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藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

肩こるけど、必需品だわ。

2013年08月31日 | 雑感

 肩はこるけど、必需品。

 それは、日傘と水筒。

 晴雨兼用の傘と、氷水を入れたマグカップは、けっこう重くて肩にきますな。

 んでも、この暑さには必要。あと、ハンドタオルね。


 この暑さは尋常じゃない。そして、集中豪雨も。

 この現象は、以前より言われている、<地球温暖化>で現れる被害ですよね。

 以前、地球温暖化が言われ始めたとき、「海水温度が3度上昇する」と聞いて、「海水浴がしやすくなるじゃない」と、能天気に言ってた人がいたっけ。

 また、「日本列島の低地が海に沈むから、高台に引っ越さなくちゃ」と、笑って言ってた人も。

 とてもとてもそれだけじゃない現象や被害が、実際はでる訳です。もっとも身近な水や食物、医療分野での危機が予想されますし。


 自国の人達に、化学兵器を使って<鎮圧>なんていう非人道的なことをしている場合じゃない。
 アメリカが、化学兵器を使った国に<制裁>を加えることを、なんも自分達は調べもせずに、同調して賛成している場合じゃない。

 化学兵器をつくる頭があったら、このジリジリと照りつける太陽のエネルギーを、最大限人類の存続のために利用することを考えてほしいよ。
 アメリカに、イラクの二の舞にならないようにと慎重な調査を進言してくれ。

 そして、日本国内のことよ。

 原発の汚染水漏れが発覚して、後手後手で国が乗り出してきて、私は東電の肩は持たないけど、国のフニャフニャには腹が立つ。漏れているタンクを大臣が見に行って、難しそうな顔してるのって、芝居がかって見えるのは、私がコンジョマガリだからか?


 そう。

 このジリジリと照りつける太陽のことよ。

 喉元過ぎれば熱さ忘れる じゃダメなのよ。

 汚染水漏れを難しそうに<視察>する。

 豪雨被災地を額にシワ寄せて訪問する。

 アメリカの態度に訳知りに同調する。

 どうなのよ。それで済むの?


 その次に、どうするのか。

 そのあと、なにをすべきなのか。 よ~く考えてほしい。

 是非、トータルで考えてほしい。

 あとで、なんかマズクなった時に、言うんじゃないよ。

 「あれは、太陽があまりに暑かったせいだ」なんて。

 
 
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「少年H」を観に行って

2013年08月17日 | 雑感

 毎日の仕事に追われてしまい、なんだか自分がカサカサになっている感じがして、先日夫と「ローンレンジャー」を観に行きました。

 「あれ?<少年H>じゃないの?」と、思われた方、ちょいとお待ちを・・・。

 大抵仕事というものは、冗談で済むもんじゃなくて、一つ一つ丁寧に対応しながらやってくもんですよね。

 すると、時々うまくいかない事があって悶々としてると、ま、自動車で言えば「オイル切れ」っていうんでしょうか、心が疲弊するんですよね。
 そんな時、音楽を聴いたりまちをぶらぶらしたり・・・。

 で、今回はジョニー・デップの出る「ローン・レンジャー」で心にシャワーをかけた、ということです。

 うん、単純に元気がでてきたぞ!


 そこで、今度は<子どもから観た戦争>の話として「少年H」を観た、というしだいです。

 
 子どもから観た戦争、については、昔「もうひとつの太平洋戦争」(すみません!うろ覚えで、作者はたしか・・・にきえつこさん・・・)を読んだことがあります。
 それは、障害のある子どもが、戦時中、学校でどんな境遇にあったか、を記録したものです。
 将来、お国に命をささげる<戦闘員予備軍>であるとされた子ども達。学校での教育はすべてそのための教育を行なっていました。
 でも、障害のある子たちは、始めから<非国民>扱いされたそうです。
 「お国のために戦地にいけない、あるいは銃後を守れない、厄介者」だという・・・。

 ここにも、戦争がおよぼした、人権侵害があったのですね。


 映画では戦時中と戦後では、言動がまったく逆になった大人たちが複数でてきます。
 それに、子どもとしての苦悩。大人への糾弾。


 戦争を体験された方達が観れば、「こんなきれいじゃなかった」とか「もっと悲惨だった」と言われるかもしれませんが、こうして、あらゆる機会と手段をこうじて、戦争の愚かさや人の弱さ、平穏な暮らしが、それこそ見たこともない人たちの決めたことによって、簡単に壊されてしまうことへの憤りを、連綿と伝えていかなければいけないんです。


 いつもコメントをくださる<みーたん>さんのご意見を読んで、久しぶりに、ドイツのヴァイツゼッカー大統領が第二次世界大戦を省みて行なった演説、「荒野の40年」を再度読んでみました。(ネットで「荒野の40年」で引けます)
 
 有名な一説があります。

 「過去に目をつむるものは、未来に対して盲目になる」

  (ま、私としては<盲目>という訳より<見ようとしない>としたいですが。)

 ドイツでも紆余曲折があって、いろんな考えの人がいて、でも、ホロコーストは一部のドイツ人だけの罪かもしれないが、全てのドイツ人がそのことを反省し、未来に向かって考えていかなければならない、となっていったそうです。それもドイツ市民の運動の中で。

