噂も飛び交っている。26日から29日までは、民主党を肴に美味しい酒が飲めそうだ。まさか米中戦争が始まったりしない限り、美味しい酒になると確信している。そうだ、前原は北朝鮮とも繋がりがあるようなので、テポドン一発の危機も念頭に美酒を呑むことにしよう。

ところで政局ばかりの“あいば達也”に飽きた読者のことも慮って、放射能被曝問題にチョット触れてみようと思う。児玉龍彦東京大学アイソトー プ研究所長の過激発言が功を奏したかどうか別にして、放射能に汚染された土地の除染や汚染がれきの処理のための特別措置法案が成立した。

≪ 放射能汚染対策で省庁連絡会議
 政府は25日午後、福島第1原発事故による放射能汚染対策に関し、経済産業や農林水産など関係各省庁の局長級でつくる連絡調整会議を設置、首相官邸で初会合を開いた。主宰した細野豪志原発事故担当相は「放射性物質の拡散、汚染の防止については、各省庁が従来の所掌から一歩踏み出し、協力しながら物事を運んでいくことが必要だ」と指示した。
 政府は同日、「放射性物質汚染対策室」も内閣官房に設置した。連絡調整会議と役割分担して除染や食品の安全確保などの対策を策定する組織で、これにより省庁間の連携を強化する体制を整えた。
 さらに、放射線医学や食品安全の専門家らで構成する「放射性物質汚染対策顧問会議」も発足した。顧問会議は汚染対策の立案に際し、専門的 見地から政府に助言を与える。≫(時事通信)

以上だそうだ。放射性物質に汚染された瓦礫などの処理は、現行の廃棄物処理法の対象外で、処理の方法や主体などがこれまで規定されていなかったのだから、僅かに前進したと言えるだろうが、3か月前に成立すべき法律だった。この法律により、放射性物質の除去、放射線量を下げる除染などが今よりは前進するのは事実だろう。汚染瓦礫の収集や運搬、保管、処分を国が法に則り実施できるようになったことは、遅まきながら前進としよう。

しかし、放射能に汚染されたあらゆるものの除染と云う解決策が、どの程度福島原発事故で撒き散らされた放射能の除去に有効なのか、誰ひとり正解が出せないのが真実だろう。これを持って、避難住民が帰宅を前提に行うこと自体、筆者は疑問を感じる。瓦礫の処理は物理的に納得出来るが、除染の効果となると甚だ疑念が残る。

家や学校や道路が除染により、放射線量を低減させることには納得するが、放射能に汚染されているのは家や学校や道路だけではない。 勿論一過性な応急措置の範囲では認められるが、それを持って、国民が安全に暮らせる土地でござんす、と云うのは超乱暴な法律と云うことにもなる。田畑はどうするのだ、森はどうするのだ、地下水への除染は出来るのか。ジワジワ放射能内部被ばくは頬被りのリスクを持つ、現在の政治の流れである。否、児玉龍彦東京大学アイソトー プ研究所長の過激発言以降、反原発・脱原発の人々の間でも、好感度を持って受けとめられているようだが、中古車を塗装し直すような部分が多く、中身は変わらない危険を包含している。

これらの措置を本気で全面的に行うとすると、天文学的予算が必要なわけで、現在の財政赤字云々の話など吹っ飛ぶことにもなり兼ねない。最低限の除染措置は必要としても、その事と住民が安全に住める土地に出来ると云う話は、政治家が単刀直入に住民に語る責務があるのではないか。現在の放射能に関する基準値は核開発国家の米国の基準値であり、内部被ばくを瑣末な被曝とせざるを得ない立場の基準値に論拠している。

10年、20年後の内部被ばくによる様々な疾病の発症は疫学調査では絶対にバレナイ。後々国民が内部被ばくによる被害を受けたとしても、政府の責任が問われることはない。国家財政の許される範囲でしか、放射能に対する対策には限界があると云う発想に相違ない。閾値で誤魔化すにも、今後のDNA研究やゲノムの領域では、その意図的閾値そのものが根こそぎ否定される可能性が出てきている。

最終的には、ライフスタイルの選択と云う、極めて個人的で哲学的領域にまで踏み込み、福島原発事故による汚染問題は解決しないのだろう。国民に真実を伝えずに、除染で物事が解決するかもと云う幻想に陥れるのも如何かと思う。放射能をどこまで受け入れ、どのように暮らすか。最終的には個人の領域の判断になるのだろうが、その判断の前に誠実な情報の開示が最も重要である。

逆に、安全だとか超危険だとか、即物的に聞きたい住民も多いだろうが、極力解説を排除した情報開示が、まず第一歩だろう。どうしても解説したいなら両論併記が正解だろう。日本人はそれほど馬鹿ではない!除染で危険が若干和らぐが、それですべてが解決するものではない。正直、また漏れ出すかもしれないわけで、元を完全に絶つ事の方が根本的解決の道である。掃除をした後から、また汚される心配を除去する方策こそ論じ合うべきだろう。国益と国民の生命財産を守る政府の考えを最終的に決断するのが、民主主義では政治家だ。つまり、総理の決断になる。そういう見地から、今回の民主党代表選は重大な岐路の選択となる。それを現状の民主党議員に任せる心もとなさはあるのだが、期待するしかないシステムだ。

小出裕章 矢ヶ崎克馬 3・11原発事故を語る (書きおろし・内部被曝の危険(矢ヶ崎克馬))
小出裕章,矢ヶ崎克馬
本の泉社


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「紳助事件」は何かを暗示している 暴力団交遊・交友・政治献金みな同じ

2011年08月25日 | 日記
小沢革命政権で日本を救え
副島 隆彦,佐藤 優
日本文芸社


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「紳助事件」は何かを暗示している 暴力団交遊・交友・政治献金みな同じ


島田紳助氏の唐突な芸能界引退騒動から一夜が明けた。だいぶ以前から地上げ業界では「シンスケ案件」と云う噂があったのは事実だ。不動産が本業の連中は、その言葉を聞くと、美味しくても危なすぎると手を出さない不文律があった。この噂の真偽は不明なので、これ以上言及出来る立場にいない。しかし、突如紳助氏ほどの大物芸能人が「暴力団との関わりがある」と云うだけで、潔く芸能界の大御所的地位を捨てた状況は、誰かに向かってメッセージを送っているのではないのだろうか、と筆者などは考えてしまうのである。

≪「暴力団と交遊、引退しかない」紳助さんに厳しい見方
島田紳助さんの引退について、作家の藤本義一さんは「芸能界と暴力団とのつながりは昔から言われていること。交遊がわかったからには、引退するしかないだろう」と厳しかった。
 テレビ評論家の丸山タケシさんも「芸能界ってやっぱりそうなんだ、という印象を視聴者に改めて与えることが残念だ。人気番組を複数抱えた有力司会者だっただけに、テレビから彼が退場することの影響は大きい」とみている。
 島田さんは23日夜の会見で、暴力団関係者と知り合った経緯について、十数年前に知人を介して自分で解決できないトラブルを解決してもらったと説明。トラブルの内容、知人については詳しく語らなかった。
 日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会の竹内朗弁護士は「暴力団にトラブル解決を依頼して解決してもらったことが本来の問題であり、これはアウト。業界は暴力団排除を進めざるを得ないだろう」と指摘。また、暴力団に詳しいジャーナリスト溝口敦さんは「引退は唐突感がある。何かが隠されている、と思えてしまう。暴力団側からの圧力などの事情があるのかもしれない」と語った。
 一方、テレビのバラエティー番組で共演したことがある漫画家のやくみつるさんは「当意即妙なやりとりは詰まることがなく、言葉によどみがなく、その才能 は本当にすごかった」と突然の引退を惜しんだ。≫(朝日新聞)

元外相で民主党代表選に立候補、唐突に総理になりたいと叫び出したのが前原誠司だ。当時の日刊ゲンダイは以下のように報じている。マスメディアも温度差はあるが、事実として報道している。特に今回は広域暴力団関連の捜査に力を入れる警察庁が中心に動いているようだが、次々と芸能界関連スッパヌキ記事が流れ出すと、お次は政界と云う流れも充分にあり得る。

≪ 黒い献金疑惑 有名議員の名前が続々と浮上  官房長官経験者や政党党首も
前原、野田、蓮舫の献金問題は、野党にも飛び火しそうだ。 「問題になっている企業グループの忘年会には、前原さんや蓮舫さん以外にも与野党の政治家が出席していました。中でも、自民党のイケメン若手代議士や某党の党首は、特に関係が深かったという。いずれも知名度が高く、クリーンなイメージで人気の政治家です。自民党の官房長官経験者や、目立ちたがり屋の参院議員の名前も取り沙汰されています」(全国紙の社会部記者)
 反社会的勢力につながるような、いわゆるフロント企業から献金を受けても、それ自体が政治資金規正法に違反するわけではない。だが、警察関係者は「たとえ少額でも看過できない」と、こう言う。 「暴力団のフロント企業が政治家に献金するのは、何らかのメリットを得るためと考えるのが普通です。オモテの献金は数十万円でも、ウラではその何倍、何十倍のカネが動いている可能性が高い。公表されてしまうオモテの献金をわざわざするのは、いざという時に逃げられないよう証拠を残す“保険”の意味がある。反社会勢力の常套手段です」 永田町には 今ごろ頭を抱えているセンセイが何人もいるはずだ。≫ (日刊ゲンダイ)

ゲスの勘繰り的発想で行くと、内閣総理大臣なら訴追もされない。場合によれば法務省・検察との裏取引も可能だ。まさか、そんな下衆なことを、国家を救おうと立ち上がる政治家が考えるとは思えないが、「芸能界・芸人好き政治家と暴力団」の連想ゲームをすると、ついつい一人のマスメディア曰く、次の首相人気NO1の政治家の顔が浮かぶ。 まぁその政治家は内閣総理大臣にはなれそうもないので、どちらでも構わない話だが、ICレコーダーと集音マイクくらいは準備しておいた方が無難だろう。(笑) 

