藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

「ことば」ってリスクもあるしクスリにもなる

2024年07月20日 | 雑感
 稲城市内の絵本の読み聞かせの会に参加してまだ4ヶ月ですが、

 どうも「よみきかせ」という言い方がしっくりこないでおります。

 「読んで聞かせる」というよりも、自分が絵本の魅力と魔力に「はまる」のが楽しい。

 もちろん、聴いて下さるひとたち(小さな子どもから高齢のかたまで)が目を開き、集中して楽しんでくださっているのを肌で感じるのが嬉しいですよ。
 でもなんか、自分のために読んでいるのかも、と思ったりしています。

 この感じ。
 絵本は赤ちゃんから超語高齢者まで、必要なものかも。

 話はかわって・・。

 母の日に息子からブロックを組み立ててつくる「花壇」をもらいました。(ちなみに、娘からは父の日にお酒にピッタリの食べ物!)
 
 で、そのブロックの大きさときたら、小指のつめの四分の一のサイズ・・。
 やりましたよ。拡大鏡を掛けて。

 実におおざっぱな「説明書」を見ながら完成に近づいたのですが、どう説明書の通りにやっても、最終のお花の花びらがはまらない。ああ、あと少しなのに・・。

なんてやっていたら、ヘパーデン結節とCM拇指関節症が巾をきかせてきたので、暫く休止しています。
 もしかして、花びらがうまくはまらないのは、私の指が太すぎるのかも・・。

 私の両手の親指は、他人の二倍くらいありそうな指です。

 おじいちゃんも母も、同じ親指だよと並べてみた時、幼いながらも血のつながりみたいなものを感じて嬉しかった記憶があります。

 でも、幼稚園に行きはじめて、周りの子たちから「どうしたの?」と聞かれたり、大きくなってからも大人から「あ、マムシ指だね」と言われ、私はなるべく親指を隠すようになったのです。
 まむしゆびって・・。あんまりじゃないですか。

 それが、40歳過ぎて、バスの中で知り合いのおばあちゃんに偶然会って話していた時、バスの手すりをつかんだ私の親指をみて
 「あ、はまぐり爪だねー。これは器用なんだねー」
と、言ってくれたのです。
 はまぐりつめ・・。なんて可愛い名称なんでしょう。

 人は言葉で励まされ、言葉で傷つく。

 嘘やおべんちゃらでなく、また、攻撃や論破ではなく、人を元気にできるような話し方を、私はしたいと、その時強く思ったのです。

 今回の都知事選挙。次点の人の話し方をきいて、その時の気持ちを思い出しましたの。
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清々しくいきたいんだけど

2024年07月13日 | 雑感

 ものすごい暑さの日々が一段落した昨日。

 夜間に雨が降って明け方止んだ様子。

 雨上がりのまどからの景色が、美しい・・!

 多摩丘陵の連なりが、様々なかたちの木々と何色もの緑で輝いています。

 空にはまだ、湿り気のありそうな白いもくっとした雲が列をなしていますが、だんだん青い空の割合が多くなってきています。

 緑の中にポツンポツンと赤い屋根や白い建物が小さく見えるのも絵画的です。

 ああ、さわやか・・。40数年前にここに引っ越すのを決めたのも、この景色が決めてです。

 景色はこんなにすがすがしいのに、なんてまがまがしいことが多いのでしょう。

 バッグに付けているお手製のウクライナ国旗は、少し毛羽立ってきてしまい、でもまだつけ続けなければならない。
 私のようなアリさんみたいな存在でなく、各地の戦争を止められる力を持った人っているのだろうに、とじたばたしながら、イギリスやイタリア、インド、そしてアメリカの様子を見ると、民主主義がグラグラしているように思えます。

・・と、いやいや、日本を見てみなさいよと誰かに言われます。

 水俣病患者の方たちの訴えを3分で切る。障がいがあるからと断種された人たちには最高裁の判決が出て初めて謝る。公文書の改ざんをするかと思えば、陸、海、空の自衛隊からは特定秘密が駄々洩れ、潜水してない潜水艦員に御手当配布。国会議員の裏金の話は「なんのこと?」みたいになっている。

