藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

稲城で水上勉氏の芝居!観てください!

2010年09月30日 | 日々の活動
 今日は議会を離れたお話。

 まだまだ議会はもめてますが、それはあらためてお話しますね。

 皆様に、お薦めの芝居です。しかもプロの劇団が、稲城の中央文化センターホールで演じます。近くで観られますね♪♪

 稲城市は「文化的でない」と、よく言われます。しかし、芸術や文化活動をしている市民グループは沢山あって、それぞれがレベルの高い活動をされているケースがあります。

 しかし、それがなかなか大きな存在になりえない。「芸術祭」はあるけれど、溢れるばかりの市民が観に来るという状態ではありません。
 私は、宣伝方法もそうですが、各グループの連携までには到っていないんだと思っています。じゃあもっと良い方法を言えよ、と言われると詰まってしまうんですが。
 つまり、文化的でない、のではなくて、文化的土壌はある。けれど、肥沃になっていない、という状態なんだと思うんです。うまく耕せば「稲城映画祭」とか、「定期観劇会」とか出来ると思うんだけどなあ。


 あ、そうです、芝居の宣伝!!

 水上勉氏の原作 :「釈迦内柩唄」・・しゃかないひつぎうた・・です!

 題名はクライ感じですが、それに舞台は青森の釈迦内という所の、<火葬場>。ですが、
おまけに、職業(穏亡)や民族(花岡鉱山の強制労働)差別の事実がベースにあります。ですが、芝居は静かで、美しい。時には明るく笑ってしまう。

 私の友人が、すごい美人なんですが、火葬場で働く娘ということで、実に汚く化粧して主人公を演じます。

 私、ダイジェスト版なのに、観て泣きました。

 皆さんも、観た後、「観てよかった!」と、ゼッタイ思いますよ。

 そんなお薦めの芝居は、

    10月15日(金)
    稲城市中央文化センターホール

    午後6時30分開場 7時開演 (終演8時45分)

    前売り 3000円  当日 3500円 です。


 観たい!と思った方、藤原までご連絡ください!コメントも!

 
 もう少し芝居のこと、話しますと、この芝居全国公演で、稲城は443回目だそうです。劇団の名前は「希望舞台」主役を演じる私の友人は、俳優座の人ですが、この「釈迦内柩唄」を17歳の時に観て、女優になってこの芝居を引き継ぎ、一生やっていこうと思ったんだそうです。17歳で観たとき、彼女は芝居に引き込まれるあまりに、後半で意識を失った(!!)そうです。・・・すごいなあ・・・そんなことってあるんだ・・・。
 彼女の<使命>というか、<天命>みたい。

 水上勉さんは、存命中に劇団員さん達と話をされて、「是非、1000回公演をお願いします。」とおっしゃったそうです。
 原作本、稲城の図書館にもありますよ。

 私も昔は演劇少女。今でも芝居というと血が騒ぎます。

 仕事を離れて芝居の環境に身を置くのはストレス解消にもなりますが、預かっているチケットがなかなかサバケナイのは、かえってストレスになりますね。

 皆さん、観に来て!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲城市のこれからは、どうなる・・・?

2010年09月29日 | 議会状況
 昨日で稲城市の「第四次長期総合計画」の<基本構想>を審査する、特別委員会が終了しました。

 結論から言いますと、私は<基本構想>に反対しました。

 勿論、数の論理で、議会としては<賛成>になった訳ですが、じゃなんで、藤原は反対?と、いいますと。

 まず、

 市民意識調査では、圧倒的に<稲城の将来像>として望むのは、「緑と水が美しいまち」でした。

 でも、構想では最初、<緑の保全>が入っていなかった。市民の方達の審議会や議会の委員会でしつこく言って、やっと入ったけれど、それはまったくボツ個性の文です。


 市民の方達から募集した、作文や絵を、どう構想に生かすのかと問えば、「印刷して載せます」との答弁・・・!

