世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

小沢一郎の力となり得る参議院選・候補者リスト(後編)

2010年06月30日 | 日記

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小沢一郎の力となり得る参議院選・候補者リスト(後編)

小沢一郎の政権交代時のマニュフェスト原則堅持に対し、枝野が「小沢は大衆迎合」だと非難。選挙戦も後半に入り、新旧民主党幹事長の対立が表立ってきた。あきらかに民主党内部では分裂選挙に近い状況になっている。

7月の参議院選挙の候補者を「私選」するのは複雑であるが、菅民主党を支持するつもりはまったくない!市場原理主義者に乗っ取られた政権など糞喰らえである。(笑)

朝日新聞や高野孟などが応援する旧民主党の万年野党の金魚糞に一議席も渡したくないのが筆者の意志だ! 枝野、仙谷、前原が応援する候補者を当選させるくらいなら、小沢一郎の今後の布石に役立つであろう国民新党、社民党の候補者を支持するのは当然である。

勿論、小沢一郎が嫌いな人々は、筆者の「私選」を無視すればそれまでのことだ。最大与党内が事実上の分裂状態になっている情勢は自民党、みんなの党、公明党を利するであろうが菅直人と云う男を筆者は許す気にはなれない。

まことに悩ましい選択をしなければならない選挙だが、菅直人が小沢一郎粛清人事・粛清マニュフェストを創った以上、党内が分裂することは判っていたはずだ。 民主党が勝利することよりも、小沢一郎の政治の実現が日本の独立に直結、しばら政治が混乱しても、それはそれで意味がある。苦難であっても自主独立の道か、米官業に搾取されても安穏な道かである。

さて前篇では中部以北を私選したので、今日は中部以南の参議院選候補者を「私選」してみる。
その前に、民主党比例区候補の追加を私選しておく。

◎比例区(追加):工藤けんたろう、八代英太

◎選挙区

滋賀:林久美子

奈良:――――

京都:河上満栄

大阪:岡部まり

兵庫:三橋真記

和歌山:島くみこ

鳥取:――――

島根:岩田ひろたか

岡山:江田五月

広島:中川けい

山口:原田大二郎

愛媛:岡平知子

香川:おかうち須美子

高知:――――

徳島:――――

福岡:吉村剛太郎(国民新)*異論が出そうだがw

佐賀:甲木美知子

長崎:犬塚直史

熊本:本田浩一

大分:――――

宮崎:渡辺創

鹿児島:柿内弘一郎

沖縄:山城博冶(社民)

以上

*【小沢一郎の力となり得る参議院選・候補者リスト】は前篇・後編共に筆者が知る範囲における小沢一郎の今後の政治活動の力になってくれるのではと判断した候補者である。当然個人的思い入れもあるので、あくまで選挙における参考資料の一つとお考えください。

*また、ここにリストアップした候補者すべてが参議院選において優勢に選挙戦を行っているとは限りません。あくまで、当選したら小沢一郎の力になるであろう候補者であり、菅民主党の力になる候補者は選択しておりません。



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菅直人、首を洗って待っていろ!小沢の足音が聞こえるだろう

2010年06月29日 | 日記

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菅直人、首を洗って待っていろ!小沢の足音が聞こえるだろう

何とも奇妙な菅直人政権である。サミットで新参者の癖に目立とうとした結果が、2020年度の基礎的財政収支の黒字化が「国際公約」と受けとめられてしまった。

次期政権が彼には虚言癖があるので撤回しますと公言すれば、それはそれで解決するだろうが、幾分恥を掻くのは事実だ。

だいたいが、欧州各国が財政再建を唱え、米国が経済成長を唱えるという事は、この双方の経済的要因が相反する経済要素という証明のようなもの、経済財政上あり得ない事を、菅直人と財務省は国際舞台で語ったのである。

挙句に「各国も日本を見習って欲しい」とまで言い放った。(笑)各国首脳も日本の首相の経済音痴ぶりに、作り笑いで応えたようである。 しかし、国内においては玄葉という男が「消費税増税は公約」と明言しているのだから、もう引っ込みはつかない。

勿論「国際公約」同様に「虚言癖政権」の戯言でした、スミマセン」と次期政権が取り消すことになるのだろう。

昨日、小沢一郎が明確に菅直人政権を表立って批判した。朝日新聞によると

≪ 民主党の小沢一郎前幹事長は28日、党が子ども手当の満額支給断念など昨年の衆院選マニフェストを見直したことについて「約束は実行しなきゃ駄目 だ。政権取ったら、カネがないからできません、そんな馬鹿なことがあるか」と述べ、菅執行部の対応を批判した。愛媛県今治市での会合で語った。
 小沢氏は公示日の24日は山梨、25日は青森と1人区を中心に選挙遊説を続けている。新執行部が人事や政策で「脱小沢」路線を進めたことに対し、様子見 の姿勢を示していた小沢氏だが、選挙戦が始まってからは執行部批判を鮮明にした。  この日の会合で、小沢氏は「公然と政党が約束し、政権を与えられたのだから、やればできる。必ず私が微力を尽くし、約束通り実現できるよう頑張りたい」 と強調。菅直人首相の「消費税10%」発言についても「一生懸命無駄を省き、最終的に4年たって、社会保障費などがどうしても足りないという場合は検討し なければならないが、(昨年の衆院選で)上げないと言ったんだから約束は守るべきだ」と訴えた。
 会合後も収まりがつかない様子で、小沢氏は記者団に「国民の皆さんと約束したことは、何としても守らなければ社会は成り立たない。これでは結果としてうそをついたことになる」と述べた。 ≫

「小沢一郎は悪」「鳩山は腰抜け」だというマスメディアと、そのアジ報道に悪のりした多くの洗脳国民が結果的に菅直人と云う虚言癖のある権力亡者を産みだしてしまったのだ。

民主党も小沢、鳩山の足を引っ張り、潰した以上、それなりの落とし前をつけて貰うしかない。参議院選前に、既に菅民主党政権は敗れている。 菅直人・仙谷・前原・枝野・玄葉・小宮山、選挙後に総退陣に追い込まれるのは必至の情勢になりつつある。

いまさら変節マニュフェストを替える事も不可能、あらゆる場面で立ち往生するのだろう。小沢の居ない民主党など万年野党・金魚のフン。糞が金魚を食べるような出来事は政治の世界ではあり得ないのだ。

財政再建の具体的道筋が見えないのは、そもそも道など無いからである。あるのは、兎に角屁理屈をつけて税金を集めて、それから米国及び官僚と顔つき合わせて使途を相談しようという事なのである。

経済成長戦略などは、絶対に上手くいかないのがこの世の相場である。しかし、増税や減税は役人が行政的に行うのだから確実。つまり、菅直人の経済政策は消費税増税だけが確約された政策なのである。

この原理原則が判らないのだから馬鹿と言える。もしかすると、出来ないと判っていても歳入を潤沢にしたいという欲望があるのかもしれない。 日が経つにつれ、この馬鹿げた経済政策が「役人と大企業の為の政治」だと有権者に浸透することは間違いないだろう。

野党である自民党・公明党は小沢一郎の影響力が失せた菅直人民主党政権など糞みたいなものだと勢いづき、連立を組み襲ってきている。

47選挙区の半数、特に1人区で完璧な自公政権当時の票のバーター協力が成立している。

つまり、1人区は自公連立VS民主(小沢シンパ除く)の対立軸になっている。だから、1人区の結果が自民有利になるという事だ。 筆者の予測では、小沢一郎の影響力を削ぎ、昨夏の衆議院308議席獲得のマニュフェストを改竄した菅直人民主党は50議席を割るとみている。

昨日の選挙区前篇「私選」においても、絶対有利と思われる候補者は少ない。選挙区によっては小沢シンパが投票したくない民主党候補者まで存在するのだから、結果は予測以上に悪いのかもしれない。

冷静に現在の自民党と民主党の政治家たちの政治理念を分析してみると、面白いように「独立志向・国民重視」と「隷米志向・財界重視」に大別出来るのだから、民主党・自民党をもって2大政党論を語るのは不自然過ぎるのである。

政治に政局を望むものではないが、この状況で政党に政治をさせても、民意は反映しないだろう。申し訳ないが、ガラガラポンは必然的であり、自然の成り行きでもある。もう一度、政党は立ち位置を確認し合って、国民にその姿を見せて貰うしかない。コメントに「オマエは民主党の敵だ」というのがあったが 、たしかに筆者は菅民主党の敵である。(笑)


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小沢一郎の力となり得る参議院選・候補者リスト(前篇)

2010年06月28日 | 日記

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小沢一郎の力となり得る参議院選・候補者リスト(前篇)

菅政権が血迷いだしたようだ。枝野にいたっては“みんなの党”に秋波を送る情けなさ、仙谷は音無しの構えで、菅直人の頓挫をウツボのように虎視眈々と狙っているようだ。変節軍団においては、背中を向けること自体が不注意、自業自得と言われる戦国時代の様相になってきている。

朝日新聞が奇妙な世論調査を行い≪「消費税の引き上げを参院選の最大の争点だと思う人は19%で、「消費税以外にも大きな争点はある」とする人が71%にのぼった。」≫との世論を無理やり捏造し、菅直人のフライング発言の火消しに必死な姿が観察できる。

支持率や比例区への投票行動調査でも「参院比例区の投票先で民主は39%(前回36%)とやや回復、自民は15%(同17%)にやや下がった。政党支持率は民主が37%(同32%)、自民は 14%(同13%)などだった。」と菅直人の応援団姿勢を鮮明にしている。 どうも朝日も読売も、米国と官僚に頭を垂れた菅直人の政治姿勢を高く評価しているらしく、有権者の迎合体質を上手いこと誘導し、隷米・隷霞が関政権を安定化させようと企んでいるようだ。比例区の投票先が民主39%:自民15%?どこの誰に聞いたのだろう?(笑)

さて、そんな戯言につき合っていても意味のない話だ。今夜は現時点で筆者が「小沢一郎の今後の力となり得る参議院候補者」をお伝えしようと思う。既に週刊誌やブログにおいても参考になるデーターが出ているので、合わせて候補者を検討する際の参考にしていただければと考える。今夜は比例区及び中部以北の選挙区まで。

*あくまで個人的「私選」であることをお断りしておく。筆者の思い入れもあるので、推薦する候補者が当選後に心変わりするところまでは追い切れない。(笑)

比例区はそれほど問題はないだろう。
有田芳生、喜納昌吉、清水信次、庄野真代、谷亮子、田村耕太郎
が確実に小沢への力となる。社民党の福島瑞穂も小沢の一助にはなる。

問題は選挙区だ。筆者の私選は時に「死に票」となる怖れもあるので、選挙直前の状況なども踏まえて、投票候補者を最終的に選んでいただきたい。

北海道:徳永エリ

青森:波多野里奈

秋田:鈴木陽悦

岩手:主浜了

山形:梅津庸成 *多少自信がない

宮城:伊藤ひろみ

福島:岡部光規

茨城:長塚智弘

栃木:簗瀬進 鳩山グループ(最終的に鳩山は小沢の力になる)

