藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

ソバとそうめんは違う

2018年07月21日 | 雑感

 半年間に及んだ今国会が閉会しました。

 主権在民と言いながら「強きを助け、弱きをくじく」一瀉千里の有様だと思うのは、私だけではないのでは?

 
 重要法案を審議する時間を森加計問題ばかりに費やした、と言う人もいるけれど、曖昧模糊、うやむや、さらに虚偽の繰り返しで事を済まそうという態度を改めれば、このウジウジ感はなかったのです。

 もっとも、明確になったら、総理は辞職の約束でしたっけ。


 大雨災害の危険が迫る状況の中、和気あいあいと国のトップが集まってVサインの記念撮影・・・。

 どういう感覚か。

 安倍首相じゃないけれど、「こんな人たち」が国の中枢にいるんだと思うと、もう日本をどうする気なんだと思います。

 

 連日の猛暑。


 我が家でも人並にリビングのエアコンを使っています。 さすがに。

 でも、夕方からは必要なし。夜も自然の風で眠れます。


 山のてっぺんにあって、南山の緑を吹き渡った風が窓から入る家なので。

 でも、一緒に土埃もやって来て、一日二回ほど拭き掃除をしないとちょっとザラザラ。


 それでも思います。

 土砂災害に見舞われて、今土埃と汗にまみれている人たちを考えれば、「大変」なんて言ったら叱られる。

 
 
 別に自分が拭き掃除しながら被災地のことを想ったからエライ、というつもりはさらさらないです。

 でも、政治家って、やっぱり他人のことを想う、困っている人をなんとかしようとする人間じゃなければと思います。
 わが身の保身と延命、地位にしがみつくことに固執するような人間は、ダメですわ。


 自分の周囲の人間にのみ特権を与えて、法も理屈もなく税金をつぎ込む。またそれに加担して、本来国民に尽くすはずの役人がやってはいけないズルをするという構図を、このままスルーしてしまうと、まだまだ違うパターンでやりかねないです。

 
 そうめんは流しても良いけれど、森ソバや加計ソバは、流してはいけない!
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いつも起こった後に考える

2018年07月10日 | 雑感
 
 ついこの間、二年ぶりの同期会に出た、と思ったら、実はそれは5月19日のこと・・・。

 六月議会が始まった、と思ったら、それは6月11日で、30日に終了閉会・・・。

 六月議会の報告、つうしんを書き上げて原稿を送って、ああ、と空を見上げると、白い雲。


 そして、九州から西日本縦断の豪雨。

 人間はどうやっても自然には負けてしまうのでしょうか。

 
 申し訳ない、東京は晴れて白い雲が流れているのに、被害を受けた地では家族を失い空の青さなんて関係ない。

 私にできることは、募金だけか?


 
 豪雨・地震・強風による被害は、どこにでも起きる可能性があります。

 ここ稲城では、たいして降らなかった雨だったのに、南山の高盛土工事現場で土砂が流出。

 広島県の真砂土ではないですが、「稲城砂」の恐怖は真砂土に類似していて、他人事とは思えません。

 多摩川と三沢川という一級河川にはさまれた稲城でもあります。

 
 では、もし川の氾濫、あるいは土砂流出の危険があって、真夜中に「避難指示」が出たとしたら・・?

 個人的には、外に出ても危険だと思います。小さな子やお年寄りでなくても避難そのものが危険ではないでしょうか。

 では、どうしたら・・。

 もっともよい方法、というものが、私には浮かびません。ただ、行政の判断を待つより、自身が冷静に「こんな時はこう」という心構えを持つことが大切だと思います。近所で声掛けすることも必要かもしれません。


 今回、ご家族が被害に会われた方だけでなく、「声をかければよかった」」「私だけたすかって・・・」と思っている方々、避難所で体調が悪くなる方々の今後の支援も必要です。

 
 今、わが家から見える南山西部の山々は美しく、トンビやうぐいす、アオバズクの鳴き声が聞こえ、駅に作った巣からは、ツバメが飛び立とうとしています。

 
 自然は、美しく、けれど、恐ろしい。


 
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