 稲城の今後10年間に行なう施策の大綱をよく読むと、やたら具体的にかいてある箇所と、ひどく抽象的にかいてある箇所があって、バランスが悪い。
 どう検討してまとめたか、と問えば、「各部署からでたのをそのまま・・・あ、いや」などとの答弁。

 課題を解消するための大綱なのに、審議会や委員会で求めた切実な課題に関しての取り組みがぬけている。
 たとえば、介護。施設入居待機をどうするか。また、子育て。保育施設の不足にどう対応するのか。など、これからますます深刻になる課題を逃げては居られません。

 また、教育に関しては、「仮称・稲城版中央教育審議会」をつくって取り組む、とやたら答弁するのに、肝心の構想にその「審議会」が一言も載っていない・・・。
 「具体的なことは構想なので載せません」って言っても、別の所には、(仮)景観条例、なんてのが書いてあるじゃないの。
 おかしいよねっていっている私がおかしい訳じゃないと思うよ。

 つまり、本当に市民や議会の意見を検討して組み立てた構想か、疑問。

 本当に、コンサルまかせではなくて、庁内で頭を寄せてつくったのか、疑問。
だって、質問に答える各部課長が、「そっちだろ」「え?おれ?」なんて答弁を譲り合ってる。
 
 あのね、稲城市の今後10年の「きほん」の「こうそう」だよ。

 これでいいのだ、って訳にはいかんのよ。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

決算審査終了。次は長期計画基本構想審査ing!

2010年09月23日 | 議会状況
 平成21年度稲城市決算審査が終了、承認しました。

 一般会計決算額は、歳入:287億4,197万円
              歳出:280億1,013万円

 特別会計(六会計)歳入:149億9,141万円
             歳出:146億5,772万円

 一般会計は、歳入ー歳出の額から繰越分や取り崩し分を引いたりして、実質単年度収支は、3億118万円の「黒字」でした。

 いったい、稲城市は「豊か」なのか「フツウ」なのか「貧乏」なのか・・・?

 この小さい面積の自治体で、四箇所の公共施行の区画整理事業と、南山と上平尾、二箇所の組合施行(これから坂浜小田良地区も)を抱える。いまどきこの多さは珍しいと言われます。尾根幹線と南武線高架が関連していると思いますが、とにかく区画整理事業は年月と費用がかかる。
 四箇所の公共施行の事業は、まだ平均で39.9%の進捗です。
 この事業にかかる市が支出する額は、あと予測で209億円。
 榎戸地区は、平成32年の完成を目指す。
 他の、矢野口・東長沼・南多摩は、平成40年以降か・・・というペース。しかも、南武線の立体高架の工事は5年も遅れることになって、それが影響するのは必至でしょう。

 住んでいる方、商売している方などに協力いただきながらの事業なんで、パッパという訳にはいかない、とは承知しているけれど、一月でも半年でも、早期完了に汗を流してもらわなければ、「便利になりますよ~」と説明したのに、ずっと不便を強いられる地区内の方達に顔向けが出来ないでしょう。・・・そうか・・・向ける「顔」は、何年かで変わっていってしまうんだ・・・。担当が替わるから。いや、でも、とにかくっ!

 そうそう、「稲城は金があるのか、無いのか」っていう話ですが、後日、そのことに触れたいと思います。

 
 それで、今ですが、「第四次稲城市長期総合計画」の「基本構想」を審査しています。

 じつは、議会では、「基本」の「構想部分」だけしか、議決権限がありません。

 「基本計画」と、「実施計画」は、庁内で決めて、議会には<報告>されるだけです。

 想像できると思いますが、「構想」って悪く言えば、下手すると「妄想」になる。
 きれいなことば、の羅列になる恐れがあります。

 ですから、私達議員は、その<ことばのられつ>にねちねちもちもち固執するのでは無く、本当に、今何が問題か、その問題課題を、きちんと把握しているか。又、新たに出てくる課題や取り組むべきことを予測しているか。そして、今後10年間でどうそれらに取り組み、解決しようとしているか、あるいは姿勢を持っているか。・・・をポイントに審査しなければならないのだ、と、私は思っています。

 むはあ・・・会派に配分された質疑時間は、50分・・・。昨日会派の二人で質疑して、残ったのは33分57秒!

 でも。
 
 「構想」を「妄想」にさせない作業は、ずっと続きますし続けなければ、ね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ああ・・・決算特別委員会・・・いいんかい?