 日本もさ。

 不戦の誓いをしない首相だけどさ。

 集団的自衛権を確立させようとしてる首相だけどさ。

 あきらめないで、いこうよ。ねっ!
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パンドラ、の箱じゃないけれど。

2013年08月09日 | 雑感

 今日と言う日。

 長崎に原爆が落とされた日です。

 そうですね、6日は広島に。

 やっぱり暑い日だったとのことですね。



 もう24年も前になりますが、稲城に「地人会」という劇団が来て、「この子たちの夏」-1945・ヒロシマナガサキ という朗読劇を行なったことがあります。

 構成・演出が木村光一氏で、著名な女優さんたちが出演するのですが、いくつかのせりふを一般の希望する人に朗読をと、募集がありました。
 私、応募して、舞台に出させてもらったんです。

 舞台の幕の後ろに、私を入れて五人の応募した女性が座って、せりふの時にだけ、ライトがあたります。

 私が詠んだのは。


  息すでにひきとりし子をゆさぶりて、泣き叫ぶは母か、瓦礫の上に

  迫りくる火は下敷きの子を焼かんとす 狂気の如く泣き叫ぶ母

  朝笑みし 乙女の夏衣(ころも)血に染み(そみ)て


 もう、朗読を聴きながら、泣いて泣いて、お客様に見えないようにお尻のうしろに涙や洟水を拭いたティッシュが沢山。でも自分の番がきたら、しっかり詠みましたっけ。



 原爆投下された人々の気持ちは、私がわかるといったらウソになる。
 でも、この台本を読むと、今また自分の魂が痛くなるような悲しみに襲われる。

 
 いやなことは、なるべく忘れたり触れなかったりして、楽しいことを描いて荒波を乗り切ろうという生き方は、間違いではないと思います。

 でも。

 これからの子どもたちやその子どもたち、これから先、ずっと忘れちゃいけないこと、伝えていかなければならないことは。

 時々忘れても、時々ちゃんと思い出す「忘れない箱」に入れておいて、いつでも取り出して開けられるようにしておこうではありませんか。

 悲惨なことも直視できないことも、一番下にせめて<希望>というものを入れて。
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誤解もろっかいもあるか!

2013年08月02日 | 雑感

 「ヒトラーのやり口を真似たら?」的発言をした人は?

 
 「麻生だろう?」

 そう、麻生太郎氏。

 「あーそーだろう」


 おほんっ!

 言葉遊びはやめて。


 
 なんなんですかね。


 その場所において、どんなことを話すのが適しているか。
 こんなこと言ったらダメだよな、っていうことを判断することが出来ない人なのか。


  「憲法改正について、バタバタやらないで、落ち着いてやれ」という趣旨の発言と思いきや、「ドイツでは、ワイマール憲法がヒトラーによって誰も知らないうちに変えられた。このやり方を真似たらどうだ」発言。
ということは、一党独裁のうちにさっさとやっちまえ的発言だ。



 麻生太郎氏ほど<失言>の多い議員も珍しいかもしれないけれど、あれはみんな、「本当にそう思っている」から言うんだと思う。
 少なくとも「その時は、本当にそう思って発言した」んだと。


 漢字が読めない総理と言われていたっけ。

 漢字が読めないくらいなら、稲城の議員も負けてはいないよ。

 自分で書いた文じゃないんで、読めない。
 自分がやる質問の字が、読めない。
 自分が委員長をやってる会議の報告が、読めない。

 自分が書いてりゃいくらなんでも誰でも読めるわ、普通。


 麻生太郎氏が、なんでダメなのかは、漢字が読めないからではなくて。


 魚住昭氏が書いた「野中広務 差別と権力」(講談社)という本を読んだんだけど、その中に麻生太郎氏の言ったことが載ってます。
 野中氏は被差別出身の代議士です。艱難辛苦、遅咲きの人で、今は引退されてますが、以前、自民党の総裁選びの時にあったこと。麻生氏はある会合でこう言い放った。

 「あんな出身者を日本の総理にできないわなあ」と。

 なんという身分差別!

 その人となりを見ずして出自をけなす。

 私はこのことだけで麻生太郎氏がいかにダメな人間か、その時わかった。

 「相手の立場に添うことが出来ない」

 「物事の深刻さ加減がわからない」

 「自分の立ち位置がわからない」つまり。
 「国民の今後の生活について真剣に考えてない」

 少なくとも<副総理>で<財務大臣>よ。

 
 国会のねじれが<解消>されて、自民党がそれこそ一党独裁になりそうな今、憲法改正、原発再稼動、集団的自衛権の確立と、強気の発言が早くも出てきた。

 やっぱりね、と、思う中での麻生太郎氏のこの態度。

 誤解どころじゃないよ。

 これからも麻生氏だけじゃなくて、「本当に思っていること」がポロポロ出てくるよ。
そして、そのことが問題視されると、ちょっと謝罪するんだ。

 「誤解を招いた」って。

 こわい。

 世界から批判をうけるのが怖いんじゃなくて、その鈍感さと狡猾さで国政がおこなわれる、これからが怖い・・・。

 
コメント (2)
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