藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

秋田はぬぐかった!

2012年08月28日 | 雑感

 年に一度、夫の田舎に帰ります。

 秋田平野の地平線がわかる、一面お米の畑の中、高齢でひざが痛いという父の所へ行ってきました。

 北に来たのに、なんと!東京よりも暑いじゃないの!

 以前なら少し肌寒くなるので、長袖必携だったのに、なんじゃこの暑さは!ぬぐい!ぬぐすぎる!(秋田弁で暑いことです)


 エプロンもってお土産もって親戚まわりにお掃除お洗濯・・・。

・・・と言うと、なんてかいがいしい<嫁>だろう! なんて思いますでしょ、オホホ!

 
 で、<ついで>に、大曲の花火を最前列の桟敷席で観て来ました。(ついでか!?)
 これは夫の幼馴染さん家族との恒例でして。


 なにしろ秋田は遠い。車に荷物をどっさりと積んで、東北目指して走るならと、途中の被災地でがんばっているホテルに一泊しました。

 南三陸は、いまだ鉄骨のみのビルや軒並み土台だけが残る家の跡がつづいています。特に川沿いの道に面した家が壊滅で、道の後方にある山が、こんな高さまで、と思うくらい上まで木が枯れていたり、えぐられていたりしていました。それでも、昨年の五月に支援に入った夫は、「大分良くはなってきた。あの時の<臭い>はすごかった・・・」とつぶやいておりました。

 復旧作業のダンプや工事の人達が、炎天下の土ぼこりの中で作業をしており、ぐにゃぐにゃに曲がった鉄骨の骨組みのみのガソリンスタンドが、仮の小屋をたてて営業されていました。

 海に向かって合掌して、そのスタンドで給油して、全く力不足の私達はせめてこの光景を胸に刻んで、一路秋田へ・・・。

 
 できること、できないこと。
 しなければいけないこと、してはいけないこと。

 己の<ちから>を、惜しむことなく、過信することなく、進んでいきたい。





 



 

 
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前にも書いたけど、「ビッグイシュー」のこと

2012年08月18日 | 雑感
 
 「ビッグイシュー」という雑誌です。

 端的に言えば、「ホームレスさんの仕事をつくって自立を支援する<ツール>」です。

 一日と十五日に発売されていて、北海道から九州まで、街角で(本屋さんではなく)販売者が立って売ってます。

 一冊300円。そのうちの160円が売っている人の利益となり、自立の資金となっていきます。

 私は大抵、通勤途中の<武蔵溝口>にたっているおじ様から購入しますが、時々は立川北口や新宿都庁まえや南口、飯田橋西口なぞでも買ったりします。

 きっかけは偉そうに<ホームレス支援>なんて思って買ったんですが、中身がすごく充実した記事なんで、「こりゃあ300円じゃお得だぜ!」的考えで買ってます。


 ちなみに、最新版の記事は・・・

 ・ダラィ・ラマ14世へインタビュー。

 ・浜のりこさんのコーナーでイギリス人が江戸っ子気質だという記事。

 ・読書の秋にむかって、55冊の本の<おすすめ>

 ・原発情報関連もあったりですが、私の好きなのは、東田直樹さんという自閉症の作家さんのコーナーと、雨宮処凛さんのコーナー。


 ま、とにかく薄っぺらい雑誌なのに、「読むとこ多い!」シロモノですの。


 今、どんな場所でも、携帯やスマホなどとにらめっこしている方が沢山いますよね。
きっと、メールしたりゲームしたり、音楽きいたり何か調べたり、とにかく電車の中なんぞは軒並みそのような光景が。

 そんな中で、ハードカバーの本を読んでたり、遠慮気味に単行本開いている方をみかけると、何故かホッとする私。このごろは新聞見てる人見ても、なんだかホッとしたりする。

 自分がメカに弱いってこともあって、かも、しれないけれど、で、新しい機器がイヤって言うんじゃ勿論ないけど、私は<紙>が好きなんだな。

 

 
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八月の空を見る

2012年08月12日 | 雑感
 
 なんだか喉が痛い。

 夏風邪をひかないように用心してるんだけど、本日は体を休めています。

 喉に「ひえぴた」なるものを貼って、寝る。

 昼間の空はあくまでも青く、積乱雲がモコモコと立ち上がる横を、厚みのある白やらグレーやらの雲が横切っていく様を、ぼ~っとみていました。

 
 八月は 忘れてはならない日が並んでる。

 六日。広島に原爆が投下された日。
 九日。長崎に原爆が。
 十一日。東日本大震災から一年と五ヶ月。
 十二日。日航機が墜落した日。
 十五日。日本が敗戦した日。

 一人ひとりに忘れられない日がありますが、日本中が忘れられない、わすれてはいけない日が、八月にはこんなにあります。

 日頃の暮らしの時間の中で、時として忘れても、何かの時に思い出す。それも心の深い部分から湧き出すように思い出す。

 夕食の支度をすべく、起き上がってうがいをする。

 今、私は生きているからこそ、喉が痛いんだ。

 ありがたいね。
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ほころびは縫ったのか

2012年08月11日 | 雑感

 どのような範囲なのかチョットわかりませんが、150万件ほどブログが存在しているようで、時々私のこのブログがその中で「何位」にあたるかという数字が出ます。
 
 大体2万位くらいのところですが、みなさまに読んで頂いて、嬉しいです。

 大抵、仕事から帰ってきてすぐに夕食の支度して、まず母に提供して、それから順番に帰ってくる家族ともちゃもちゃと会話したり、夜の集まり(お酒もカラオケも無関係の内容です)に行ったり、新聞読んだり、疲れてソファでコックリしたりする日々だもんで、パソコンに向かう時間をとらないまま、おやすみなさいという時が多いんです。