2010年09月18日 | 議会状況
 九月議会の目玉、とも言える、決算特別委員会を今やっています。

 傍聴者がいないままの二日間が過ぎ、あと一日、特別会計分が残るのみです。(21日)

 なにしろ21年度の一年分を精査するんで、その仕事量たるやハンパじゃありません。
もう16回やっていますが、たんびに睡眠時間が・・・。

 稲城市の予算執行状況は、すごくグレーの部分がある!ということは無く、全般的に与えられた範囲で収まっている感があります。ま、反面面白味に欠けますが。
 しかし、予算時に実施するといっていた事業が、担当がかわったりするときちんと執行してない、なんていう事がままあります。

 とにかく市民の皆さんが払ってくれた税金を、有効に使ったかをチェックしています。

 しかし・・・

 議員の中には、21年度の<決算>なんですが、「今後はどうするの?」と聞くのが居る。

 それは一般質問でやってくれ。これは<決算>だ。

 又、数字や政策と無関係のことを聞くのが居る。

 それは廊下でやってくれ。

 朝のうちは出席していて、途中で外出(委員長の許可は得てですが)、数時間不在が一日目。二日目は、遅刻(委員長の許可は得て)も遅刻、午後元気に現れるという議員も居る。
おまけに5時過ぎまで委員会が続くと、「まだあるの~」とげんなりしてる。

 いくら先輩議員でも、いや、先輩議員だからこそ、こちらがゲンナリしますがね。

 
 今回の議会では、教育長の辞任に伴う新しい委員の議案が突然撤回されたり、公文書である議案資料に多数の誤りがあったりと、行政側の緊張の無さが露呈したわけですが、同じように議員が緩んでたり緊張感の無い質疑やっていたらどうしょうもないでしょ。

 この状況を市民の皆さんに、議員である私がお伝えすると、なんだか<本当か>と思われたり、<他の議員の足引っ張ってる><悪口言ってる>となってしまうんで、できたらやっぱり観に来てほしいです。市民が大勢見えれば、行政も議員も引き締まりますから。


 そんなこんなで、「緊急!合同議会報告会」 を行います!

 合同って、チェンジ21さんと、うちの市民自治を前進させる会とです。

 日時は・・・なにしろ<緊急!>で・・・。


 どこも夜です。 午後7時からで、若葉台のみ7時45分からです。


 9月 22日(水) :向陽台・城山文化センター

    24日(金) :平尾自治会館

    27日(月) :矢野口自治会館

    28日(火) :東長沼・第四文化センター

    29日(水) :若葉台・iプラザ     にて、です。

 もちろん、無料でどなたでも!おいでになって下さい!

  題して 「私達の稲城、大丈夫か?!」

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川衛生組合有害ごみ燃焼実験

2010年09月11日 | 議会状況
 今日は9月11日。コーランを焼き捨てようという、愚かな行為はとめられたようです。

 8月26日、多摩川衛生組合で行なわれた、愚かな行為に関するファクスが,私の自宅に届きました。

 一言で言えば 「なんじゃこりゃあ!」です。

 *有害ごみ処理方法の検討について

  <試験目的>
  
  有害ごみの運搬・処理に係る高額な委託経費を削減するため、安全性及び経済性の観点から、新たな有害ごみの処理方法の模索として、清掃工場内で焼却・溶融処理が可能であるか多方面から分析・検証を実施し、今後の処理方法の検討データとして活用するもの。


  そして、<試験スケジュール>を見ると、なんと、昨年の日付けではないか!

  さらに、26日に送られてきたこの内容について、24日に締め切った、議員が九月議会に行なう「一般質問」の項目に載せている議員がいる。

  つまり、一議員だけが知っているのはマズイので、急遽、全議員に情報を流したという訳ですよ。

  なんて姑息な!

