昨日は9・11。
破壊された貿易センタービルには、私の中学校の後輩もいて命を落としました。
以前にも書きましたが、彼は富士銀行(現みずほ)に勤務、ビルの30何階かの仕事場から一旦地上に降りたのですが、部下が気になり、また階段を上っていって、行方不明になりました。
実は後輩といっても、三年下なので直接会ったことはありません。ただ、担任の教師が同じ(先生って三年でグルリとまわるので)で、私と同じ生徒会役員経験者ということから、写真でしか見てないけど親近感がありました。
今でも思い出して、残念です。
次は、残念というより腹の立つはなし。
あ、その前にお話ししておきますが、私はよく腹の立つ話をここにかきますが、決して年中立腹しているわけじゃあないです。
どちらかと言うと、ぼよ~んとしているほうが多いかもしれないです。
でも、世の中腹の立つことが多いもんで、どうしても比重が多くなりますね。
視覚障害の方の「目」である、盲導犬を刺したやつ。
白状を「目」にして歩いている視覚障害の方を、後ろから蹴とばしたやつ。
この蹴とばしたやつを見ていて逃がしたのは残念!
こういう人間を辞書で引くとあてはまる言葉は「ひとでなし」。
何も悪いことをしていないのに突然他人に傷つけられる恐怖。わからない見えない状況で暴力を受けることによって、人としての尊厳も傷つけられる。
いくら障害を差別することを禁止する<差別解消法>ができても、<虐待防止法>ができても、それらが絵に描いた餅状態でしかないんじゃしょうがない。なにが必要かって言ったら、幼い時からの教育だと思うのです。
極端な話。
こういう事件をうんと拡大したのが、「戦争」ではないかしら。
絶望的な気持ちになった時、
愛子さんのブログで、
いつも息がつけます。
救われます。
実は私もラッシュ時、駅で白杖に足がひっかかった事がありました。(私が足をひっかけてしまった。ですよね。。。)
でも、その時、自分は気にもしないで、点字ブロックの上を歩いていたんだ!ごめんなさい!と、いう後悔の感情しか湧かなかった。
その差って、なんだろう。。。
人間って、いつまでも弱いものいじめしたいんですかね。
弱いもの、小さきものを、守りたいと思う心って、
どこにいったのかな。
縄文時代に置いてきたのかな。。。
ガザ侵攻も、シリア空爆も、
私は大きいものが小さいものを
いじめているようにしか、見えない。。。
戦争も異常気象も貧困も、みんな人間の仕業だと思うと人間辞めたくなりますが、「ひとでなし」にもなりたくない。
人間のまま、人としての優しさや誠実さを忘れずにいたいです。そして少しでも発信していきたい。
本当に、どうして弱いものイジメってなくならないのでしょう・・・。
盲導犬の件も、蹴られた件も、許せませんよね。
ところで、最近、とみに気になるのが「ながらスマホ」。道や駅や電車の中など、スマホの画面に夢中になりながら前を見ずに歩いている行為です。僕も何度か正面衝突されそうになった経験があります。
こう言った人たちは、自分が点字ブロックの上を歩いていることなど、全然気に留めていないのでしょうね。
例の蹴った件など、「ながらスマホ」の連中の多さを思うと、蹴るまで行かなくとも、障碍者の人達と正面衝突を起こすのではないのかと気になって仕方ありません。
、スマホの普及により、頚椎がやられる人が多くなるんではと、以前に書きましたが、さらに五感の麻痺が来るのでは・・・と危惧しております。人間が自然から遠ざかることで第六感を失ったように。