藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

五月は猫。六月はかたつむり。

2009年05月21日 | 議会状況
 新宿の都庁に行く少し手前で、時々遭遇する、<ビッグ・イシュー>(ホームレスさんの仕事を応援する雑誌)を販売している<ホームレス>さんがいます。その方からその雑誌を買うと、折り紙細工がもらえます。四月は、兜がついた小物入れ
五月は猫。そして六月はかたつむりの予定だそうです。可愛い!のです。     
 
さて、六月は第二回定例会=六月議会=が8日から始まりますが、その前の五月15日に、臨時議会がおこなわれました。
 市議会議員の任期は四年ですが、議会内の常任委員会委員や、議長副議長など、二年の任期なのです。で、入れ替わりが行われた臨時議会があったのです。

 今回、会派の変化もありました。
 会派チェンジ21の北浜議員が、新政会に入りました。これにより、チェンジ21の構成は、3人に(川島氏・冨永氏・藤井氏) 新政会は、5人に(田中氏・中山氏・原島氏・原田氏・北浜氏)なりました。
 北浜氏は、チェンジ21の代表をつとめたり、副議長を務めるなど、文字通り、議会を変える(チェンジする)会派で動かれていたのですが、15日の朝、突然に会派を変えた(チェンジした?!)ので、私などはビックリいたしました。

 さて、新しい議長は、その、チェンジ21に属している、川島氏になりました。
本来、議長・副議長は、話し合いによって決定しておりましたが、今回は投票で、となりまして、22人の議員が投票。その結果は、なんと、

    田中議員  11票
    川島議員  11票   と同数に・・・。
 
 こんな場合は、<クジ引き>となります。
    まず、クジを引く順番を決める、クジ引き。
    その引いた順に、決定するクジを引きます。
 その結果、川島氏が当選した次第です。
 アクシデントがひとつありました。川島氏が、この朝に、ギックリ腰をやってしまったのです!それで、車椅子の議長、となりました。いかに議場が段差の多いバリアだらけの構造か、よくわかる光景でした。

 そして副議長は、岩佐氏となりました。
 こちらは、公明党の佐脇氏が10票、民主党の岩佐氏が12票で決まりました。
 私の近くに座っている某議員が、その結果を聞いて、ものすごくビックリして、なにやらもじゃもじゃ言っておられましたが、こちらは、どういう構造だか、よくわかりません。

 かくいう私、藤原は、まったく久しぶりに役無しです。
 思えば、二期目で、福祉委員会の委員長と、建設委員会の委員長。
 三期目で、四年間副議長。四期目の前半で、総務委員会の委員長と、10年続いていましたね。
 この10年間、委員長報告は、必ず自分で書いてきたし、副議長の式典などの挨拶も、事務局が用意してくれた文は使わない、自分流でした。
 副議長や委員長は、キチンとやろうと思うと、結構忙しいんですが、今回は、福祉文教委員と、長期総合計画特別委員会委員として、またまたキチンとやっちゃいますよ~!
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皆さん、ありがとうございました!

2009年05月19日 | 日々の活動
 再々度、南山集会は満員盛況でした!
 今回は、工事が開始されたので、会が盛り上がらないのでは・・・と、内心心配していたのですが、「平成狸合戦ぽんぽこ」の映画も、その後のシンポジウムも、沢山の方においでいただき、熱心に見聞きしていただきました。実に多くの感想もお寄せくださって、いかに多くの方々が、南山のことを考えておられるか、とても伝わるものがありました!

 会場の入り口で、生演奏や踊りを披露してくださり、明るい空気と集会への期待を高めてくださった、風義さん、booさん、ミルクさん達に感謝です!
 早朝からの準備をされて、35ミリフィルムによる、本格上映をしてくださった、スズキ映画さん、ありがとうございました! 
 そして、一日私たちの集会に参加いただき、シンポジウムで、開発は今からでもとめられる、住民の自治の力が大切と、力強くお話くださった、高畑勲監督に、深く感謝を申しあげます!

