藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

マスクをしろ!

2012年03月31日 | 議会状況

 通勤で乗る電車。

 私は、南武線「稲城長沼駅」から、大井町線「尾山台駅」まで通っております。

 いまは<花粉>がセシウムをくっつけて飛ぶ季節。

 花粉症の方の苦しみは大変だと思います。(私はまるでナシです)

 苦しみは理解したい。

 けれど、私は言いたい。

 「マスクくらいしろ!」と。

 どうして一駅過ぎる間に十回もくしゃみしてるのに、ハンカチで口を覆うとか、しないのよ。あなたの見ているご自分の携帯にしぶきが飛ぶのは当然だけど、まわりを考えろよ。

 どうしてふんぞり返ったまま、上半身を前のめりにグオ~ン!とさせて「フアックショオ~ン!!」とくしゃみするのかね。もろ前の人に攻撃かけているよ。

 ご自分の家ならば、咳しようがくしゃみしようがオナラしようがご自由だけど、公共の場で、しかも身動きできない電車内でこういう人を見かけるとホント私は腹が立つの。
 黙っているけど、いつか言ってしまうかも。

 「マスクをしろ!」


 話は大きく変わって・・・。


 稲城市議会、三月議会が28日に終わりました。二月末からの長い、24年度の予算を決める議会でした。
 今回、高橋市長が編成した初めての予算が提出されたわけですが、議会において採択され、四月一日からいよいよスタートいたします。
 23年度の予算は、石川市長が骨格予算として組んだものに、約五億円のみ高橋市長が後から肉付けしたものだったのですが、今回の24年度予算は、100パーセント高橋市長の<肉>です。

 予算内容は後日感想を述べたいと思いますが、議会最終日を傍聴した感想を少し・・・。

 議会の中に組織されている三つの委員会で審議した内容を、委員長が報告します。

 委員長報告を委員長が読むのですが、つっかえる。字を間違えて読む。後ろから議長が指摘して言い直す。
 国会での田中防衛大臣を思い出す。


 予算に対しての「賛成討論」を各会派の議員が行ないました。「反対討論」は共産党のみです。

 「・・・を期待します。」「・・・を望みます。」「我がoo党も協力します。」みたいな発言がありました。

 予算を審議精査する「予算特別委員会」において、各事業にいくらの予算をあてて何をして、どんな成果を期待しているのか、を、数字をあげて質疑する。この行為をおこなって、その結果<さんせい><はんたい>とする訳なんで、その精査を行なった後に漠然と期待したり希望しても仕方ないんじゃないの、と、私は考える。
 だれもが、安心できる暮らしのために、安全な生活を送れるために税金がつかわれることを望んでいるわけだし、その成果を期待しているのでありますから、議員はそれが数字となって揚げられているかどうか、具体的にチェックするためにいるのです。漠然と「期待します」「望みます」じゃいけないのだ、と、私は考える人なんです。
 
 ご自分の党の意見が沢山取り入れられたお礼(?)を述べられたり、配慮された予算だとの褒め言葉が並ぶ賛成討論がおおかったです。
それが悪いわけではないのですよ。
「でも、ここがもう少しこうなれば」ってなかったのかしら。発言された議員もいましたが、ごくわずか。

 もし、異見を述べることを控えているなら、おとなしくマスクをかけているような状態であれば、言いたい。

 「市民のために、マスクをはずせ!」
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ひさしぶりの南山は・・・。

2012年03月28日 | 議会状況
 先日のウグイスさん。(鳥さんよ)

 うちの近くには、二羽いるようです。

 一羽は、我家のすぐ近くの竹やぶにいて、先日書いたとおりいまいちの鳴き方。
ところが、我家のある<山>を下りた竹やぶからは、実につややかなウグイスさんの声が・・・!<間>といい、声の質感といいステキ。

 やっぱり人間と同じなのね。

 いろんなのがいて、それぞれ違ってて。


 一方、先日歩いた南山では、<ガビチョウ>という名前の鳥が鳴いていました。

 南山。

 「多摩学会」の学習会(?)におじゃまして、いっしょにあるいた南山は、あずまねざさという笹のトンネルも、きれいだった畑も消え、あちこちに「立ち入り禁止」の立て札とロープがあり、赤白の縞の棒がささっていました。

