藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

スカイツリー、開業したんだ。

2012年05月25日 | 雑感
 5月22日、「東京スカイツリー」が開業しましたね。

 私は高いところと水中が苦手で、どうも足が土についていないとダメな人間ですが、ツリーができて、東京の下町に多くの人が行って、結果、「東京ってこんないいとこあったんだ」と、下町の魅力を再発見してくれたらいいな、と思っています。「業平橋」という駅名を「スカイツリー駅」に変えたのは気に食わないけど。

 先日娘が、ちゃんとした呼び方は忘れちゃったけど、「日本の型紙展」を観にいきまして、日本の着物や浴衣の生地に模様を刷るのに使われた<型紙>が、海外に渡り、あらゆるデザインに波及していることを教えてくれました。
 それは二次元の世界だけではなく、家具や工芸品などにもなっており、日本に「外国のデザイン」として逆輸入されていたりしてます。

 私も、<手ぬぐい>とか、<家紋>とかの模様、好きですね。

 <スカイツリー>という名前の<高い塔>に登って、「凄いね!」と言った後、是非その足元の町の古いよさにも触れてください。
「業平橋」と駅の名前がついた由来とか、日本の文化とか伝統など、これを機会に調べてみたりすると、別の「凄いね!」が見つかるかもしれません。


 私は高いところがコワイので、しばらくは<スカイツリー>なるものには上りませんが。

 むしろ22日は私の父の命日。テレビで華々しく放送している時、私は甘いものが好きだった父に<お饅頭>をお供えしてました。


 ありゃ~、こうして書くと、私は、日食も見ないしスカイツリーにも興味がない、みんなが嬉しそうに上を見上げている時に仏壇の前にすわって<チ~ン>とおりんを鳴らしている、偏屈ばあさんみたいに思われそうだな!!
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何なんだ?

2012年05月20日 | 雑感
 明日は1000年ぶりに「金環日食」が見られるとのことです。ちまたの調査では、10人中8人の人が「ゼッタイ見る」とスタンバイしているそうです。

 すみません・・・。

 私は残りの二人に入りますです。

 天体や気象に興味がないわけでは無いのですが、出勤の忙しい時であったりもするし、特に「わ~、見たい見たい!」というのでも無いのです。

 小学校の二年くらい?かな、皆既日食を黒い下敷き持って見た記憶があります。
近所のトタン屋根の釘穴から、半円の光が沢山壁だか道路だかに落ちて見えてた(ような)覚えがあります。

 あの時に黒い下敷きで見たから、今目が悪いのか・・・?まさかな・・・。なんて思うくらいで、明日へのどきどき感はゼロです。

 ロマンが無くてすみません・・・。


 「日食」より「甘食」がすきですな。


 話がいろいろですが、昨日の新聞見て「ナンナンダ!?!」とおもったこと。

 例の<ガレキ処理説明会>で。

 「東京に運んでくるのに、いくらかかるのですか」と、費用を聞いた方がいまして、その答えが、先日書きました「一トンあたり三万円です」だったんですが。

 昨日(五月19日)の朝日新聞朝刊の「記者有論」の記事の中に、

<東京に搬出するのに1トンあたり処理費4万4千円に加え、輸送費が1万5千円かかると知って考え込んだ>という文がありました。(岩手・宮古支局長の伊藤智章氏文)

 なんなんだ? あわせて5万9千円だぞ?3万円じゃないじゃん。

 こうして私達は何が本当なのか分からないまま、知らないところで私達の税金が遣われ、しかも生活に更なる不安の種をまかれるんだ。

 しかも、岩手県でしたっけ、広域処理を要する<がれき>の量が三分の一となる計算になったのは。

 なんなんだいったい・・・。

 そして、稲城。

 水銀を含む蛍光管や乾電池を燃やしちゃった多摩川衛生組合で、本当に適切な焼却処理ができるのか、今だけの問題じゃなくて、これから先の20年・50年・100年先を考えて物事にあたるんだろうか。

 このことに関して、詳しく報告したり問題視したりしてる議員はいるんだろか。
 このことに関して、何か不安を持っている市長は衛生組合構成市の中にいないんだろか。
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何故なんだ?