 また、この集会を作り上げ、当日いろいろな役割をされた方、本当にご苦労様でした!
 そして、この日、足を運んでくださった多くの皆様に心より御礼申し上げます!

 
 これからが、正念場です。感想文にも書かれていましたが、誰も好んで自然を破壊したり木を切り倒したり、それ自体を目的にしているわけではないと。

 南山を開発して、その次の目的を遂行しようと考えている人と、
 南山を開発しないで、その次の目的を遂行しようと考えている人が、平行線のままでいるうちに、山は削られていってしまいます。
 一方、道路が通るところだからと、移転を迫られている立場の方や、換地先に納得がいかず、都に不服申請を出している方や、計画の説明が違っていることに異議を唱えている方など、開発がらみで生活そのものが変わってしまう方達の立場も忘れないで、この問題について、解決の道を進んでいきます。

 宮沢賢治の「ポラーノ広場」の中に確か、このような文があります。

  「それは必ずできるよ。なぜなら、今そのことを、君が考えているから。」
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ぱぴぷぺぽんぽこ

2009年05月14日 | 日々の活動
 思うに、「ぱぴぷぺぽ」というのは、一種ひょうきんなニュアンスがあって耳にやさしく響きますね。
 何を突然!と言われるでしょうが、言葉というものの持つ役割についてちょっと思ったもんですから。
 
 先日、映画「おくりびと」を観てまいりました。
 その中で、重要なシーンに<いしぶみ>がでてきます。
 まだ言葉という意志伝達方法が無い時代、様々な色、形、大きさの石を渡すことで、気持ちを伝え合ったというのです。たとえば、<好き>と伝える時に、丸くてきれいな石を渡すとか・・・。

 このブログを書くに際して、文字で思いを伝え、それが残ることの責任と重要性を忘れないようにと心がけているのですが、先日、友人が、改めて心がけをアドバイスしてくれたので、再度深くうなずいた次第です。
 友達ってほんとにありがたいですね。

 さて、「ぱぴぷぺぽんぽこ」です。・・・あ、こじつけっぽい?

 皆さんにお誘いです。
 
 「平成狸合戦ぽんぽこ」 ちょっと前、うちの子達が子どもこどもしてた頃の映画ですが、稲城の中央文化センターで、本格上映いたします!何が本格って、スタジオ・ジブリさんと共に仕事をされている、プロのスズキ映画さんによる上映です。画面も音も映画館と同じ!

 5月 17日 (日)  稲城市中央文化センターホール
            (京王線稲城駅下車徒歩5分・市役所隣)
  午後12時30分からです。
    参加費 500円 18歳まで300円 幼児無料ですよ。

 この映画は、「南山問題市民連絡会」か主催する、「南山ぽんぽこ大集会」の第一部として上映されます。
 そして、午後2時50分からは、映画をつくられた、高畑監督も参加されてのシンポジウムをおこないます。
 稲城の里山・みなみやまの開発計画が進もうとしている時、未来のこども達にみなみやまをどの様なかたちで伝えていけば良いか、里山が生き物に与える癒しや力の素晴らしさを知っていただきながら、現実の開発をどのようにすれば良いか、
会の設立一年目にあたる時に、これからの前進を語りあいます。

 「もう遅いんじゃないの」と、おもっている方も是非ぜひ!!おいでくださいね! 当日、お待ちしていますよ!
 