群馬:――――

埼玉:日森文尋(社民党)*島田、大野共に選択出来ず。敢えて社民党候補を

千葉:道あゆみ *多少自信がない

東京:江木沙織(国民新党)*民主は3人目の候補者を出すべきだった

神奈川:――――*金子、千葉共に選択できず、自主投票

山梨:輿石東

新潟:田中直紀

富山:相本芳彦 *多少自信がない

石川:西原啓 *多少自信がない

長野:高島陽子

福井:井ノ部航太

静岡:中本奈緒子

愛知:安井美沙子

岐阜:小見山幸治

三重:―――― *芝は岡田ファン、小沢の力にはなれないでしょう

以上2010.06.28


*昨日のコラムにおいて≪「弁護士、坊主は人の不幸で生きている、絶対になっちゃいかん」子供のころ、医者だった爺さんによく言われたものである。≫の表現が不適切ではないのかと云うアドバイスをいただいた。たしかに不適切と指摘されると、その通りなので不快な思いをさせてしまった方々にはお詫びを申し上げる。ただ、筆者の毒舌の勇み足は今後も継続すると思われる。勢いで書くコラムゆえの、必要悪な部分もあることはある。非常に多いみられるコメント「死ね!」と云う類とは異なるご指摘だったので、一言添えさせていただいた。


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三百代言政治(弁護士政治)汗をかかず、姦計(菅閨)に溺れる

2010年06月27日 | 日記

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三百代言政治(弁護士政治)汗をかかず、姦計(菅閨)に溺れる

THE JOURNALの論説で高野孟が

『菅直人政権に参院の単独過半数に届く60かそれに近い議席を与えて、ともかくもここは落ち着いて思う存分仕事に取り組んで貰って、その結果は3年後 の総選挙もしくはダブル選挙で厳しく判定し、気に入らなければ菅のみならず民主党から政権を取り上げればいいと考えるか、それとも、どうせこの内閣ではダメだと分かっているから、民主党には現有54以下の議席しか与えずに衆参ネジレの地獄に追いやって、早ければ9月 の同党代表選、遅くとも来春の予算審議までの間に小沢グループや自民から分裂した小党群を含めてガラガラポンの政界再編が起こって、何かしらヨリマシな政権が生まれることに期待するのか、──という選択である。』

との書き出しで、最終的には菅直人に「仕事をさせてくれ!」と実は叫んでいる。(笑) 万年与党・民主党時代からの政治フィクサーらしい論説に、苦笑いしてしまう筆者だが、コメント欄は「ふざけるな!菅直人のような裏切り者に仕事なんかさせたら日本は破滅する」と云う怒りの投稿で溢れている。

菅直人の政権誕生以来、コメント欄に検閲が敷かれるようになったJOURNALはネットメディアとして終焉を迎えかけているようだ。他の執筆者に魅力ある人々が多いのだが、主宰する高野が「菅・仙谷の刎頚の友」ということでは、まともなメディアとして存在出来るのかどうか、注目に値する。

まぁ高野がこんな偏向論説を書いたきっかけは、菅民主党の脱小沢・鳩山路線が想像以上の不評をかっている実態が肌身で実感できるほど追いつめられている事を暗示する。

昨日の読売CIA新聞の≪民主党の小沢一郎前幹事長は25日、参院選候補の応援のため訪れた青森県平川市での会合で、「参院で過半数をとることによって、今までの仕組みを変えるのが私の願い。そういうレールを敷いたら、私の役割は終わり。後は次の世代の人にバトンタッチしていきたい。最後のご奉公のつもりで、死にものぐるいでがんばる」と述べ、世代交代を進める考えを示した。≫ と云う記事は推測通り、読売だけの捏造伝聞記事だった。高野とナベツネもグルっているようだ。(笑)

参議院選の情勢が民主党執行部を焦らせている。菅も仙谷も枝野も、正直参議院選の具体的選挙戦術をどのように打てばいいのか、まったく見当がついていないようだ。

脱小沢の人事構想に悪知恵・浅知恵は素早く働いた。脱鳩山のマニュフェストへの悪知恵・浅知恵も呆れるほど見事な裏切りをもって、豹変させた。三百代言政治(弁護士政治)の悪知恵政治は汗をかかず、姦計(菅閨)に溺れる。(笑)

枝野は街頭演説において鳩山退陣で「いろいろとご心配をおかけしたが、政治は間違いなく前進している」事業仕分けによる無駄削減の効果を説明し、「こういう作業を続けていくのがいいのか、それともこうしたものにふたをする政治に戻すのがいいのか」と問い掛けたらしいが、こんな調子で票が集まると思っているか?ほとんど馬鹿である。(笑)

枝野は浮動票さえ民主党に靡いてくれれば、54議席以上取れると考えているようだ。繁華街で有象無象に語りかけ、その反応が良かったと自己満足する芸能人としては似ても似つかぬ男の都会型選挙戦術に終始している。

連合やその他小沢がひっくり返した支持団体との関係も粗末な扱いをしているので、推薦を受けても、票に繋がる支持固めが出来ていないので、胡散霧消の支持になる危険が増えている。

こりゃ間違いなく日を追うごとに悪くなる。脱小沢・鳩山をシンボリックに打ち出した、隷米、親官僚、親経団連マニュフェストは日を追うごとに有象無象の有権者に浸透する。

流石の平和ボケ洗脳層も「大企業減税、平民増税内閣なのか」、「子供手当も増えないのか」、「公務員の改革はしないらしい」、「自分の国を自分で守る気はないようだ」自民党以上に庶民の敵かもしれない。日ごと、枝野が言うところの「日ごと菅内閣の意図が浸透する」はたしかに浸透するが、逆作用として浸透する事になる。(笑)

筆者は小沢一郎の複雑な心境は理解するが、菅直人と云う男に3カ月以上政権を持たせることはトンデモナイ発想を浮かばせ危険過ぎると判断している。高野やナベツネの逆である。三百代言政治とは、策謀を巡らすのは得意だが、現実に汗をかき、叩かれ、それでも自説を愚直に国民に訴えることの出来ない人種なのである。「弁護士、坊主は人の不幸で生きている、絶対になっちゃいかん」子供のころ、医者だった爺さんによく言われたものである。(笑)
*親小沢候補者の選定作業、もうしばらくお待ちください。


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菅の理不尽な振る舞いに耐え、今日も小沢はビール箱の上

2010年06月26日 | 日記

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菅の理不尽な振る舞いに耐え、今日も小沢はビール箱の上

現在日本の政局を動かしている司令塔はCIA・ナベツネなのではと疑うような菅直人の掌返し政権である。鳩山・小沢W辞任後、ドロウボウ猫のように岩陰からスルすると飛び出し、政権を握った男、菅直人の動きと、最近のCIA読売新聞のアジテーション記事や社説が妙に符合している。筆者の感じ過ぎかもしれないが、どうも気に障る。(笑)

読売や朝日の直近の選挙情勢調査の傾向は選挙区で民主:自民が拮抗しており、参議院の与党過半数確保が厳しい情勢になっているらしい。筆者の耳に入ってきている情報も類似している。

当然のことだが、小沢一郎も知っているが、本人は一兵卒としてあくまで政権与党として単独過半数を狙うのが民主主義選挙の王道だと立場を崩さず、ビール箱の上に乗り訥々と数十人の聴衆に語りかけるどぶ板応援演説を開始している。

何処まで行っても、小沢の国民との接し方・選挙手法はブレることがない。ほとほと感心するほかはない。自由党時代の「日本一新11基本法案」の基本方針にもブレがみられない。

正直、小沢一郎の内心は複雑だろう。脱小沢路線でマニュフェストも選挙戦術も土足で踏みつけにしている菅直人に塩を送るような選挙行動を選択しなければならない理不尽さに怒りを感じても不思議ではない筈である。しかし、小沢一郎は自身の政治理念を守る姿勢を崩そうとしていない。「外の敵は怖くない、怖いのは内部だ」と現在のような状況になるであろう事を知りつつも、あえて運命的に状況を受け入れる政党政治家である点が凄いのである。

旧い保守政治家だと一言で片づけることは簡単だ。しかし、今の日本人に最も欠けている生き様が小沢一郎と云う政治家が体現化し、国民に問うているような気がする。

「普通の国になる」と云う単純な言葉は含蓄がある。敗戦後、米国の占領下でシステム化された日本の組織全体を「普通の国」にすることが、筆者自身これほど大変だとは思っていなかった部分がある。

小沢一郎はけっして革命的政治家ではない。縄文時代の日本人の心を持った日本人が安心して住める国家を創ろうと孤軍奮闘している、極めて保守的で民族的政治家である。しかし、そのことが現在の日本人に受け入れられている状況かと言うと、残念ながら誤解の方が数段ハイレベルにある。

短絡的答えで申し訳ないが、官僚が言うように国民のレベルが有象無象だからと云うのは7割方正鵠を得ている。(笑) 小沢一郎や鳩山由紀夫の政治の方向性は間違っていないし、これからの時代への国家の準備としては正道である。

しかし、国民の民度はマスメディアからの洗脳誘導もあるだろうが、国家の行く末を考える時、極めて生活者意識に立脚してしまう。損か得かが判断の殆どを占めてしまう。その民度を反映させた政治が菅直人の政治に鏡のように映し出されている。皮肉と言えば皮肉なことだ。

CIA米国勢力の日本人洗脳戦略は殆ど成功している。昨年の夏つかぬ間、国民が覚醒したかと錯覚したが、政治に潔癖を求める国民の性癖が、あらぬ疑いで国益に見合う政治家を引きづり降ろしたわけである。

検察やマスメディアや米国がごり押ししても、真偽を見極める真摯な目を国民がある程度持っていれば、ここまで馬鹿げた事態にはなるはずがない。 筆者の堪忍袋のレベルだと、もう破裂寸前である。(笑)もうイイや、日本人はみずから地獄の蓋をあけ、煮え湯の中に飛び込みたいと言うのだから、飛び込めば。(笑)

しかし、小沢一郎は違う、だから尊敬もするのだが、まだまだ日本人を見捨てない。 小沢は多くを語らないが「地方経済は都会以上に深刻だから、消費税10%という話になると非常に、自分としては心配している」と暗に菅直人を批判している。

菅直人に政権を任せていたら、来年の春には「消費税15%」を打ち出すことは歴然としている。それが財務省、米国の財政再建計画だからである。そして、グローバル金融経済の手助けをさせ、米国債の購入資金にも好影響を及ぼそうと企てている。

