藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

もう来週は来年ね。

2014年12月26日 | 雑感

 なぜか夫が、夢に出てきた<出雲大社>を気にして。


 夫の希望で夫婦初めて二泊三日で行ってまいりました。


 帰ってきて翌日、夫がこの一か月以上、もっとも心配していた人の事で連絡がありました。


 詳しくは言えませんが、夫は精神障害者施設勤務です。人に直接かかわる仕事で、しかもみなさん心がやわらかい人なので、

 いろいろなことがあります。


 たどり着いた<結果>は残念にも<もっとも心配していた>内容だったのですが、夢で行けと言われた場所に行ったことでわかったのかもしれないね、と話しています。



 絶望の崖に立ってしまったような時、もう一度後ろに下がって寝転んで、雲を見ることができたら。


 でも、風が吹きすさび、氷雨が顔を打つ中で崖に立ってしまう。寝転ぶ草地も濡れて傘もない。遠くから「戻ってこ~~い!」と叫ぶだれかがいても、それはもう聞こえないのでしょうか。


 クリスマスだろうがお正月だろうが、いろいろなことがあります。



 来週はもう<来年>。



 我が家の新年は、節目の料理=お節料理は一応つくりますが、来客もない静かな年明けとなります。

 来客どころか、夫も息子も娘も仕事。息子家族も娘カップルもともに訪問は無し。

 いえ、別に仲が悪い訳じゃないです、みんな<お正月休み>がキチンととれるような職種ではないもので。


 
 来年、私も正念場を迎えます。


 また稲城市で、汗を流す仕事ができたらと思います。


 こればっかりはいくら自分が「なりたあい、やりたあい!」と言っても勝手になれない職種です。多くの方のご協力がいただけないとなれません。

 世田谷の障碍者施設で働いたことは、私にとってはとても意義深い日々でしたが、稲城の人にとってみれば<藤原がいなかった>日々なわけですから、忘却の河に流されちゃった存在かもしれません。



 でも、もう、来週は<来年>。


 生きている限り、意味ある生き方をしていきたいです。


 

 
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やっぱり、そう来ましたね。

2014年12月17日 | 雑感

 
 盛り上がりのない選挙が、低投票率で終わりましたね。


 いろんな情報通り、与党が変わらずの体制。


 でも、「圧勝」でも「大勝」でもないと、ちょっと考えればわかるのに、そう書き立てている新聞社が多かったですね。


 だって、政権維持、というか安倍維持のための解散・選挙だったわけですが、自民党自体は議席を減らした。

 そして共産党が大変増えた。


 結果から言えば、与党が安泰でしたが、少なくとも圧勝したよ!と自民党の方々が喜べる結果ではないと思います。


 しかし、案の定。


 確か安倍首相は、福島を皮切りに選挙カーで叫んだ。 「福島の復興が優先されます!」と。


 でも、選挙が終わってみればどうですか。


 「憲法改正」

 「原発再稼働」


 第三の矢をはなっても、福島までは届かない。 都内の中小零細企業にさえ届いていないのだから。


 
 投票日の翌日、安倍さんのインタビューでの発言を聞きました。


 正直、さらにガッカリした。

 言ってることが、「国民の皆様に指示を得た」こと。 「アベノミクスを進めていくことを認めてもらった」と。

 「これからもがんばります」と。

 結構長い時間だったけれど、内容は繰り返しこのことのみ。

 「これからも謙虚に国民の皆様にご理解をいただけるように丁寧に説明をしてまいります。」って、ご理解いただけない選挙が終わってから言われてもただ空虚に響く。


 やっぱり安倍さんは、お父さん(安倍晋一郎)が成しえなかった「首相になること」ができたので、次にはおじいさん(岸信介)が成しえなかった「憲法改正」をやろうと思っている。つまり、「安倍家の成就」だけが目的で、本来の日本の今後とか、国民の生活なんてのは、柱になっていないのではと改めて感じた次第です。、


 何度も言いますが、沖縄の選挙結果、共産党への支持増があらわすように、いくら自民・公明で三分の二を占めたといっても、

 決して<白紙委任>したのではないです。

 
 ましてや、麻生さんが言った 「企業で利益が上がらないのは、経営者のせい」でも「子どもを産まないのが問題」でもない、

 むしろこんなことを平然といってのける人間が問題なのです。


 いろんなことが上手く行かず、薄着で寒風の中下を向いて歩く人の存在に目を向けられないような国会議員が多数では、政治がよくなる、私たちの生活がよくなるはずがありません。

 
 これから生まれてくる子供たちのためにも、私たちはガッカリしながらも今を生きる責任を遂行しなきゃ、いけません。
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あの記事はどうなんだろ?