駄馬の先走り、と云う言葉があるが、まさに民主党代表選では、その言葉を証明するような現実が起きている。野田、海江田、小沢鋭、馬渕、樽床は立候補もままならぬ状態。鹿野には僅かな芽は残っていると云う噂もある。

筆者の予測だと、前原も駄馬の先走りになる可能性が出てきた。米国の軍産勢力とマスメディアに推される前原誠司だが、どこまで善戦するかだろう。また、米国財務省と霞が関、経団連は野田にまだ執着している。

 ≪前原氏、小沢氏に支援要請=鳩山氏は連携に否定的-民主代表選
 民主党代表選に出馬表明した前原誠司前外相(49)は24日夕、小沢一郎元代表を衆院議員会館の事務所に訪ね、約10分間会談した。前原氏は「挙党一致でこの国難に立ち向かっていきたい」と支援を要請した。しかし、小沢氏周辺や同氏と連携する鳩山由紀夫前首相は、前原氏の「脱小沢」路線は本質的に変わらないとみて、支援に否定的だ。支援候補を明言しない小沢氏の判断が焦点となる。
 前原氏は小沢氏との会談後、記者団に 挙党一致が重要との認識を共有したと説明。小沢氏が民主党マニフェスト(政権公約)の理念を守るよう主張していることに関し、「考え方にあまり違いはなかった」と述べた。
 これに対し、小沢氏を支持するグループ幹部は24日、「脱小沢を進めてきた前原氏には乗れない」と強調。小沢氏自身、23日夜に会談した前原グループ幹部の仙谷由人代表代行が挙党一致を呼び掛けたのに対し、「われわれはずっとそう言ってきた。あなた方が排除したんじゃないか」と不快感を示した。
 鳩山氏も24日の前原氏との会談後、記者団に「小沢氏との距離感は保ちながら、自分の思う人事をしたいという発想が見えた。それは挙党態勢ではない」と不満を示した。前原氏が外国人献金問題で3月に外相を辞任したことにも触れ、「けじめが十分できているのか」と疑念を呈した。
 小沢氏は自身のグループ会合で次期代表について「政策決定、党運営を全員でやり、野党との信頼関係もつくれるリーダーでなければならない」と指摘。ただ、「ベストが厳しければ、ベターな選択肢もある」とも述べ、代表選で勝つためには柔軟に対応する考えも示した。
  一方、野田佳彦財務相(54)はグループが都内で開いた選対本部準備会合で「国難をすべて背負って頑張りたい」と決意を表明した。これに関し、前原氏と会った渡部恒三最高顧問は記者団に「野田氏は当選圏から外れている気がする」と述べ、前原氏との一本化に重ねて期待を示した。
 鹿野道彦農林水産相(69)は都内の連合本部で古賀伸明連合会長と会談。旧民社党系グループは独自候補擁立を断念した。≫(時事通信)

 まぁ夫々思惑付き予測をしているが、思惑なく占う筆者の予測の方が確率は高い。否、面白いとしておこう。(笑) 小沢が「ベストが駄目ならベターも致し方ない」の言質も捉え方次第だ。たしかに、ベストは本人の出馬なのだから、誰を支持してもベター又はグッドだろう。少なくとも現在の顔ぶれでは、どれがなろうと、09年マニュフェストの実現に汗を掻く人材はいない。精々閣僚や副大臣がお似合いだ。

そうなると、筆者が執拗に推挙する松野頼久が26日菅内閣総辞職後、小沢の口から飛び出してきそうだ。松野、原口ならベター、グッドなら、異論が噴出しそうな鳩山由紀夫だ。(笑)

雑巾がけばかりしていて目立たない松野頼久と田中康夫の日本サイコーがBS11で民主党の現状について語っている。あまりご存知のない方は、30分程度なので、松野と云う政治家を見ておくのも良いだろう。「田中康夫のにっぽんサイコー


剛腕維新
小沢 一郎
角川学芸出版


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小沢の「今週から動くぞ」が前原との連携? マスメディアの流れはその通りだが

2011年08月24日 | 日記
羆嵐 (新潮文庫)
吉村 昭
新潮社



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小沢の「今週から動くぞ」が前原との連携? マスメディアの流れはその通りだが


懲りもせず、口先誠司が民主党代表選の立候補を表明した。厚顔無恥な男であるが、マスメディアのヨイショヨイショのお陰で一定の支持があるのは事実だろう。少なくとも、財務省のお先棒担ぎの野田よりはマシだとも言える。野田は正式表明はしていないので、ムキニなって立候補するとは思えないが、出たら仙谷の政治生命が終わりを意味するので、是非立候補して欲しいものだ。 出ない場合は、はじめから仙谷がヤラセを仕込んだ可能性も否定できない。野田を乗せたと云うよりも、仙谷・前原・野田が握っていたと云うことだろう。

小沢が稲盛氏に会おうと、仙谷と会おうと、前原と会おうと、すべてに門戸を開くのが小沢の信条、何ら違和感はない。ただ、「だから小沢は」と云う憶測の多くは外れる。(笑)

時事通信によると
≪ 民主党の前原誠司前外相(49)は23日夕、自身を支えるグ ループ総会であいさつし、「挙党一致で国難を乗り越えていく。皆さんの協力をいただき、その先頭に立っていきたい」と述べ、党代表選への立候補を正式表明した。前原氏は小沢一郎元代表と会談する意向も明らかにした。小沢氏も応じる考えを示し、党内では両氏の連携があり得るとの見方が出ている。
 正式な出馬表明は前原氏が初めて。同氏は総会後、小沢氏をめぐる党内対立について記者団に「『小沢史観』から脱却しなければならない。そういう状況をつくっていかなくてはならない」と強調した。
 前原、小沢両氏は 23日、ともに親交がある稲盛和夫京セラ名誉会長と都内で個別に会談した。小沢氏周辺によると、稲盛氏は小沢氏に対し、前原氏への協力を求めたとされる。 また、前原グループ幹部の仙谷由人代表代行は同日夜、都内で小沢氏と会談。仙谷氏はこの後、前原氏とも都内のホテルで会い、小沢氏との会談内容を報告した。
 小沢グループの幹部は「小沢氏は前原氏を肯定も否定もしていない」 と語り、前原氏を推すこともあり得ると指摘した。ただ、双方ともグループ内に連携への反対論も抱えており、実現できるかは不透明だ。
 一方、野田佳彦財務相(54)のグループは選対本部の準備会合を開き、代表選準備を加速させることを確認した。グループ幹部の一人は、前原氏の出馬により「野田氏は本命候補ではなくなった」と述べ、情勢が厳しくなったことを認めた。前原、野田両氏の後見役的存在の渡部恒三最高顧問は記者団に「告示まで話し合って一本化してほしい」と述べた。
 鹿野道彦農林水産相(69)は23日夜、自身に出馬要請している中堅・若手有志の会合に出席。出席者の一人は「固く見積もって30~40票だ。支持は広がっていない」と語った。
 こうした中、小沢氏は中堅・若手グループ「一新会」の定例会合で、次期代表に関し「マニフェスト(政権公約)の理念を守る人、知識、経験がある人が望ましい」と述べた。出席者から「前原氏とも会うべきだ」との声が出たのに対し、「誰とでも会う」と否定しなかった。≫(時事通信)


たしかに、仙谷・前原は小沢に秋波を送っている。一般的にみると、盗人猛々しいと云うことだが、民主党のクリーンな開かれた政治なんてものは、こんな程度である。勿論自民党などはもっと酷いのだが…(笑)

最終的にあり得ないのだが、小沢一郎が前原支持に回る場合、余程の圧力が米国からある可能性が第一に考えられる。メイとバイデン米副大統領の来日に何らかのメッセージがあったと云う危惧もあるにはある。米国は前原の総理就任を希求しているのは事実だ。

次に考えられるのが、以下の谷垣自民党の認識だ。
≪ 自民・谷垣総裁「民主党は早晩割れざるを得ない」 自民党の谷垣禎一総裁は23日夜、短文投稿サイト「ツイッター」で募った質問にインター ネット中継で答える対話集会で、民主党について「基本的な政策で考え方が違う人たちが集まっている。早晩割れざるを得ないのではないか」と指摘した。
  そのうえで「民主党が割れるときは自民党も多少とばっちりを受けるかもしれない。脇を固めてみんなで一致結束するのが私の仕事だ」と述べ、政界再編が起こりうるとの見方を示した。
 民主党との大連立については「東日本大震災の津波を見た直後はあるかもしれないと感じた」と当時の心境を吐露したが、「例外中の例外だと、今は思っている」と語った。
 また司会者から民主党代表選に立候補表明した前原誠司元外相について「人気が高いがやりにくくないか」と問われると、「そこはノーコメント」と苦笑した。≫(産経新聞)


つまり、今頃になって野党自民党の存在を敵だと、仙谷・前原が気づいたと云うことだろう。互いの共通の敵と呉越同舟することも政治だと、小沢が判断しないとも限らない。当然、150を超す自分のグループの議員を説得するだけの取引はするだろう。例えば、党幹事長ポストは小沢グループに。 小沢も現時点で民主党が分裂しているような印象を国民に与えたくない意図があるかもしれない。仙谷にしてみれば、脱小沢一郎に走ったのは「菅、岡田」であり、私は傍観者だった、と言い訳した可能性はある。反小沢の急先鋒が私だなんて、マスコミの捏造です!(笑)

第三の理由があるとすれば、石川らの裁判の判決を確認してから動きたいと云う正直者の心情があるかもしれない。また、小沢が一歩退き、前原代表・総理が生まれても、3カ月から半年以内に頓挫すると云う読みも可能だ。筆者も、民主党議員は、小沢一郎を除いて全部駄目の烙印を捺した方が、今後の展開が楽になると云う意味合いもある。