読売の記事から最近は目を離さない方が良い。米国CIA関連の強制的要望内容が記事や社説の中に、巧妙に?いや赤裸々に語られている。単純明快に米国及びその先兵・財務省、外務省、防衛省の思惑がそのまま読むことが出来る。(笑)朝日新聞などと違い、フィルターがかかっていないので、大変に判り易い。

読売の伝聞記事では ≪民主党の小沢一郎前幹事長は25日、参院選候補の応援のため訪れた青森県平川市での会合で、「参院で過半数をとることによって、今までの仕組みを変えるのが私の願い。そういうレールを敷いたら、私の役割は終わり。後は次の世代の人にバトンタッチしていきたい。最後のご奉公のつもりで、死にものぐるいでがんばる」と述べ、世代交代を進める考えを示した。≫ などと云う記事まで出ているが、伝聞だけに真偽は不明である。

しかし、仮に語ったのが事実だとすると、「絶対に菅直人達は単独過半数を得ることはない。下手をするとネジレ国会が視野に入る」と読んでいる可能性が高いという事だろう。事実そうなる事は大いにあり得る状況だ。与党過半数割れは、菅直人の責任問題であり、党執行部の責任だ。オマエ達に政権を任せることは百年早いと立ちあがる宣言でもあるのではないだろうか。


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政治姿勢は小泉、権力執着は麻生!「悪いとこ取り」菅直人(笑)

2010年06月25日 | 日記

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政治姿勢は小泉、権力執着は麻生!「悪いとこ取り」菅直人(笑)

皆さん聞きましたか?菅直人は参議院選で超低め貧乏目標値、54議席を割っても、選挙の最高責任者の責任は取らないそうである。凄い政治屋だ!

ここまで総理の椅子と云うか権力に執着する政治屋は、アノ自民党を野党に引きずり込んだ麻生太郎以上である。 この男に日本を任せていたら、間違いなくトンデモナイ失われた日々が我が国家に訪れるだろう。

60議席以上、単独過半数が今回の参議院選の目標である事は正論であり、それでこそ政権与党の取るべき目標である。にもかかわらず、この菅と云う男は単独過半数に達しない54議席を目標と定めた挙句に、それを下回った場合でも「すぐにあきらめてしまうことは全く考えていない」と責任を取る気がないと、選挙前に言い放ったのである。 凄い発言だ!

歴代の首相で政権与党たらんとする低め目標値を下回っても責任は取らないと平気で発言した政治史上初の総理である。この発言も、菅直人と云う男の素性が知れるというものである。こりゃたしかに歴史には残る。(笑)枝野幹事長の辞任で済ますつもりかもしれない。そう云う意味では、枝野もイイ面の皮と云う事かもしれない。

与党で過半数割れした「ねじれ国会」が生まれた場合への質問には「やはり多くの政党、政治家と、どうすればしっかりした政策実現ができるか話し合うことが必要だ」と自民党との連携思わせるような発言もしていた。また危ないというか、注目すべき発言は、「自民、公明、たちあがれ日本の3党は消費増税論議を否定していない」という部分である。

筆者の「民主・菅仙谷と自民・清和会」の連立政権の青写真が薄っすらと菅直人の潜在意識の中に芽生えているような予感がある。

その上にだ、その無責任発言を言い放った後、そそくさとカナダのサミットに夫人同伴で政府専用機で旅立った。先ずは政府専用機に乗れた事で目的の一つは達成しただろう。サミットにも出席できるから、二つ目の目標だ。オバマ、胡錦濤、メルケル、メドベージェフらと各国首脳と最初で最後の会談を持つ事も、菅直人の政治屋の履歴を賑々しく飾るであろう。

問題はそのサミット会場に持っていく画餅・財政再建道筋(キチガイ政策である)や日米同盟の強化で無責任な約束事や公言をしてしまう事である。公の会議や会談における発言は、必ずしも公的約束ではないが、外交上は約束・公式発言として扱われりことが多いので、これも又糞便の後始末に一苦労しそうである。(笑)

一日も早く、この菅直人を権力の座から引きずり降ろさないと、民主党がどうなるこうなるではなく、日本が沈没する危機を迎えるかもしれないのだ。


≪ 改選議席割れでも続投=菅首相「すぐにあきらめず」
 菅直人首相は24日夜のNHK番組で、参院選の獲得目標議席について「現 有議席が54議席なので、それを超えるのが目標」と改めて強調した。その上で、改選54議席を下回った場合の責任問題に関し「すぐにあきらめてしまうことは全く考えていない」と述べ、辞任する考えのないことを表明した。首相が、目標議席に届かなくても続投する意向を示したのは初めて。
 国民新党と合わせた与党で参院の過半数を維持できなかった場合の対応については、「やはり多くの政党、政治家と、どうすればしっかりした政策実現ができるか話し合うことが必要だ」と述べ、新たな政党間連携や政策ごとの「部分連合」を模索する姿勢を示した。
  首相はまた、消費税に関して「鳩山由紀夫前首相は(衆院議員の) 任期中に上げないと言っていた。その方針は変わっていない」と語り、税率引き上げに踏み切る際は衆院選で国民の信を問う方針を重ねて強調。自民、公明、たちあがれ日本の3党は消費増税論議を否定していないとして、自身が提案した超党派協議に応じることへの期待を示した。(2010/06 /24-21:13)(時事通信)≫


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すべてを騙す菅政権、勝てば官軍。それこそがダーティー

2010年06月24日 | 日記

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すべてを騙す菅政権、勝てば官軍。それこそがダーティー

菅直人の事を佐藤優氏は自分でも判っていない国家社会主義者だと、或る意味高次元の論評を加えている。

過程において、そのように見える傾向もあるが、おそらく氏の論評は買被りになると思われる。菅直人はそんな高次元の政治家ではない、姑息なドロボウ猫政治屋である。

尚且つ、仙谷や枝野は弁護士だ。一つの人格で、殺人鬼を弁護もするし、大金持ちの顧問にもなるのが弁護士だ。 法に則った立場さえ守れば、貧乏人の味方にもなるし、金持ちの味方にもなる。つまりクライアントの依頼に沿って法的に事を運ぶ人種である。良くも悪くも、技能に優れた法的職人だと思えば良い。与えられた職務を法律の範囲内で、そつなくこなすのが、弁護士稼業の持つ性癖である。政治への理念や哲学は、家に置いてくることが可能な人種なのである。

その点で、寝ても覚めても政治哲学・理念を忘れる事も隠す事も出来ない男が小沢一郎である。

枝野の事業仕分けが国民やマスコミ受けが良いようだが、実効性は極めて貧弱なもので、所詮学芸会に過ぎなかったと言える。秋には特別会計に踏み込むと言っているが、表面をなぞる仕分けになるのは間違いない。

小沢一人にやらせてみろ、100兆くらいの一時金を捻出するぜ!(笑)

菅直人は役人の抵抗を減らす為に、一旦霞が関との休戦を宣言した。米国への恭順の意も現した。今は参議院選前だ、争いごとを減らしておくのが日和見的に正しい、当面は「クリーン」一本槍で国民は騙せる。現に国民は喜んで騙されている。

財政再建の目は鼻もつけずにノコノコ新参者がサミットに参加したのでは、袋叩きに会うやもしれない。ここは自民党の消費税10%公約を逆手にとってプライマリーバランスの目標値くらい語る方が得策だ。財務省に銭が多く集まれば、使い道は後で考えれば良いだろう。宝くじの賞金の使い道を考えるようなも、楽しくて仕方ない。

その上で、霞が関をぎゃふんと言わせる公務員制度改革や企業団体献金全面禁止、可視化法案、郵政改革法案など参議院選後の臨時国会で速やかに議決してしまえば良いだろう。詐欺政権等と言われてもいるが、トコトン騙しの戦術で選挙を乗り切るのが得策だ。

役人を騙し、マスコミを騙し、国民を騙し、米国を騙す。 騙すことは良くないのだが、本来の旧民主党の理念を成就するには、正しい方法論だ。結果的に政治が国民の利益になるのなら、初期と過程においてすべての政治的圧力勢力を騙しきることが重要だと、弁護士稼業の政治屋なら考えそうなことである。

しかし、それら圧力勢力は甘いものではない。裏切りの端緒につこうとした時点で菅直人はアウトになる。「振り逃げ」で出塁し、観衆に手を振るパフォーマンスをし、塁を一歩離れた瞬間に、ファーストの「隠し玉」であえなくアウトになるのが目に見える。(笑)

やはり政治と云うも、正攻法で常にあるべきだ。愚直でも愚鈍でも、真正面からぶつかるものだろう。菅直人の政治手法は明らかに弁護士の手法だ、仙谷がすべてのバックボーンなのだろう。駆け引きに過ぎる。政党政治家の取るべき道ではない。しかし、国民の多くが騙され続ける可能性もあるので、小沢シンパはその勢力の維持拡大に全力を上げるしかない。今日が告示の選挙戦が始まる、数日過ぎた時点で比例区・選挙区の小沢の力になれる候補者の選定に着手しようと思っている。


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小沢一郎の「日本一新11基本法案」をあらためて読む

2010年06月23日 | 日記

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小沢一郎の「日本一新11基本法案」をあらためて読む

今夜は、小沢一郎が平成15年に練り上げた「日本改造計画」の政治縮小版ともいうべき「日本一新11基本法案」をあらためて紹介しておく。

小沢一郎シンパの方なら、“今更紹介するまでもない!”と一喝されそうだが、意外に読んでいない方々も相当数存在すると気づき、あえて紹介させていただく。小沢一郎のサイトに於いては個別の法案の詳細も掲載されているので、是非ご一読頂き、小沢一郎の政治理念・政治哲学を再確認していただきたい。

理念も哲学も失った菅直人政権ではある。財務省と経産省の役人の掌で創られた作文・新成長戦略などは小手先の日和見戦略なのは歴然とする。菅直人の政策は、民主党の改革に抵抗する勢力との妥協の道を、世渡り上手なショボショボとした瞼の奥で観察し続けた観察の結果論政策集なのだろう。

小沢一郎を排除し、長期の政権を握る方法論としての政策を打ち出しているとしか理解しようがない。 強い経済、強い財政、強い社会保障を読んでみると、論理的には第一に経済成長を軌道に乗せ、税制改革で財政健全化を行い、初めて国民の社会保障が実現すると言う政策の流れが存在する。

しかし、菅直人が確実に行える政策は第二の「強い財政」(税制改革・消費税値上げ)の部分だけだろう。もしかすると、本人はその流れが実現できると信じているかもしれない。しかし、出来るのは増税だけである。 あまりにもバカバカしい菅直人の政策の議論なんかしていても骨折り損だということ。是非、小沢一郎のサイトを覗き、小沢一郎の原点の確認をしていただき、口直しをしていただきたいものである。