 国民をちっとも大事にしていないのは「主権在民」の憲法に違反しているのよ。

 
 ああ、さわやかな景色なのに、今日も心がワジャワジャしている、私。
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唐十郎さんも雲の上に

2024年05月12日 | 雑感

 考えてみればもう50年位も前、なんですね。

 新宿にある花園神社で、とてつもなく面白い芝居がはじまったと知ったのは。

 実際私が行くようになったのは、上野の不忍池での公演です。

 紅テント。

 その頃、いわゆる「アングラ芝居」が元気よく、演劇部で芝居の端くれに関係していた私は、
友達と、佐藤信さんの黒テントや唐十郎さんの紅テントを、半日並んで観にいっておりました。

 私の通った短大の演劇部って、指導してくれる人がいたんですが、またその人がどういう訳か面白い人で「中村座」というところにいる役者さん、通称「ショーさん」でした。
 寺山修二や深沢七郎などの芝居やオリジナルの物をまあ楽しく演りました!

 なので、紅テントの芝居はもうワクワクもので、佃島の海に浮かんだ舟の底にぎゅうぎゅう座って、今はテレビでおなじみの小林かおるさんが船の上部にしがみついて歌ったりしてましたね。
 不忍の池から、机を背負った大久保鷹さんがジュボジュボ登場したり、芝居の終わりにテントが落ちて現実の景色が現われてオオっ!となったり・・。
 
 あ、すみません、つい夢中になっちゃって。

 私たちの指導者「ショーさん」が二年前に亡くなり、そして唐さんも雲の遥か上にいってしまった。
 
 寂しい。

 でも、一つの時代が終わった的な思いはありません。
 私のからだの中に、根っこの場所に、確かにあの時代に感じた事や悩んだことが浸み込んでいる実感があります。
 
 人に流されないように、無理に同じ速度で行こうとしないように、一つの方角から物事を見て判断しないように、いろんな価値があるのだと思うように、そして何だか疲れてしまったら、自分の身体を自分で抱きしめてその存在を確認して改めて一歩行くという。

そんな姿勢を学んだ気がします。

 それにしても昔、喫茶店で見かけた唐さんの、瞳のあの何とも言えない輝きっぷりは、未だに強烈に覚えております。
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三月って色々詰まってます

2024年03月12日 | 雑感
 二月まではなんだか新年に不慣れな感じが残りますが、さすが三月は舟になぞらえれば魯の使い方に慣れた、ってとこでしょうか。

 三日のお雛祭りの思い出は、8歳頃に友達のひな祭りにお呼ばれしたので普段着で行ったら、友達は立派な八段飾りのおひな様の前できれいな着物に大きなリボンをつけて座っていて、私はみじめな気分になってすぐ帰ろうかと思ったことでした。

 十日はいつも母が東京大空襲の話をしました。
 新宿まで逃げて、土管の中から電車がゴウゴウと燃えていたのを放心状態でみていたことなどです。
 今考えてみると。父からは戦争のことも空襲の事も一言も聞かずにいてしまい、聴いておくのだったと思っています。父は早世してしまい機会を逃してしまいました。

 十一日は突然の揺れに体が動かなくなった、東日本大震災。もう13年たったとは思えないくらい色々な感情が沸き起こります。いまだ二千人以上の方が行方不明であり、二万人以上の方が避難生活を送っておられる。

 三月に限らない事だけれど、ウクライナやガザの方たちの状況もあり、毎日御飯を食べたり暖かい布団におやすみなさいと潜る時、震災や戦争で家族を失い家を失い食事も満足に手に入らない人たちの事を思うと、ありがたさと申し訳なさが胸のあたりにせりあがってくるのは、私だけではないと思います。

 十二日はどうでも良いと言われるでしょうが、結婚記念日です。お陰様で二人とも一応元気でありがたいです。

 自然災害だけでなく、原発推進に舵を切ったり戦闘機を外国に渡したり、不具合が不明のオスプレイが日本上空を飛んだりと、いつどうなるかわからない情勢の三月。

 色々あって、色々ありそうな三月・・。

 春の暖かさにボーっとしている場合じゃないですわ。
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上川さん、怒んなきゃ