2014年12月13日 | 雑感
 

 明日はいよいよ投票日。

 本日まで各地で選挙カーからの絶叫が響いているようですが、ここ稲城にはほとんど、来ない。


 今私は仕事を辞めているため、家にいる時間が多いのですが、はるかかなたから選挙関係らしい声が聞こえてくるなあくらいです。

 もっとも、選挙って、あの車から叫ぶ行為をするのはほとんどがパフォーマンスで、実際はもっと前からいろいろと運動したりして票を固めていくものなんですけれどね。


 少し前の各新聞に、「自民優勢」「300議席か」「野党劣勢」などの見出しが出ていましたね。


 あれって、どうなのかしら。


 あの記事を読んだ国民は、さまざまな判断をすることになるのでしょうか。


 野党にガンバってもらいたい人は、「大変だ、○○党もっと頑張れ!」と知人に声かけする。


 与党を応援している人は、「良かったわあ~これでもう安泰だ」あるいは逆に「これで安心してはいけないぞ!」と思う。

 
 しかし。


 私が心配してるのは、投票率が低迷している現在の状況の中、つまり<あきらめムード>がある中。

 「やっぱりなあ~なにやっても同じだわ」とさらにあきらめて、もう投票しない人がいるのではないか。

 「私一人がなにしたって、結局同じなんだ」

 「もう投票する前から決まってんでしょ、なんじゃこりゃ」と、投票の権利も何もないじゃないかと思う人をつくってしまうのではないか。


 
 調査方法がいろいろあって、先行情報が得られるようになったかもしれないけれど。

 新聞って、もっと目先の情報ではなくてこの際国民としての基本について、一面を使ってもよいのではないか、と思うのですが。


 新聞の一面に、大きな見出しで、「有権者としての意思表示をしましょう!投票所へ!」とか書いて、選挙制度ってなぜあるかとか、民意を反映させる政治の在り方などを平易に書く。


 バタバタ選挙だから各党の主張一覧表がつくられるのが遅かったけど、あれ、もう少し読みやすく掲載するとかね。


 なんか、私の気のせいか、テレビで各党の代表がマイク握って話すシーン、一番安倍さんの時間が長いみたい。

 いくら首相だからといっても現在ある党のひとつである自民党の主張を述べているわけでしょ、国民にたいして公平な選挙を望むのであれば、小さな党でもなんでも同じ時間とるべきじゃないかしら。



 いずれにしても、今回の選挙で何もかもが決まってしまい、もう動かしがたいわけでは無いので、<あきらめムード>作成の側にだけは回らないようにしよう、と心に誓った私でございます。

 
 
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おにぎり持って、投票に!

2014年12月04日 | 雑感

 よくこうおっしゃる方がおります。

 「私、政治嫌いなんです。」

 
 それで、私はこうお話します。

 「あの~、政治って私たち生活に密着しているものなんですよ。というか、政治で生活の中身が作られているんですよ。」

 
 「それでも、関係ありませんから。」と、言われたりしました。


 それは老若男女、さまざまな方たちからお聞きした言葉です。



 確かに毎日<政治>というものを意識しなくても過ごしていける。
 
 意識するのはスーパーの特売日がいつか、とか、病院の診察時間とかかもしれません。


 実際私もインスタントコーヒーの特売がどこであるか、いつもチラシを見たりしてます。


 でも。


 たとえば、北朝鮮。シリア。いま世界で問題になっているイスラム国。いや、ロシアでもアメリカでも良いです。

 日本とそれらの国(イスラム国は国ではありませんが)と比べてみた時に、明らかに<政治>の違いを感じると思います。

 良いことも悪いことも、「国によってこんなに違うんだ」と思うことがありますよね。

 中には政権争いによって政治が混乱、崩壊してすべての国民が悲惨な目にあうという国もあります。

 <政治>って、私たちの生活そのものなのです。

 その時の政治によって、生活がガラリと変わることもあり得ます。ほかの国を例に挙げたように。


 振り返って、日本です。

 
 現政権が、経済を立て直して国民の生活を守る、としています。アベノミクスの第三の矢を放てば必ず景気が良くなるとしています。

 第二の矢は既に放っていても、収入格差は広がるばかりなのに、三本目で劇的に回復するとしています。

 それを信じる人、願う人もいるし、信じない人、憤る人も。


 議員定数削減もせず、自分たちの身を切る努力もせず、会計監査院から数百億円の不明金を指摘され、復興予算の流用も止められない。

 東北の復旧はままならないまま、福島原発処理の真っただ中、原発再稼働を決める。(いったい、原発のごみはどう処理するのでしょうか。方法も決まっていないというのに)