 初めて来た方も多いようで、里山の景色に感激の様子でした。

 でも、私は寂しい気持ちに。

 「ここに住宅」。 「ここにお墓」。 「ここに小学校ができます。」

 「ここはそのまま残って公園になり、住まれるかたの憩いの場になりますね。」

 説明を聴きながら、既に地面のみとなった墓地予定地と小学校予定地を見つめる私。

 「緑に囲まれて、いいですね」・・・いいえ、みなさまが今御覧になっている<緑>は、以前もっともっとありましたし、今後はほとんど全て、なくなります。あそこに道路が通って、あそこが住宅地に。沿道施設も予定されています。・・・みなさまが今御覧になっている景色は、一変いたしますの。

 南山を歩いたあと、「エリアマネジメント南山について」と題して、<(仮称)エリアマネジメント南山設立準備室>というところから、コーポラティブ住宅や、奥畑谷戸公園の活用方法などを聞きました。
 公園の木をチップにして、ペレットストーブの燃料にする考えや、複数の世帯が共有の土地を保有する住宅のありかたなど。

 ペレットストーブの件では、「十年位前は考えられていたが、今はチップを燃やすストーブはうまくいかないとされている。今取り組むのは如何なものか」という意見が出ました。それには、「試行の段階です」というような答えでした。
 ダメな例があったら、それを参考に考えていってもらいたいですね。

 私は、南山問題市民連絡会の代表と、開発組合が話し合いを持つ場に出ており、緑地比率の拡大など、意見を取り入れていただいていることに感謝しているけれど、本日の南山を見て、正直寂しい気持ちになったと、発言しました。そして、開発にあたっては環境アセスメントを重視してもらいたいと思い、会が意見として話し合いにだしております、生態系の保護を考えた連続した緑道をつくっていただきたいことと、奥畑谷戸をいじり過ぎないことをお願いしました。

 だって、南山の動植物を開発区域の二十分の一の広さしかない奥畑谷戸につめ込んで、更に人が入って楽しめる場所にするのって、いったいどうしたら良いのか。
 トウキョウサンショウウオは公園内に人口の川をつくって、しかも人が入らないようにする・・・。これはトウキョウサンショウウオに限らず、珍しい植物などもどう守るか。今でも<盗掘>は多いのが現状です・・・。私にはチョット思い浮かびません。

 あと、「コーポラティブ住宅」の件ですが、「やろうとしたけど出来ませんでした」じゃ、ほかの区画整理と同じになってしまい、<個性ある南山の住宅>は宣伝文句だけに終わってしまうので、やるのだったら必ずやってね!、とお願いしました。

 なんだか虚しい気持ち。まだまだ南山には関わっていくけれど。
 
 
 我家のある山付近や向陽台に、夜現れるタヌキさん達は、南山から逃げてきたんじゃなかろうか・・・。




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うまくなってきたよ

2012年03月23日 | 日々の活動
 我家のすぐ近くにある竹やぶで、毎日ウグイスさんが鳴いています。

 だいぶうまくなってきた。

 最初、本当に寒い時期は、 「チョッ チョッ」みたいな声。

 そのうちに「ケチョ、ケキョ」みたいになって。

 今では 「ホーホケッキョ ホーホケキョ」。もう少し情緒あふれる鳴き方になるとオッケーですね。
 毎日まいにち練習していて、エライなと思います。


 さて。

 人生において無駄な経験は無いというようなお話しましたが、今私、それこそ25年くらい前の経験が活きておりますの。

 まだ牛乳パックがリサイクルできないと思われていた時代、稲城市で初めてパックの回収を始めて、製紙会社に送る運動を広めようと活動してました。
 子どもがお世話になっている<コマクサ幼稚園>に箱を置かせてもらい、スタートした運動が、だんだん大きくなっていき、私は関東エリアの複数の回収活動団体の代表になったのですが、この運動を広める手段として、「牛乳パックでハガキをつくろう」と、紙漉きの講師をやってました。

 その経験から、現在の私の職場で、精神障害者の方達と牛乳パックで<コースター>をつくり、みんなが働いている世田谷区の尾山台にある<パイ焼き茶房>というお店で使うことが出来ています。
 もっと技術アップして、売れるような品物つくりを考えているところです。

