藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

「予告」の中身の「報告」です。

2009年09月20日 | 議会状況
 なんと晴れ渡った日なんでしょう!
 「シルバーウィーク」のことを、てっきり敬老の日関連の名称だと思っていた私。娘に「ゴールデンウィーク」関連の名だと聞くまで全く気が付かなかった・・・!

 こんな晴天の日に、部屋の中でポチポチとキーボードをたたいているのはまるでヘソ曲がりみたいですが、我が家からは、嬉しいことに窓のむこうのそのまたむこうに「南山」が広がって見えます。今日は風があり、豊かな木々がわさわさと体を揺らしています。

 さて、九月議会です。

 私の一般質問での、ちょっとびっくり市長発言の件。

 質問の三項目め。長峰のダイオキシン問題について、質問しました。
この件は、ニュータウンが計画されるもっと前、稲城のごみを捨てていた場所で、火災が起こり、その際にダイオキシンが出来てしまった、と言う場所が長峰北側にあるのです。
その場所は<都市再生機構>=今の<UR>が所有者で、開発したいけれど、ダイオキシンがあり、しかも管理している一番端の井戸から基準値を超えた数値が出たので、協議検討する委員会が、専門家を入れて作られたのです。
 その会の提言がまとまったのですが、その内容が、
あと調査は二年間。土をいじるのはリスクがあるし、お金もかかる。そのまま安全な土地利用をしよう。・・・というものでした。

 私は、専門家の方たちの見解を信用しないのでは有りません。ただ、「それだけで良いの?」と、疑問を呈したい。

 そこで、「調査は二年だけでなく、継続を求めて欲しい。」
     「技術の進歩があり、ダイオキシンの除去・無害化も可能になってきて
     いる。今後も研究を。」
     「土地利用は慎重に。民間売却も安易にしないで。」
    と、市民の安全を守ることを最優先にすべきという姿勢を市に問うたんで
     す。

 そこで市長答弁です。 ま、提言の内容をやる、そこから先はその後、という主旨の答弁の次に・・・
   「土地の所有者が、最終責任を負うんです。これはどこでも同じ。」
  又、「都も市も責任は無い。UR(所有者)が責任をもつ。」
 と。

・・・市に責任は無いッテ言ったって、住民の健康と住環境に対する責任はあるのです。自治法に明記されていますよ。
・・・土地を持っているものが汚染の始末の責任をとるそれが、どこでも同じなら、南山の崖も、危険の始末は所有者、ということになる。あの崖の所有者は、市ではないです。ごく少数の個人と会社です。

 私は、長峰の北側地区が危険だ危ない大変だ、と言いふらしたいのではありません。ただ、不安要素は、あらゆる知識を総動員して無くすべきと言っているのです。<クサイものに蓋>ではありませんが、URは25年度に事業完了、中の人は変わり、稲城市も人事異動するうちに、形骸化してしまわないよう、汚染の事実に責任をもって向かい続けていくべきと言っているのですよ。
 それなのに、市に責任無い、だなんて言ってしまう市長に、私はビックリ!です。

  このやりとりは、稲城市議会の本会議録画で見ることが出来ます。
 稲城市議会ー中継・録画ー議員名・藤原愛子、または、2009年九月議会の一般質問9日ー藤原で。  
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