藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

テレビは、忘却の川の水先案内人をしてはいけない

2012年01月28日 | 雑感
 いや~だらしないこって・・・

 昨年11月にナンヤラプラズマらしきものにやられて体調を崩したばかりなのに、今度はどうやら「急性胃腸炎」に。

 久しぶりに陣痛みたいな痛さを経験しました。
 でも、陣痛経験してるから、大丈夫。そして、四日目にやっと正常な食べ物を摂取しました。
 発熱と腹痛と頭痛でどろどろ寝ていて、ほんと、だらしなかったです。


 たまってしまったメールを開けたら、番組の情報を入れてくれた方がいました。

 29日(日) 深夜0時50分から

 日本テレビです。

 「放射能を浴びたX年後 ビキニ水爆実験・そして」 という番組です。

 私達は知ることが大切、とよく言わせていただいていますが、是非、御覧下さい。
録画してとかじゃないとキビシイ時間ですが。


 しかし、テレビのゴールデンタイム。

 何にもないなあ~と思う方、いません?惰性でつけてたり。

 ま、かく言う私も、お笑い番組見たりしますし、「霊現象」なんてしっかりみます。

 でも。

 もう少し、見てる人に考えさせるとか、情報をやさしく取り上げるとかしないかね。
そりゃ一部にはあるし、「仕事で疲れて帰ってきて、頭休めたいんだよ」っていうこともあるけれど、同じような芸人さんが、クイズやったり、なんか食べたりが多いような気がするのは私だけかな?

 先述した、水爆実験の放送が、何故日曜日の深夜なんだ?

 金曜日や土曜日の八時九時じゃ、だめなの?せめて十時とか、やれないの?
きっといろいろあるんだと思う。日本テレビも頑張って放送するんだと思う。


 でも。

 未曾有の災害、人災にあった日本。まだまだ続く沢山の問題に向かうのは、国会議員や研究者だけではなく、私達。日常の中で、自分の生活を送りながらも、ラムネの中のガラス玉みたいに思いや動く力を内在させてなきゃいけない。

 テレビ、しっかりしろよ。笑っているけどほんとは泣いているピエロには、みえないよ。
 少なくとも、忘却の川に船を浮かべて、沢山の人を乗せ、他人への想いや出すべき力を水中に捨て去りながら無気力の彼方へと運んでいく、水先案内人になるのだけはやめてくれ。
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「ミステリーツアー」に行きました。

2012年01月23日 | その他
 年に一、二回、夫と旅行に行きます。
・・・旅行っていっても、一泊二日。国内です。

 仕事の関係で、多忙な時期をはずすと大抵が一月ごろで、今年も先週の金土と、初めて「ミステリーツアー」なるものに参加しました。
 ホントは違うところに行くはずが、13日の金曜日を申し込んだせいか、参加者が足らずにそのコースがポシャってしまい、仕方なく一週間ずれたツアーに変更したのです。

 行ってみて。

 実は、行ったことのある所ばかりのコースだったんです。
でも、それなりに新しい発見。見学場所ではなくて、裏っかわの通りにある美味しいパン屋さんを見つけたり、のんびりコーヒーのんでたり。

 そしてホテルは、雪景色がきれいな<八ヶ岳>でした。

 もっとも、今稲城も雪景色だけど。(すごい降ってる!)

 
 結論。

 確かに、どこに行くのかわからないのも面白い。
でも、私達夫婦は、どうも目的がハッキリしていないとダメなタイプであることがわかりました。

 目指すものがあってそれに向かう。
でもねえ~旅行くらい息抜きなんだからフニャフニャ人任せでいいのにねえ~、と思ってもダメでした。
 

 なんか、こう言うとやけにマジメそうだけど、結局露天風呂で手足伸ばして雪が降るのを見ながら「フニャ~」っとしてきましたの。すみません。
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阪神大震災。17年前の今日。

2012年01月17日 | 雑感
 17年前の本日未明、阪神大震災がおこりました。

 高速道路が折れ曲がって倒れ、あちこちから煙が上がっている光景に、言葉を失ったあの大地震から、17年。

 もう17年も経ったか・・・と思う反面、「まだ17年」。
お年寄りが戦争の話を昨日のように話し、悔恨の思いや悲惨な経験に涙を浮かべるように、そうそう人間は忘却の淵に何でも沈めるようなことはできないものです。

 新聞に「東北に行くボランティアが激減した」と書かれていましたが、それは一時の流行であったのが興味が無くなって減ったという話では無く、支援の内容が変わってきたことで、何をどう支援すれば有効なのかという情報が、捕らえにくくなっているというのが一因として、あるのではと思います。たしかにネットで調べればわかったり、問い合わせをすれば教えてくれるルートはありますが。
 何かしなくては・・・と今でもじりじりしている人は大勢いるはずです。