 それから。

 新しいことへのチャレンジ。

 まったくやったことない。 「作物栽培」。

 園芸療法まではいきませんが、精神の方達と、土をつくって作物を栽培してみようかと、今模索中です。「プランターでミニトマト」や「ゴーヤ」・「ハーブ」を考えていて、その指導してくれる人を世田谷で探すこと。世田谷は23区のなかでは農業に力を入れているところなので、職場の周囲にはけっこう畑がありますし、JAさんもしっかりしています。<有機>でといきたいところですが、私自身まったく知識ナシ。
 で、どなたかにご指導いただきながら、まずは小さな規模でやってみようと。

 私は一介の<非常勤職員>。

 でも、一応提案したお菓子のパッケージ変更は実現、売れ行きもよいそうです。少しづつ、小さなことでもアイデア出して、精神障害の人達の居場所や働く範囲が広げられた
ら、と思っています。


 それにしても、だよ。民主党は、2010年の一月に「障害者自立支援法」を廃止して、新たな総合福祉の法をつくると約束したのに、たった2年で、「廃止ではなく、一部改正」と約束を破るのかね。

 2010年六月に、廃止の閣議決定をして、当事者の声を取り入れようと<総合福祉部会>を発足させたのに、結局のところ、

 廃止するはずだった<支援法>の大部分がそのままで、しかも、総合福祉部会の提言をほとんど無視した「障害者総合支援法」なんていう、名前だけ変えた法律をもってきた。

 最初の約束は、詭弁だったとしか思えません。

 立法の府がこんな調子では、本当にどうしようもないです。

 今の私ができることは、真の「障害者の自立」が理解できていない、何を支援すべきかがわかっていない国に対して、実にじつにささいなこと。「共に働いている障害者の工賃を少しでもアップさせること」。「その手段を開発すること」。

 虚しいね。

 でも、立ち止まってはいないつもり。

 
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暑さ寒さも彼岸まで、なんでしょ。

2012年03月18日 | 雑感
 あと少しの辛抱だ・・・。明日こそ暖かくなる・・・。

 人間て勝手だから、暑いのサムイのいっているけど、昨年から少し考え変わりました。

 生きてるから、そう思うんだって。


 一年前に比べて、収入は四分の一くらいになったけど、ちゃんと暮らしていけるし、以前は何気なく買っていたものも、20%引きとか半額とかを見て買って、「得したあ~」と思うようになりました。

 考えてみれば、議員報酬から「会派通信」やら自分の「はなまるつうしん」やら発行したり、一応クツや服も笑われない程度にしたりだったけど、そういう支出が無くなったので、収入減でも平気だし、物欲無しの私は特に響かないのかも。

 生きていけてます。しかも、精神障害の人達から学ぶことは多い。

 きっと、私の人生の見直しのチャンスなんだわね。もう一度、人生を<洗濯>する。



 
 寒い私の仕事部屋。窓の外は更に寒そうだけど、丁度目の前に見える庭の沈丁花。白いつぼみがいくつも見えます。

 必ず春が来るとはわかってるんだけど、う~っ、もう少し暖かくなっておくれ~!
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記念日にしちゃいけない

2012年03月11日 | 雑感
今日、ブログを書く人は特に沢山いらっしゃるだろうと思います。

 3月11日。

 あの日のことは鮮明に覚えています。

 議会中で、私は建設部に聴きたいことがあって部長と話をしていました。新しく建設される住宅内の道路位置の確認をしていた時に、足元が揺れ始め、じょじょに強く激しい揺れになって、庁舎全体がゆがむようにぐらぐらミシミシと動き、机の書類は流れ落ちて棚の地図もなだれ落ちてきました。
 本来、来庁されている市民の方達の安全を優先にするとされていますが、実際はそんなすぐに行動にうつれない。
 女性職員は悲鳴をあげてうずくまり、体の大きな男性職員は、むりやり机の下に片方の肩だけいれている。

 私はそんな状況を立って、口あけて、ただ見ているだけ・・・。
 なさけない。

 市長候補に名乗りをあげて、事務所も構えていたときでしたが、事務所に帰ってからも、テレビの画面をみんなで凝視していました。
 なんて無力・・・。

 夕方から、リュックに水とパン、生理用品を詰めて、避難場所になっている中学校にいきました。消防団と市の職員が複数、緊張した面持ちで立っていました。
帰宅困難な人が徐々に体育館に来られていましたので、今度は稲城駅に向かいました。
 駅の改札口前には大勢の人。駅ビルのスポーツ施設からの水が改札近くの天井からびちゃびちゃ漏れている。
 避難場所への誘導は?と見ると、改札口に市の職員が黙って地図を渡してる。

 あのさ。住んでる人は中学校、わかるかもしれないけど、仕事に来ている人はほとんど知らないよ。それに真っ暗の道、誘導も少ない中、たどりつけないよ。
 それで、声を張り上げて「避難所に行く方!こちらへ!一緒にご案内します!」と言って、足の不自由なおば様につきそいながら、ぞろぞろと中学校にあるいていきました。
 途中、立っている職員に、声をあげて誘導するように言いながら。

 体育館の中には、若い女性達がけっこういらっしゃったので、生理用品にお困りのかたは?と一人ひとりに声かけて配ってまわりました。これは若い消防団員にはなかなか難しいことですね。

 何回か駅と中学校を行き来したあと、不安そうに歩いている人に声をかけていって、家まで歩く人などにパンと水を提供。
 このくらいしか出来ない。もっと困っている人はまちにあふれていたと思います。


 本日は、様々なところで追悼式典や、脱原発行動、講演、復興支援イベントが行なわれます。テレビも特集番組を一日やっています。

 この日をわすれてはいけない。
 
 でも、

 この日を単なる「記念日」にしてはいけない。

 これから、孤独や失業からの生活苦に耐えかねて、心が折れてしまう人、命を絶ってしまう人が、きっと沢山いらっしゃる。親御さんを失った子どもたちのこれからが、物心両面で閉ざされてしまうことが考えられる。

 今日のこの日を、これからの長い支援の改めてのスタートの日としませんか。

今、私は以前にも書きましたが、東北の主に有機農業生産者と、八木澤商店の樽支援(お醤油です)を毎月送金で応援しています。
 あと、脱原発。自然エネルギーの学習会などやっていますが、まだまだ、自分がやるべきことを模索しています。

 深い悲しみを、すぐに癒す方法を私は知りません。だから。

 できることを 息長く やっていきます。やっていきましょうよ。
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桃の花はさいてるの?

2012年03月02日 | 議会状況
 「2月28日から三月議会です。明日にでも日程お知らせします」

 と、書いておきながらちっとも書かず、すみませんでした。

 遅まきながらお知らせいたします。


 本日までに、市長の施政方針表明とそれに対する各会派の代表質問がありました。

来週からは・・・。

 5日(月) :各委員会に議案の審議を付託(審議の担当決めね)

 6日(火) :一般質問 伊藤・岩佐・大久保・中田・坂田 各議員
 7日(水) :     佐脇・井川・梶浦・つのじ・渡部力 各議員
 8日(木) :     渡部達・中山・岡田・遠藤・中村 各議員
 9日(金) ・     荒井・鈴木 各議員

 12日(月):総務委員会
 13日(火):福祉文教委員会
 14日(水):建設環境委員会 (各委員会にそれぞれ陳情が審議されます)
 15日(木):予算委員会 総括 全委員(議員)で会派順に質疑します。
 16日(金):予算委員会 総務分科会
  
 19日(月):予算委員会 建設環境分科会
 20日は祝日でナシ。
 21日(水):予算委員会 福祉文教分科会
 22日~26日は休会(書類の整理日)
 27日(火):予算委員会 総括 (各分科会の委員長報告・採決)
 28日(水):最終本会議 (陳情・議案の採決)

 以上です。

 市長の施政方針は、文の組み立てが前市長とおんなじで、あんまり新鮮な感じがしないですね。なんか顔と声が変わっただけみたいな・・・。内容も、もっと「おっ!」といわせるのがあるかと思ったんだけど・・・。(へっ?って思うのはあったんですが))
 もう少し詳しく予算を見ていくと{おっ!」かあったり「へっ?」があったりすると思います。

 今回は、昨年市長になったり議員になった方達による、初めての予算決めです。市長はご自分の公約をどこまで実現に努力されるか。議員も同様にご自分達が掲げたまちづくりの実現にむかった予算編成になっているか、市民の要望にそって税金が使われるか、じっくりしっかり取り組んでいただきたい。

 そして、行政と議会がちゃんと役割を果たしているかをじっくりしっかり視る必要が、私達市民にはあるのだと思います。   
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