藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

「消化試合」にしてはならない

2015年05月31日 | 議会状況

 「早く質問しろよ」 とふんぞり返っていう首相がいる日本。


 いろいろな<攻撃>を予想して法律化しようとして、でもそれぞれの違いが説明できない大臣がいる日本。


 そこに住んでる私たち・・・。


 本日朝、テレビで姜氏が「もう安倍さんはアメリカで約束してきたので、今の国会は<消化試合>と考えているのでは」という主旨のことを話されていましたが、私もそう思います。


 前回も書きましたが、これで日本の安全が確保されるなんて、本当に思っているのでしょうか。



 
 昨晩、関東地方に地震がありましたね。

 私はその時、埼玉県のある駅の改札口にいました。

 電車は止まり、再開を待ち、迂回して帰宅できたのが翌日でした。 帰れたからまだよかったです。


 実は、夏に二人目の出産を控えた義娘の体調の件で、エプロン持参で訪問した帰りでした。


 今年は我が家関係でいろいろ変化がありまして、夫の転職・私の選挙・娘の入籍、そして義娘の出産と、続いております。

 
 孫、という次世代の生きていく環境がどうなるのか。

 福島で水素爆発の危険性がある、との情報を義娘が不安そうに私に話した直後の地震・・・。

 日本列島の各地でおきつつある火山活動・・・。

 
 そんな中での、安保法制論議、しかもヤジの渦の中で・・・。


 今、集団的自衛権の拡大をいろんな造語使ってやり通そうとするよりも、国民の安全を確保しようと本気で考えているならば、福島を始めとする復興と原発処理、そして、火山列島日本での原発のごみ処理をどうするか、ちゃんと考えてほしいです。

 今後の日本経済に深くかかわる、エネルギー政策も、企業との癒着などもちろん無い時点で長い視点で考えないと。


 もう・・・。


 テレビに向かって怒る私って・・・ 。


 どちらも情けない・・・。
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ステキなビジネスバッグって、無いかなあ。

2015年05月23日 | 雑感


 やっと選挙の疲れがとれた気がします。

 年のせいか、全面回復までけっこう長かったですね。


 精神的なものと、肉体的なものがあり、まず、「当選できるか・・・」という気持ちが付きまといます。

 ちゃんと仕事をしていれば結果はついてくるよ。・・・と言われますが、私には四年間のブランクがある。

 もちろん、自分にとっては<ブランク>などでは無くて、議員ではないけど充実した仕事をしていたのですが。


 単に「当選できるか」だけなら、市民の方々おひとりお一人に「お願いします」「一生懸命やります」と頭を下げて回れば、良いのかもしれませんが、


 そうではなくて、 <自分は何のために議員をしたいのか>ということを、明確にして相手に伝えなくてはなりません。


 そこで、いつも反芻するのです。


 「何故、私は議員をやろうと思っているのか」  ということを。


 年齢的なものや資格の有無で制限はされますが、職業って沢山ある。


 でも、自分はまた、議員をやろうとしている。


 この、「議員になって、市民のみなさんの生活福祉の向上に身を投じる」という資格が自分にあるだろうか・・・。と、考え続ける日々でした。その気持ちや覚悟があって、そのことを市民の皆さんに伝えて、わかっていただいて、投票してもらって、初めて議員をやれるのですから。


 肉体的なことは・・・これは年を考えないことにして、でも過度な追い込みはしないでやろうと思いました。

 私はいわゆる<後援会>や<組織>がないので、会長とか事務局長という人がおりません。

 でも、お手伝いや協力、助っ人などをお願いすると、誰一人嫌な顔ひとつしないで、快く引き受けてくださいました。

 本当にありがたいです。


 お陰様でいろいろ助けていただきましたが、ただ一つ、どなたにも替っていただけないことが・・・。


 「立候補者本人が選挙カーに乗っている・演説する」  ということです。


 月曜から土曜日までの朝から夜まで、ずーーっと車に乗って手を振ったり演説していたわけですが、選挙が終わってしばらくして、ふと左手首を見たら・・・。

 はじめは土が付いたかな?と思いました。

 ビックリしました。

 服と手袋の間の<日焼け>でした!   真っ黒!


 背骨が痛い。いつも左に傾いて車に乗っていたせいのようです。

 
 四年前には全く感じなかった体全体のゆがみというか痛みというか・・・。


 でも、それも治ってきて、今は三沢川のコイを見ながら、市役所に通っています。


 昨日は<新人研修>。

 職員さんは「もう研修されなくてよいでしょう」と仰いましたが、いえいえ、ご迷惑かもしれませんが、<新人>の気持ちでスタートさせていただいてますのよ!


