藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

疲れちゃうのよ・・・。

2010年05月29日 | 議会状況
 しつこい風邪が抜けないから、ではなくて、疲れちゃうのよ。

 信じない方もいるかもしれませんが、私はオシャベリでは有りません。ある程度の量はしゃべりますが。
 でも、委員会や議会、あるいはいろいろな会合などで、<このことは分かって欲しい><これについては譲れない>という時は、しつこく話しを展開していきます。

 でもね。

 疲れちゃう時があります。

 以前にも書きましたが、議論にならない時。
ま、料理にたとえれば、そうですね・・・離乳食に辛子明太子が出てきた。私が
「これは赤ちゃんには食べられないよ。」と言ったとします。すると、「なにを言うんだね!これは一流の専門店で高い値段で買ったもんだよ。」という返事が返って来る。
 
 そんな感じでしょうか。

 何が課題か。何が焦点か。まるでずれているとか理解されない時。
 そんな事を主張してどうするというような事を言われる時。

 なんか私の言う事がバリアにはじかれて聞こえないのかと嫌になるんだけれど、更に自分を鼓舞して発言をする。すると。

 ま、食べる機会はないけど、たとえば、おすし屋さんで<おまかせコース>を頼んだら、まぐろの握りの上に、大量のイチゴジャムがかかったのが出てきた。それで私が
「これはナニヨ!」と言ったら、お店の人が「おまかせするって言っただろ!文句言わずに食べろ。」という返事が返って来る。

 こんな感じ。

 私、疲れる・・・。めげないが,疲れる・・・。そして言う、言われる、疲れる・・・。

 キチンと問題の焦点が合って、意見の違いがあって議論百出ならば実のあることで、疲れても無駄には思わないのですが、全くベースになる所自体が違うとなると、これは、ねえ。
 でも、あっかんべ~して喧嘩して帰ってくる訳にはいきません。腹は立つけど、そのエネルギーがもったいない。自分の理論だけは構築しておこう、そして又やっていこう。

 国木田独歩の文にこんな感じのがあります。

敵が多いのは恥じることではないが、敵として恥じないようなのを敵とせよと。
<卑しき敵>は持っただけで、おまえさんの負けだよ、と。
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予言?あるいは懲りない繰り返し?

2010年05月24日 | 雑感
 古代メソポタミア(紀元前2600年頃)に、実在した王<ギルガメシュ>のことが、粘土板に記録されていました。

 要約すると、
 ギルガメシュは、神がつくったエンキドという友と二人で、杉の木を求めて旅に出る。
 杉の山を見つけ、神のいいつけでその山を守っていた、怪物<フンババ>と青銅の剣で戦い、これを殺して、杉を持ち帰る。
 勇ましいギルガメシュに求婚した女神を彼が振ったら、女神は怒り、天から牛を地に下ろし、大勢の人が死ぬ。エンキドも死に、ギルガメシュは自身の死にもおびえ、不死の手段を探しに行く。
 その後、旧約聖書の原本と思われる箱舟の老人に会って、不死のツールを手にするが、それを蛇に食べられてしまい、最後はやはり死に至る。

 ・・・と、いう筋なのですが、どこかで似たような点があるのが、宮崎さんの「もののけ姫」ですね。前人未到の地に、たたらを踏んで作った鉄器を持ってなぎ倒すように侵入していく人間。森に住む<でえだらぼっち>を殺してしまう人間。

 「ギルガメシュ叙事詩」の最後には、こう記されているそうです。

 「私は、人間が幸せになるためなら、いかなるものを犠牲にしても構わないと思っていた。私は、フンババの神とともに、無数の生き物の命を奪ってしまった。
 やがて森は無くなり、地上には人間と、人間によって飼育された動植物しか残らなくなる。それは、荒涼たる世界だ。
 人間の、滅びに通じる道だ。」

 これが、旧約聖書より前の時代に書かれた文です。

 人間は、いずれは滅びるのかもしれません。
 ここにきて、やっと<生物多様性>の重要性が言われはじめましたが、いまだ人類は今あるものを壊し、自然界に無いものでものをつくっている。正に<滅びに通じる道>を歩いているようです。