 ほんとはもう少しマメにブログに書いていきたいんですが。


 そして。

 これは言いたいですな。

 「オリンピックに隠れて、消費税増税を決めたな!」

 それも8%のアップの一年後には10%に!

 しかも、その全額を社会保障にまわす、としていますが、果たしてそれでは立ち行かないような逼迫財政なのは明らかなのに。

 たしか、民主党は無駄な事業の見直しをして、財政の洗い直しをしたよね、途中まで。

 あの派手にぶち上げた行為も、思ったほど無駄の整理にはならず、国の財布はそのままほころびっぱなしだよね。

 穴もふさがずに物を入れたら、そこからこぼれちゃう。

 ましてや、財布の中身をどう遣うか、何にどう遣ったら有効かを明確にしなければ、「あれ?もう無いや」てなことになる。


 今日の新聞各紙が、消費税増税に伴う家庭への打撃に関して記事を載せていますが、2016年には、消費税・そして今後の復興税・所得税や住民税の見直し・厚生年金保険料のアップなどなどから、たとえば年収300万の家庭では、年間24万~25万程度の支出増。年収500万の家庭では、32万~34万程度の増という数字を出しています。

 これに対して、家計を預かる側の80%の人が「出費を抑える」としているそうです。

 あのですね。

 つまり、四年後には、一か月分の収入に近いお金の支出が各家庭にかぶさってくる、ということです。支出を抑えなければ暮らせなくなるわけ。

 「低所得の方には、現金給付も視野に入れている」とのことですが、そんなことやるには、どんだけの事務費がかかるやら。


 そりゃ私だって、国の財布のほころびを縫えばそれでヨシ、なんていう甘い状況ではないくらいわかるけど、精査もせずに消費税を上げ、なにも上げ、ってやっていると、国民はますます希望を失っていきます。

 オリンピックに隠れて、よくもやっちゃってくれたわね。
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いつもありがとう

2012年08月04日 | 雑感

 山口県H市に、20年来の友達がいます。

 <友達>は私より一回りは上の年齢で、我家では<トマトボーイ>と呼んでおります。

 20年前、九州で、牛乳パック再生利用連絡会の全国大会が行なわれた時にお逢いして以来、始めはアイスクリームを、そして、定年退職されて実家に帰られてから、畑で育てたトマトを送ってくださるようになったのです。

 毎年、八月に送られてくるトマトを楽しみにしています。それは、単に美味しいトマトをいただけるのが嬉しいだけでなくて、友達の無事な様子を伺うことができるからです。

 今年も、丸々した可愛いトマトさん達が箱いっぱいに並んで家にやって来て、同時に涼やかなハガキを受け取りました。

 ああ、よかった。元気そうで。

 早速冷やしていただいて、お礼の手紙を絵入りでかきます。

 ありがたいです。

 一期一会のなか、今度はいつお逢いできるかという距離に住ながら、毎年元気を送ってくれる・・・。


 もう一人、山形県T市にも<友達>がいて、彼女からも毎年、さくらんぼとだだちゃ豆が届きます。こちらも今度いつお逢いできるか、という距離ですが、忙しいなか、好物を送ってくれます。

 ありがたいです。


 ほかにも、友人や親戚からいろいろな物を頂き、我家は幸せなうちです。


 それで、フト思ったんです。

 たとえば、「蜂蜜」

 蜂さんが集めてきた蜂蜜を、人間が、ま、<横取り>してるわけですが、蜂がいなければ、私達は蜂蜜が食べられない。

 また、牛さんです。
「牛乳」は、牛の<おちち>です。牛さんが出してくれるから、私達は「牛乳」が飲める。

 「なにをいまさら、当たり前でしょ」と、いわれるかもしれない。

 でも。

 改めて考える。

 人間は、一人で生きていると思っても、成人するまでに世界中の120万人の人のお世話になっていると何かの本で読みましたが、それと共に、あらゆる生き物にも直接間接にずいぶんお世話になっているのです。

 水も天から降ってきて、山の保水を経て川になり、そのおすそ分けを貰っている。

 もっと考える。

 あらゆる家電製品、今みんなが使っている<スマホ>にも、山から誰かが掘り出した鉱物から抽出した、物質が入っている。

 あらら、そうよ、生き物だけじゃなくて、地球からいろんな物をもらっているのよね。

 大変だ! ついつい忘れてしまうけれど、すっごく重要なことだった。


 友達が、汗水たらしてつくってくれた真っ赤なトマトが、そのことを私に思い出させてくれました。

 いつもありがとう!
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