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taroさん、違います。

2009年05月07日 | その他
 私は実に機械・・・というか、このパソコンの使い方をまじめに学ばないので、コメントに対しての返事をこのようにのせるしか出来ないのですが、taroさん、誤解です。
 私が<傾かない>のは、コモンズ案を、<宅地を高く売るためにその手法をとる>考えの人に対してです。少なくともtaroさんは、なんとか緑を残したい考えからコモンズを考えているんだと、私は思っています。何を大切にして、その発想を実現化するか、同じ言葉を使っているのに、向くべき方向が違う人が混在している気がするんです。
 宅地化したものの付加価値をあげるためのものとするか、
 少しでも緑を残していくためのものとするか
 これって、全く相いれないものなのに、いやいや、そうじゃない、緑と自然を考えてのぎりぎりの開発です、とおっしゃる方がおられるでしょうが、もう一度よ~くアセスメントの中身を見て下さい。如何に山を削り谷を埋め、多様な生物と植物を失うか。
 しつこく言います。地権者さんの税金対策は、ほかに方法があることも、南山問題市民連絡会が、開発絶対反対の会ではないことも、今の計画が唯一良いものではないことも。ですから、私はどんな方ともお話したいと思いますが、残念ながら、いつも丁寧にご意見をくださる<宇野さん>のお考えとは、違うんです。
 あ、でも、いろいろな方が、いろいろな意見をおもちですから、<宇野さん>も、<かとうさん>も<アライ>さんもどうぞ、お待ちしていますよ。もちろん、おっさんもね!  
 どなたでもお待ちしてるけど、一応私のコーナーにおいでの際は、土足では入らないでくださいね。

 taroさ~ん、お待ちしていますよ!
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そよ風と木漏れ日が与えてくれて。

2009年05月04日 | 雑感
 5月2日、「ちーむぽんぽこ」主催の南山イベントに参加しました。あの、世界中に木を植える人、ポール・コールマンさんや、ツリーマン(稲城駅に3メートルはあろうかという樹木人!)サン達がやってきて、南山に植樹をするイベントでした。ちなみに、「ちーむぽんぽこ」とは、いろんな年齢の人たちが、代表も会費もなんも無く、南山を好き!という気持ちでできた集まりだそうです。(面白い!)

 ベビーカーを押す人、杖をつく人、可愛い高校生、などなど、ビックリするくらいの人の数でした。
 
 とても良い天気。 さわやかな風が吹いて。汗ばむほどの陽気でしたが、山の木陰は涼やかで、木漏れ日がキラキラと輝き、とっても素敵・・・。

 日々の仕事をしばし忘れて、短い時間での参加でしたが、不思議ですね、体の中に涼風と木漏れ日が入ったみたいに元気な気持ちになりました。
 

 
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うわあ-,皆さん!

2009年05月02日 | 日々の活動
 まあ!私のつたないブログで、皆さんとの意見交換があって、ありがとうございます。色んな人がいろんな考えを述べ合う場に利用していただいて。なんだか<みなみやまコーナー>になってるけど、大きな問題なんで、うんざりしてる方がいらしたらゴメンなさいね。
 taroさん、コモンズ案は、確かに学習会を重ねて出たものかもしれませんが、会の中でもっと練ることが必要だったと、私は思ったのです。<市民の案>とするには、突然とうけた会員が多数いましたよね。詳しい経緯はここでは述べませんが、{コモンズ}という名称が一人歩きする可能性がありました。
 実際、はじめの案では、50ヘクタール以上の緑地保全案が出ました。今は奥畑谷戸のみか(5ヘクタール以下です)計画地区外でも、と大変な変わりようです。これは、風のウワサとかでも、私の想像でもない事ですよ。今後具体的に話合っていかれると聞いています。是非、このブログを利用して、具体案や組合との話し合いの状況をお伝えくださると嬉しいです。お願いいたします。あ、これはホントのお願いで、taroさんに喧嘩ふっかけているわけではないんですよ。
 私はおっしゃる通り、皆で意見と知恵を出しあって、南山のことなんとかしたい。いやいや、高く売る為の考えをお持ちの方ともお話したいけど、私はそっちには傾きませんけどね。地権者さんたちが痛手をこうむらない立場は取りたい。
 またこんな風にかくと、「いまさらノンキに言うな!」とおっしゃる方がいるかもしれませんが、でもちっとも遅くないと思います。第一期工事30ヘクタール分が、11日にスタートしても、まだ、みなみやまは現に私たちを黙って見下ろしています。
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