筆者は現実に、小沢と前原の連携は仙谷が存在する限りあり得ないと云う認識のままだが、政治の一寸先は闇、ゼロとは言い切れない。ただ、意図的かどうか判らないが、またまた民主党の重要局面で芸能界の衝撃ニュースが提供された。明日以降のテレビがどのような扱いをするか判らないが、民主党代表選の影が薄くなる愚民大好きのスキャンダルの発生だ。この上、福島第一原発で新たな事態発生ときたら、代表選は胡散霧消しそうである。

政治の世界における権力闘争は二次元方程式程度では解けないモノだけに、小沢の判断が愉しみだ。ただ、筆者は、小沢は「第三の候補」を既に描いていると読む。大震災の復旧復興と福島原発の処理、世界的経済不況を乗り切るのに前原誠司では到底無理なこと、小沢一郎なら判断している筈である。いくら一時の連携でも、連携してしまえば小沢一郎のことだ、連帯責任を感じてしまう政治家だけに、非常に危険な取引になる。おそらく一時でも、あの無責任男に代表を託したら、小沢一郎は「鳩山に騙され、菅に騙され、仙谷・前原に騙された」となる。このような筆者の杞憂も、松野、原口、西岡等々の名が小沢の口から出ない所為だが、待つ身と云うものは、なるほど辛いものである。(笑)

日本の大転換 (集英社新書)
中沢 新一
集英社


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小沢復権に怖れ、意味不明な社説書く朝日 敗北ついでに野田乗換え前原か

2011年08月23日 | 日記
日本いまだ近代国家に非ずー国民のための法と政治と民主主義ー
小室 直樹
ビジネス社



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小沢復権に怖れ、意味不明な社説書く朝日 敗北ついでに野田乗換え前原か


朝日新聞には「足し算と引き算」が出来る知能を持った論説委員がいるようだ。毎日・読売・日経・産経と云う新聞社は「足し算と引き算」すら出来ないのだから論評に値しない。(読売の隷米連立・増税・原発推進新聞批判は孫崎さんにお任せする。)

つまり、民主党の代表選で主流派(筆者の認識では、マスメディアが駆使する現民主党菅政権は「八百長クーデター派」であり、小沢・鳩山Gを主流派と判断している)の敗北が確実になったことを察知、「国会の制度がおかしいのだ」と主張しだしたのである。(笑) 一つ一つのフレーズは、如何にも尤もな形をなしているが、全体として語っていることは荒唐無稽である。最終的には憲法改正に及ぶ話を、人道主義者や慈善家のような立ち位置で、大所高所から説教をしている。

今さら朝日新聞に善人ぶられても、納得出来るものではない。コロコロ替わるのが良くないと菅直人を支持したのは朝日新聞だ。都合が良さそうな馬鹿だと思ったから、支持したのだろう?それが外れたのなら、先ずその判断力の無さを反省してから次の言葉を語るべきだ。コロコロ替えた、最大の元凶はマスメディアじゃないか。

オマエらは読売と並走して「原発神話」の構築に邁進したではないか。東京地検特捜部と並走し、小沢一郎の捏造事件の捜査に加担したではないか。太平洋戦争への参加では、軍部と並走したではないか!大政翼賛報道に邁進した、オマエ達の体質はどう改革するのか! 何かといえば、海外の実例を引っ張り出して、国民を洗脳する悪い癖である。

小沢一郎の戦力の原点は議会制民主主義だ。決定過程の議論がすべて国民に知らせるのが民主主義の基本だ。オマエらは正しく議論の内容を国民に示したのか?どちらに加担することなく、公正公平無私に報道したのか? しかし、最終的に民主主義の至るところは、過半数を制するか否かだ。もし、それに問題があるなら、民主主義そのものへの疑問を投げかけられるべきである。

筆者も、オマエ達腐れマスメディアに容易に操作洗脳される愚民の判断で行われる民主主義と云う制度は問題だとは思っている。その本質的議論なしに、数で物事が決まるのは拙いと言っているに等しい。グチャグチャと書いてあるが、数で物事を決めると奇妙なことが起きる。だから、ルールを変えようよ、と言っているだけだ。 昨日の報道ステ―ションのコメンテータ五十嵐(コイツも米国洗脳朝日記者)が、何でもかんでも数で決まるのは如何か風な物言いをしたが、だったら民主主義の最後の決着はどうやって決めるのだ?殴り合いか?ディベートの末、拍手の音量で決めるのか?

民主主義は最終的に数で決めるしかないのだ。民主主義では、数の論理で決定し、その後の政策実行時に、反対の意見も考慮した実施方法が一部採用される、その程度のものである。原理原則は数の論理だ。今さら、宗教家のような言説を垂れるものではない。 つい先日の社説でも、政権選択選挙の民意より、世論調査の方向性の方が優位だみたいな文章を書いていたが、頭おかしくないか?

あまりにも簡単な結論で悪いが、小沢一郎に実権を握られることが、現実目の前に迫り、「タイム!、ハンデつけて頂戴」と言い出す小学生のサッカーの試合のような話に過ぎない。意味不明の社説の一部に≪増税などの不人気政策が避けられないのに≫などと財務省プロパガンダも忘れず潜り込ませる。(笑)日本財政のバランスシートも覗きもせずに、馬鹿の一つ覚えに固執は片腹痛し。

もう一つ怖いことを言っている。≪多数による合意を得にくくなり、適時に政策を遂行できなくなる。≫つまり、世の中下り坂な時は、大連立のような大政翼賛の方が物事は上手く進む。民主主義には、そう云う欠点があるのだ。つまり、60数年前のデジャブ、いつか来た道の誤った国家の道に突き進むくらいの知恵が必要だと言っているに等しい。 下り坂、不調な時ほど、選択は誤るものだ。チャンチャンと誤った道を進むより、鈍牛のごとく歩む道も選択なのだ。「待ったなし」と云う言説は国民に思考させたくない時によく駆使される。

民主主義と云うものはまどろっこしい制度である。しかし、現時点では人間の知恵の限界の制度だ。「愚民が多いと最悪な制度かもしれない」しかし、筆者が主張するなら構わんが、公器として多くの既得権を得、公平公正な報道をし、愚民を減らすのがオマエらの使命なんだよ。勿論期待などしていないが、制度を変えれば何かが変わる。そのような言い訳は、大きな机を買ってくれたら勉強すると強弁するガキと同じじゃないか、バカたれ!

最後には唐突に ≪政権が仕事するには一定の期間が要る。その是非を有権者が見極めるにも時間が必要だ。めまぐるしく首相が代わると、判断材料がそろわないまま、好き嫌いで投票することにもなりかねない。 こうした病根を絶つための議論を、与野党で進めてほしい。民主党代表選は、その第一歩になるはずだ。≫ 何ゆえ、今回の民主党代表選挙が≪好き嫌いで投票することにもなりかねない。 こうした病根を絶つための議論を≫ 何が言いたいのだ?憲法を改正するほどの次元の話に、どうしてたかが一政党の代表選びに、その一歩にならなきゃいかんのかね?民主党代表選に国民投票でもしろと云うのか?

此処だけが朝日新聞は言いたかったのだろうが、次元の異なる話が混在した時は、その論評には必ずトリックが埋め込まれている。 菅・仙谷・岡田と云う到底主流派とは言えない「八百長クーデター派」が分裂気味で大敗北間違いなしの状況で、「タイム、ハンデつけて頂戴」は卑怯この上ない。仮に、オマエらの意見を取り入れるとして、12年代表選で小沢一郎が代表になったあかつきには、オマエらの馬鹿げたアイディアを拾ってやっても構わないぞ。それまで、汚い首でも洗って待っていろ。仙谷由人や岡田と一緒にだ。

そうそう、オマエらの大好きな検察庁も裁判所も、既に掌を返したし、どのように転向しようか迷いに迷っているのが、現在の朝日新聞である。脱原発で一歩は印した。今後は、オマエらの大好きな「自浄作用」ってのが見てみたい。戦犯をみつけて、それらを晒すと転向は楽だぞ。愚民は直ぐに「なるほど」と思う。筆者は信用せんがね(笑)


≪ なぜ続く短命政権―病根は「参院」「常在戦場」
 また首相が退陣する。
 小泉政権が終わって、まだ5年。なのに、まもなく6人目の首相が生まれる。
 菅直人氏もまた「首相の器」ではなかったのは確かだろう。けれども個人の資質をあげつらうだけでは、ここまでころころと首相が代わる理由は説明できない。もっと根深い問題が、いまの政治にあるに違いない。
 日本ばかりではない。いくつもの先進国で、政治が変調を来している。米国も、国が債務不履行に陥る寸前まで政争を繰り広げた。赤字国債の発行をめぐって与野党がいがみ合った日本と、うり二つだった。

■下り坂で表れる弱点  変調の原因を解明し、手を打たないと、きっとまた同じことを繰り返す。いったい、何がいけないのか。  私たちが用いている議会制民主主義は、議会の多数の合意を得て物事を決めていく。
 だが、時に多数派をつくれなくなる。与党内が割れたり、第二院で野党が多数を占めて「ねじれ」が生じたりするときだ。  そんな症状はもっぱら、経済が苦境に陥り、社会に不満が募るとあらわれる。民主主義は下り坂に弱いのだ。
 いま日本の政治は、負の連鎖のただ中にある。
 (1)少子高齢化で国内市場が縮み、新興国の台頭で競争が激化する。低迷する経済に財政出動で対応し続けて借金がかさみ、その手も使いにくくなる。
 (2)事態を打開できない政府・与党が批判を浴びる。衆参の選挙での連勝が難しくなり、ねじれが常態化する。
 (3)増税などの不人気政策が避けられないのに、選挙を気にする議員に阻まれる。
 (4)多数による合意を得にくくなり、適時に政策を遂行できなくなる。それで国民の信頼を失い、さらに対処能力をなくす。
 少子高齢化などは先進国共通の悩みだ。現に、経済の低迷に財政の悪化、政治の機能不全が重なる国々で、「日本化」の言葉が飛び交い始めている。

