トランプをやらされているうちに

　ほとんどギャグ扱いされていた「トランプ大統領」が、現実に登場しましたね。


　まさか、と私も思いました。


　これからどうなるのかしら？、と私も感じました。


　そしてメディアは日々、異色の大統領のことや、アメリカの今後、世界の今後の行く末など、大方が不安要素を持った取り上げ方をしています。


　テレビはどのチャンネルにしても、トランプ、トランプ、とらんぷ・・・。


　この状況に、ひねくれ者の私の警戒音が鳴りました。


　いえ、トランプ氏のことではありません。


　その陰に隠れたかたちで、報道されない事どもについてです。


　沖縄県東村高江のヘリパッド工事。


　若い自衛隊員の差別発言は自身の考えでは無く、誰かから何かから聞いてインプットされたものと思われる。こわい。


　なにしろ「差別発言ではない」なんて公言するエライ人たちがいる。


　トランプ氏のことなど非難できないでしょ、このようなエライひとたちは。


　南スーダンに「駆けつけ警護」を行う。

　
　訓練は日々行われていた。着々と。


　福島原発の廃炉に関わる費用は膨れる一方で、これでは東電が危なくなるので、新電力加入者にも背負ってもらおう。

　
　ついでに、福島以外の廃炉費用もねん出に協力してもらおう、なんて、なんと虫の良い。


　
　こうしてアメリカ大統領選挙の騒ぎに紛れて、重要なことが決まって行ったり進んで行ったりしています。



　目先のことに振り回されず、重要なことはしっかりと心のメモ帳に書いておかないと、あれよあれよと言う間にどこかに運ばれて行ってしまいます。


　トランプカードが、キングかジョーカーかは、もう少し先に考えることにしてケースにしまいましょ。

前期高齢者に仲間入り

　　十月の末に「前期高齢者」のお仲間に入りました。



　　私は何かの団体やグループの中でにぎやかにしているのは、苦手とまではいきませんが、一人で風に吹かれていたりベンチにいても苦になりません。

　　むしろ一人でいる時間がまるで無いと、疲れるタイプです。

　よく「さそり座だからね」と言われますが、お星さまに関係するのでしょうか。


　　そんな私も、統計上「高齢化率」を引き上げる方のグループの中に入ったわけですね。



　　母の介護ペースにも慣れてきて、いろいろな方たちに支えていただき、日々を送っておりますが、考えてみれば私も「前期高齢者」。

　　世にいう「老老介護」？！に入るのか？！と思ったりしています。


　
　　むか～しむかし、私が二十歳でお三味線を始めた時は、60才になった時には畳の部屋でノンビリおしゃみをつま弾いているかも・・・と未来の自分の姿を想像していたのですが・・・。まあ、実際はお三味線に触る時間は無くなり、日々髪の毛をブラッシングするのも忘れたりしてバタバタしている、
「前期高齢者」になりました！

　　

　　でも。


　これで良いのだ！　と、思ってます。


　まだまだ己のことだけにエネルギーを費やす日々は送れません。

　
　このところの国の動きを憂い、立腹し、このところの議会に目を吊り上げる。


　理不尽に奪われる幼い命に、憤り、胸をえぐられる思いを持つ。


　全っっく無力な自分。


　確かに私なぞ、ちっぽけな存在です。　稲城市議会に提出された、「原発事故避難者への住宅支援の継続を求める」陳情ですが。


　放射能汚染と津波被害から避難して家を離れざるを得ない人たちへの住宅支援を、国は今年度で打ち切ろうとしていることに対して、住宅支援の継続を求めるというごく当然の陳情でした。


　私は当然「採択」を主張しましたが、何の意見も討論もせずに「不採択」を主張する＜多数議員＞に負けました。


　毎議会、繰り返す「多数決で負ける」。　国会と同じです。　歯ぎしりしますね。


　「むりょくかん」という名前の鳥が、私の前を横切って飛んでいきます。


　でも！です。


　何回もこのブログで息巻いてますが、やっぱりおかしいことはおかしいと、言っていきます負けてもね。


　高齢化率を上げる側に入りましたが、多少身体傷んできましたが・・・まだうるさい存在でいますので！