藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

「藤原の効果」じゃないけれど。

2013年10月25日 | 雑感

 初めて聴いた。

 「藤原の効果」。

 「二つの台風が、1000キロメートル近づくと、お互いの進路が予測と違う動きをする」ということだそうで。その法則を発見したのが、藤原さんだそうです。

 ちなみに、夫の藤原家とは親戚ではないようです。


 
 「その話とどう関係あるんだ?」と思われるでしょうが、まあまあ。


 私は正直経済学に疎いです。

 アベノミクス効果でだんだんに、まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」式で、日本経済が良くなっていくんだよ、と言われても、私の職場は福祉関係の補助金削減の予測があり、更に生活保護の減額で、法人も障害者も青息吐息です。

 この状態が、いつ、どう<上向く>のか、経済にうとい私にはわかりません。

 上向くどころか、消費税アップ前なのに、原材料の値上がりだかで食品もセール品を探す頻度があがったし。これで増税になれば更に、経済効果で生活が楽になるなんて言ってることが信じられなくなる。


 おまけに、「日本の柱である農業は守ります」などとTPP交渉では「<聖域>を守る!」と胸張ってたのに、その<聖域>の壁はもろい作りだったのね。もっとも私は始めからアヤシイと思ってたけど。

 オリンピックの誘致合戦の際に「汚染水は完全にブロックされている」などと胸張って言ったけど、今、言を左右にして自分の発言の正当性を言い張るような自己防衛と自己の発言に責任を持たない首相だし。

 水俣病に関しても「国が克服した」と発言して、みんなの怒りを買ったし。むしろ、国が認定を渋り、発病した人達と漁が出来なくなった人達を見てみないフリをしていたにも関わらず、よくそんなことが言えると思う。

 
 そして、集団的自衛権・秘密保護法。


 「それは国にとって重大な内容であるからして、公表はできない。」と言いつつ、
 「でも、国にとって安全が脅かされているから、他国で武器を使用して戦ってもらう。」という図式もありえる。

 
 とにかく、今の首相は調子に乗りすぎていると思う。

 選挙が無いこの3年間の間に、権力をおもうままに行使して、日本をとんでもない国にしてしまうんじゃないかという危機感が私にはあります。
 もしこれが大きな誤解というなら、私に説明してほしいよ。

 
 しかし、それにしても。

 
 今の自民党の内部の確執はわからないけど、野党の力の無さにはガッカリだよ。

 今期待できるのが、脱原発に(やっと)気がついた<元首相>の小泉さんのみだなんて。

 
 台風27号と28号みたいに、力がぶつかって、「藤原の効果」で現政権(台風27号)の<弱者踏みにじり政策>が向きを変えて、<人が活きる政策><弱い人に手を差し伸べる考え>を発揮する方向に進むようにする、鉄人28号みたいなもんは居ないか!

 

 


 
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疲れるぞ!渋谷

2013年10月21日 | 日々の活動

 前回も書きましたが、今忙しいデス。

 土曜や日曜にいろんなところでイベントがある季節ですよね。

 そのまつりや文化祭などに働きかけて、あるいはお呼びがかかって施設の製品を販売しに行ってるんです。

 うちの施設は前にもお話しましたが、ケーキや焼き菓子の販売とランチなどをお出ししている、茶房です。まったく一般喫茶と比べ遜色ない、むしろ安くて美味しいと言われるお店でございます。

 で、少しでも利益をあげて、利用者のみんなの工賃を増やそうと、職員と利用者がタッグを組んであちこちのイベント会場や学校にエッサカホイサと出向いているわけです。

 昨日・一昨日も二箇所に分かれてエッサカホイと行きました。

 私の分担は初めてお声がけいただいた高校の文化祭です。

 持てるだけ持って電車で移動。

 雨の降る日曜日、大型キャスターとデカデカバッグふたつと背中のリュック、それぞれにはしっかりお菓子類と、焼きたてアップルパイを詰めまして。販売グッズにおつり銭も。

 さて、乗り換えは渋谷。

 以前にも来たけど、その時は荷物はなかった。

 な、なんなんだ!日曜日のこの日、渋谷の地下は迷路をさまよう人、人、ひと!

 人の流れは時として十字に交差するんでぶつかり合いもみあい、手に持つアップルパイをかばいつつすり抜けていくと、前を歩いていた人が突然振り向いて止まる!
 
 そう、道を間違える人がけっこうおります。

 荷物を抱えながらも周りを見ると、きょろきょろしている老夫婦。立ち止まってしまったお父さんを心配そうに見上げる子ども達とイラついているお母さん。
 知ったかぶりをして案内した結果迷ってしまったのか、友達にどつかれながら苦笑している少年。

 
 とにかく!

 なんだどうした渋谷!

 「ヒカリエ」どころじゃない、「コマルエ」!