―小沢一郎のホームページより―

「日本一新大綱」

日本一新十一基本法案を国民に問う

自由党党首  小沢一郎

私たち自由党は第百五十六通常国会で、「日本一新十一基本法案」を提出しました。

政権交代を実現し、日本を根本から立て直すために、新しい日本の骨格をま とめた「新国家の設計図」であります。それらを一体として実施することで、究極の目標である「自由で公正な開かれた社会」と、「自立した国民による自立国家・日本」を実現しようと考えております。

十一基本法案の概要を簡潔にご説明いたします。

最も重要な「人づくり基本法案」は、現行の教育基本法に替えて、国、地方自治体、学校、家庭、地域社会が互いに協力して、「自由で公正な開かれた社会」の 構築を担い得る「よき日本人」を育成するための基本方針を定めています。

第二の「国民主導政治確立基本法案」は、国会における法案審議への官僚の関与を禁止するとともに、国会の立法調査機能を高めることで、国会を国会議員同士 の討論の場に変え、国政を官僚の手から取り戻すことが目的であります。

「安全保障基本法案」では、自衛権の発動としての武力行使は限定的に規定する一方、自衛隊とは別に「国連平和協力隊」を創設して、国連の安保理あるいは総会で決議が行われた場合には、率先して国連の平和活動に参加する――との原則を確立します。

また、「非常事態対処基本法案」では、わが国への武力攻撃だけでなく、大規模テロ、大規模災害等に備えて、平時から内閣に、総理大臣を議長とする「非常事態対処会議」を設け、迅速な対処ができるようにします。

第五の「地方自治確立基本法案」では、国の行政を外交、防衛、基礎的社会保障等、国の根幹に関わる分野に限定し、その他は全て、権限も財源も地方に任せる こととし、地方自治体は概ね三百の市に再編成します。その第一歩として、地方への個別補助金は廃止し、一括交付金として配分します。

「国民主導政治」以下の四法案はいわば、日本の統治機構の改革に関するものですが、次の五法案は、経済・社会の活力を高めるためのものであります。

その中核を成す「税制改革基本法案」は、所得課税の各種控除を原則廃止する一方、税率を大幅に引き下げて、現在の所得税を簡単で公平な「申告税」に改め、 国民の誰もが自主申告して納税する仕組みにします。

社会保険料は現行水準以下に抑え、消費税は全額、基礎的社会保障の財源に充てます。それに関連して、「国民生活充実基本法案」では、性別、年齢等に関係なく、誰もが安心して、生きがいを持って暮らせるように、勤労、社会保障、家庭生活等 について、基本的な国民生活を保障する原則を定めています。

特に、所得控除を廃止する替わりに、親と同居している人や、子どもを育てている人への手当を新設します。

八番目の「市場経済確立基本法案」では、経済を活性化するために、事業活動に関する規制は原則廃止します。そのうえで、統一の市場ルールを定め、監視役の公正取引委員会の充実等によって、市場へのチェック機能を強化することにします。

また、「特殊法人等整理基本法案」により、特殊法人、日銀を除く認可法人、独立行政法人は、原則として三年以内に廃止あるいは民営化して、肥大化した行政 分野を縮減し、民間の経済活動の舞台を大幅に広げます。

さらに、安全な農林水産物を国内で安定的に供給することを目的とする「食料生産確保基本法案」は、特に重要な米、小麦、大豆等について、原則として全て市 場で取引する一方、生産目標枠を定めて、それに対する生産費・所得保障制度を創設することとしています。

最後の「地球環境保全基本法案」は、新しい日本が国際安全保障と並んで、地球環境の保全に率先して取り組み、地球・人類に貢献することを国家目標とするこ とを、内外に宣明するものであります。

以上の十一基本法案は、四月から逐次国会に提出し、去る七月十四日、「税制改革基本法案」を最後に全て出し終えました。正に、「日本一新大綱」の完成であります。 これら「日本一新十一基本法案」は、私たちが国会で多数派となり、政権を担った場合、半年以内に国会で全て成立させ、短期間で日本を立て直すことができる ように工夫したものであります。また、日本の将来像と改革目標を国民に具体的に示すことで、国民自身の決断と選択によって新しい国づくりを行う政治手法を 確立したい、と考えております。皆様のご理解とご支持を、心よりお願い申し上げます。
平成十五年七月


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菅政権政策不評で支持率低下、「小沢怖し解散」の影がチラつく

2010年06月21日 | 日記

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菅政権政策不評で支持率低下、「小沢怖し解散」の影がチラつく

日曜日の菅直人の街頭演説の演説口調を聞いていたら麻生太郎の顔が浮かんだ。後ろに背後霊のような小泉純一郎の姿も見えた。(笑)

その菅直人を見て、“あぁこの男は明らかに政治屋なのだ”と実感できた。もう既に菅政権の中身は空っぽだと言うべきで、マニュフェスト云々を解説する必要さえ感じない。菅がコケルのを待って、次は俺がと控えている仙谷も政治屋だ。菅・仙谷共に変節の政治屋である。

こういう政治屋は小泉より悪質で扱いが難しい。中韓にも転ぶし、米国ネオコンにも転ぶ、ロシアにだって転ぶだろう。特に検察との癒着には余念がないだろう。特に仙谷は徳島の支持母体との関係で相当臭い疑惑を抱えているはずである。

しかし、「クリーン」を標榜しただけで、民主党政権を取巻く環境が激変、急激に支持率を回復した。しかし、それは幻に等しいものだと思う。現に、朝日の直近の世論調査で支持率が10%近く落ち50%になった。

おそらく、官僚の手の平に乗っかる財政再建や米国に頭を垂れる外交姿勢、与党でありながら野党自民党におべっかを使うような菅直人日和見政権の馬脚が日を追うごとに現れ、選挙直前には35%程度になるのではなかろうか。

あんな子供だましと云うか、論理的にあり得ないデフレをそのままに増税して、財政が健全化するなどキチガイ沙汰だ。 まぁ小沢支持の筆者にとっては望むべき傾向である。ここまで、反小沢政策(非国民政策)をぶつけた以上、官僚と一緒に毒を喰らいまくる決意は出来ているのだろう。

金融サミットでオバマにイイ子イイ子と頭を撫でられるのが菅直人の最後の代表としての姿かもしれない。早々公邸に引っ越したようだが、早晩また引っ越しをすることを祈っているよ。(笑)

この調子だと、菅直人民主党が単独過半数を取る確率は低くなって、54議席云々も怪しくなるだろう。問題は戻ってくる参議院議員の顔ぶれが重要になる。今や民主党は親小沢か反小沢で党内が二分しているのは間違いない。

二回目の検察審査会の議決の内容によって、小沢一郎の政治決断の形は変わるのだろうが、政権交代時の民主党ではなくなった詐欺政権としか言いようがない菅直人政権に国家を長期に委ねることは、国家を破滅の道に導くことになる。

参議院選ではいかに多くの小沢が支持する候補者が国会に足を踏み入れるかが勝負のカギを握る。なにせ6年間議員の地位が約束される絶対安定支持議員数である。 小沢支持者が、民主党に投票するかしないか別にして、この小沢が応援する候補者を当選させることは非常に重要な事になる。

その選別は公示を待って、筆者なりに選別リストを作成予定だが、以下の引用ブログにあるように平野貞夫氏が主宰する「日本一新の会」が早急に参議院選における候補者の選定を行い、「日本一新の会推薦候補」を有権者に示すことが有効だと考える。所謂「私選」な訳で特に公職選挙法に抵触はしないだろう。

菅民主党に入れないけれど、全否定も出来ない。自民党やみんなの党が出る幕はない。今回の参議院選は一人でも多くの小沢支持議員の獲得が、小沢一郎を助ける一助になるのは事実だ。

政党ではなく、小沢支持かどうかを吟味して、政党の枠を超えて「日本一新の会推薦候補」をリストアップして貰うのが一番有効だろう。そして候補者一人一人を吟味し投票するのがベストなのだろう。

ただ一つ気になる事がある。参議院選後、その結果如何で9月の代表選が形勢不利と見たら、菅・仙谷は玉砕承知でヤケクソを起こし「消費税増税」で是非を問うと臨時国会冒頭に総辞職、解散の暴挙に出る可能性もある。

小沢と鳩山が組めば、民主党代表選で菅直人又は仙谷由人派は絶対的に不利である。自民党清和会勢力と手を組む以外生き延びる道が無くなり、「小沢怖し解散」の暴挙に出る可能性はある。その解散総選挙が、どのような結果を生むか、現時点では予測がつかない。

―ここから平野貞夫氏の「永田町漂流記」引用―

≪ 六月八日、民主党は菅新政権をスタートさせた。十一日には衆参両院で所信表明を行い、菅首相は国家や国民のため、いかなる政治を展開するかを明ら かにした。私たちは、これを機会に「日本一新の会」(代表・平野貞夫、顧問・戸田邦治)を発足させることにした。
 「日本一新」とは、平成 十二年六月の総選挙で、当時の自由党、小沢一郎党首が提唱した運動である。平成十五年七月には「日本一新十一基本法案」をまとめ国会に提出し、民主党に合流した。
 その理念は、平成十八年四月、小沢一郎氏が民主党代表に就任し、「共生社会の実現論」に継承された。さらに平成十九年の参議院選 挙で「国民の生活が第一」という政治目標となり、昨年八月の総選挙で政権交代を成功させた。
 菅首相の所信表明などを検証してみると、国民のための政治の実現、民主政治の定着などで問題を感じる。このまま菅政治が推移するなら、政権交代の歴史的意義も消失する。
 日本一新の会は、政治の根本について議論する場として「メルマガ・日本一新」を発行し、議論する場としたい。(「メルマガ・日本一新」配信の登録・解除、並びにご意見 は、nipponissin@gmail.com まで)

■菅首相の所信表明などに感じること
(1)「国民の生活が第一」という政権交代の標語が消えた。「強い経済」「強い財政」「強い社会 保障」を一体的に実現する。これが菅政治の中心だが、「強い社会保障」で国民の関心を引きつけ、消費税アップのために利用しようとする旧体制の官僚の影を感じる。国民の生活はどうなるのか。
(2)「最小不幸社会の実現」(記者会見)とは、十九世紀の「救貧法」の発想か。 最小でも 「不幸」を前提とする政治があってよいだろうか。私たちは「社会保障を国の責任で整備することが、健全な資本主義社会の前提」という考えだ。「不幸」を撲滅するのが政治の目標ではないか。
(3)日本人の閉塞感、自信喪失、不安感の原因を経済の低迷と発言した。 この認識は、自民党や 旧体制官僚の経済中心主義の歴史観だ。二〇世紀末、重化学工業社会から情報社会に資本主義が変質したことを認識していない。
 現代の混迷の根本原因は、第三次産業革命により文明が移行し、所有欲求と存在欲求という旧体制の価値観で、人間社会が運営できなくなったことにある。この歴史観を理解している政治家は少ない。これまでの内閣総理大臣では皆無であった。 「日本一新の会」は、二一世紀の情報社会では、「共生欲求」という新しい価値観を加えて、国家や社会のシステムを再構築しなければならないと考えている。
 菅政権の発足にあたって、指摘しておきたいことは沢山あるが、次回から「日本一新運動」の経緯などを説明した上で、これからどのように展開すべきか、志を共にするみなさんと一緒に考えていきたい。(THE JOURNAL/平野貞夫:永田町漂流記より)≫