■参院での倒閣避けよ  思えば、戦前の日本も、ドイツも、恐慌などを背景に政党が足を引っ張り合い、短命政権が続いた。迷走の末に、軍部の独走、ナチスの独裁が始まる。
 まさか、同じことは起こるまい。でも民主主義が立ちゆかなくなるのは危うい。
 下り坂の時こそ、政治が機能しなければならない。国民に負担や痛みを強いる政策でも、説得と対話で実行していかねばならないからだ。
 日本でそれができない理由の一つは、「首相のクビ」を飛ばしやすい仕組みにある。
 政治制度が違うので単純には比べられないが、ドイツとの比較は興味深い。
 ドイツは戦後、政治の安定を重視して制度を設計した。戦後の首相は8人だけ。32人目が去る日本とはずいぶん違う。  たとえば、現職首相の不信任は次の首相の選任と同時にしなければならない「建設的不信任制度」を採用している。日本に当てはめれば、6月の菅内閣不信任案のような、次の政権をともにつくる展望のない与野党議員の連携は成り立たなくなる。
 「つくる」ことができないのに、「おろす」ことができるのは政治を不安定にする。首相を選ぶ力のない参院が政権の命運を左右することも同様だ。自民党の安倍、福田両政権の崩壊などで実証済みであり、速やかに改善すべきだ。
 参院で、首相や閣僚の問責決議をしてもいい。だが、その後の審議を拒むのは行き過ぎだ。そろそろ与野党とも、お互いのために「参院による倒閣」を避ける紳士協定を結ぼう。

■解散めぐる政争排せ  衆院に小選挙区制度が導入され、2大政党が政権を争う時代になった。有権者が政権を選択できる「光」とともに、対立が先鋭化する「影」も生まれた。
 野党は妥協を拒み、政権を立ち往生させて解散を迫る。「選挙の顔」の価値が下がれば、首相を取り換えようと与党議員も動き出す。それが、短命政権の量産に拍車をかけている。
 こんな政争に明け暮れるのは、いつでも衆院を解散でき、常に選挙に備えなければならないからでもある。
 再びドイツの例を引けば、解散には、首相みずから提出した信任決議案の否決といった厳しい条件があるため、戦後3例しかない。英国はいつでもできるが、 キャメロン首相は5年の任期中は解散しないと確約した。日本でも「常在戦場」の現状を改める工夫は可能なはずだ。
 政権が仕事するには一定の期間が要る。その是非を有権者が見極めるにも時間が必要だ。めまぐるしく首相が代わると、判断材料がそろわないまま、好き嫌いで投票することにもなりかねない。
 こうした病根を絶つための議論を、与野党で進めてほしい。民主党代表選は、その第一歩になるはずだ。 ≫(22日付朝日新聞:社説)

生きる技術 (ちくま哲学の森)
クリエーター情報なし
筑摩書房



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ウワシン元編集長岡留氏の民主党候補めった斬り おおむね同意!

2011年08月22日 | 日記
言わなければよかったのに日記 (中公文庫)
深沢 七郎
中央公論社


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ウワシン元編集長岡留氏の民主党候補めった斬り おおむね同意!


今夜は超多忙、人様の褌で相撲を取ろうと試みた。(笑)答えは岡留安則氏のブログにあった。おおむね筆者と考えは変わらない。多くのマスメディアが、小沢一郎の腹が読めずに、モタモタオタオタ。読売、日経、毎日、産経はヤケクソで小沢・鳩山ネガキャン飛ばし記事を書いたり、捏造世論調査を実施したり、兎に角「小沢の復権が怖い!」とキャンキャン鳴いている。 朝日は、これは拙いと実感しているが、まさか実権を握る可能性が出てきた小沢一郎に直接矢を射る蛮勇はないらしく、むっつり右門と化している。ニヤニヤ笑ってしまう程愉しい気分だ。

岡留氏と筆者の僅かな違いは、最後のくだりの「小沢一郎も黒幕・仙谷の民主党改悪路線に楔を打ち込むために、原口一博、川内博人、細野豪志あたりの若手から候補を大抜擢したらどうか。そうでないと、せっかく政権交代を実現させた民主党も壊滅一直線、間違いなし、だ。小沢一郎よ、またぞろメディアバッシングを受けるだろうが、気にしないで黒幕として仙谷に対峙してこの国難に向き合うべし!」の「原口一博、川内博人、細野豪志あたり」を「松野頼久、川内博人、原口一博」と変えるくらいだ。

ただ細野は拙いでしょう(笑)最近は目が泳いでいて、代表とか総理は到底資質的に無理。原口にも少々怪しさが漂う。以上、好き勝手にて今夜は失礼!


≪ 8月某日 民主党代表選、まったく面白くない。盛り上がらない。だいたい、いい玉がいないのだから、誰がいいか選びようもない。もっとも、一般有権者には 投票資格はないのだからこちらがワジワジしてもしょうがない。しかし、まだ候補者の最終顔ぶれが決まったわけではないが、現時点で候補者に予定されている メンバーを筆者なりというか、ウワシン風にメッタ切りしておこう。
 まずは民主党執行部を裏で牛耳る仙谷官房副長官が目下力を入れているのが、野田財務大臣を候補者から下して、前原誠司元外相に一本化するための根回し工作だ。野田氏が財務官僚に完全に洗脳されて消費税値上げを狙っていることは周知の通り。そのためには自民・公明との大連立も辞さず、との姿勢を見せている。そのこと自体は仙谷の戦略通りだが、野田氏には政治家としての個性もパワーもない。癖のないところが、無難といえば無難だし、仙谷にとっては操りやすい人物だろうが、この未曾有の乱世を乗り切る政治力は決定的に欠けている。最初にシナリオを描いた黒幕・仙谷自身が最近では「野田では代表選は勝てない」 と判断しており、最終兵器の前原に切り替えようと画策しているのだ。もし、前原で一本化されれば、野田は確実に候補者から消滅だ。
 前原は国民的にも人気があるとされているが、これはメディアがつくった虚像にすぎない。あるいは、野田同様に霞が関官僚やメディアが期待しているだけにすぎない。官僚にとっては都合のいい政治家だからだ。小沢一郎グループの政治主導や民主党マニフェストを潰す役回りを担う人材としての前原待望論である。 しかし、政権交代後に手がけた前原の仕事は、八ッ場ダムを中止宣言したあげくの撤回、沖縄泡瀬干潟埋め立て中止宣言にもかかわらず再開に転換、JAL問題でのブレと失政、タカ派にしては中途半端な対中・対ソ外交問題での勇み足、親米追従一辺倒ゆえに沖縄の辺野古新基地建設では、米国・防衛省・外務省の傀儡 として、新基地建設派だった名護市の島袋吉和元市長に未練タラタラでアメとムチで懐柔する作戦を諦めていない。沖縄の自立ではなくあくまでも米国の統制下に置くことが前原の防衛・外交戦略の要であり、少なくとも沖縄では北沢防衛大臣に次ぐ嫌われ者-ワースト2である。要するに、カッコつけの勇ましい発言は ブチ上げるものの、最後は何事も腰砕けというパターン。外国人献金問題、偽メール事件などの失敗でも明らかなように政治家としては未熟者にすぎないことを見抜くべきである。もう少し、修行してから出直せ!
 次は、仙谷戦略とは一線を敷く候補に移ろう。まず、番外というべき人物は海江田経産大臣だ。国会での涙は決定的だが、玄海原発の再稼働に飛びついた原発推進の行動も致命的だ。しょせん、野末陳平とコンビを組んでいた漫才師のレベルを抜けていない。こんな人物を海江田が頼みにしている小沢一郎が推すことはあるまい。
 鹿野道彦農水大臣は、マジメかもしれないが、地味すぎる。諫早湾での開門においてすら指導力を発揮できズ、モタモタ。これで、解散総選挙になれば、鹿野が民主党の顔になる可能性もあるわけだが、絶対に勝てる顔ではない。鹿野を担ぐ連中の心根も政治センスも疑っておきたい。
 あとは自薦組の小沢鋭仁元環境相、馬淵澄夫国土交通相、樽床伸二元国対委員長だ。三人とも、この乱世の政治的リーダーの素養はまったく感じられない。せいぜい閣僚クラスだ。三択でいえば、まだしも馬淵か。ただし、党内最大勢力の小沢派が誰を担ぐかによって流れは大きく変わる。ウワシン的にいえば、脱原発、消費税反対、民主党公約実現を実行する能力がポイントだが、この顔ぶれでは期待できない。小沢一郎も黒幕・仙谷の民主党改悪路線に楔を打ち込むために、原口一博、川内博人、細野豪志あたりの若手から候補を大抜擢したらどうか。そうでないと、せっかく政権交代を実現させた民主党も壊滅一直線、間違いなし、だ。小沢一郎よ、またぞろメディアバッシングを受けるだろうが、気にしないで黒幕として仙谷に対峙してこの国難に向き合うべし!≫(岡留安則の「東京―沖縄―アジア」幻視行日記)

「噂の真相」25年戦記 (集英社新書)
岡留 安則
集英社


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小沢・鳩山G勢力230票 前原36、野田17、岡田1、仙谷6、菅7、他101

2011年08月21日 | 日記
剛腕維新
小沢 一郎
角川学芸出版



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小沢・鳩山G勢力230票 前原36、野田17、岡田1、仙谷6、菅7、他101


マスメディアが小沢引っ込め!といくら喚き続けても、声が嗄れるだけの話である。まぁ官房機密費を受け取った以上、それ相当の努力をしないことには、政権内から追い出された菅・枝野・仙谷等から何らかのリーク情報が流されるのは承知だろうから、取り敢えず必死なフリをせざるを得ない無様さを未だに晒している。ICレコーダーどころか隠し撮りまでされている可能性まで心配しなければならない。(笑)