 でも・・・私はまだ、と思うのです。原生林と人間を描いた宮崎さん。里山と動物を描いた高畑さん。不思議なことにお二人の、「原生林」と「里山」のシーンがはっきりと目に浮かび、より大切なものに思われてきたのです。
 失われていくものへの慙愧と残したい思い、被害は受けているけれど加害者である私。私のような大人達と、今小さなシャベルで土と遊んでいる未知の子ども達がいれば、まだどうにかなるんじゃないか・・・と。
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おじさんの話 と ギルガメシュのこと

2010年05月18日 | 雑感
 前の予告した、「おじさんの話」です。

 南山の集会のチラシを、皆で、よみうりランドのアメリア前で配り終え、私は大きな拡声器を担いで、電車で稲城駅まで帰ってきました。

 改札口を出る手前で、拡声器を一旦おろして、ベルトなどを直していましたら・・・

そこへ見知らぬおじさまが・・・

 おじ様:「知ってる?」
 私  :「?」
   お:「ラッパ吹いてる・・・人魚がいるところ。」
   わ:「いいえ。」
   お:「ラッパ吹いてる人魚がいる所があるんだよ。」
   わ:「・・よみうりランドですか。」
   お:「いや。(私の持っている拡声器を指して)それはなんだね?」
   わ:「あ、これはラッパではなくて、声を大きくする、拡声器です。」
   お:「そりゃあ重そうだわ!私が持ってあげよう。」
   わ:「いえいえ、大丈夫です。」(微笑みながら)
   お:「いや!そんな重たいものをあんたみたいな可愛い子(おじ様が見て!)が持っ     ちゃいかん!」
   おじ様は、私の手と拡声器の持ち手をいっぺんにつかみ、
   「さ、いこ。」・・・って、どこに!
   私は、迎えが来ているので大丈夫ですよとかなんとか言って、おじ様の手をやんわり  と力強く振り払い、
  
   わ:「では、お気をつけて!」・・と、改札口に小走りに逃げてまいりました。
  ホームに下りるエレベーターから、おじ様が、
  「気をつけてな!」と叫ぶ声が聞こえました。

 ホント、気をつけないと、ね。



 全くおじ様の話とは無関係な、<ギルガメシュのこと>。

 以前から、気にはなっていたのですが、たまたま新聞のコラム欄に「ギルガメシュ叙事詩」のことが載っていたので、少し調べてみて、その中身と現代の関係、そして、宮崎氏のアニメのこと、高畑氏の思い、と、どんどん連鎖してきたのです。
 ネットから得た情報のつなぎ合わせなんですが、私の中で、小さな花火がしゅわわ~っと燃えた感じ。今まで私の中にあったけど、よく見ないでいたのが、小さな花火でぽ~っと照らし出されたような・・・。

 何言ってんだか、これでは解っていただけないですよねえ。

 つまりですね・・・あ、すみません、晩御飯のしたくの時間となってしまいました!
この続きは、又!
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報告集会報告です

2010年05月17日 | 日々の活動
 よく晴れて、気持ちの良い日曜日。

 南山の報告集会に、沢山の方がおいでくださいました。ありがとうございました!

 主婦でもある私の感覚でいけば、晴れた日曜日、布団を干して、掃除して、少し夏物に衣替えもしたい・・・と思いますし、男性なら、ゴルフとか買い物、かな?
 とにかくそんな日曜日、地域振興プラザの会議室で、補助椅子を足す盛況ぶりでした。

 如何に多くの方が、様々な角度から南山に関心をお持ちか、改めて感じたしだいです。

 集会では、現在の状況・・第一期工事が行なわれていること。
             2600筆の請願署名の力で、現在組合と話し合いが定期的に            行なわれていること。
             工事は始まったが、まだまだ一部であり、見直しは可能である
            こと。
 そして、話し合いの内容についての報告・・
             現在定期的に7回行い、今後も継続すること。
             内容は、<これは最低行なってもらいたい六つの提案事項>
                     
        1.危険な高盛土造成の見直し
        2.ありがた山~百村妙見寺へ自然遊歩道を
        3.市民、行政、法人の協力で、市民農園等の<緑の施設>を
        4.集約農地の確保
        5.住宅計画は緑に包まれた大区画とし、人口見直しを
        6.南山スポーツ広場の確保