 
 沖縄は、辺野古基地移設に反対の意思を表明しました。国はだんまりのまま、集団的自衛権を閣議決定。特定秘密保護法も今月10日に施行されます。


 いまでも各界の人たちが「消費税を上げなくては将来大変だ」または「消費税を上げることなく景気回復するにはこういう方法がある」と、さまざまな 意見を述べています。でも、安倍首相は「消費税アップは延期して、一年半後に10%にします」と言う。

 その時期を決めた根拠は私にはよくわかりませんが、それまでには景気よくしますということなんでしょう。国の借金の1000兆円強もなんとかなっていくと思っているのかしら。



 とにかく、もし現政権が今回の選挙で勝って、与党が多くの議席を確保したとしても、今行われている<政治>が、ぜ~んぶ正しくて、すべてオーケー

 だとおもわないでほしい。


 そんなふうに思われるんじゃないかと危惧している私です。

 少なくとも、国会の場において、あらゆる意見が飛び交い、是と非の区別がつくように与野党の力が拮抗しないと。

 イケイケドンドン状態は恐ろしいです。ちゃんとアクセル・ブレーキ両方ないと。 


 ぜひ。


 広い視野をもって将来の子どもたちのことなどに想いをはせていただき、投票に臨んでいただきたいです。


 投票所に行ったあとに、おにぎり持ってどうぞのんびりとなさってください。
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数独的思考回路開発途上

2014年12月01日 | 雑感
 
 今日から12月。

 これからどんどん寒くなってきますね。

 我が家から見える南山も、ここ二週間ばかりのうちに見事な紅葉となりました。もうどこか旅行に行かなくても、自然が織りなす錦を存分に見ることができます。本当にありがたいです。

 前にも書きましたが、我が家に以前きていた移動販売の魚屋さんが言ってました。

 「人間なんて、こっぱ(木の葉)一枚造れやせん」と。

 自然に対して、感謝と畏敬の念を持つことを忘れて、何でもできるみたいにエラそうにするんじゃない、ということですね。


 さて。

 今脳みそをだんだんと、稲城の状況把握や今後のありかたについて考える方向に持っていってます。

 まだ以前の仕事が気になって、「○○さんはどうかな」とか、「うちの施設は」なんて言ったりしてるんですが。

 ま、それはそれで仕方ないかな、と思ってます。



 前お話したと思いますが、ストレス解消方法の一つに、<数独>をやってます。

 あの、九マスの中にまた九マスある中に、数字を入れていくやつです。

 
 私は昔から<算数><数学>の類が苦手で、図形はオーケイなんですが、計算が遅い・・・。数式をみるとめまいがする・・・。というくちでして。

 けれど数独は別に数式や計算も要らず、要は1から9までをキチンと並べればよいので、平気。

 
 しかし、これが難易度が高くなると、あらゆる方向から考えていかないと答えが出ない。そしてひとつ間違えるとはじめから考え直し、というもので、なかなかあなどれないのです。


 この間も、なかなか解けずにいるとき、夫が観ているテレビの画面に目を向けて小休止してたら、ある国の頭痛の治し方で、頭にバターを塗っていた。

 30分くらいで治るという話をしていました。

 そんな・・・。ほんと?!・・・・と思ったあとに気が付いたんです。


 人間て、一生のうちに得る知識って実に限られているな。
 この時はこうだ、という考えって実はすごく狭い範囲なんだ。
 もっともっと柔軟に、ああかもしれないこうかもしれないと考えなきゃ。

 そうだ、そのためには、いろんな知識とか感覚が必要ね。
 あと思い込みはだめね。
 知ったかぶりもね。


 なんて。

 
 今、選挙の候補者がマイクを握ってますね。どこかの地区の自民党の候補者の方が叫んでました。

 「今の社会を明るい方向に持っていくのはアベノミクスしかないんです!」と。

 この人は、本気でそう思っているのだろうか、いろいろ考えての結論として話しているのかと、ふと疑問に思いました。

 
 
 あらゆる方向から思考する。
 大切なことです。
 もちろん、かくいう私もエラそうなこと言えませんが。


 「そうだね!」と小休止を終えて、いろいろな角度からの思考方法をとろうと、数独に戻りましたが・・・。

 完成ならず、その日は寝ました・・・。


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