見出しの数字は永田町の常識だ。岡田1と云うのが光っているね(笑)先日の拙コラムで書いておいたが、マスメディアは小沢一郎の腹が100%読めずに、表層的政局をなぞるのみである。これも記者クラブ育ちの無能記者と既得権益を食べ尽くして、退職金を貰い。似非評論家として晩節を汚す人生設計を描く幹部連中だ。もう新聞は不要だな。解説無用の通信社があれば事足りる。特に読売新聞は原発推進を固執、無惨な結果を招くだろう。国民の生命に喧嘩を仕掛けているのだからな。

しかし、偶然だが筆者の読みによると、その他「勝ち馬議員」が101匹、あぁ失礼「101人」でした。謹んで訂正いたします!野田佳彦の101回のプロポーズを意識したわけではない。101匹わんちゃんを潜在意識にあったのだろう。故に、101人が、鹿野や海江田に流れることもあるだろう。いずれにせよ枝葉末節な話だ。現在民主党代表選の有権者議員は398人、過半数は200票である。

永田町のアングラ情報では、小沢一郎の真意が読みとれず、マスメディア同様、奇々怪々な憶測が飛び交っている。最後の最後、仙谷が小沢に土下座して、前原をほり投げて己が代表になるかもとか、米国の圧力で(バイデン米副大統領が訪日、何らかの脅迫メッセージを送ったかもしれない)前原が増税路線を捨て小沢の支持を受けるとか、鹿野が繋ぎとしては最適だとか、もう冗談にもならないような話が連続的に飛び出している。

既に過半数を制している小沢一郎に対し、「党員資格停止の解除」を手土産に等々の報道が腐れマスメディアにおいて行われているが、彼ら有象無象が、小沢一郎の処遇を、どうこうと語ることは僭越、身の程知らずである。小沢一郎が民主党を差配することは、もう既成事実だ。総理大臣指名においては党議拘束を行い、違反者は即刻除籍だ、自民党にでも拾って貰えばよかろう。残りたければ残れ、公認で汲々の目に合わせてしんぜよう。

そうそう、小沢・鳩山Gが誰を支持するかが、今回の民主党代表選挙の「肝」である。もうこれ以外に何もない。野田、鹿野、仙谷、馬渕、鹿野、海江田、小沢鋭、樽床等々は可能性ゼロ。僅かに可能性を残すのは前原だが、「マニュフェストを遵守し、経験と知識と自己犠牲の精神を持った人物」が前提で「原発事故処理の対応、切迫する世界恐慌的経済問題に腹を括って対応できる人物」が追加される。 こんな人物日本の政治の世界にいるか?

前原は未だ立候補を表明もしていない。あの男はズルイ奴なので、負け戦に立候補しないと筆者は読む。仮に立候補する時は、小沢の支持が得られると許しが出た場合のみだが、アイツの今までの政治家としての政治手腕を評価する小沢ではないだろう。ただ自己犠牲の精神はあるかもしれないが、小沢支持Gの心を逆撫でするわけで、次善の策で「新党」が視野にあるのなら、グループの離反のリスクを抱えて支持する可能性はなさそうだ。

小沢が条件とした政治家は、何ということはない「小沢一郎自身を基準」に支持を考えていると云うことだから、小沢自身か、小沢一郎の「超傀儡」である必要がある。1000年に一度の国難が三つ、四つ重なって来ているのだから、「超傀儡」で結構なのである。最近は日刊ゲンダイが何度となく語る「松野頼久議員」の件は日刊ゲンダイに先んじて、8月13日拙ブログにて語っている。「民主党次期代表に松野頼久を推挙する! 捨て石を磨くのが小沢の真骨頂」 裁判が決着しないうちに(政治責任裁判は一審の判決で充分)総代分離論は少々乱暴だろう。(笑)そこまで焦る必要はない。

先ずは足元の立て直しと、国難への様々な対応が急務なわけだ。それなら、松野に代表・総理を任せ、小沢一郎は党幹事長、副総裁兼国家戦略担当相を兼務すれば良い。(松野に替わる同等の人物がいれば、それでも可) 今こそ、悪くも善くも、その政治的剛腕を振り回すがよかろう。誰にも文句はいわせない、憲法の条文に照らし、徹底的に衆議院2/3条項を使いまくれば良いのだ。「国民の生活が第一」の御旗があれば、最終的に逆らい切れる野党はいない。公明党はすぐ白旗を振る、自民党は分裂する。ただそれだけだ。小沢一郎、剛腕を唸らせろ!気配りなんかやめちまえ!「あんたが大将なんだから!」何処かで聞いたセリフだな(笑)

小沢革命政権で日本を救え
副島 隆彦,佐藤 優
日本文芸社



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「候補者乱立、この際党内の大混乱は避けねばならない」 菅退陣撤回(冗談)

2011年08月20日 | 日記
たそがれの国
安藤 礼二
筑摩書房


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「候補者乱立、この際党内の大混乱は避けねばならない」 菅退陣撤回(冗談)


見出しのような按配になっても不思議ではない程、民主党代表選をめぐって、有象無象が蠢きあっている。なんとも醜い、の一言である。

長谷川幸洋氏が現代ビジネス・サイトのコラムで、民主党代表選の候補者をネタに、以下のように論評している。一部抜粋掲載する。
長谷川幸洋氏は政治評論家としては相当マシな人物である。ただ彼の論点は小沢一郎・鳩山由紀夫連合と云う民主党最大勢力の動きをネグっている点で極めて不正確な論評になっている。長谷川氏が小沢の力を過小評価しているか、小沢一郎の名前を出すのも嫌だと思ったか、その辺は筆者には判らない。

≪……態度を鮮明にしていない鹿野、あるいはまだ立候補を表明していない「第三の候補」が鍵を握る可能性がある。情勢は流動的である。そこで、野田が勝った場合と反増税派の「ミスターX」が勝った場合に民主党がどうなるか考えてみよう。野田が勝てば、党内の反増税派は11年度中の増税法案阻止に全力を挙げるだろう。なぜなら、いずれ2年以内に総選挙が迫っているからだ。
それでなくても民主党人気が落ちているのに、そこに増税を掲げて総選挙では大敗北が避けられないと反増税派は考える。野田は最重要公約が増税であるだけに、実現できないとなると打撃を受けるのは避けられない。先の「経済状況の好転」という条件はまずクリアできないから、どちらにせよ野田の増税路線が行き詰まるのは必至である。
誰が勝っても来年9月までの暫定政権逆に、反増税派が勝てばどうなるか。この場合は岡田や仙谷はじめ現在の執行部のほとんどを敵に回す。
となると、幹事長はもとより主要閣僚にも知名度のある民主党政治家を起用できない。人材不足がだれの目にもあきらかになるだろう。政策路線が違う大物をむりやり起用するような人事をすれば「代表選での公約はどうなったのか」という批判にさらされる。党内で足の引っ張り合いが始まる可能性も高い。「どうせ来年9月までの暫定政権さ」と新政権の足元をみて、次の勝負にかける動きが始まるのだ。少なくとも、現執行部の何人かは確実に揺さぶりに動くはずだ。それが権力闘争を戦う政治家の野心である。
ようするに、野田が勝ってもミスターXが勝っても、民主党は袋小路に陥る。増税問題という政策路線での基本的対立を隠せなくなるからだ。もともと民主党は「予算組み替えと徹底した歳出削減で子ども手当などの政策財源を生み出す」と公約していた。「その後で増税が避けられないなら、総選挙で国民の信を問う」とも言っていた。だが、出発点である予算組み替えと徹底した歳出削減に失敗したために、後の政策が首尾一貫しなくなってしまった。
その挙げ句、自民、公明両党との3党合意でようやくこぎつけた主要政策の見直しでも「子ども手当は存続します」などと見苦しいポスターをつくるはめに陥っている。なぜそうなったかといえば、脱官僚と政治主導に失敗したからである。今回の代表選は、破綻した民主党の政策路線がいよいよ党の内部崩壊に進むプロセスの始まりになる可能性が高い。(文中敬称略)≫ (現代ビジネス:ニュースと深層:脱官僚と政治主導に失敗し、「内部崩壊」が始まる民主党の代表選 増税論者の野田に勝ち目はない)


≪反増税派が勝てばどうなるか。この場合は岡田や仙谷はじめ現在の執行部のほとんどを敵に回す反増税派が勝てばどうなるか。この場合は岡田や仙谷はじめ現在の執行部のほとんどを敵に回す。となると、幹事長はもとより主要閣僚にも知名度のある民主党政治家を起用できない。人材不足がだれの目にもあきらかになるだろう。政策路線が違う大物をむりやり起用するような人事をすれば「代表選での公約はどうなったのか」という批判にさらされる。…現執行部の何人かは確実に揺さぶりに動くはずだ。それが権力闘争を戦う政治家の野心である。≫

筆者コメント:野田でさえ、増税論をトーンダウンさせ、前原の気を引こうと躍起になっているようだが、もう野田の芽は明らかになくなった。前原が出るか出ないか判らないが、野田と前原で一人前なのだから、どちらかしか出ないと云うだけだ。長谷川氏は仙谷や岡田を過大評価している。権力を掌握し、小沢が大人の振舞いで正論だけで対抗した故に、1年ほど権力の座に居たわけだが、小沢が本気で喧嘩を仕掛けたら、ひとたまりもなかった事実を無視している。その点ではロイターの単独インタビューに応じた渡辺恒三爺さんレベルである。
仙谷・岡田の力量は権力を握った故に生じたものであり、それ以上のものではない事実を見逃している。同氏もマスメディアと云う枠組の中で生きている人物なので、どうしても権力の座に居る政治家の発言や影響が、個人の器量と峻別する炯眼の部分で疑問を呈しておく。現在の執行部を敵に回すってお言葉だが、権力の座から降ろされた仙谷・岡田・枝野・玄葉・安住だろう。買い被りも度が過ぎると云うものだろう。場合によれば、選挙の惨敗の責任を明確にするケースも出てくるし、09年マニュフェストを党内論議なしに破棄した独断専行に対する責任の追及も可能だ。勿論、同氏の云う通り、反増税派が代表に選ばれた時、組閣や党人事で苦しむのは事実だろうが、要は小沢の支持がある代表が選ばれれば、同氏の杞憂(揶揄)は水泡に帰する。