 について、説明と状況報告をいたしました。

 又、南山関連のいろいろな団体の活動報告や、ホームページ「南山ネットワーク」の紹介、参加された方達の意見交換など、充実した集会となりました。
 出されたご意見、ご感想は、会としてきちんと受け止めて、今後の活動に活かしてまいります。
 また、この会は、どこの団体にも政党にも属していない、<市民の会>です。言う言われるの関係では無く、皆で知恵を出し合いながら活動していく会ですから、いろんな意見を出し合い知恵を集めて進みたいので、多くの方の参加を望みます。

 写真も、いつもの集会同様に、南山のすばらしさをひと目で理解できる。そして、自然や南山を愛する人の様子がよくわかる多くのものが展示されました。

 機会があったら、写真展示会もやりたいですね。

 参加された方、チラシを受け取ってくださった方、南山に関心を寄せておられる方、皆さん本当にありがとうございました!そして、活動は続いてまいります・・・!

 
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今度の日曜は・・・。

2010年05月12日 | 日々の活動


 今度の日曜日は、

  南山の報告集会・・・「今、南山は どうなっているか」 です。

 5月16日(日)・・・午後1時半から 3時半です。

 稲城市役所東となりの 地域振興プラザ 4階、ですよ。

 どなたでもご参加できます。参加費 300円です。

この報告集会を主催される<南山問題市民連絡会>のみなさんが、各駅やスーパーの前でチラシを配りました。
 昨年、それらの場所で市議会宛の署名活動をしました。その活動の結果、組合との話し合いの場が設定され、今日に至っているので、キチンと状況のご報告をしなければと、16日に<報告集会>を行なうこととした訳です。

 今度の日曜は、是非、南山の報告集会に足をお運びください。<開発ゼッタイ賛成><ゼッタイ反対><仕方ないネ><なんとかならないの?><南山に土地を持ってるよ>・・・どんな考え・状況の方、どなたでもおいでください!!


 またまた現れた!見知らぬ「おじ様」のことや、ギルガメシュのことは、次回に!!
 
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懐かしいこと・未知のこと

2010年05月03日 | 雑感
 世の中は<連休>ですね。
 連休中は市役所が閉まっているので、議会も無く、公務はありません。
こんな時は、家の掃除と資料整理!です。
今日はハガキを大量に出す作業をやって、ポストに投函に行ったのですが、ま、近くだし、ということで仕事場にいたままのズルズルの格好で外にいきましたら・・・

 まあー!次から次へと色んな方に逢ってしまった!

 私の格好は、まったイメージダウンだわ!まあ恥ずかしい!
・・・と思ったのですが、(確か前にもこんなことが)と記憶をたどって、再度愕然としました。
 つまり、私自身は、「いつもと違うひどい私」と思っているけれど、お逢いした方達から見れば、「大して変わらず、いつもの藤原」なんです。その証拠は、遠くから、私を見つけて、「藤原さあ~ん」なんて手を振ってくれるんで・・・。嬉しいけど、少し悲しい。

 「嬉しいけど、少し悲しい」繋がりで・・・。

 先日テレビを見ていたら、住宅かなんか、羊の人形が出てくるC.M.に、昔一緒に芝居をやった役者さんが出ていました。(私、昔は演劇少女)その男性、すっかり「おじいさん」なんです!孫とキャッチボールしてる「おじいちゃん」

 いつも水戸黄門でかつらかぶって悪役ばかりで、メイクで分からなかったんで、白髪の彼を見て、「わあ、良いおじいちゃん役でよかったネ」と嬉しかったけど、年月の変化が、少し悲しかったです。
 つまり私も「おばあちゃん」になって来たわけで、時々やはりC.M.で、昔の音楽使ってたりして、わ~懐かしいなあ~と思って、記憶をたどると40年前に流行った曲だったりで、ビックリしてしまう。