 本来なら、昨年の時点で、議会に対し「実証実験の計画があります」と、報告があって当然の話です。これは、単に<多摩川衛生組合>内部のみの話ではありません。
 有害だから分別を市民にしてもらっていたのに、それを燃やすという行為をすれば、市民の健康に影響がでるかもしれない、重大な問題です。そのことを公にせずにいて、今になってバレちゃったから、情報公開するなんていうのは、問題の本質を分かっていない。

 このことで、私も含め複数議員で、議会で問題にしてもらうようまず、所管委員会で詳細説明を求めてもらいました。来週の建設委員会ででる筈です。

 
 一方、既に一般質問で取り上げた議員の質問が、9日にありました。(私もこの日でした)その場において、市長が、彼女の質問に答えるように「二度としません」と謝りましたが、私に言わせれば、

  「冗談じゃないよ!」です。

 こんな大きな問題を、一人の議員の一般質問の答弁で謝って、二度としませんだけでは済まないのよ!また、それで「良し」として質問を終わってはいけないと思うのよ。

 新聞記事上では、多摩川衛生組合を構成する市・・狛江・府中・国立に対し、何の説明もなかった、となっていますが、地元の稲城市議会にも、何の説明もなかったのです。
 しかも、本日(11日)の毎日新聞に、実験時に出た<飛灰>を、日の出町にある、処分場に搬入して、エコセメントの材料にしてしまったというではありませんか!

 多摩川衛生組合も、灰を受け入れる広域資源循環組合も、管理者は、稲城の石川市長です。知らなかったでは済まされない。一般質問であやまってすむもんでも、ない。
 
 今まで、乾電池と蛍光灯を、何故分別して、わざわざ北海道のイトムカの処理場まで持って行ってたか。それは、多摩川衛生組合の焼却炉では、処理できないからです。有害物質を含む品で、処理時に有害物質がでてしまうから。
 それを、実験と称して、フツウのごみを燃やす炉で、燃やした。
石川市長は、水銀は放出されてない、と答弁していますが、その行為自体、市民の健康より、お金の節約を優先したことですよ。

 それに、市民のみんなには、「有害なので、別けて出してください」と言っていた。環境の点からも、分別処理は当たり前の時代になってきた。そのことを、逆戻しする行為です。

 つまり、二重に市民を裏切ることだと、気がついているのかしら?

いずれにしろ、この問題はこれからです。

 まったく、このごろ問題が多すぎ。山積み状態です。そして遂に、稲城市内だけでなく、他市にも関係する事態まで明らかになった。
 隠していることがあったら、今のうちに全部出して!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教育長人事案件の撤回

2010年09月05日 | 議会状況
 先月行なわれた、福祉文教委員会で・・・。

 市からの報告事項がおわって、休憩になった時、委員長から「ここで教育長から話があります。」
 教育長が立ち上がり、こうおっしゃいました。

「(始めがよくわからないが)私、健康上の理由から、8月15日で教育長を辞めることにいたしました(という主旨の発言)。日にちの関係で、議員の皆様にお話する機会が無いので、委員会委員の皆様からお伝えください。」

 ???

 確か任期は10月15日まで。何故ここに来て急に?・・・と思いましたが、健康上の理由というので、これはよっぽど重篤な病か・・・。しかし、今までそんな気配はまるで無かった。・・・うまく隠して無理していたのかしら・・・?しかし、健康そうにみえるが・・。などといろいろ一遍に考えた私。

 私の「それでは、教育長がおられない間はだれが変わりを?」との問いに、
「教育部長がやられます。」との返事。

 <地方教育行政の組織及び運営に関する法律>という長ったらしい法律の、第20条の2において、「教育長に事故がある時、又は欠けた時、あらかじめ教育委員会の指定する事務局の職員がその職務を行なう」 というのがありまして、これに、教育部長があてはまるのかと思いました。


 ところが、本当に健康上の理由でお辞めになったのか、も不明。
なかには、「ふれんど平尾」の閉鎖問題や、若葉台小の先生の逮捕などが理由でないか、との声もきかれましたが、それにしては、少しタイミングがずれている。
 いずれにしろ、任期をあと二ヶ月のみ残して辞められることを、市長が承認された訳です。

 そして、九月議会。

 あれ?職務代理で教育部長が10月まで行なうのかと思ったら、人事案件で、現在の企画部長を教育委員にする議案が出てる。(教育長は、教育委員会の中から任命されるのですが、教育委員になるには、議会の承認が必要なんです)