≪出発点である予算組み替えと徹底した歳出削減に失敗したために、後の政策が首尾一貫しなくなってしまった。その挙げ句、自民、公明両党との3党合意でようやくこぎつけた主要政策の見直しでも「子ども手当は存続します」などと見苦しいポスターをつくるはめに陥っている。なぜそうなったかといえば、脱官僚と政治主導に失敗したからである。今回の代表選は、破綻した民主党の政策路線がいよいよ党の内部崩壊に進むプロセスの始まりになる可能性が高い。≫

筆者コメント:出発点での米国・自民党・霞が関(法務省、特捜検察)の小沢一郎民主党阻止の動きをネグって、鳩山、菅の民主党政権を持って、民主党の脱官僚、政治主導に失敗したは、少々事実認識に誤謬がある。民主党政権の誕生は、小沢代表・内閣総理大臣と云う形で機能すべきものを、米国・自民党・霞が関(法務省、特捜検察)によって阻止されたからと云う事実が同氏の記憶から飛んでいる。否、同氏は「小沢はあのような事をしたから、権力の座を追われた」と云う認識で、有罪だと決めてかかっているのかもしれない。民主党の政策路線が破綻したと明言しているが、同氏の立ち位置上の論評に過ぎないのだろう。或いは、小沢の復権で、もうすぐ壊れそうな民主党が復元しては堪らん、と云う意志が働いているのかもしれない。
小沢民主党で、中央から地方の予算組み替え、公務員制度改革が実行出来なかったのは、ひとえに米国・自民党・霞が関(法務省、特捜検察)の明らかな陰謀があった故である。つまり、ド素人民主党が政権を担った結果である。これを本質的民主党の体質の如く語るはイカサマだ。
丁度、イカサマで昨年秋の代表選で菅が小沢に勝利した状況と変わらないではないか。イカサマをされては、民主主義なんて成立しない。イカサマを乗り越えて勝つのが権力闘争だ、と云うのなら、それは民主主義そのものを否定するのとあまり変わらない。
小沢は側近に、次々と手を挙げる代表選候補者を眺めながら「世界経済が大変な状況になっているのを分かって手を挙げているのか。それを乗り越える覚悟はあるのかなあ~」とつぶやいたそうだが、円も75円台に突入。日本はデフレ不況、超円高、大震災の復旧復興、福島原発による放射能汚染、そして先進国の経済破綻。現時点の顔ぶれを見て、国難に次ぐ国難の連鎖に立ち向かう政治家がいるのかと薄ら寒くなる。
小沢一郎が喉元に小骨が刺さっていない状況であっても、旨く切り抜けられるか判らない程の悪条件だ。19日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、戦後初めて1ドル=75円台に突入した。日本の輸出企業に打撃を与え、日本経済を下押しする恐れが強まった。個人的には米倉の爺の悲鳴を聞きたい心境だが、直近日本経済が下振れするリスクが倍増された。米国は雇用、住宅市場などの回復が遅れ、景気の二番底に陥る可能性が色濃く、ユーロ圏の債務危機に歯止めはかかっていない。故に、格付けでは馬鹿にされる日本経済だが、財務省と日銀の体たらく政策のお陰で、希少価値の円が緊急避難で買われる結果になっている。
この問題の根は深く、危機が米国の金融システムに波及する可能性は大であり、小沢も、そのことを大いに気にしているのだと思う。重大な決意を持って、資本主義経済崩壊のような局面の意味を理解している政治家なんて、全国会議員の数人程度なのだろう、やれやれ。
正直、現在手を挙げている候補者連中は、国難の意味をそれ程理解せずに“俺俺”といっているのだろう。それもこれも、鳩山でも菅でもやれたのだから、と云う学級委員会後遺症的認識が蔓延しているからに相違ない。その点では長谷川氏の認識は正しい。ただ、重大な瑕疵は、小沢一郎抜きで民主党を評価している点に尽きる。こんな調子だと菅直人が「候補者乱立、この際党内の大混乱は避けねばならない」「もう少し若い人に委ねられる環境の整備を痛感した」等と公邸からむっくり起き上がる悪夢まで見てしまいそうだ(笑)


世界リスク社会論 テロ、戦争、自然破壊 (ちくま学芸文庫)
ウルリッヒ・ベック
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小沢さん、誰を支持するの? ひたすら小沢の言葉を待つ朝日新聞

2011年08月19日 | 日記
図解 錬金術 (F‐Files No.004)
草野 巧
新紀元社



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小沢さん、誰を支持するの? ひたすら小沢の言葉を待つ朝日新聞


朝日新聞と読売新聞が民主党代表選の行方を読み切れず、盆休みを未だに取っている。そりゃそうだろう、選挙による正当な民主主義の大前提を無視して構わんと社説で言い放ったマスメディア、小汚い首を洗って斬首を待つばかりの心境なのかもしれない。いや否それはありません。日本のマスメディアに君臨する幹部連中は、どんな政局になっても無責任に言いっぱなしが許される、現状の愚民社会の延命を希求しているに過ぎないのだろう。

真っ当に、政治を考える国民など僅かだ。殆どは政治の「せ」の字も知らない、知ろうともせず、ただ自分が得するか損するかしか興味がない愚民。75日どころか、アイツらは1週間で忘れる。あまり長いこと忘れないなら、芸能スキャンダルでも一発お見舞いすればイチコロだよ、ヒヒヒ。そういえば、朝日のメタボの星浩はどうしているのだ?消されたのでないだろうな(笑)

まぁそれはさておき民主党代表選がヒッチャカメッチャカの様相を呈してきた。アイツがなるくらいなら俺だって、まさに学級委員会そのものだ。こりゃ小沢でなくても、政権与党の経験も準備も出来ずに政権を得る弊害がもろに現れてしまったようだ。誰が出るっていうのか、数えるだけでも大変になっている。「小沢・鳩山新党」と云う日本の大政局を惹き起こしかねない重大なターニング・ファクターが見え隠れしているだけに、民主党の主たる議員連中の尻に火が着いたと推測するのが妥当だろう。今、代表・総理になっておかないと永遠に自分が「総理」になる芽がなくなる。つまり「民主党の崩壊」が視野に入ってきた所為だろう。歓ぶなよ自民党、勿論君達も崩壊する、もう崩壊しているな(笑)

どれどれ、我こそはと云うか、兎に角手を挙げて何票か取ることで存在をアピールしたいと云う思惑絡みの選挙戦になりつつある。このままの候補で選挙が行われるなら、最低推薦人の数にも及ばない候補者まで現れるだろう。筆者の勘でいくと10票から100票に5~6人がひしめく笑い話のような選挙になりそうだ。

野田佳彦、馬渕澄夫、鹿野道彦、小沢鋭仁、海江田万里、樽床伸二。あと誰だったかな?そうそう前原誠司、仙谷由人の動きも怪しくなってきた。これじゃ菅直人や鳩山由紀夫が再び立候補しても、何ら違和感のない話になってきた。たしかに政治の一寸先は闇だな(笑) 現実、告示日に20名の推薦人を提出できる候補者はもっと絞られるだろうが、政治の世界には貸し借りがあり、売名行為もありだ。20名には推挙されたと云うのが民主党内の政治力と勘違いしているアホウが沢山いると云うことだ。*小沢鋭は立候補を断念した模様

このような謂わば惨状を呈している状況を小沢一郎はどのように見ているのだろうか。コイツら抱えて、311迄でも充分国難だったのに、「国難の二乗世界」に突入している。ウッカリすると、これに欧米経済の破綻、世界恐慌がヒタヒタと迫っているとなると、ウ~ッと流石の小沢も唸らざるを得ないのではないのだろうか。挙句に現時点は党員資格停止で表立った動きは難しいと云うのが現状だ。

にも拘らず、小沢の判断が民主党代表選を決定するのは間違いがない。亀井ではないが、党内野党の方が、正真正銘の野党より数が多いのだから、バカバカしくてやっていられない、と云うのも頷ける。そのことを朝日新聞らも知っている。故に、本命を名指し出来ない状況にある。 特に、マスメディアの「小沢の凋落」とは裏腹に、小沢は身内をシッカリと固め増殖の方向にある。何故増殖するかと云うと、石川議員らの裁判が有利に展開し、小沢一郎の裁判は無きに等しいモノになっている事実。小沢事件に関与した東京地検特捜部の検事達の多くが既に粛清人事されていること。これらが更なる追い風となり、マスメディアはどのようなスタンスを取って良いのか、放射能で方向感覚を失ったガラパゴスの亀状態なのだろう。

マスメディアだけではない、仙谷までが「脱小沢、反小沢というのは卒業しなければならない」「私と小沢先生を並べるのはおかしい。キャリアが違いすぎる」等と菅一人が脱小沢を指揮した如く、トンデモナイ発言をするに至っている。もう仙谷などは政治家としての延命に走りだしている始末だ。

時事通信と産経新聞が、矢鱈と代表選の憶測記事を垂れ流しているが、全部外れだろう。少なくとも、小沢グループの動きを読めないで精々40人勢力の小派閥の候補をイジクリ回しても意味はない。すべては小沢一郎が決めるような選挙になっている。日を追うごとにその様相が強まるばかりだ。岡田の政治生命もほぼ終わりのようだ。これで菅・仙谷・岡田は延命装置付きで永田町の亡霊になるのだろう。前原・野田も求心力を徐々に失うことになるのは必定だ。