 しかし、これは発想の転換でまいりましょう。

 懐かしいことも 「増える」
 未知のことも 「待っている」中身ある人生じゃないの、と。

細く長く、とも、太く短くとも、特に希望は無いですし、アンチ・エイジングに血眼になるつもりも皆無。

 ここで、柄にもなく、小説の一文をあげてみます。


 あなたが虚しく過ごした

 今日という日は

 昨日 死んでいったものが

 あれほど生きたいと 願った明日

 (小説「カシコギ」 趙昌仁 著より)


 私の仕事机の前に、貼ってます。

 演劇少女だった、お肌がピンとしていた頃には見えなかったことが、このごろ見えるようになって来たかもしれなくて、服はズルズルでも、中身はズルズルにしないようにしていきますね。
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やっと春!?でもね

2010年05月01日 | 日々の活動
 もう天気予報のお姉さんもお兄さんも、全く信用ならんな!・・・と人間(?)不信になっていたけど、やっとどうにか季節のギアが入りましたね。

 先月24日に行いました、会派の<公開学習会>には、大変多くの方々のご参加をいただきまして、有り難うございました!

 「介護疲れによる犠牲者を出させないために」というタイトルで、東海大医学部教授の、保坂隆氏に講演をいただいたのですが、丁度少し前に「たけしの家庭医学」の番組に出られており、それを見られた方は、ますます分かり易かったようです。

 現在、日本では毎年の自殺者が30000人を超えるという異常な状態です。

保坂先生は、更に驚くべき話をされました。

つまり、自殺行為で死に至る人が三万人。自殺未遂はその何倍もあるのです。しかも、自殺を試みる人の何倍も、「死にたい」と感じている人がいると。
 そして、具体的に「死にたい」と感じる<手前>の、いわゆる「ウツ」の人は、400万人とも800万人ともいわれる位大勢いらっしゃるそうです。

 介護に追われていても、いじめを受けていても、だからといってイコール自殺には結びつかない。
 介護していて、いじめを受けていて、あるいは仕事がうまくいかなくて、「ウツ」になってしまい、「死にたくなって」、自殺をしてしまうというプロセスがあるのです。
そして、その症状を早期に発見して、治療をすれば、死に至る行為は防ぐことが出来るのです。
 自身で「私なんだかウツみたい」と気がつけば良いですが、やはり周囲の、日頃から付き合いがあったり接している人がその症状について知識があって、気がついてあげることが必要だということです。

 家族・先生・ともだち・ヘルパーさん・ケアマネさん・お隣さん・などなど、ウツの知識と対応について学ぶと、苦しんでいる人や自殺しそうな人を救うことが出来る。これって、すごく大切なことです。実際この講座を行なったのが、神奈川県秦野市と聴きました。

 いくら良い話をきいても、「あらよかったわ」でおしまいにしては意味がないので、稲城でどうしたら良いか、に取り組んでいきます。

 困っている人、苦しんでいる人、たくさんいらっしゃると思います。私はほんのちっぽけな存在だけれど、なんとか少しは力になりたい。それで、いろいろ相談受けていると、私がズドンと落ち込むことがあります。これはいけませんね。相手様の<陰>を拾ってしまうんですね。こちらが<陽>を送らなきゃいけないのにね。

 ま、時は五月。

 柏餅でもパクついて、鯉のぼりみたいに口あけて、爽やかな風を体内に吹き込みましょう!

 で、

 集会のおしらせっ!

 「今、南山はどうなっているか」

 5月16日(日)
 午後一時三十分から三時三十分

 稲城市地域振興プラザ 四階 (市役所東となり)

 参加費 300円

 どなたでも! 予約無しです!

  高尾山の次に、多くの種類の生植物が住む「みなみやま」は、今、第一次工事で一部が削られています。
 しかし、昨年、市民の方々のかつてない数の署名が集まった請願の結果、南山東部事業組合と、南山問題市民連絡会が、話し合いの場を持つ事が決まり、現在それが進行しています。
 その話し合いで、市民連絡会は、「南山6項目の見直し提案」を出しています。

 まだまだ全面保全、開発反対!と言う方や、なんか、もう無理って聞いたぞ、と言う方、兎に角どうにかならないかと思っていらっしゃる地権者さんや市民の方々、いろいろな報告や意見交換をおこないますので、
 どうぞご参加ください!
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