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菅政権政策不評で支持率低下、「小沢怖し解散」の影がチラつく

2010年06月21日 | 日記

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菅政権政策不評で支持率低下、「小沢怖し解散」の影がチラつく

日曜日の菅直人の街頭演説の演説口調を聞いていたら麻生太郎の顔が浮かんだ。後ろに背後霊のような小泉純一郎の姿も見えた。(笑)

その菅直人を見て、“あぁこの男は明らかに政治屋なのだ”と実感できた。もう既に菅政権の中身は空っぽだと言うべきで、マニュフェスト云々を解説する必要さえ感じない。マニュフェストが滅茶苦茶になってしまった。

菅がコケルのを待って、次は俺がと控えている仙谷も政治屋だ。菅・仙谷共に変節の政治屋である。こういう政治屋は小泉より悪質で扱いが難しい。中韓にも転ぶし、米国ネオコンにも転ぶ、ロシアにだって転ぶだろう。

特に検察との癒着には余念がないだろう。仙谷は徳島の支持母体との関係で相当臭い疑惑を抱えているはずである。

しかし、「クリーン」を標榜しただけで、民主党政権を取巻く環境が激変支持率が急上昇したのだが、不評は日に日に増すだろう。証拠ではないが、朝日の直近の世論調査で支持率が10%近く落ち50%になった。

おそらく、官僚の手の平に乗っかる財政再建や米国に頭を垂れる外交姿勢、与党でありながら野党自民党におべっかを使うような菅直人日和見政権の馬脚が日を追うごとに現れ、選挙直前には35%程度になるのではなかろうか。

あんな子供だましと云うか、論理的にあり得ないデフレをそのままに増税して、財政が健全化するなどキチガイ沙汰だ。 まぁ小沢支持の筆者にとっては望むべき傾向である。ここまで、反小沢政策(非国民政策)をぶつけた以上、官僚と一緒に毒を喰らいまくる決意は出来ているのだろう。

月末のカナダ金融サミットでオバマにイイ子イイ子と頭を撫でられるのが菅直人の最後の代表としての姿かもしれない。早々公邸に引っ越したようだが、早晩また引っ越しをすることを祈っているよ。(笑)

この調子だと、菅直人民主党が単独過半数を取る確率は低くなって、54議席云々も怪しくなるだろう。問題は戻ってくる参議院議員の顔ぶれが重要になる。

今や民主党は親小沢か反小沢で党内が二分しているのは間違いない。二回目の検察審査会の議決の内容によって、小沢一郎自身の政治決断の形は変わるのだろうが、政権交代時の民主党ではなくなった詐欺政権としか言いようがない菅直人政権に国家を長期に委ねることは、国家を破滅の道に導くことになる。

参議院選ではいかに多くの小沢が支持する候補者が国会に足を踏み入れるかが勝負のカギを握る。なにせ6年間議員の地位が約束される絶対安定支持議員数である。

小沢支持者が、民主党に投票するかしないか別にして、この小沢が応援する候補者を当選させることは非常に重要な事になる。その選別は公示を待って、筆者なりに選別リストを作成予定だが、以下の引用ブログにあるように平野貞夫氏が主宰する「日本一新の会」が早急に参議院選における候補者の選定を行い、「日本一新の会推薦候補」を有権者に示すことが有効だと考える。所謂「私選」な訳で特に公職選挙法に抵触はしないだろう。

菅民主党に入れないと全否定も出来ない。自民党やみんなの党が出る幕はない。今回の参議院選は一人でも多くの小沢支持議員の獲得が、小沢一郎を助ける一助になるのは事実だ。政党ではなく、小沢支持かどうかを吟味して、政党の枠を超えて「日本一新の会推薦候補」をリストアップして貰うのが一番有効だろう。

ただ一つ気になる事がある。参議院選後、その結果如何で9月の代表選が形勢不利と見たら、菅・仙谷は玉砕承知でヤケクソを起こし「消費税増税」で是非を問うと臨時国会冒頭に総辞職、解散の暴挙に出る可能性もある。

小沢と鳩山が組めば、民主党代表選で菅直人又は仙谷由人派は絶対的に不利である。自民党清和会勢力と手を組む以外生き延びる道が無くなり、「小沢怖し解散」の暴挙に出る可能性はある。その解散総選挙が、どのような結果を生むか、現時点では予測がつかない。

―ここから平野貞夫氏の「永田町漂流記」引用―

≪ 六月八日、民主党は菅新政権をスタートさせた。十一日には衆参両院で所信表明を行い、菅首相は国家や国民のため、いかなる政治を展開するかを明ら かにした。私たちは、これを機会に「日本一新の会」(代表・平野貞夫、顧問・戸田邦治)を発足させることにした。
 「日本一新」とは、平成 十二年六月の総選挙で、当時の自由党、小沢一郎党首が提唱した運動である。平成十五年七月には「日本一新十一基本法案」をまとめ国会に提出し、民主党に合流した。 その理念は、平成十八年四月、小沢一郎氏が民主党代表に就任し、「共生社会の実現論」に継承された。さらに平成十九年の参議院選 挙で「国民の生活が第一」という政治目標となり、昨年八月の総選挙で政権交代を成功させた。
 菅首相の所信表明などを検証してみると、国民のための政治の実現、民主政治の定着などで問題を感じる。このまま菅政治が推移するなら、政権交代の歴史的意義も消失する。 日本一新の会は、政治の根本について議論する場として「メルマガ・日本一新」を発行し、議論する場としたい。(「メルマガ・日本一新」配信の登録・解除、並びにご意見 は、nipponissin@gmail.com まで)
■菅首相の所信表明などに感じること
(1)「国民の生活が第一」という政権交代の標語が消えた。「強い経済」「強い財政」「強い社会 保障」を一体的に実現する。これが菅政治の中心だが、「強い社会保障」で国民の関心を引きつけ、消費税アップのために利用しようとする旧体制の官僚の影を感じる。国民の生活はどうなるのか。
(2)「最小不幸社会の実現」(記者会見)とは、十九世紀の「救貧法」の発想か。 最小でも 「不幸」を前提とする政治があってよいだろうか。私たちは「社会保障を国の責任で整備することが、健全な資本主義社会の前提」という考えだ。「不幸」を撲滅するのが政治の目標ではないか。
(3)日本人の閉塞感、自信喪失、不安感の原因を経済の低迷と発言した。 この認識は、自民党や 旧体制官僚の経済中心主義の歴史観だ。二〇世紀末、重化学工業社会から情報社会に資本主義が変質したことを認識していない。
 現代の混迷の根本原因は、第三次産業革命により文明が移行し、所有欲求と存在欲求という旧体制の価値観で、人間社会が運営できなくなったことにある。この歴史観を理解している政治家は少ない。これまでの内閣総理大臣では皆無であった。 「日本一新の会」は、二一世紀の情報社会では、「共生欲求」という新しい価値観を加えて、国家や社会のシステムを再構築しなければならないと考えている。
 菅政権の発足にあたって、指摘しておきたいことは沢山あるが、次回から「日本一新運動」の経緯などを説明した上で、これからどのように展開すべきか、志を共にするみなさんと一緒に考えていきたい。(THE JOURNAL/平野貞夫:永田町漂流記より)≫


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菅直人は自民党清和会と結託、小沢一郎と対決するつもりかもしれない

2010年06月19日 | 日記

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菅は自民党清和会と結託、小沢と対決するつもりかもしれない

このデフレ経済まっただ中で、財政再建をマニュフェストの中心に掲げて参議院選挙を闘う民主、自民両党の神経はどうなっているのだろう。詳しくは、多くのネットメディアで論じられているので、拙コラムで省略する。

大雑把な評価だが、デフレ不況から脱出もしていない。勤労者の可処分所得は下がりっぱなし。そこに生活者の日々を直撃する「消費税」を10%以上にしようと、平気で主張する菅直人がいる。

自民党は以前からそれを公約にしていたのだから、それはそれで良い。しかし、民主党は180度の転換だ。正論からすると、衆議院を解散して信を問うべきだ。解散する気がないのなら、選挙のマニュフェストに入れるのは、明らかに有権者への裏切りと言えるだろう。

財政再建を国民に語る時には損益計算と国家のバランスシートを示し、複式簿記形式で検証議論する状況を国民に示してから行うべき政策だ。毎月の生活費が赤字だと言われても、隠れて積立生命保険に多額の出費をしていれば、損益計算書上は大赤字に見えるものである。

赤字国債が対GDP幾らだとか、子供たちに借金を残すとか、国民不安を長期にわたり洗脳植えつけ、サブプライム、ギリシャ・ユーロ危機を煽り、増税止む無しの世論を喚起しただけである。 国民の多くがオウム返しで、財政再建は必要だと口走る世論はたしかに出来ている。

これは財務省の陰謀であり、欧米各国の要望であり、IMFの脅しでもある。最近の世界経済の大きな流れを観察すると、中国と日本の経済を強くしておきたい意向が強く、世界金融経済界を支配している。

中国と日本に世界の市場原理主義で暴走した金融経済のツケを、両国の富を吐き出させる事で息をつこうする意図がありありである。この流れは、亀井静香の郵政改革法案も無きものにされる可能性が高まっている。

財務省と云う所は、理屈抜きに「カネを集めたい餓鬼の集団」そして日本一知的な集団なのだ。入ってくる税金なら、違法で稼いだ泥棒の金にでも税金を掛ける、ユダのような人種の坩堝である。

強い経済を作る政策は紙に絵を書き、たいした道筋さえ語れない。強い財政では将来の為にと確実に国民のなけなしの財布に手を突っ込んでくる説教強盗なのである。

まぁそれでも、そのような事実を理解した上で?財政再建が先でも良いと国民が思うなら菅直人は参議院選で勝利するかもしれない。政策の結果は確実に更なる不況が押し寄せ、庶民生活は大打撃を受けるだろう。それから、国民は気づき動くのかもしれない。