しかし、あと2年弱の間に、小沢は「国民の生活が第一」の実現に向け、それ相当の実績を残さないと、それはそれで政治力を疑われる事になる。党内に邪魔が居るからと云う言い訳は通用しないのだから、悩ましい選択が数多くあるのだろう。しかし小沢なら、なし遂げるべく全身全霊で邁進するだろう。なし遂げて貰わないことには、あまりにも国民が不幸と云うものだ。まぁ不幸を招いたのも国民なのだが、それを今非難しても始まらない。

小沢は告示日ギリギリに、戦略を披露するに違いない。マスメディアの誹謗中傷を抑える手立ては、それしかない。ネット世界の力は日々成長しているが、それに頼れるほどに成長もしていない。つまり、情報媒体に戦力を晒す事がリスキーだと判断している可能性が高い。ゆえに、最後の最後に勝ち馬に乗るのではなく、小沢の戦略が突然国民の前に公表される。朝日や読売が叩く暇なく代表選が行われることになるだろう。日刊ゲンダイに至っては松野代表、小沢総理と総代分離ウルトラC戦略と推測を書いているが、小沢はあくまで表立たないと筆者は思っている。あの人は、悪法でも裁判で無罪を勝ち取って(政治力においては一審の判決で充分)と云う性格だと考える。

直近の動きで注目は、公明党が妙な動きをし始めた点である。これは注目に値する。公明党の山口代表が3次補正をめぐる民主、自民、公明3党の政策協議に前向きな考えを強調、12年度予算に関しては言葉を濁したのだが、少々自民党との温度差を見せ始めた。達増岩手県知事が立候補する岩手県知事選と盛岡市長選のいずれも自主投票することを決めたなど、なにやら今までの動きにないものを感じさせる。筆者の勘違いかもしれないが・・・。

日本人のための戦略的思考入門――日米同盟を超えて(祥伝社新書210)
孫崎 享
祥伝社



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小沢一郎の「3善の策」を考える 民意の付託に応える為の最善の順位

2011年08月18日 | 日記
日本人は何を捨ててきたのか: 思想家・鶴見俊輔の肉声
鶴見 俊輔,関川 夏央
筑摩書房




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小沢一郎の「3善の策」を考える 民意の付託に応える為の最善の順位


09年の政権交代時の民主党マニュフェストは間違っていたのか?野党自民党やマスメディアが意識的に多用する「バラマキ4K」をざっくりと検証してみよう。

まったく政権運営能力のない民主党執行部は、特例公債法案の成立と引き換えに「こども手当」の精神を反故にした。こども手当の趣旨は、少子高齢化社会の到来は避けがたい事実だが、国家の将来を担うであろう子供達を、社会全体で育てていこうと云うものだった。共生の心の象徴でもあったのだろう。

高速道路無料化は事実上撤回、高校無償化や農家の戸別所得補償は今後見直すことを野党に約束してまで、安直な獣道を進んだことになる。
高速道路の無料化は物流コストの削減であり、国土交通省の介在を少なくする便法でもあり、一種の自由化でもあった。そもそも、国民の税金で建設した高速道路を利用するのに、国民があらためて高額な料金を払うとなると、建設費用の税金は何処に行ったのだと云う論理的矛盾を感じてしまう。原則は間違っていない。後は運営上の修正を加えれば良いのだろう。

高校授業料の無償化は、義務教育は中学までだが、現実には多くの国民が高校にまで行くわけで、実質高校卒業が義務教育化している現実に合わせた点。且つ、国民の教育水準の向上が国益に沿い、国力になる事実から、経済的要因で高校に通えない子供の救済としても筋は良いだろう。

農家の戸別所得補償は食の安全保障上も大切だ。食の自給率の低下を嘆きながら、農業従事者の離農を止められない現実に即応した、即物的だが有効な手段だろう。各種の農業団体経由でひも付き補助金を交付しても、その殆どが農業従事者に行き渡らないのが現実で、それの是正には有効だろう。勿論、それだけでは充分ではなく、その先に新たな農業参入者を引き入れる政策でもあった。中央から地方への象徴的補償制度であり、こども手当同様に、政権交代のコアでもあった。

実は自民党やマスメディアがプロパガンダ的に多用する「バラマキ4K」こそが、政権交代(小沢・鳩山)のコア主張であった。ゆえに、自民党等々は意識的に、これらコア政策を攻めてくる。

政策と云うもの、とどのつまりは税金を誰に再配分するかと云うことだから、国民の生活第一の思想に則っている。多少の不公平と云うものは、どんな場合でも線引き上生まれる事で、特に問題ではない。 政権交代した民主党のマニュフェストは、多くの国民から賛同を得たのは事実だ。ゆえに、あれだけ圧倒的勝利で衆議院選に勝利したのだ。小沢が主張するように、「原点に回帰すれば理解は得られる」この主張は正しいだろう。ただ、相当の苦境を乗り越える意志が必要になり、楽な道ではない。誠心誠意死に物狂いで、その実現に奔走するしかない。

マニュフェストの趣旨が間違っていなかったのに、何故民主党は政策を実行しきれなかったのか?最大の要因は、既得権を奪われると強迫観念に襲われた霞が関官僚を懐柔出来なかったことだろう。鳩山内閣、菅内閣共に霞が関の疑心暗鬼に、正確なメッセージを送ることが出来なかった。

政治シーンの経緯を思い起こすと、小沢一郎の政治力さえ封印すれば、あとは烏合の民主党。鳩山、菅、仙谷、全然怖くないと霞が関が読んだ結果だろう。 小沢一郎自身も、霞が関官僚を懐柔し味方につける思考だったと思うのだが、霞が関の象徴とも言える検察のハネッカエリ、その思考を中断させられた。小沢が今でも霞が関との関係を政治主導で協力させるつもりなら、公務員制度改革は避けては通れない問題になっている。

税金を誰に再配分するかは概ね決まっている。問題は誰を経由して再配分するかだ。既得権益勢力の既定路線を経由すれば、配分する金は幾らあっても不足する。それこそ財政は破綻する。中央から地方と云う理念は、この経由経路の中抜きがポイントであり、財政支出の圧縮は可能だ。90兆予算なら、予算の組み替えや埋蔵金の掘り起こしで、18兆円の歳出削減が可能な計算になる。所謂、予算の組み替えとは、そう云うことである。

この再配分の経由の変更が政治そのものなのだが、60年にわたり甘い汁を吸ってきた既得権益勢力にとっては青天の霹靂であり、大抵抗は必定だ。その必定さを実感せずに政権を担ったのが、鳩山と菅である。既得権益のあまりに凄まじい抵抗に戦意を喪失したのが、現在の民主党執行部だ。菅の場合、戦意を喪失したと云うより、己の延命に妥協に妥協を重ねただけだが、仙谷や岡田の場合、政権ブローカーのようなもので、戦意など当初から持っていなかった可能性が非常に高い。

仮に民主党が政党の機能を取り戻すつもりなら、09年マニュフェストの理念に回帰するしかないのだろう。それが民主主義における、民意の総意である選挙の結果なのだから、それを遵守するのが与党政権の矜持だ。今さら自民党化したいのなら、その前に下野すべきである。

現在、菅直人の退陣が迫り、10日もすれば民主党の次期代表選が行われるわけだが、どの候補を観察しても納得出来る政治家がいない。おそらく、その一人ひとりの候補者の政治家人生を通しての政治理念が見当たらない所為だろう。野田は論外だが、代表選に出馬が取り沙汰されている、鹿野、海江田、樽床、小沢鋭、馬渕も調整型であり、リーダー型ではない。美名の挙党一致を旗印にするしかなさそうな顔ぶれだ。

第62回の小沢氏の政経フォーラムが開催され、≪公務員制度改革に触れ、棘の道でも政策を実行する強い信念が不可欠と言っている。国民から付託された政治家が、その使命を果たしていくためには、自分の命に代えてでもと云う気持政権運営に臨まなければならない。≫ 代表選に関しては≪経験と知識と命にでも代えてでの自己犠牲的な精神を持つリーダーが必要だ≫と言っている。また、≪自分は表立って動けないが、できる限りみなさんのお役に立ちたい≫とも言っている。

これら発言の受け取りかたは結構難しい。小沢が求める民主党のリーダー像を「経験と知識と命に代えてもの自己犠牲的精神」と言われると、誰も見当たらない。心当たりのある政治家は小沢一郎と云うことになる。しかし、表立っては動けない、と言っているので、その解釈が難しい。 野田、鹿野、海江田、樽床、小沢鋭、馬渕いずれも不適格だ。3条件の二つか全部が欠けた連中ばかりだ。

そうなると、より3条件を満たす、乃至は満たす可能性がある政治家は誰なのか、と云う問題にもなる。筆者は、小沢が未だ民主党と云う政党を評価しているのなら、松野頼久のようなブレナイ政治家に任せるのも選択の一つだと主張した。個人的には小沢・鳩山の民主党回帰の隠し玉的政治家と今でも思っている。

ただ、現在の民主党と云う政党の内実は3割が裏切り者勢力と云う時限爆弾を抱えているわけで、これは次期総選挙まで抱えて政権を運営しなければならないのだから、危なっかしいと云う事実もある。その点では、新党結成が視野に入るのは当然の帰結でもある。その方が部外者としてはサバサバする。

しかし、政権を国民に委ねられた事実を真摯に受け止めるなら、党内で権力を握るのが常道だろう。 あくまで筆者の勝手な推論だが、小沢鳩山は、松野頼久を立て、野田に全面戦争を挑む。否、仙谷・岡田裏切り者勢力が野田を前面に押し立て、小沢に挑む闘い構図と云うことだろう。