2024年02月01日 | 雑感
 失言、というより本当にそう思って発言する内容が、いつも軽率極まりない人っておりますよね。
 きっと頭の中で考えての言葉の組み立てではなくて、いきなり口から出るのかも。

 先日の新聞記事によると、麻生副総裁がまたまた又又暴言を吐いたとの事ですね。

 上川外務大臣に対して「おばさん」呼ばわりをし、さらに容姿にも言及した。
しかもその講演を聴いていた聴衆から笑い声がでた。

 まったくいつもこうですね。

 どこの世界でも女性蔑視。

 人権感覚なんて言葉自体知らなくて、しかも「俺様発言」

 これに対して言われ放題だった上川さんは「どのような声も有りがたく受け止めている」と発言されたとか。

 何をおっしゃいますの!

 ここでこれを「ありがたく受け止め」たりしちゃ、今後も女性蔑視、人権無視がまん延してしまうのですよ。

 私でしたら・・。

 ニッコリ笑ってこうとでも言うかな。

 「わたくしの行いを認めて下さるのは心強いことです。でも、仕事と美醜は無関係であって、どのようなご判断で年齢や容姿に関するご発言をされたのか、わたくしには理解しかねますね。」

 まったく麻生副総裁の野放し発言をいつまで許容されるのか。もうこの自民党諸氏のビクビクさ加減には終止符を打ちたいです。
 結局このように、党のある地位にいる人間に物言えない図式が、今の裏金や企業との関係、議員の活動費の公開拒否などの国民をないがしろにしていることに結び付いていると思います。

 麻生氏の講演を聴いて笑った人、女性蔑視した自分の顔を、鏡でよ~く見ながら反省してください。

 麻生キザハット氏も、反省という言葉は辞書にないかもしれませんが、謙虚になってほしいですね!・・あ、外見のことを言っちゃいけませんね。あと、ピザのお店とは無関係ですよ。
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大阪万博のマスコットが。。

2023年12月07日 | 雑感
 新聞を見るたびに深いため息が出るような日々ですね。

 色々出るため息の一つが「関西万博」

 先日テレビでどなたか失念しましたが、万博の奨励をしていまして、その横にマスコットの「ミャクミャク」がございました。そのミャクミャクがふにゃっと倒れてしまい、直しても反対に倒れてしまう様が映りました。
 それを見て、私ある予言が頭をかすめました。

 「ミャクミャク」。。反対から読むと「クヤミクヤミ」
 「悔み」。。後悔すること。

やっぱり関西万博は止めた方がよいと改めて思いましたね。中身、というより、万博が終わったあとのカジノ会場が本丸なのではないでしょうか。

 まだまだため息は出ます。

 ロシアの侵略によるウクライナの状況や、ハマス壊滅を宣言するイスラエルの首相や、中国による香港の締め付けやもろもろ。。
 
 日本もまあ、子どもを育てる低所得家庭にお金配ります、とそれは数万円でも助かるけれど、一方でパーティ券売って裏金億単位ですか。
各政党のパーティなるものは、券を売って単に政党や議員を太らすための手段なんですね。
 
 報道によると、二万円の参加費で出た料理の単価が一人二千円ほどだったり、料理は無しでクオカード千円分がお土産として出たりだそうで。これでは丸儲けに等しいですね。

 わが家は夫の働きで得たお金を、税金や食費など目的別に封筒に入れたり自動引き去り分を各銀行にさっさと入金したりといたしますが、アレ?数え間違いしたかな?と思うほど余裕分はございません。
 家計簿をつけていますが、これまた「計算ちがいかな?」などと思ったりしています。

 明らかに、国のまつりごとを行う人間と、日々物の値上がりにため息をつきながら暮らしている人間との間には「暗くて深い河がある」

 いずれにしろ今回の裏金の件は、単にパーティ自粛とか禁止では収まらない、自民党の体質や体制自体に問題があるわけで、膿を出すきっかけにしないといけないと思います。
 ぜひ、特捜に頑張っていただくと同時に、野党も厳しく追及してね!もちろん私たちも声を挙げないといけません。

 そうそう、訳のわからない「官房機密費」なんてのも公にしてもらいたいですね!
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世界がこんな時に「完成武器輸出解禁」ですか!