2012年05月18日 | 日々の活動
 このごろますます目が悪くなり、めがね無しではますますボンヤリ。

 そんな中、私が仕事帰りなんぞにぼ~っと歩いていると、必ずと言ってよいほど、どなたかがお声をかけてくださいます。
 私は間近になってやっとお顔が判別できて「あッ!こんにちは!」だの「あっ!どうもっ!」などと返事をさしあげるという失礼なことをしております。ごめんなさい・・・。
 
 先日も自転車から「こんちは~!」と声をかけてくれた友達がいて、すごくちかづいてから私「あ!こんちは!」ともう通り過ぎる時になって返事をするという遅さ。なんか申し訳なかった。すると、すぐその後から、私に向かって「やあ!どうも!」と手を挙げる方がいたので、よくお顔はわからないけど、失礼にならない速度で返事をしようと「あ!どうも!」と、元気に挨拶をしたら、その男性は私の後ろを歩いていた方に挨拶してたんだった・・・。はずかしい・・・。

 
 さて。話変わって。

 先日の11日の夜、多摩川衛生組合が引き受けることになった「女川町のがれき」についての説明会に行ってきました。
 関係する市は四市。府中・狛江・国立・稲城ですが、説明会はこの日一回だけ。しかも四市以外に居住の人は会場にはいれるけれども発言は禁止。

 なんだかすごくものものしい。もしかして、前に多摩市で行なった別の焼却施設の説明会がもめたので、「ここは厳しくルールつくってもめないようにしようぜ」と説明側が防御線を張ったんだと思う。
 今日の説明会はあくまで説明。もうガレキの受け入れは決まっております。という訳で、司会が指名した人が発言を許可されて質問し、再質問は一回だけ、というルール。

 「ガレキの放射能汚染は大丈夫」
 「四市の市長会で受け入れを決めた」
 「一日10トン程度を予定」
 「受け入れ日はこれから決定」
 「運搬費は1トン3万円程度」
 「最終処分場でエコセメントにするが、その値もクリア」


 組合と東京都の説明時間と、女川町でつくったビデオ上映で時間が半分以上かかり、質問できた人は数人でした。
 ここで口角泡を飛ばしても受け入れは決まっているので、皆さん大声など出さなかったですが、やっぱり安心も納得も歓迎も出来ない、という人が大半だったと思います。もちろん、現地に支援に行ったり募金に尽力したりという方も多くて、決して自己中的な感情ではなく、もっとより良い方策があるのではないかと思っていたりしているのです。

 放射能測定などの<数字>は、いろいろな解釈や測定方法があって、私個人としてはコンテナに積んだ<ガレキ>の周りの大気中の数値を測定して、「安全だ」なんて決めているとしたらトンデモナイと言いたい。

 これから焼却を実施するなら、市民の健康に留意するのも勿論だけど、焼却現場で作業する人への安全対策は必至になりますよ。机に座って「安全だ」なんて言うのだけは無しだよ。
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多摩川衛生組合のこと

2012年05月11日 | 日々の活動
 天気予報で、晴れだ曇りだという他に、雷・雹・竜巻の発生の予報も不可欠になってきましたね。

 マヤの暦でいうと、今年で世界が終わるとされていて、「終末的現象か・・・」と思っている方もいるかもしれませんが、新しい情報によると、マヤの続きの暦が発見されたとか。

 長い歴史の中では、様々な災害がおこった記録があり、私達はそのことを忘れず、これからもやって来るだろう災害に立ち向かわなければならないのです。
 

 ここで、自然災害ではなく、人的災害のことを・・・

 昨日、「多摩川衛生組合であいつぐ事故・不祥事をただす市民集会」にいってきました。
 会場はいろいろな市から集まった人達でいっぱい。椅子を足しても立っている人がいるほど。

 報告として。
 多摩川衛生組合で行なわれた「不正焼却」・・水銀が含まれているため、特別に北海道まで持って行って処理している、蛍光管・乾電池を、家庭のゴミを燃やしている焼却炉で<実験>と称して燃やしたこと。しかも<実験>意外にも燃やしていたこと。
 
 そして、実は創業以来、様々な<本来焼却に適さないもの>まで燃やしていること。

 更に、その事を内部告発した人に対して、パワーハラスメントと思われる行為があること、などがありました。

 
 考えさせられたこと。
 多摩川衛生組合の現場で働いている人達の過酷な労働条件です。六人体制でも安全の確保が難しい作業だったのに、委託業者が変わったら、五人体制になってしまった。休みもとれず、欠員になっってしまった時に補充で入るのは、全くの新人。以前の爆発事故で壊れたコンベアは壊れたまま。そのコンベアを直すことにはお金を回さずに、従業員を監視するための<監視カメラ>を新規に設置。昨年は冷房が壊れ、事務室もうだる暑さだったそうです。他にもビックリする話がいろいろありました。