 ここで少しイヤ~な感じになる話をひとつ。

 私の「イヤ~な性格」の真骨頂。


 今、原発人災で放射能汚染に関する問題が噴出しています。これから先、多分2.3年先に身体に何らかの変化が出てきたり、作物に異常が出たりという目に見える<放射能の影響>がでてくると推測します。まず、原発の事故処理にあたっていた方々からかもしれません。そして、子ども達にも表れるかもしれないことは否定できません。
 大切なものも思い出の品も、<瓦礫>と呼ばれてしまい、その扱いも明確にならないうちに、放射能に高濃度汚染されたコンクリートが出回ってしまった。知らないうちに汚染物質が取引され、加工されて拡散する危険もあります。
 

 私達はこのことから逃げることはできないのです。
 なんとか避ける努力もしなければいけません。

 しかし・・・。

 避ける方向を間違ってはいけません。

 ちょっと過去をさかのぼってみますと・・・。

 いままでも私達の日常生活には、様々な脅威が降りかかってきています。

 たとえば、 食品添加物。 排気ガスなどによる大気汚染。 ダイオキシン。農薬。遺伝子組み換え食品。 環境ホルモン。

 ざっとあげただけでも、既に私達の日常には不安材料が沢山あります。

 放射能汚染を避けていたら、他の汚染地帯に入ってしまったということのないようにし
なければいけないのです。二者択一の危機的状況は別にして。

 私達はこれから、更なる脅威の中でこれからの命を育んでいかなければならなくなったのです。
 でも。

 ビビッてはいられない。
 幼い子どもを抱きしめて、途方にくれていてはいけません。

 何よりも「知る」ことです。知らないと対処のしようが無い。放射能不検出だからといって、添加物のカタマリのようなものを食べ続けることのないように。地盤が確かだからといって、車がブンブン行き交う道路際に引っ越してよいかどうか。

 そして、長い長い取り組みになるでしょうが、福島を始めとする被災された方々のことを忘れずに、自分や家族のためだけではない「良好な環境」を得ることに対して、出来ることからやっていきましょうよ。

 阪神大震災17年目に、あらためて思いました。
コメント (2)
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原発、そして南山の墓。

2012年01月13日 | 議会状況
 前回ちょっと予告した件です。

 原子力発電の技術は、アメリカからのもので、中曽根氏(長生きされてるね!)がまだ若手議員だった時に、まるで抜き打ちのように技術導入を予算化させたと聞いています。
 その当時から今に至るまで、核爆発によりエネルギーを得ることはできても、核廃棄物を安全に処理する技術は確立されてないままです。
 よく、「トイレのない家」と表現されていますね。

 そんな原子力発電所を日本の海岸にぐるりとつくり、「安全です」「コストが一番安いです」といい続けていたわけですが、ここにきて本当に恐ろしいことが露見してきました。

 原発労働者は、最新技術を熟知した人ばかりが従事しているのではなく、「下請けの下請け」の人達がきちんとした研修も受けずに現場で働いていること。もうこれはJCOの事故で明らかになってますが。

 原子力発電所の検査検証は、業者の言うままお任せ状態。検査マニュアルの書類や検査中身は丸写しで、本気で安全の確保など、ナシ。
 安全委員会の委員のうち複数が、原発関連業者から現金を受け取っていた。
これではキビシイ意見を言う気はナシ、になるんではなかろうか。

 そして、前述の<核廃棄物処理>の経費は、膨大なものになるだろう、と、やっと公に言い始めた。

 私達(私)は甘かった。

 今、40年経過した原発は稼動を辞めるとえらい人がいい始めても、ホッとした気になってはいけません。


 ここで、原発関連の集会情報を・・・。

 日時:2月11日(土) 13:00~17:30
 場所:早稲田奉仕園6AB会議室(日本基督教会館6階)
 「震災下を共に生きる生産・製造・流通・販売・消費者の対話集会」
 参加費:無料

 第一部:講演 13:00~15:00
     澤井正子さん(NPO法人原子力情報室)
    「福島原発震災起こった事・明らかになった事・原発の無い社会に向かって」
     塙 章さん(株式会社同位体研究所代表)
    「食品等の放射性物質検査の基礎と実際、同位体研究所・福島の取り組み」
     谷洋一さん(水俣病被害者互助会事務局長 熊本グリーンネット結代表)
    「水俣病と福島原発事故・・国策による被害甚大 水俣の教訓を福島にどう活かすか」

 第二部:現地報告 15:15~16:15
     各地域の生産・製造者からの報告・対談

 第三部:アースダイアログ(地球についての対話)16:30~17:30
    
 主催:NPO法人ポラン広場東京
 共済:アースデイ東京アースダイアログプロジェクト

 問い合わせ:申し込み:0428-24-9890(ポラン広場の宅配)
 
 定員50名なので、参加される方はお早めに!