2023年11月17日 | 雑感

 前回ここに書き込みをした直後から、家族が順番に体調不良に・・。

 入院手術、とかインフルエンザ、とか私自身は単なる風邪でしたが、まあ~20歳過ぎるとなかなか治らないですねえ。
 孫の世話の助っ人に行って風邪ひいてるようじゃ、修行がたりない!

 まあ、けっこう厳しい日々でしたが、お陰様でみんな元気になりました。

 そんな訳で、彼岸花が咲いたなーと思ったら、金木犀の香りが漂って、気が付けば道にたくさんのどんぐりが落ちているという、早回しのようなこの頃でした。

 熱が出ようが喉が涸れようが、毎日御飯が食べられて蒲団に寝られる。ミサイルが落ちてくることはないという幸せな日々が送れる私。

 一方では、同じ地球で同じ時を刻み同じ空気を吸っている私の孫たちと同年齢の子どもたちが無残に命を落としている現実に、無力感を抱く私。

 こんな時に、憲法で戦争放棄を明確にしている日本は、もう少し決然とした態度で停戦を訴えるべきだと思うのに、昨日の新聞を見て「なんなんだこりゃあ~」思わず口に出しました。

 「武器『完成品』輸出解禁へ」(11月16日朝日新聞朝刊)

 今までは「防衛装備移転三原則」において、「部品のみ」輸出が可能だったのを「完成品」もオーケイにする、というもの。
 まあ「部品のみ」というのも首をひねるところではありました。これは平和利用のための原子力が爆弾となって人類を殺傷する兵器になってしまったように「使い勝手による」というあいまいさで責任回避していましたね。

 それが今度は明確に「完成品」を輸出できると。

 これはどこが儲ける話? 大体想像できます。

 少なくとも、今、空から突然落ちてくる爆弾に逃げまどい、瓦礫の下に埋もれた家族を捜し、水も食べ物も無い状況の子どもたちには何の救いにも何の利益にもならないことだっていうことだけは確か。

 ご自分が任命した人間たちが、不適格な人間だということについても「責任を感じる」とだけしか言わない方には、武器から発する血の匂いは分からないのでしょうか。

 悲しい・・。
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国は民の幸せに尽力するんじゃないの?

2023年10月11日 | 雑感

 立て続けにここに書き込みすることってめったにないのですが、一昨日話題にした、埼玉県のビックリ条例改正案が、撤回されましたね。
 多くの人が声をあげた結果だと思います。  やったね!

 埼玉県議会は、これを機会に虐待の実態とその解決に取り組んでもらいたいです。
「子どもを一人にする」という意味や状況を間違えないように。


 この件はよかったんですけど、なんと水俣裁判の大阪地裁の判断に対し、国が控訴しましたね。

 袴田さんの件にしろ、水俣病認定にしろ、どうしてこんなに長い年月を費やして権力とはほど遠い人たちが声をあげ続けても、力を持った人間がゴールテープをづらしていくのでしょう。

 もう、頑張っている方たちが力尽きるまで、年月をかけようとしているのか?と思ったりしてしまう私です。



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柿の実見ていて蚊に刺された

2023年10月09日 | 雑感
 スイカ食べつつ「暑いなあ~・・」と言っていたのに、今は近所の色づき始めた柿の実を見ています。
 季節の流れは蛇行しながらもやってきますね。季節外れの蚊にさされつつ、そう思いました。

 毎日、それはそれはいろいろな事が起こり、ここに気持ちや考えを書こうと思うのですが、怒ったり悲しんだりしているうちに次々とバームクーヘンのように物事が増え重なっていってしまっています。

 例えば、水俣病の認定に関する裁判では、大阪地裁でやっと原告が勝訴!やった!と思いました。
かと思えば、辺野古埋め立て不承認の沖縄に対して、国が力任せの押しつぶし。地方自治も何もなく「とにかくいう事を聴け!」と言わんばかりの代執行への道筋。

 神宮外苑前の開発に伴う樹木伐採や、沖縄の辺野古の海の「マヨネーズ状の地盤工事」も、稲城の南山の樹木伐採と崖の整備工事を連想してしまいます。

 本当にそれがより良い方法なのか?
 本当にそれが必要なのか?