 私の中で渋谷のランクがガタっと落ちた!・・・ま、私のランクなぞだれも気にしないでしょうが。

 
 公共交通である電車。その利用はどんな状況の人にとっても<使いやすい><安全>が必須条件だと思う。

 その電車を利用しようとする人々が迷ってしまう、沢山歩かないと使えないような道は失格です。

 私のように大荷物を持った人間のみならず、ベビーカー、車椅子、白状、杖を使用する人達、足腰の弱い方、そして方向音痴の人などを考慮したのだろうか。渋谷を利用するのは元気な人ばかり想定しちゃったのか。


 とにかく。

 なにかを創るとき、企画するとき、決めるときは、弱い立場にある人が利用しやすい、わかりやすいを根っこに置いて考えなきゃいかんとおもうね。

 本日私は、腰が痛い・・・。

 
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「藤原、探偵始めたってよ。」

2013年10月12日 | 日々の活動
 
 このところ仕事が忙しいので、休みの日も出勤したりしています。

 いつもより遅い時間に、稲城長沼駅に向かって歩いていると、日頃はお逢いしない人達にばったりお逢いしたり、声をかけられたりいたします。

 ありがとうございます!

 大抵の方が、「今何をしてるの?」とか、「どうしてるの?」と聴いてくれます。

 先般、いつもより早く帰宅の途についた時は、自転車でキュキュ~ッと近づくだれか。

 怪しい人ではなくて、長あ~い友人でした。それで「シャクヤクカンゾウトウよ!」と・・。

 怪しい人ではなかったけど、言ってることが怪しい・・・。

 けど。

 よおく聴きましたら、足がつった時のクスリの名前でした。

 「芍薬甘草湯」

 ありがとう!

 実はまだ購入していませんが、私の足のことを気にしてくれたのです。とても嬉しい。
 嬉しがってるだけではいけないので、買います!

 
 昼間、やはり自転車に乗って正面からいらした知り合い。

 自転車を降りて私の耳もとでおっしゃったのは・・・。

 「藤原さん、探偵事務所を開いたの!?」

 へ?

 あ、そうなんです、前にも聴かれたことがありましたの。

 今は見かけないですが、ポスター貼ってありましたね。

 「藤原愛子探偵事務所」。

 これは私ではなくて、同姓同名の方なんです、とご説明しました。

 ありがとうございます! 気にしてくれたんですね。



 自らの意志で多くの人達に顔や名前をさらした私です。しかも<市長選でおっこった>という、笑えない話に登場する私です。いったい、今どこでなにしてんのか、大抵の方がご存知ありません。

 でも、そんな私を気にしてくれる人がいる。

 そんな私を見かけて声をかけてくれる人がいる。

 ありがたいです。

 
 今日は娘の誕生日。

 私が初めて命を産んだ記念日でもあります。

 疲れるときもあるけど、がんばってゆこっと!
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福島に行ってきました。

2013年10月04日 | 日々の活動

 少し前のことですが、福島に行ってきました。

 「きょうされん全国大会inふくしま」という大会に。

 「きょうされん」は略で、「共同作業所全国連絡会」というものです。

 日本中にある障害者が働いている小さな作業所。皆が集まれば国にも声が届くんだと、連絡会ができたのですね。

 ですんで、「福島に行ってきた」と言っても、以前のように被災地支援というより、被災した作業所の人達が、どのようなことになったか、今どのようにしているかを聴きに行ったというところです。

 津波で直接亡くなったケースは発表されませんでしたが、原発による避難で所在不明になった人。遠くの施設に行かざるを得なくなり、親友と別れてしまった人など、個人の意志ではどうしようもない状況に置かれてしまった人達の中で、更に障害を持っていることで、家族と別れなければならなかったという話を聴きました。

 施設の職員さんたちは、少しでも早く作業所を復旧させて、みんながバラバラにならないようにと奮闘されたそうです。そんな施設が複数ありました、。

 そして、今迄は働いて得た<工賃>の少なさに家族から軽く見られ、弟なども兄を軽視していたそうです。が、作業所が復旧して家族の誰よりもはやく仕事に戻れて<工賃>を得た彼が、家族に「生活費にして」と袋ごと渡し、親も弟も胸が熱くなったという話もありました。

 
 今回の大震災はとてつもない悲惨なものです。

 施設の復興の報告をしながら、当時の惨状を思い出したのでしょう、涙で詰まって言葉が出なくなった職員さんもおいででした。

 でも。

 そんな中からでも、働くことの尊さを肌で感じた人達が(言葉では出なくても)力を出し合うようになって前進していく姿はまぶしかったですね。


 大会の最後の日、実行委員長が会場に向かって挨拶をされたのですが、忘れられない言葉がありました。

 「福島の原発でつくられた電気は、福島のひとはこれっぽっちも使っていません。みんな東京にいくからです。どうか、福島を忘れないでください。」


 
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