 「最小不幸社会」ってのは国民が最低限不幸でも良いと国家の首相が言っているわけで、屁理屈をいくら言っても、その言葉の持つ悪魔性を消し去ることは出来ない。

ユダと手を組み、長期政権を維持しようと云う菅直人と仙谷由人の民主党政権を果たして勝たせて良いのだろうか?しかし、小沢一郎が勝つために辞任した経緯を思うと、惨敗もさせられない。選択が非常に悩ましい。

此処に来て、民主党の参議院選の勝敗基準で民主党内の勢力の思惑が意志表示されている。菅直人は54議席以上、鳩山由紀夫、輿石東は単独過半数60議席が基準値だと言いだしている。

つまり、責任逃れと責任追及がぶっかっている。どうも民主党内の多くの動きを観察して行くと、菅直人と小沢一郎の握りはなさそうだ。菅と鳩山の握りもなさそうだ。菅・仙谷路線は小沢・鳩山ラインと決別を宣言したと見るのが妥当なのだろう。

まさか9月の代表選直前に、財政改革優先政策を捨てるとは思えない。小沢一郎がそれを認めるとも思えない。その闘いがどうなるのか、参議院選後に戻ってくる議員の顔ぶれがキャスティングボードを握るのかもしれない。

実は筆者が最近頭を痛めているのが、菅・仙谷ラインが参議院選で55議席程度の曖昧な選挙結果を得た場合の代表選の行方に注目している。小沢・鳩山ラインは動くだろう、誰が神輿になるか別にして、「理念と哲学政治」を対立軸に官僚癒着菅政治を負かすことになるだろう。

この時、最も危険があるのが、自民党清和会、つまり小泉隷米グループと菅・仙谷ラインの大同団結と云う裏技がある事だ。どうも菅・仙谷の今回のマニュフェストの意識軸に清和会との合併があるのではないかと云う疑念である。


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2大政党が民主と自民だと思っている朝日新聞は「脳足りん」

2010年06月18日 | 日記

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2大政党が民主と自民だと思っている朝日新聞は「脳足りん」

民主党のマニュフェストが発表された。前評判通りのクダラヌ現実容認政策の羅列という事のようだ。

政権交代時の民主党の「国民の生活第一」も「コンクリートから人へ」「脱官僚」「米国基地の見直し」も葬り去られている。ほぼ小泉政権の生き写しである。

違うと菅直人は詭弁を弄するだろうが、基本政策が完全に小泉純一郎化している。まぁワンポイント政権である可能性もあるので、適当に見逃す手もあるが、理念政治を望んでいる民主党支持者にとって、必ずしも心地よいマニュフェストではないだろう。

米国の民主党政権への疑念の払拭に相当気を配っている。沖縄県民の望む等、眼中にないと言っていいだろう。地位協定の見直しを入れているが、小手先の手直しが出来るかどうかさえ怪しい話だ。呆れるくらい米国にひれ伏している。

増税で景気を良くすると、気でも狂ったような財務省の手品を信じた菅直人は、税制改革等と言いながら、頭の中は消費税のことしか念頭にないのだと思う。検討する前から、悪者を作らずに自民党も巻き込んで、財務省の意向に嬉々として沿うつもりのようだ。

ギリシャ危機を引っ張り出して、財政再建・法人税減税と消費税アップ。これが国民主権の民主党の姿だ。(笑)流石にチャンと読む国民が居ると、参議院選単独過半数は危ないのかもしれない。

筆者は既に、沖縄県民への贖罪的意味を込めて、比例区は社民党に一票投じる予定である。東京選挙区に小沢派が居れば別途考える事にした。

韓国哨戒艦沈没事件がきっかけで、東アジアの安全保障に問題があると言いだした。だから米軍基地は大切だ。沖縄は悪いけど本土の要塞になってて貰うしかない。最悪、独立するしかないのかもよ?等と雑談で口にする男が代表だ、この位は当たり前の結論だろう。

官僚の幹部人事も各省庁の望み通り容認することになった。公務員改革、天下り禁止、企業献金全面禁止もすべて夏の夜の夢の如しである。検察庁の人事もすべて望み通りだった。民主党政権は対官僚とあらためて癒着構造を作ろうとさえするのかもしれない。

ここまで小泉化してしまった菅政権を9月以降、小沢の影響力を復活させる方向性があるとして、修正は可能なのだろうか?些か心配になって来た。(笑)


『2大政党の政策が互いに近づいていくことは、グローバル化時代の必然でもある。対立点の多くは力点の置き方やニュアンスの違いになっていく。  しかし、そのことは競い合いを通じ政策を進化させることにもつながる。この変化を前向きにとらえたい。 』これは朝日新聞の18日の社説の一説だが、爆弾が仕掛けられていると思う。書いている人間が知らないかもしれない爆弾だ。知らずに書いて、後で読み返し、2大政党って民主党と自民党なのかとフト疑問に思わなかったとしたら、その人はジャーナリストではない。(笑)

世界情勢に合わせて政治をすることは、政権与党である限り避けて通ることは出来ないだろう。しかし、その底流に理念や政治哲学が欠落している場合、ポピュリズム政治になると云う事である。菅直人の政策はまさにそれである。

彼の政権には理念と哲学が欠けている。自民党の現状も理念と哲学が欠けている。この理念と哲学に裏打ちされていない、政策論争はそもそも無意味だ。マニュフェストを比べて、有権者は損得で政党を選ぶしか出来ない状況を提供した参議院選となる。

これは到底民意をはかるのは無理だろう。 ただ、国民自体が生活至上主義に傾斜した現状を見ると、現状の政党の有様は国民の姿を反映していると言えない事もない。物質的利便に毒された国民、たしかに理念など要らないかもしれない。まして哲学など語るだけ馬鹿げているかもしれない。(笑)

しかし、至難な部分も多いが小沢一郎に理念を望む。徹底的に理念と哲学に拘り、それを基礎として一大政党を樹立してくれることを夢見ている。肥大化する民主党与党の分割、その時が小沢の政治哲学の実現の時なのだと思う。小沢の心に不安はない、健康には不安がある。個人的に頑張れ小沢だ。

―以下は朝日新聞・18日電子版「社説」―

≪ 参院選マニフェスト―「消費税タブー」を超えて
 7月の参院選は、日本の政治をもう一歩前進させる可能性がある。
 民主、自民両党がきのう参院選マニフェスト(政権公約)を発表した。両党とも消費税を含む税制抜本改革を打ち出し、超党派の協議を呼びかけた。
 大変な様変わりである。かつては一方が消費増税に前向きな姿勢をみせようものなら、他方がすぐさま攻め立て議論はしぼむ。その繰り返しだった。
 有権者に負担を求める不人気政策からは逃げる。そんな政治の無責任が続いた結果、国と地方の長期債務は今年度末に860兆円に達し、国内総生産の1.8 倍になる見込みだ。
 借金が税収を上回る惨状に加え、ギリシャに端を発したユーロ危機と世界の動揺。さすがの2大政党も、もう逃げられないと観念したのだろう。
 自民党は消費税率「当面10%」をうたった。菅直人首相はこれを「一つの参考にしたい」と応じ、今年度内に税率などをまとめたいと踏み込んだ。
 消費増税は単なる財政再建の手段ではない。ほころんだ社会保障を立て直して安心と成長につなげていく道であり、国の基本設計にかかわる課題だ。選挙後た だちに超党派の検討の場を設け、早急に方向を定めるべきだ。
 有権者に甘い言葉をささやき、票を得る。長く続いた利益誘導政治から、負担の分かち合いを正面から呼びかける政治へと、今回を機に大きく転換させたい。
■変更は率直にわびよ
 財源と不可分の社会保障についても、2大政党の間に接近が見られる。
 自民党は、子ども手当を廃止する一方、地域の実情に応じて保育所整備や給食無料化などサービスの内容を選ぶ「子育て交付金」創設を打ち出した。
 民主党も子ども手当の満額支給をあきらめ、現行からの上積み分は、地域の実情に応じてこうしたサービスにあてられるようにするという。
 自民党は「手当より仕事」と掲げた。民主党も子育て支援や介護サービスの需要増に目をつけ、雇用に結びつける作戦に出る。
 昨年の総選挙で民主党が子ども重視を打ち出し、自民党が今回、その方策は手当よりもサービスが良いと唱える。民主党はサービスを通じ雇用を生もうという。相互批判と競い合いが、政策の質を高める好循環といえる。
 もとより、消費税にしても子ども手当にしても民主党が総選挙で掲げた主張の大幅な変更であり、「公約違反」のそしりを免れるのは難しい。
 経済情勢などの不可避的な変化や、政権を担ってみて初めて得られた情報、経験を踏まえ、「率直なおわび」と「丁寧な説明」を重ねて、有権者の理解を得ることが大前提である。
 2大政党の政策が互いに近づいていくことは、グローバル化時代の必然でもある。対立点の多くは力点の置き方やニュアンスの違いになっていく。
 しかし、そのことは競い合いを通じ政策を進化させることにもつながる。この変化を前向きにとらえたい。
■「伝統」か「新たな」か
 近寄ったとはいえ鋭い違いはある。両党の公約には正反対の言葉も並ぶ。
 民主党は「『国のかたち』を変える」と訴え、自民党は「わが国のかたちを守ります」と唱えている。
 自民党は伝統的な価値観を尊重し、「保守」の精神を強調する。具体的には「夫婦別姓法案と外国人地方参政権付与法案に反対し、わが国の地域社会と家族の絆(きずな)を守ります」。
 民主党は伝統的な地域や家族の絆はゆるみ、それだけに頼っても孤立は防げないという考えだ。人々がNPOなど様々な活動でつながり、「官」が担ってきた 公共サービスも含め社会の一員としての責任を負い、絆を結び直す。「新たな社会づくり」である。
 自民党は憲法改正を公約の冒頭に掲げるが、民主党の公約に言及はない。
 民主党は公共事業について、総選挙の時の「コンクリートから人へ」を盛らず、「あり方を見直す」としたが、それでも社会資本整備の前倒しもうたう自民党との違いはやはり色濃い。
 2大政党の時代、マニフェスト選挙が定着するにつれ、両党は何を対立軸とするか模索を続けた。政策の本筋が似通うほど、違いを際だたせるため、あえて相手の逆を言い、争点を人為的に作り出す。そんな傾向も残る。
 理念や政治哲学を練り上げ、具体策に反映させつつ、わかりやすい対立軸を形づくっていくことは容易でない。違う点、同じ点を見極め、判断する困難な仕事が有権者に委ねられている。
■競い合いつつ接点も
 2大政党が近寄っていくと離れた位置にある民意がこぼれ落ちかねない。受け止めるのは少数政党の役割だ。
 公明党は心の病や児童虐待、孤独死といった「新たなリスク」に対応する「新しい福祉」を提案する。社民党は「米軍への『思いやり』より沖縄との連帯を」 と掲げる。国民新党は3年で100兆円の経済対策を訴える。
 連立政権が続く時代にあって、大政党が少数政党とどう向き合うか。現在の民主、国民新両党の連立では、消費増税を試みても国民新党が壁となるだろう。かといって民主、自民の大連立では政権交代時代の否定に等しい。
 2大政党をはじめ各党が競い合いつつ、政策課題によっては接点を探る。そうした流儀に日本政治は疎かった。今回はその学びの契機になる。(朝日新聞:社説) ≫


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民主党は「自民党壊滅」を当面の戦略目標に切り替えた?