 他の焼却施設から来た人が、多摩川衛生組合で働いている人の話を聞いて、「うちではそんなこと、考えられない!」と驚いていました。

 もうひとつ。
 私達市民の無関心さが招いていること。
「ゴミは家の前に出したらハイオワリ」という人が多いということ。家電リサイクル法で業者に有料引取りしてもらうべきテレビなどを、大きな不燃用の袋に入れて出すケースが多いとのことです。回収拒否すると、市の担当から電話があって、「兎に角回収しろ」とくるそうです。
 私達市民も、だけど、市もダメだ。

 
 いままで日常的な作業現場の、そういう話を聴く機会がなかっただけに、衝撃的でした。

 この多摩川衛生組合に関連する事柄は、実に多様な問題を含んでいます。
 
 ゴミ処理行政の有り方。
 
 市民の意識。

 税金の使われ方。

 労働問題。人権問題。

 環境問題。

 これから被災した女川町の<ガレキ>処理のこともあります。


 30年前、ゴミ問題のグループをつくって、活動をし始めた時、今後のゴミ処理をどう考えるのか、ゴミの減量と最終処分場の問題を当時のある議会会派に聴いた事があります。答えは「燃やせば無くなります。」でした。当時議員だったI氏(その後偉くなったです)の答えにガックリしたことがあります。
 
 更に複雑さを増した<ゴミ>に関連する様々な問題。原発と共にこれも又取り組まねばね。

 健康に留意して、けっぱるよ。


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ご案内です。

2012年05月03日 | 日々の活動

 このところ、仕事関係で合宿したり日曜祝日に出勤したりで、なんとなく疲労が溜まっていたのかしら、駅でコケて捻挫もしましたが・・・

 連休は私、「休み」でございます。へっへっへ。すみません。

 なんか、昨年はゴールデンウィークという感じがしませんでしたし、例年家族は仕事の関係で連休とは無関係に働いておりますので、なんだか私だけ楽させてもらっているようで、でもノンビリ気分がして、へっへっへ、すみませんという感じでございます。

 ま、どこに行くのでもなく、こまこましたことを家でやるだけなんですが・・・。


 その「ゴールデンウィーク」が終わったあと、このような集まりがあります、というご案内を。


 5月10日。

  「多摩川衛生組合であいつぐ事故・不祥事をただす市民集会」

  主催:伊藤建一さんを守る会
     多摩川衛生組合のありかたを考える市民の会(準備会)

  午後6時30分~8時30分
  府中グリーンプラザ7階 第5会議室(府中駅北口改札出てすぐ)
  連絡先:伊藤建一さんを守る会 共同代表 重田042-502-0564
  資料代:500円


  稲城市大丸にあります、「多摩川衛生組合」は、稲城・府中・狛江・国立の四市で構成している「ゴミ焼却場」です。2009年~2010年にかけて、燃やせば有害物質が出る<蛍光管>と<乾電池>を実験と称して燃やしたことが発覚。実はその他の時期にも焼却していたことから、最終処分場の日の出町から焼却灰の搬入を拒否されるなど、一連の不正処理事件がありました。
 (うわさによると、この件で、稲城の石川市長は次期市長選挙出馬を断念したのでは、と言われています)

 実は、不正焼却は「創業当初から行なわれていた」という内部告発がありました。

 今回、内部告発者への様々な行為、再発防止への取り組みの実態などの報告や、運営の改善などの話などがあります。


 5月11日。

 「震災によるガレキの処理についての説明会」

 午後7時~
 稲城市地域振興プラザ (京王稲城駅下車徒歩5分市役所消防署東隣)
 問い合わせ:稲城市生活環境課 042-378-2111

 東京都がいち早く、津波よって壊されてしまった多くの生活被災物=ガレキと呼ばれていますが=の焼却処理を引き受けることを決めました。
 稲城市にある「多摩川衛生組合」の焼却施設でも、受け入れるとのことで、その住民説明会がおこなわれます。
 (既に行なわれた多摩市(これはまた違う焼却施設ですが)では、説明会が紛糾し、時間で打ち切りになったとききました)

 何故膨大なお金をかけて全国に分配して<焼却>するのか。(阪神大震災の際は、近隣で処理したそうです)放射能は拡散しないのか。(バグフィルターという装置では、放射能がとれないんじゃ?煙突から出ないようにして、もし<とれた>としても、その後はどうするの?)市民が納得できなければ引き受けないのか。(大体、もうきめてんじゃないの?)

 とにかく、多くの方達のご参加を!
 
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