常識的には松野で勝てる。松野が勝利した場合、小沢は参議院のネジレ解消に奔走するだろう。党内の異分子の存在を知りつつも、常道で政権運営に齟齬が生まれない手立てを打つだろう。自公を除く野党を糾合することも不可能ではないし、自民の切り崩しも可能だろうし、形勢が明確になれば、公明党の宗旨替えも視野に入るだろう。コロコロ、筆者の推理も変化する、これは一寸先は闇の政局を読む以上致しかたがない。文句のコメントも入るが、それが人間の業が行う政治と云うものである(笑)

仮に不正が行われたり、愚かな議員が多ければ、松野が敗北することもあり得るだろう。その時、小沢がどのような方法を考えるか定かではないが、仙谷岡田ラインが全権を握る政権をこれ以上続けることは、民主党以上に大切な日本と云う国家の国益を歪めると判断し、民意の付託を異なった形で実現せざるを得なくなる事態も想定している気がする。小沢一郎と云う政治家が生き残っているのは、最善策、次善の策、もう一つ次なる策を考えて生きてきた政治家と云うことだ。

思想地図β vol.2
東浩紀,津田大介,和合亮一,藤村龍至,佐々木俊尚,竹熊健太郎,八代嘉美,猪瀬直樹,村上隆,鈴木謙介,福嶋亮大,浅子佳英,石垣のりこ,瀬名秀明,中川恵一
合同会社コンテクチュアズ



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小沢の言葉から類推する次期民主党代表のゆくえ 「野田以外誰でもいい」

2011年08月17日 | 日記
「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))
山本 七平
文藝春秋



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小沢の言葉から類推する次期民主党代表のゆくえ 「野田以外誰でもいい」


民主党代表選の日程が正式に決定していない。多くの予想では今月28日だと言われているが、執行部から正式な情報はまだ出ていない。26日の再生可能エネルギー固定価格買い取り法案が成立し、本当に菅直人が退陣表明しないと、次期代表を選ぶ両院議員総会が開けない。鳩山の普天間ギブアップ小沢道連れ退陣後も、2日後に代表選が行われているので、規約上は可能だ。 選挙日の午前中が告示届け出となり、夕方から両院議員総会で国会議員の選挙により代表が選出される。

このスケジュールで岡田が“野田先行有利”と読んで、正面突破を図る可能性はある。ただ、日々野田佳彦の評判は確実に落ちている。秋の日はつるべ落としの如くである。大連立構想を現職財務大臣の責務をこなしながら、 “もしも僕が代表なら” “自民党さんにこの身をあずけ” “マニュフェストなんて全部捨て” “民主党と云う仮面を被り自民党になります” “だから仲良くやりましょうよ” “霞が関も、マスメディアも、与野党もウィンウィン” “苦しむのは国民だけです”  これだけ無様な姿を晒せば、容貌内実共に醜い政治家を晒してしまったのだから、引っ込みはつかない。

挙句に将来の大きな経済的パートナーであることが明確な、中韓を外交上怒らせたのだから、ことは厄介だ。それでは米国があるじゃないか、と云う反論もあるが、今の米国は日本の政治に強く口出す政治状況にない。あちらも政治経済は火の車の権力闘争の真っ最中、日本の総理への関心は高くない。今では小沢一郎の方が話が通じたのではないか、と国務省が糾弾されているのが事実だ。そりゃ、菅より小沢の方が余程米国に優しかったに違いない。(笑)

昨日のコラムの最後の方に、付け足しのように書いておいたが、小沢は今回の代表選に情熱を持っているとは思えない節が多い。毎日新聞は、小沢万策尽き、独自候補の一本化出来ず、なんて感じの揶揄記事を書いているが、記者クラブは個人の記者の能力さえ失わせているようだ。


≪ 民主代表選:小沢元代表の意向見えず、支持一本化に苦慮
菅直人首相の後継を決める民主党代表選に向けた動きが本格化するなか、党内最大勢力とされる小沢一郎元代表のグループの動向が注目されている。元代表は胸中を明かしていないが、候補者乱立も予想されるなか、グループ内には独自に特定候補を支援する動きを見せる議員もおり、支援候補の一本化は容易ではないとの声も出ている。
 小沢元代表は12日、国会近くのホテルで開いた側近議員らとの会合で、代表選について「何か情報があれば自分にも伝えてほしい」と語った。
 党員資格停止で今回の代表選に立候補できない小沢元代表は、今回はぎりぎりまで支持表明をせず「勝ち馬」に乗る戦略。複数の候補の人物評を披露したこともあるが、意中の候補を示唆する発言は控えている。
 だが元代表は、鳩山由紀夫前首相の辞任に伴う昨年6月の代表選で、最後まではっきりと支持候補の名を挙げなかった。グループは自主投票となったが、側近が「元代表の意向」として樽床伸二元国対委員長 への投票を示唆し、混乱も起きた。
 グループ内には今回も、足並みの乱れの兆しが見える。12日に東京都内で開かれた鹿野道彦農相陣営の事務所開きには、元代表を支持する「一新会」の橋本清仁衆院議員らが出席。一方、鳩山前首相に近い海江田万里経済産業相を推す声もある。グループ幹部は「2人とも出るとグループは割れる可能性がある」と懸念。中堅議員は「今回は側近のそんたく政治ではまとまらない」と、元代表が自ら支持候補を明確にするよう求めている。【葛西大博】≫(毎日新聞)


たしかに、最速でいけば28日が選挙当日となると、あと選挙活動が出来るのは10日しか残されていない。本気で今回の代表選を闘うなら、小沢はしかるべき候補を名指しすべきだろう、現職野田財務相が先行逃げ切りだ、と小沢支持者からも強い不満が聞こえている。しかし、先行逃げ切りを図った、仙谷・岡田の戦術に齟齬が出ている。上述のように、野田が前のめり、つんのめり状態で、ペラペラと民主党議員でさえ疑念を抱くような重大事を軽々に語ってしまった。おそらく、一番焦っているのが仙谷だろう。菅抜き、小沢抜きで民主党略奪、自民党と目出度くお床入りのシナリオだったが、この不正義の政略結婚に賛成していたのは大島一人だった事実が明るみに出てきた。

半分野田佳彦の梯子は外れている。まさか此処に来て、野田佳彦立候補辞退は出来ないだろうから、替わって僕が、と仙谷が自分の悪相を指差すことも出来ないだろう。周囲の全員がコケルに違いない。谷垣総理に、首相の座をまで約束しても連立は無理だ。三次補正が成立、解散、自民党勝利のとらぬタヌキが一応成立する政治状況で、与党民主党の延命に手を貸す自民党議員は10人いるかいないかだろう。仙谷の人脈なんてものは、その程度。マスメディアが官房機密費食いまくり、提灯を着けたに過ぎない。

ひとつは、小沢は増税する奴は駄目だと言っている。09年マニュフェストを破棄するヤツも駄目だと言っている。監獄から鈴木宗男が「野田だけは駄目だ。アイツは政策の前に人間が駄目だ」と看破している。その通りなのだ。故永田議員の墓参りなんて行ったことはあるのだろうか?野田佳彦は。

つまり、野田がコメツキバッタしても、三次補正以外協力する気はない、と自民党が言っている。 与野党議員の総意として、「増税の前にやることがあるだろう」と云う選挙民の声を無視して、財政再建に血道をあげる議員など居るわけがない。野田も財務省のトリックに引っ掛かったのだろう。そう言えば、菅も昨年6月、「消費税増税で参議院選!」と、財務省の罠に嵌ったが、同じ罠にかかるとは、学習能力のない民主党議員達である。まぁ仙谷・岡田の「窮鼠猫を食む」と捉えれば、すべて辻褄が合う。

小沢グループも、小沢支持者と同様の焦りを持っている議員が存在するのは事実だ。ただ、松野や川内を消耗戦のような次期民主党代表候補に引っ張り出すのは得策ではない、と小沢が判断することもある。自ら手を挙げた候補者の中から、ギリギリで小沢が指名をするか、それとも自主的投票に委ねるか。筆者は、今回も小沢は強く出ないと推測している。三次補正成立後、国会空転が続き、野田であろうと誰であろうと、野党はもう民主党に予算を組ませない、と云う荒業に出てくる可能性もある。その時、小沢・鳩山ラインはフリーハンド・モラトリアムの存在である方がベターであろう。

筆者の感覚で行くと、脱小沢を民主党の一部か半分かが目指した結果は、民主党の崩壊を意味していたのだと思う。小沢強制起訴で政治生命は終ると読んだところが間違いだったのだが、あとの祭りだ。おそらく来年秋の民主党代表選は野党民主党の代表選びである可能性が60%近くあるのではないか、と考えている。

民主自民の大連立など夏の夜の夢以下である。大増税、原発推進では、あまりにも民意と乖離している、無理過ぎるのだ。この民意との乖離を日本のマスメディアはこぞって賛成なのだから不思議だ。秋以降、与党民主党は解散を余儀なくされる可能性は大いにある。

烏合民主党議員の多くが、仮に野田を選んでも致し方ないが、小沢が推挙した代表・総理でなければ良いわけだ。現在の民主党の状況では、民主党の旗印イコール落選する為に立候補するようなものなのだから、異なる政党からの立候補を望むに違いない。公認権を振りかざし、恫喝民主党から立候補する悲哀は味わいたくないものだ。小選挙区は二大政党有利だが、三大政党になれば、三大が有利になるわけだ。筆者はその辺までを見越して、今後の小沢一郎に期待している。裁判の状況が、もう一歩具体的に明確な線、石川議員らの判決如何ですべてが変わるのだろう。日本はこのデフレと不況と大震災の最中、2年間以上政治をしていなかったのだから、畏れ入る。早く小沢は政治の出来る環境整備をするべきだろう。その為には、今回の代表選に力点を置く必要はないような気がする。

あらかじめ裏切られた革命 (講談社文庫)
岩上 安身
講談社



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