 ふう~・・・パソコン打ち込みがのろのろの私。

 そうそう、次は、南山にできる計画の「府中と稲城のおはか」の件ね。

 先日のテレビ「東京マガジン」で取り上げてました。
 府中の住宅地のすぐ隣に、広大な墓地ができることになり、住民のみなさんが問題にしているとのことです。窓をあけるとすぐにお墓、となってしまうほどに近接している墓地計画だそうです。

 府中は全市面積の4%が「おはか」だそうで、もう府中市内には墓は原則つくってはダメ、という条例を持っています。
 それで、たしか、平成12年ですか、府中市が「どこか、府中のおはかを作らせて」と、他市に呼びかけられた。
 それに対し「そんならうちの南山で!」と受けたのが、稲城の前の市長。丁度南山の区画整理事業費の捻出に頭を痛めていた時で、まさに「渡りに船」。
 これは事実です。稲城と府中の両方で調べました。

 でも。
現在、府中市内では、民間業者が墓地を建設しているとのこと・・・。
つまり、法律ではできるのであって、府中は市内に墓地を建設されても阻止できないのです。ですから、法律違反でないかぎり、府中にはお墓ができてしまう。

 そのような状況でも、南山に墓地をつくる、のね。

 原発も南山の墓地も、勿論規模も具体的な問題点もまるで違いますが。
「本当に必要なのか」
「決まったから進める、で再考せずにいるのではないか」
「将来のことまで考慮しているのか」
という疑問点で共通してることだと思うんです。
 又、国民(市民)とかけ離れたところで、力をもっている人間が、安全とかの視点でなく、金銭感覚が麻痺したような状態で物事に及ぶようなことがあるとすれば、コワイな、と思うんです。

 私の考えは、素直じゃないのかな・・・。
 
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議員じゃなくなると・・・こうなるんだ

2012年01月09日 | 雑感
 本日は「成人式」。

 昨日は「出初式」。

 昨年の四月まで16年間議員をやっていて、成人式や出初式、橋の開通いろんな式典、一年を通じていろいろな行事のご招待がきましたが、

 もちろん今は、ナシ。

 年賀状も公の所から今は、ナシ。

 それでどうかというと、「スッキリした。」

 もちろん、今迄参加させていただいたこと、イヤイヤ行ってた訳ではありませんよ。だいたいもともと行きたくない所は行かなかったし、向こう様が他の議員は呼んでも、私は呼ばないとかあったし。
 公務はキチンとやっておりましたが、招待する側の方も、しがらみや箔つけに議員に声をかけるケースもなくはない。そういう感じの時は、もうしわけないけど、不参加でした。

 年賀状も、公からのが無くなっても全体量は同じで、如何に「肩書き」に下さっていた、という方が少なかったんだと嬉しい気持ち。

 今の議員さん、もちろん釈迦に説法だとおもうけど。

 議員の仕事が、いろんな式典や会合に出席するもんだと誤解しないように。
 議員が招待されて、前の方にリボンかなんかくっつけて座っているうちに、「偉い存在だ」と誤解しないように。

 議員は、「地の塩」になる存在なんであって、「なにをやった。かにをやった」と道の真ン中を歩いたりしないように。

 そして、本当に働く議員をつくるのは、そして働かない議員をつくるのも、実は私達市民なんです。
 議員を酷使するこたないけど、甘やかしちゃ、いけないよ。

 
 きょうはここまで!
原子力安全委員会委員が、東電から金銭をもらっていたこととか、
府中市が、市内にお墓をつくらない条例をつくって、稲城の南山にお墓つくる、と言いながら実は、府中市内に民間墓地が普通にできちゃってることとか、は、次回!
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銀の龍の背に乗って

2012年01月05日 | 雑感
 2012年。初詣に行って早五日。

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 このブログ、「見てますよ」というお年賀を複数頂戴いたしました。
ありがとうございます!
 お蔭様で、ツイッターなどで宣伝してくれた方などもおり、毎日数百人の方が見てくださっています。
 今後も、真摯に、自分を出していきながら、グチや感想や呼びかけをそうね、多少の皮肉やジョークをこね混ぜて書いていきたいと思っています。


 さて、今年は・・・。もちろんやることやらねばならぬことイッパイあるんだけど、精神的にも肉体的にも「かっつかつでやっていく」ことはしないで、自分の能力と体力を自覚して、無理なく(無難に、ではないよ)進んでいきます。
 初夢で、ものすごくモテル夢をみたけど、現実は60歳なんだし、もう若い時にさんざんモテタからいいや、てんで精神と能力のアンチエイジングを心掛けます。

 一年は、アッと言う間です。こころしてまいりましょう。
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