2010年06月17日 | 日記

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民主党は「自民党壊滅」を当面の戦略目標に切り替えた?

先程から民主党の6月15日現在の菅直人新政権の閣僚・党役員の顔ぶれをじっくり見つめているのだが、マスメディアが煽るほど脱小沢・小沢派排除が徹底しているかと云うと、そうではない事実が散見する。

このままの菅政権だと自己矛盾が多過ぎる。 たしかに菅直人の所信表明は鳩山政権の真逆を語っている部分が多く、似非小泉純一郎政権かと思わせる衝撃的なものであった。官房長官・仙谷由人、幹事長・枝野幸男や玄葉、野田の起用がクローズアップし、小沢排除が民主党に浸透したが如き印象を持つのだが、何処か違和感を憶える。

閣僚関連は殆どが鳩山内閣の居抜きであり、特に検証する程でもない。レンホウが行革大臣に起用されたが、偽肛門ではないがテレビ・洗脳層向けの大臣起用は歴然としている。(笑)山田農水大臣に至っては明らかに小沢派の人物である。口蹄疫の責任を押し付けようと云う思惑だとの意見もあるが、農家への個別補償問題の陣頭指揮を執るポジションだけに、小沢票田の一角はアンタッチャブルにしている。

17日今日にも参議院選に向けた菅政権のマニュフェストが発表されるだろうが、良く読むと小沢の意志も尊重しながら、目くらましに徹したものになると推察する。(笑)

党役員や幹事長室の顔ぶれを見ても、徹底した小沢排除が浸透しているとは言い難い。目立たぬ人事において、菅直人は小沢一郎の顔を立てている。青木愛などマスメディアの注目を浴びていた小沢派議員は再任や新任を固辞した経緯もあるので、排除の論理がまかり通っている状態ではない。

あの反小沢の急先鋒、盗聴議員・生方幸夫の副幹事長がいつの間にか消えている。(笑)あれだけ持ち上げテレビ出演をさせた生方幸夫が副幹事長を降ろされているのだ。マスメディアの何処かは、この事実を報道したのだろうか?それとも筆者が民主党HPのアドレスを見間違い、成りすましサイトを見ているのだろうか?

石井一、山岡賢治、輿石東、高嶋良満、平田健二等々怖ろしくて手もつけていない。 この事実を確認した上で、今度の参議院選の布石は誰がしたのか確認すると、小沢一郎に辿りつく。選挙だけ孤軍奮闘で働かせ、後は3年間静かにしていろと菅直人が叫んでも、小沢一郎が大人しくしているわけはないのだ。

昨日のコラムでも触れたが、小沢一郎と云う大型時限爆弾を懐に抱えたまま、菅直人、仙谷、前原、枝野が小沢一郎を抹殺しようとする行動はあまりにも危険が伴う。鳩山・小沢W辞任劇から数週間で小沢一郎抹殺のシナリオ等出来るわけがない。いや、毎晩研究に余念がなかったから出来るのだと云う意見もある。鳩山政権下では居眠りをしていたのだと。 しかし、権力闘争はそんな甘いものではないだろう。

痩せても枯れても党内最大勢力の小沢グループを無視して、菅直人が暴走する姿には違和感がある。政治や政局で違和感が存在する場合、そこには裏がある。

田原や高野ら評論家と呼ばれる人種の論調はピュアな民主党政権の樹立に興奮し、異様な偏りをみせ、激しく「脱小沢」を煽っている。その辺の事は「日々坦々」さんのブログが検証しているので参考にしていただきたい。高野孟という男はどうも田原同様に胡散臭い。

表面的には菅直人が小沢一郎を売った・裏切った姿を見せている。テレビ等が洗脳層に伝える範囲において、反鳩山政策であり、権力において反小沢に見える。

しかし、菅直人の昨日の発言、仙谷や枝野の弁護士魂を標榜するような小沢褒め殺し、擁護は何を意味するのだろうか?筆者の考え過ぎと云うこともあり得るので言い切ることは出来ないが、菅直人政権が一時の小沢隠しを、人事だけではなく、政策までも巻き込んで自民党壊滅劇の大舞台を整えた可能性は否定できない。

小沢一郎にとっても、自民党の壊滅は望むところだ。兎に角、民主党を分割せざるを得ないほど肥大化させてから考えよう。それまでは共通の敵である、米国勢力・霞が関・検察・財界とは一時融和しようではないか。先ずはマスメディアだけは片付けよう。

たしかに菅政権はマスメディアに対峙する姿勢を思いのほかみせている。 面白い事だが、この戦略化された大舞台のシナリオライターが鳩山由紀夫であったなら、虎は死して皮を残すである。彼の奇妙なツイッターの呟きもそれをチラリと言ってみたくなったのかもしれない。(笑)

民主党にとって昨夏の「政権交代」を実現したにも関わらず8カ月で鳩山政権が潰された要因を分析、一遍にすべての元凶を片づける正攻法作戦を放棄、戦略を転換した可能性はある。抵抗勢力を一つずつ潰す。

菅直人政権による「表見脱小沢」人事によって、洗脳層の雪崩現象を狙い、民主党コア層のアナウンス効果を高め、マスメディアの動きを封じる。 戦略は実行され、既に大いなる雪崩現象を引き起こしている。

テレビのコメンテータ連中も、予算委員会を開かないようでは議会制民主主義の崩壊だと叫んでも、国会は理屈抜きに閉会している。

今後マスメディアが民主党を叩く手立ては閣僚の小さな醜聞をほじくり出す方向に移るだろう。多少の痛みはあるかもしれないが、最悪トカゲの尻尾切りで乗り切るだろう。既に幾つか醜聞・疑惑関連の記事が出ているが影響は軽微だ。先ずは自民党壊滅、次にマスメディアの目先を常にたぶらかす戦略。そして参議院選単独過半数の確保が当面の目標なのかもしれない。


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世論調査に踊らされる菅政権、もし数値がメディアの捏造だったら

2010年06月16日 | 日記

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世論調査に踊らされる菅政権、もし数値がメディアの捏造だったら

菅直人の民主党は自己矛盾の宝庫に成り下がった。

しかも小沢一郎と云う大型時限爆弾を抱えたまま、7月11日の参議院選挙に勝てると云う実感もなく突き進むことになった。マスメディアの世論調査の支持率頼りで見切り発車したわけだが、肌身で感じる実感なき選挙戦突入はビクビクものだろう。

小沢の秘書軍団や小沢と気脈を通じる地方の選挙のボス達からの情勢分析情報は小沢一郎に集中している。 これら情報は小沢一郎の個人的繋がりから上がってくるものなのだから、小沢の胸一つに仕舞いこむことになる。

枝野にも小宮山にも一切流されることはない。つまり、ほんの数週間前まで実権を握り、陣頭指揮していた小沢一郎だけが菅政権の参議院選の情勢を知っている。現時点では、単独過半数には届かないかもしれない分析が優位で、上向きになりつつある世論調査の数値が上乗せに貢献するかどうか未知数と読んでいるようだ。

「ダーティー小沢」という法的根拠のないネガティブ・イメージを作ったのがマスメディアであり、それをバネに世論を逆転させたのが鳩山・小沢のW辞任劇だ。しかし、その目的が達成されたかどうか、マスメディアの世論調査の数値を見て成功だと信じる根拠にはならない。最終的には選挙結果だけが真実を語るわけで、小沢は気を緩めてはいないだろう。

世論調査の数値がことごとく菅民主党政権に好意的な傾向を見せた事で、菅直人が皮肉にも小沢の敷いたレールに沿って、国会閉会を決定したまでは成功である。

菅直人が、あの調子で予算委員会において質疑などしたものでは、どれ程のボロを出すか考えただけでも怖ろしい。代表質問に立つ菅直人を仙谷がドキドキしながら見守っていた姿が印象的だった。(笑)

いずれにしても、6月24日公示・7月11日投開票は決定した。おそらく来週からは政治は選挙モード一色に塗りつぶされることになる。その間に菅直人の第二の小泉純一郎化が国民にバレルかどうかが焦点になるものと思われる。

だいたいが昨年の政権交代時の鳩山民主党とほぼ真逆の政策を引っ提げて登場した菅政権が優位を保ち逃げ切るとするなら、議会制民主主義の政党の理念等と云うもの「何でも良い」ことになる。

嫌米でも親米でも隷米でも、そんなことは判らない、兎に角「クリーン」なら何でも支持する日本国民が実存することになる。(笑)

マスメディアは、政策論争がないじゃないかと菅政権をなじるが、国民は政党の政策なんかいい加減なものだと断じているのかもしれない。何処がやっても同じだ。それならカネに汚くない政治家が集まったようだから、良いんじゃないのってことになる。

政治家に政治をさせない政局政治を強いたのはマスメディアだ。国民を「政治とカネ」で1年以上にわたり洗脳し続けたのがマスメディアだ。今そのツケをマスメディアは一身に受けている。ステレオタイプの国民を作り上げたマスメディアの責任は重大だ。

彼等が秘かに支持する政党の政策論争を国民に投げかけても、もう政治的思考能力を失った多くの国民は見向きもしない。クリーンと見た目の良さ、口八兆手八兆だけが興味の対象になる有権者を作ったのはオマエ達マスメディアだ。

このような傾向は何を生み出すか。判っているだろう、新聞を読まなくなるってことだ。つまり、購読者が限りなく減少する事である。まさに天に唾したのはマスメディアだ。今年の後半乃至は来年からは、マスメディアの形振り構わぬリストラが始まるのだろう。良い気味である(笑)

いずれにしても、菅政権は「世論政治」にドップリ浸かって選挙に突入する。マスメディアの戦術を逆手に取ったとも言えるが、道を作ったのは誰あろう小沢一郎だ。人事で脱小沢を標榜しながら、小沢の掌で踊る民主党が未だに存在している。

おそらくマスメディアは次なる戦力を打ってくるだろう。政策論争は効き目がない。醜聞政局を演出する必要に迫られる筈だ。さて何が出て来るのだろう?検審の議決を選挙前に出すことは流石にないだろう。あるとすれば、閣僚の醜聞だ。レンホウがターゲットの一人になりつつあるようだ。ただ、小者揃いの菅内閣、醜聞すらも小さい(笑)有権者の心を揺さぶる事は容易ではない。ナベツネ・船橋、ここはCIAと相談するしかないだろうよ!(笑)