南山に関して言えば、藤原は開発反対の奴だと決めつけられたけれど、そうじゃないです。

そう決めつければ簡単なのだろうけど、もっと人間以外の生き物も生き残れるような計画にならないか、もっと頭をひねって稲城独自の場所にできないか、と言い続けたのですが。

でもね、声をあげることはやっぱりやっていくことです。

ここでご紹介。もうご存じの方も大勢おいででしょうが。

「Change.Org」です。ネット署名のお部屋です。

つい先日私が署名したのは、埼玉県の虐待禁止条例案に対しての反対署名です。
子どもだけの登校や公園での遊びはダメ。子どもだけの留守番もダメ。それは虐待だからという、虐待そのものの実態も今ある虐待の解消にも結び付かない条例案。
 娘が最初に情報を得て、息子に連絡。
「これじゃ『はじめてのおつかい』できないじゃん!」とふたりの会話。

 このChang.Orgというグループは、ごく少数の方たちが立ち上げたもので、様々な署名運動が行われる仕組みです。
たとえば、インボイス制度についての署名はたった一人から始まり、その意見に賛成した方が52万人を超えて、遂に国会提出となったそうです。

 会員登録された方たちの500円からの会費やカンパで成立しているのですが、会費などがカード払いのみなので、私はできないんですが・・。


 見て見ぬふり、とか水に流す、とか臭いものにふた、とか言うけれど「何だか変だな?」と思ったら、スルーしないで、どうしてそう感じたかもう一歩考えてみることって必要だと思います。

 




 
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組閣報道メディアも勉強しなおして!

2023年09月15日 | 雑感

 岸田首相が新たな閣僚人事を発表しましたね。

 正直、何の期待も持てない私。

 旧統一教会と繋がりの有る方たちも入閣しており「一切関係を絶ちました」との言葉のみで良いものなんだろうか。

 思うのは各省庁の職員さんたちが、新しい大臣に色々お教えしなくちゃならなくて大変だろうな、という事です。

 今回の<めだま>は女性が5人任命されたことのようですが、これについて岸田首相は
「女性の持つ感性を活かしてほしい」旨の発言をして批判されていますね。

 活かすのは女性男性そのほかに属する方々誰でも、その人の持つ能力であるのに、なんで女性に限って「女性の持つ感性」なんでしょうな。
 
 首相の発言もウンザリだけれど、私はその前に指名された人たちの様子を写した画面を観て、メディアもダメだな、と思いました。

 ある女性の方の場合「どちらの服にする?」みたいなショットで、音声としては「ロングの服がどうのこうの」と流していました。
 もう一人の方の場合「子供が発熱して戻したりして処理してる時に連絡いただきました」と音声。

 へ? そこ?!
 男性の報道でも、それやる?!

 いまだに男性が主体で女の場合は「女性〇〇」とつくところから抜け出せない閣僚人事(他でもそうですがね)だけれど、メディアまでが女性の位置づけを制限しているような、下手すればおとしめているような報道の仕方をするのは如何なものか。

 国民に男女格差を暗黙の裡に植え付ける事も出来るような影響力を持っているという事をしっかり自覚して、勉強しなおしていただきたいです。
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本日は重陽の節句

2023年09月09日 | 雑感

 わが家の庭が夏草に覆われてしまい、酷暑が過ぎたら草取りしよっと、と思っていました。

 目の状態も落ち着き、いくらか涼しくなってきたな、少し草とりするかな、と思っていたら。

 今度はぎっくり腰をやってしまった!

 夫が先日ぎっくりやってどうにか治ってきたかなと言う頃に、私に感染した!