 待てよ。
 
 今正に、10年に一回行なわれる、長期総合計画を組み立てる、責任ある立場の企画部長よ。その、企画部長を、教育畑の長に持っていって、企画部長の代わりは、副市長にさせるって・・・。

 今議会で、長期計画の基本構想を審査しようという時に、いままでその屋台骨を組み立ててきた、その柱の一本をわざわざ抜いてどうする。三日かけて行なう審査の質疑応答を、副市長がただ済ませればよい、とは考えてないだろうけど、いったい、きちんと10年間の稲城のまちづくりにたいして、真摯な態度で臨もうとしているのか。しかも、まるで違う分野に企画部長を据えて、教育の問題に即、対応させようと。
 それに、教育に政治をもちこんではいけない、ということで、市長部局と教育部局をわざわざ別けているのに、まるで駒を動かすごとくにピョンとまたいで人事を行なうのは、ちょっとばかし、市長、無神経では?
 
 このことに対して、多くの議員が、議会開会前に違和感を唱えた結果、市長は、この案件を「撤回」しました。
 私が知る限り、議案の撤回は、これが初めて。

 さてさて、これで教育長の問題が終わったわけではありません。今後、いつ、人事案件が出るか。手元に近い材料で穴埋めを行なうのか、それとも新しい教育の風を入れるか、市長のお考えや如何に?。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミス→訂正→又ミス有り!→訂正は続く・・・。

2010年09月04日 | 議会状況
 九月議会三日目。議会が開会されたのは、なんと午後の六時35分!

 原因は議会が始まる日の前日の8月31日の出来事。

 議案資料などにミスがありました、と連絡があって、訂正しに、長期総合計画担当課長が自宅までやってきました。
自宅まで来るのは初めてで、長期総合計画の資料にミスがあったのかと思ったら、他の課の分もあって、「まとめて来ました。」とのこと。

 行政からの提出資料にミスがあった場合、議会運営委員会にて、その内容を説明して了解を得て<差し替え>などを行なうことになっていて、議会開始の一日に、訂正部分の説明を行政より受けて、それに対する質疑を行ないました。
 そして、ミスが多すぎること、訂正の無い議案まで、「ホチキスで一体になっているので」と、差し替えたり、おまけに「差し替えました。」とわざわざ貼ってある、議会運営委員長の資料が差し替えてなかったりという事態が明らかになりました。

 私達議員は、行政が提出した資料を基にして、議案の審議をおこないます。その資料や報告に間違いがあったら、正しい審議が出来ません。これはあってはいけないことなのです。

 キチンとしたチェック機能が働かないことについて、市長は、本会議場で陳謝をされました。「今後このようなことの無いように致します。」と。

 しかし、その後又、ミスがみつかった。
今度は市民部長が陳謝です。

 そこで議会運営委員長がさすがに怒りましたよ。
「24時間以内に(つまり明日までに)全部の資料を再チェックして議会に示せ!」と。他の議員も同じ意見ですよ。

 
 そして、次の日の三日。

 なんと、32箇所の間違いが・・・。でてきました・・・。

 いったい、市の公文書作成に対する緊張感はどこにいってしまったのか。
32箇所の中身は、ほんの<てにをは>だったりもありますが、集計ミスなど、決算書の数字もある。

 担当→係長→課長→部長→・・・って、慎重にチェックしているんじゃ?

 それも複数の課や部がミスっている。

 これは、<小さいミスだし>というような、ミスのレベルの問題では無く、行政体のやるべき<仕事>への緊張感の欠落と、チェック体制のほころびです。どの課が、部が、では無く、全体のゆるみではないかしら。

 ある職員がつぶやいていました。

「いつも怒られているから、あんまり感じなくなる」と。


 そこで。

 *今議会終了までに、原因の追究と改善方法を具体的に示すこと。

 *陳謝だけではもうダメ。きちんと改善等に取り組む姿勢を明言しなければ、議会を開会しない。

 と、議長から市長に表明しました。

 そんなこんなで、市長より、確約する文章がでて、やっと議会がひらかれた、という訳です。


 あともう一つ、じつはめったにない前代未聞のことがあったんですが、それは明日っ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする