藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

眉間のシワが増えちゃうぞ!

2012年06月23日 | 雑感
 視力があまりよくないので、裸眼で何かを見ようとすると、眉間にシワがよってしまう。
 そのうち、年齢のせいかシワはまるで「旗本退屈男」(古い!)のおでこにある三日月型の刀傷みたいに、私の眉間に刻まれちゃった。

 しかし。

 腹立たしい。

 眉間のシワが深まるばかりの国政運営だ。

 消費税アップに賛成だ反対だと、党内でもめている民主党はなんなんだ!?

 三党合意で消費税アップを決めるというが、自民党は民主党の崩壊を望んで、又与党に返り咲こうとしているだけじゃないのか!?

 公明党は自分の意志を持って独り立ちできないのか!?

 
 いずれにしても、どう考えても、とても「国民のためを考えている」とは思えない。

 いくら地団駄ふんでも、われわれ決定権のない国民は、泣き泣き節約するしかないなんんて。
 「仕方ないんだよ、国の財政が危ないんだから。」と言う人もいますが、8%にしても、10%にしても、国の借金は改善されないし、災害地の人達の生活が支えられることも無い、というではありませんか。ましてやここにきて、生活保護需給者にたいしての圧力とも言える行為が行なわれているし、とてもじゃないけど生活弱者への配慮や雇用の促進なんかにかまってられませんわ、と思ってるんじゃないかと感じてしまう。

 それでいて、大飯原発の再稼動って・・。

 国民の将来のためにって・・。

 先日コメントいただいた「みーたん」さんの仰る通り、日本経済と人間の命をもしも秤にかけたら、絶対的に命のほうがずーっと重いんだよね。

 原発の問題は、以前にも書かせてもらったけど、今回の福島原発の事故による放射能汚染もさることながら、日本、いや、世界中の原発の共通した大問題は、「使用済み燃料の処理方法がみつからない」ってことなのよ。燃料だけじゃないよ。低レベル汚染された、原発を動かすためにつかったあらゆる品々があって、(たとえば高濃度地帯に入るときに着てた宇宙服みたいなのとか、手袋とか)それらをどう適正に処理すれば安全なのかだって不明なんですのよ。

 福島の原発そのものだって、「もう大丈夫。解決しました」じゃないですし!
未だに敷地内にある、何百本もの使用済み燃料が、もう一度大きな地震がきたらどうなるかっていう建物にある。柱を補強したっていう話ですが、もしそれが破壊したら、自民だ民主だなんて言ってらんないのよ。日本そのものが住めなくなるし、地球全体へ汚染を更に拡大させることになるそうです。
 
 今、東京電力も「うちらはちゃんとやったんだ、悪いのはよその人達なんだ」と<正式に>発表するくらい無責任極まりない考えしか持ってないで。

 今、総理大臣も社会保障の改革もせずに消費税増額しか言わないで。

 電力会社の体質改善もできず、国の行くべき道も示せないなかで、軽々しく「国民のため」とか、言ってほしくないね。

 ほら!

 また眉間のシワが増えちゃったじゃないか!

 

 
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ぽにょぽにょがたまらないね!

2012年06月16日 | 雑感
 夫の腹がぽにょぽにょなのはうれしくないし、ましてや自分の二の腕がぽにょぽにょなのは無視していますが。

 幼い子どものぽにょぽにょ感はたまらない!!


 このところの週末、我家は人口が増えていました。

 息子家族・・・一歳半の孫連れて。
 甥っこ家族・・・生後半年の娘を連れて。
 我が兄・・・これは一人。でも三人分のにぎやかさ。
 もひとつ甥っこ家族・・・生後半年の息子を連れて。

 そんな訳で、兄貴は別にして、こんにちは赤ちゃんのシリーズでした。

 もう自分の子はとうに大きくなってしまい、思い出の中の赤ちゃんになってしまっているので、生身のあかんぼをいじれるのがすごく嬉しかったです。

 あの、命のかたまりみたいなぽにょぽにょの小さな体を抱っこすると、心がホンワカしちゃうのです。あかんぼが泣いても「わ~、泣いてるう~」なんて笑ったりして。


 みんな昔はあかんぼだった。

 みんな、だれ一人の例外なく、母親のお腹から生まれてきた。
 母親のことを好きだろうが嫌いだろうが死別してようが生別してようが、だれ一人の例外もなく。

 それなのに、なぜ、電車の中であかんぼがちょっとグズッたりすると、嫌な顔したりする人がいるんだろ。自分だってあかんぼの時にどっかで大声で泣いて騒いだかもしれないのにね。

 それなのに、なぜ、「女のクセに」とか言ってのける人がいるんだろ。あんたは女から生まれてきたんだぜ、と言いたくなる。

 自分自身が昔あかんぼだったこと、子どもだったことを忘れないように、小さなもの、弱いものを大切にする心を忘れないようにね、と、私に語るように、抱っこした幼子が私をみつめます。
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もう六月か、まだ六月か。

2012年06月08日 | 議会状況
 私は「もう六月か」のほうですが、まあ毎日いろいろやっているから時間の経つのが速いんだよね、と勝手に思っています。
 やることがスローで時間が経つのが速いのか、という考えは捨てます。


 さて。

 今、稲城市の財政学習に参加しています。
 もう三回シリーズの二回目が終わった段階なんですが、いよいよ来週は「稲城市の財政のここが!00なんだよ」という講座です。

 「あら~知らなかったよ!教えてくれたら行ったのに!」という方、すみません。
でも、最後の講座だけ聞いても、理解できるような話し方をしてくれる講師です。
(大和田一紘氏という財政問題のピカイチの方です)

 6月13日(水)の午後7時~9時で
 場所は 稲城市役所東となりの中央文化センター4階・集会室 です。
 参加費は 600円 (資料代です)

 どなたでも、どうぞ!


 そして。

 本日8日から、稲城市議会六月議会が始まりました。

 13日から各議員の一般質問があります。
 今回は議長を除く議員21名のうち18名が行います。

 私は一般質問は議員の「義務」だと思っています。ま、もちろんなんでもやりさえすればいいってもんじゃあありませんが。今回は新政会の中堅議員3人が質問おやすみ。


 13日・岩佐・伊藤・佐脇・つのじ・渡部たつや 
 14日・大久保・井川・渡部力・坂田・原田 
 15日・中田・岡田・遠藤・川島・梶浦 
 18日・荒井・中村・鈴木 の各議員です。

 そして、各委員会は。
 19日:補正特別委員会
 20日:総務委員会
 21日:福祉文教委員会
 22日:建設環境委員会 があります。

 議会最終日は28日です。

 インターネット中継や録画でも観ることができますよ。でも、もしお時間がおありなら、是非「生職員」「生議会」「生市長」「生議員」を観に行ってくださいな。なにしろ「生(なま)」だから、新鮮具合がよくわかりますわよ。
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伝わった、かな?

2012年06月02日 | 日々の活動
  今の私の仕事は、精神に障害を持った方達と、様々な作業をする、というものです。

 一週間のスケジュールが大体あって、隣接する「茶房」(ここでも精神の方達が働いています)で提供する食材やみんなで食べるお昼を作ったり、お菓子の納品をチェックしたり、箱やリボンなどを用意したり。あと、私が参加してから、牛乳パックでコースターを漉いて茶房で使ったり。

 それで、いろんな作業をいろんな症状の人とやるんですが、その時に気をつけることは、
 「わかるように伝える」ことなんです。

 たとえば。

 きゅうりを四等分に切ってもらうとします。

 きゅうりを渡しただけではもちろんいけません。袋から出す。そのためにはハサミを出してきて使うこと。そして洗ってからまな板にのせる。包丁を用意する。

 ここから始めます。

 そして、実際に切って見本を見せる。

 でも、気になるのですね。真ん中がどこか、切ってふたつになったきゅうりを、又半分づつにするとはどういうことなのか。

 「何をいってんだ。そんなこと。」と思われるかもしれないけれど、先ほど言ったようにいろんな人がいるのです。そこをすっ飛ばしちゃいけない。

 入所当時は、袋に入ったきゅうりを前にたたずんでいた人が、しばらくするとさっさとまな板を出してとんとんと刻むようになるのです。
 でも、調子が悪くなると、又袋の前にたたずむようになってしまう。その時はまた、最初から思い出してもらえばよいのです。
 又、ハサミをだすところから始め、四等分のやり方を思い出してもらいます。

 又、「お醤油をあと少しいれてね。」では、ダメ。
 「お醤油を小さじ一杯いれてね。」と正確に言わなければ迷います。
塩をひとつまみ、も三本の指で持った分で、とか。


 日頃の生活の中での<あいまいさ><よいかげん>では済まない仕事場で、形が揃っていない野菜を<等分>にするための説明をいかに理解してもらうか。なかなか大変というよりは、私にとってはおもしろいです。


 さて。

 「わかるように伝える」という点では、べつに障害の有無にかかわらず、相手のことを考えて、相手の立場に立ってみることが必要ですね。そして、本当に伝わったのか、共通理解できたのかを、確認する必要がありますね。


 いったい。

 大飯原発の再稼動に関して、関西連合が「容認した」と解釈してよいのか。橋下大阪市長みたいな発言内容が動くケースは信じられないけれど、自分の都合のよいように物事を解釈してしまい、「そう言っただろ!」などと威圧するようなことは、良くないね。

 電気代の値上げも、消費税率アップも、原発容認も、それより災害地の復旧にもっと力を入れるべきじゃないのか、と私は思う。いくら値上げや再稼動の「説明」を聴いても、ちっともその必要性がわかんないのは、私の頭のぐあいのせいか、それともいろいろ決められる権力をもっている人間が、国民に対して「わかるように伝える」気持ちをはじめっから持とうとしていないせいか。
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