 いいえ、すみませんぎっくり腰は伝染しませんね・・。

 そんな訳で、本日は重陽の節句にも関わらず茄子も栗饅頭も買いにいけません。

 「重陽の節句(ちょうようのせっく)」3月3日のひな祭りや5月5日の節句は派手に残っているのに、何故同じ五節句のこの節句はひっそりしているのでしょう?
 和菓子屋さんはこの際、派手に菊型の練り切りなどを、洋菓子屋さんはパッと目を引くケーキなんぞを宣伝して頂きたいと思うのは私位でしょうか。


 月を愛で、虫のすだく声に耳を傾ける繊細な面のあると言われている日本人ですが、一方で「水に流す」という面もある。

 農水相が思わず「汚染水」と言った「原発冷却処理水」の海への放出も「水に流す」処置ですし、三権分立が疑わしく思える最高裁の沖縄辺野古の工事差し止めの棄却により、軟弱地盤に杭を打つという「海水中工事」。水に流すわけではないけれど、一般には見えない工事。

あ~、腰が痛いといろんな考えが浮かびますが「今これが最良の選択だ」と言い切っても、今後の技術発展や社会の変化により情勢は変化し続けると思います。
果たして30年ぽっちで処理水放出が終わるとは思えないし、ずっと環境の変化が無いとも思えないです。
 辺野古も普天間基地返還とセットのままでの位置付けはおかしいと思いますよ。
決めちゃったから続けるという事はすべきではない。


重陽の節句にかこつけて何か美味しいものを食べたいなと思っている、口ばっかりのわ・た・し、でした。
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[長期脱炭素電源オークション制度」だって?

2023年07月29日 | 雑感
 以前からお話ししておりますが、私は暑い夏が好きです。

 大したことをしていないのに汗が流れ、大したことをやっているみたいに錯覚するからです。

 いや・・それにしても酷暑ですね。

 さすがに「大したことないこと」もやりたくなくなります・・。

 ありがたいことに我が家の南には多摩丘陵が連なり、そのせいか夜は冷房無しで過ごせます。
そのかわり床拭きは頻繁にしないとサラサラと細かい土が足裏に付いてきます。

 しかし流石に今年は二回ほど就寝時にエアコンかけました。普段はやっと買ってウチワより進歩した「扇風機」をかけております。


 こんな中、人々の暑さで頭が回らない時期を狙って、エネルギー関連の「え?」と思うことが決まっていってます。

 7月26日付の朝日新聞の記事ですが、来年の一月から
「長期脱炭素電源オークション制度」が導入される、とのこと。

 記事によりますと「電力会社が脱炭素に対応した発電所を建てる場合、原則20年間の収入を保証するもの」で「太陽光などの再生エネルギーや水力、原発、一定の条件を満たした火力」でなんと、既存の原発も支援対象と。

 しかも公的支援の仕組みとするので、原発以外の新電力利用者も支出すると。

 他の情報と比較していないので、この程度しかわかりませんが、これはもう

 ミックスジュースでは!?

 わが家は新電力契約者です。
 原発推進派ではないので。

 福島原発の事故で惨憺たる現状が続いている中、ドイツのように再生エネルギーに舵をきる勇気もなく、エネルギー計画における原発使用割合を減らすこともせずにむしろ推進の姿勢を示しているわけです。

 もうね、ほんともっと真面目に再生エネルギー開発に力を入れるべき。

 リニア新幹線は止めて、ね。

 狭い日本。「夢よもう一度」と経済発展を願っても、人口減少に歯止めがかからない。
AIだけに頼れないのです。やっぱり「ひと」がいないと。
正直、ミサイルだなんだと整備しても判断して動かす「ひと」がいなけりゃどうしようもない。リニア走っても乗る「ひと」がいないんじゃね。
 それも「日本のこれからに希望を持って進むひと」がいないんじゃね。

 私は酷暑でもなんでも、日本が好きです。

 もう一度、リニアや万博ではない、ひとが暮らす土や水や風に思いを巡らせて、一回しゃがんで足元を見つめると良いのではないか、とエライひとたちに言いたいです。
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「安心な暮らし」を望むのは贅沢か