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朝日新聞よ、政治を悪くしているのはオマエだよ

2010年06月15日 | 日記

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朝日新聞よ、政治を悪くしているのはオマエだよ

菅直人の衆議院代表質問への対応は極めたお座なりだった。

聞くに堪えないほどの官僚の作文の棒読みに終始した。しかし、流石に官僚が書いたものだけに、セレモニー用の答弁書としては良く出来ていた。(笑)これといった齟齬のある答弁は皆無だ。勿論政策内容の齟齬は別の問題だ。

ただ菅直人と云う政治家の言葉も皆無で中身のないものになっていたのも事実だ。ずる賢く上昇志向の強い小学生が教科書を音読している姿を思い浮かべていた。時折、吟味する暇さえ与えぬ早口になる時点では、「代表質問も早く終わらせたい、国会も早く終わらせたい」と云う心根が如実に表れていた。大変笑わせて頂いた。

菅直人の個性を消し去ってはいたが、特にトンチンカンな答弁をしてはいない。そこで朝日新聞は野党に成りかわって、予算委員会を延長してでも開くの筋だと菅政権に難癖をつけ出した。菅内閣がボロを出さない儘選挙に突入されては、美味しいオカズの政局が当分なくなるわけだ。

政治部記者にとって購読者の興味を煽る政治ネタが3年間なくなるのだから、死活問題だ。 仮に世論調査の通りに民主党の優位の儘参議院選が行われれば、当面政治を政局化させるネタに困るのである。

本来政治記事は政策が記事の主体になるべきなのだが、「政治とカネ」の問題を通じ、政治家に政治をさせない状況を作ったのは朝日新聞、オマエだろうが!鳩山、小沢の辞任で殴る相手を見失ったツケはデカイ。

「官房機密費・毒饅頭を食べたのは誰だ」キャンペーンでもやれば、政治部記者の仕事は山ほど増えるし、購読者も増えるかもしれない。(笑)

16日に国会は閉会する。日程的に、出来そうもない15日になって社説で会期延長しろはないだろう。正論として言うべき事は言ったと云う、これこそが「アリバイ記事」と言うべきであろう。ずる賢く汚い奴らだ、仙谷に似ている。

今頃になって、国会が閉会して気がつくと、参議院選に向かって、反小沢であるべき菅政権が小沢一郎のシナリオ通り事が進んでいるではないか。選挙戦術も踏襲するようだ、選挙体制にも手をつけるつもりはない。 なんだか小沢に騙されたような気分だろう。

マスメディアの結束に乱れがあるのかもしれない。鳩山・小沢の電撃辞任で徹底的脱小沢と云う菅直人政権の姿勢がマスメディアの思惑を悉く蹴散らした可能性がある。菅直人が考えたと云うよりも、時の運である。

しかし、マスメディアにしてみると、菅民主党が本当には小沢離れで安定政権を樹立するなら問題はないが、下手をすると小沢爆弾を抱えて衆参両院を牛耳る民主党政権が成立する事は脱小沢に成り切れない政権と云う事でもある。

つまり、小沢一郎の意志が一定の範囲で生かされる民主党安定政権が誕生する事になる。 当面は財政再建に取り組む姿勢を鮮明にしている菅直人に面と向かってケチもつけられない。官僚とも仲良く、米国とも仲良くと言われてしまうと、責め手を失うのである。

しかし、小沢の力は残る。党務にも内閣にも関わらない一政治家・小沢一郎が検察審査会で二度目の「起訴相当」を出されても、検察から立件されたわけでもない以上、「粛々と法廷ですべてを明らかにする」と言われればそれまでの事である。必ず「起訴相当」が議決されるとも限らない。

小沢一郎の民主党内における反撃は別次元で考えるとして、小沢一郎が当面動かず静観を決め込まれると、マスメディアは攻める相手を失うのである。魔女が居ないと政治記事一つ書けない低レベルに陥ったジャーナリストたちの存在価値が問われる事になる。

3年間の安定政権は、徐々に選挙モードから方向性を切り替える可能性もある。小沢の意見も組み入れた政権運営を余儀なくされる。マスメディアは小沢一郎が政治の世界から消えない限り、夜も寝られない強迫観念にとらわれるのだろう。

記者クラブの廃止を強行するかもしれない。記者会見のオープン化も加速する可能性がある。クロスオーナーシップの禁止規定も強化されるかもしれない。電波オークションが行われるかもしれない。菅民主党政権は、米国と官僚とは休戦状態を宣言したが、マスメディアに対しての態度はたしかに挑戦的だ。

今頃気づいたの馬鹿者、市民革命派だった菅直人、殆ど腐っていても一か所くらい自分を残しておきたいだろう。それが反マスメディアである兆候は、記者クラブ連中のぶら下がり会見の態度に現れている。

菅直人よ、小沢の素晴らしい理念を取り入れよ。延命長期政権を望むなら、小沢一郎と融和するのだ。筆者は勿論手打ちなどして貰いたくはない。しかし、政治と云うもの現実的に考える場面も生まれるだろう。小沢傀儡政権と言われないために、反小沢の重用もするが良い。しかし根っこで小沢一郎の力を借りない限り、政権を長く持たせるのは無理だろう。

もうタイムアウトになった、御託のような朝日の社説を以下に引用、読売の社説も同じことを書いていた。ナベツネ・船橋連合だね(笑)

≪ 衆院代表質問―これでは判断ができない
 首相の交代は単なる看板の掛け替えか、それとも政治の中身も変わるのか。鳩山政権のどこを引き継ぎ、何と決別するのか。菅政権が発足して初の国会論戦の焦点は、その点にあった。
 だが、きのうの衆院代表質問での菅直人首相の答弁は納得のいくものではなかった。このまま通常国会を閉じてしまうのでは、判断材料もないのに参院選で審判を下せと有権者に迫っているに等しい。再考を求めたい。
 菅首相は財政再建に取り組む姿勢を鮮明にしている。子ども手当の満額支給はあきらめ、財源は保育所の充実などにあてる。超党派の「財政健全化検討会議」 の設置を呼びかける。
 そうした姿勢は、鳩山政権に比べれば大きな前進であり、看板だけでなく政治の中身も変わりそうだという期待を有権者に抱かせている。
 しかし、代表質問で菅首相は、3年間の歳出の枠組みを示す「中期財政フレーム」や中長期的な「財政運営戦略」も、経済の「新成長戦略」も今月中に示すと述べるにとどめた。
 消費税増税についても「数日のうちにはマニフェストという形で提起できる」と答えるのみ。材料がなければ、議論の深めようがない。
 そもそも国会の会期延長をめぐる民主党の対応は、鳩山前政権までの悪弊を脱していない。
 首相交代時の慣例となっている予算委員会審議を十分確保するためにも、一定期間延長するのが筋だった。
 民主党は参院選の投開票日が変わらないよう1日だけ延長し、衆参で1日ずつ予算委員会を開く選択肢を野党に提示していた。不十分な延長だが、その提案さえきのう撤回してしまった。
 一問一答形式で論戦を交わす機会を一度も設けないのでは、ボロが出ないうちに参院選を迎えることを狙った党利党略と言われても仕方がない。
 今国会では採決の強行が繰り返された。そんな乱暴な政治手法を菅政権はいの一番に改めなければならない。
 与野党間で丁寧に議論を積み重ね、可能な限り合意を探る。財政健全化検討会議を始動させることができれば、その一歩となるはずである。
 自民党の谷垣禎一総裁が、民主党のマニフェスト撤回が前提としつつも「超党派の議論が必要だ」と指摘し、菅首相が「ややこしい条件を抜きにして一緒に議論しよう」と応じたのは、その芽吹きとみることもできる。
 なのに、その芽をみずから摘むようなことをしてはならない。
 首相交代は看板の掛け替えに過ぎないという野党の難詰に、首相はきのう「これから実際に何が実行されるかをよく見ていただきたい」と応じた。
 だとするなら今からでも遅くはない。わずかでも会期を延長し、予算委員会での論戦に臨んでもらいたい。(朝日新聞:社説1)≫

≪ 政治とカネ―「小鳩」の沈黙を許すな
 民主党の小林千代美衆院議員がきのう、議員辞職を表明した。昨夏の総選挙での違法献金事件の責任をとった。関係者への有罪判決が続き、鳩山由紀夫前首相から「責めをぜひ負って」と名指しされていたのだから辞めるのは当然であり、むしろ遅すぎた。
 鳩山政権を痛撃した「政治とカネ」の問題を、多くの有権者は「民主党よ、お前もか」との思いでみていた。退陣する鳩山氏が「クリーンな政治を取り戻そう」と呼びかけたら、民主党への支持率が一気に回復したのは、この問題への関心の深さを表している。だからこそ、菅政権が首相交代や小林議員の辞職で一件落着のような態度をとっていいわけがない。
 だが、きのうの衆院代表質問で首相は、うしろ向きな答弁を繰り返した。  たとえば、小沢一郎前幹事長の問題だ。政治資金規正法違反事件で、衆院議員の石川知裕被告ら3人の元秘書が起訴されている。本人は嫌疑不十分で不起訴となったが、検察審査会で「起訴相当」を一度議決され、いまも審査中だ。本人が衆院の政治倫理審査会にすら出席しない現状は許し難い。
 それなのに首相は「幹事長辞任」をもって「政治的には大きなけじめをつけられた」と述べるばかり。検察審査会での審査中を理由に踏み込んだ発言を避け、 国会招致も「国会でお決めをいただきたい」としか言わなかった。
 毎月1500万円を母親からもらっていた鳩山氏に関しても同様だ。元秘書の有罪が確定したのに、鳩山氏は何の説明もしていない。「裁判が終わった暁には、できる限り皆様方に使途を説明したい」と語っていたのは何だったのか。これにも菅首相は「総理を辞任されたことの意味は極めて重い」と答えただけだ。
 首相が本気でこんなふうに考えているとしたら、「菅さん、あなたもか」というしかない。新政権への期待も損なわれるだろう。
 荒井聰国家戦略相の事務所費問題も「政治とカネ」に対する緊張感が欠けている事例だ。合法だからいいとか、領収書を出さなかった自民党よりもまし、といった対応ではなさけない。  われわれが「政治とカネ」にこだわるのは、それが昨年の政権交代に至る政治改革の原点だからだ。
 思い返せば、1988年のリクルート事件が政治に金権腐敗の根絶を迫った。あれから20年余を経て政権交代にたどりついた。それなのになぜ、まだ政治は 不透明なカネと縁が切れないのか。この原点をないがしろにしては、政治が信頼されるわけがない。
 このままでは参院選で「政治とカネ」がまた問われる。各党が自浄能力を示せるのかどうか。
 有権者はうんざりしながら目を光らせている。(朝日新聞:社説2) ≫


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