 
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安心が倍か、不安が倍か

2015年05月16日 | 議会状況


 5月7日に 稲城市議会の全員協議会が行われ、改めて今季4年間の議員の自己紹介と職員紹介がありました。

 そして、14日には<臨時議会>が開かれて、議会内会派構成や、委員会の所属を決定しました。


 会派は7つ。  

 *新政会・・・中山けんじ・北浜けんいち・渡辺力・坂田たけふみ・池田英司

 *公明党・・・大久保もりひさ・つのじ寛美・市瀬寿子・尾沢としあき

 *起風会・・・鈴木誠・中田中

 *共産党・・・岡田まなぶ・山岸太一

 *民主党・・・梶浦みさこ・佐々木朗

 *維新春風の会・・・岩佐ゆきひろ・榎本久春


 そして、市民自治を前進させる会・・・荒井健・藤原愛子   です。


 そのほかに<無所属>として会派に属さない議員・・・伊藤ちかこ・村上洋子・原島茂  となりました。



 また、議長と副議長は・・・投票により、原島茂議員が議長に決定(22票中、21票。ほかに荒井健1票)
              
              大久保議員が副議長に決定(22票中、17票。ほかに岡田学2票・白紙3票) しました。

    ほかに三つの常任委員会の正副や委員、一部事務組合の所属する議員などを決めました。

  どうやって決めるのか・・・これは「ドント方式」というのを使います。

 向こうとこっちから走って来て、ドントぶつかった所でじゃんけん・・・ではありません。「ドント氏」が考案した方法です。多数会派から順に一定の方式で希望する役をとる方法です。


 約一日かかった臨時議会でした。



 その同じ日です。

 
 臨時閣議会が開かれて、安全保障法制関連の11案が、閣議決定されました。


 この憲法解釈の幅を思い切り伸ばした、というか私には逸脱と感じられるような法改正を、一括してやるということを、いとも簡単に行ってしまう恐ろしさ・・・。

 毎日新聞のコラム欄では「福袋」の初期の英訳である「ミステリーパック」に例えて、その内容のひとつひとつの慎重審議をと、訴えています。


 安倍首相は記者会見できっぱりと仰った。 「米国の戦争に巻き込まれることは絶対にありえない」と。

 そんなにきっぱりと言える根拠に関しての明確な説明はありませんでした。


 私は思う。


 戦いの場に行って、いくら「後方支援です」、と言っても、戦いに参加していることに間違いはない。

 極端、日本も敵だ、と思われれば日本国土になんらかの被害が生じる可能性もある。


 「今は<戦後>では無く、<戦前>だ」と言う人もいます。


 安倍首相の顔と名前をみながら、不安が倍になった私です。

 


 

 
               




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「女性議員」が「議員」になる日は

2015年05月04日 | 議会状況

 当選させていただいてから、はや十日が経ちました。

 その後はどんなことをしているか、といいますと、選挙が終わった後いろいろなことがあります。

 選挙カーをもとの<車>に戻してもらう。

 借りた車を返却する。

 九州の兄に預けていた母を迎えに行く。

 選挙事務所にしていた家を<家>の形に戻す。

 お借りしていたものをお返しする。

 公費負担の書類をつくる。   などなど・・・。

 やっと少し落ち着いてきました。



 そして嬉しいのは、みなさんからの「よかったね!」のお電話やメール、手紙にはがき、ブログへのコメントです♪

 みなさんから頂いた、おめでとうの花々の香りが家じゅうに満ちている中で、よかったねへのお礼を書いたり打ったりさせてもらいます。


 そのような十日でした。


 さらに、妊娠中の義娘の様子が気になっていたので、夫と訪問、孫とたわむれながらお腹の調子を看てきました。
 
 また、婚約中の娘の進展があって、近日中に入籍の運びになります。


 どちらも選挙活動中に同時進行していたことで、少しづつ前進してきました。選挙のこともあるけれど、子どもたちのことも気になって、息子のところに週末通ったり、娘のところの話し合いをしたりとしていましたが、だんだんと良い方向に行って良かったと思っています。


 
 さて。

 
 連休終了後に本格的に議会として動き始めますが、私としては、選挙活動の中で伺ったさまざまな問題や課題の整理からはじめています。

 そして、四年間の空白を埋める作業をする考えです。


 今回の統一地方選にかんする新聞やマスコミの記事では、「女性議員の割合」がよく取り上げられていたように感じます。

 また、「女性議員ならではの視点」という言葉も。

 一方では、「美しすぎる議員」というミーハー的な内容も。


 現在、女性の議員はたしかに少ない。

 でも、私は女性と男性の割合を規定するという考えはどうかな?と思っています。


 議員は<資質>が大切です。

 <誠実>に<思慮深く>て<自己保身>に走らない。<他人のため>に汗を流すことができる人間であれば、女性だろうと男性だろうと中性だろうと体と心の性が逆だろうと、一向に構いません。


 大体、「女性ならではの視点」がいまさら求められるなんて、今までの<男性議員>はいったい誰の声を聴き、なんのために仕事をしていたのでしょうか。

 その視点と思考の偏りを当然のように認めているようなもので、これは女性の議員をふやすことで解消する話では無く、現在の議員が自らの視点と思考を見直す話ではないでしょうか。


 最後に。


 立候補者を「美女コンテスト」にしたいのなら、「イケメンコンテスト」もやって軽率に盛り上がったらよいのでは?
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