2023年07月07日 | 雑感
 確かにニュースや新聞記事は、そうそうノンビリ楽しいことばかり掲載はできないでしょうが。

 それにしても毎日恐怖や不安を書き立てるような内容のことが多すぎるこの頃だと感じています。

 いやいや、歌舞伎の方の自殺ほう助や女優の不倫のゴタゴタではありませんよ。

 ウクライナのザポリージャ原発の原子炉上に爆薬が仕掛けられたという、身の毛がよだつこと。

パレスチナ 自治区の難民キャンプがイスラエル側に襲撃される、フランスで17歳の子が警官に射殺されるなどの宗教や人種が根底にある事件。

 そして日本では・・。

 福島第一原発の処理水に関して、IAEA(国際原子力機関)が海洋放出に関して
「計画は安全基準に合致しており人や環境への影響は無視できるほど」という調査結果報告を出した、ということです(7月5日朝日新聞朝刊より)

 話は飛ぶようですがテレビで水戸黄門が「もういいでしょう」と言うと、助さんだか角さんだかが「これが目に入らぬか!」と、水戸家の印籠を差し出すと、
「へへえ~」と今まで刃を向けていた人間が土下座をしてへりくだり、「その悪代官を捕まえろ!」と言われると、今まで上司として仕えていただろう人間を縛り上げ、おまけに「キリキリ歩け!」みたいな扱いをするシーンがあります。

 岸田首相は、この印籠を手に入れたと思っているのではないか。
IAEAのお墨付きだぞ、者ども控えおろう!・・とまではいかなくても、これを根拠にして胸を張って海洋放出を進める事になるでしょう。

 ちょっと待って。

 国民の理解が得られるまでいかなることにも着手しません、と言いつつこの有様。
印籠を見せられたって怒りが収まり理解しました、とはいかないのです。

 それに、安全だ安全だと言いながら「夏休みは避けた方が良い」との公明党幹部の発言。
夏休みが終わって観光客がいなくなっても、そこに暮らす、そこで生計を立てる人たちがいることに思いが行かない。やっぱり危ないのかも、と思わせる発言です。

原子炉にあるデブリを補完する場所の確保という理由を挙げているけれど、まだ1グラムのデブリの採取も可能になっていません。

良い方法がほかにないのか、他の原発もやってるよ、ではなく考えて欲しいです。
頭の良い人はたくさんいるとおもうのだけれど!

 ほかにも不安なことが多くありますが、これって今の日本の国策がどこか生活者の思いとズレている事に起因しているように感じます。

 ただ毎日、安心して暮らしていきたいと思っているだけなのですが・・。
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そしてツバメはⅡ

2023年06月22日 | 雑感
 
 何回も巣を壊されたのにも関わらず、営巣、そして抱卵と頑張ったツバメさんご夫婦。

今、お子さんたちが元気に育っています!

 三羽、かしら。
顔の半分が口、みたいに見えるほどにパクパクとエサをねだっています。
親さんは大変。交代こうたいに飛び立ちエサを運んでいます。

あれ、よく公平に子供たちにご飯を与えていますね。誰にあげたか迷わないのかしら?

思い出します。

もうウン十年も前の子育てを。

平日二人をお風呂に入れて、自分は髪の毛も体も洗ってなかったなんて・・。
買い物に行って、一人背中におぶい、荷物持って一人は抱っこなんて・・。

それで背が縮んだのかも。(と、子どもたちのせいにしたり)

あの頃、無条件に命を育てていたんだなと思い返します。
ツバメも、迷うことなく子どものために虫を捜し、与え続け無条件に命を育てているんだな。

その、なんの打算もない姿にエールを送ります。
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新たないろいろ

2023年04月03日 | 雑感

先日、三年ぶりに息子家族が我が家に来ました。

久しぶりの来訪に、お昼のメニューはキーマカレーとサラダに決定し、昨晩より仕込みをしました。
あと一品、と思い急遽「サツマイモの甘煮」を追加しました。

当日には、外出していた夫が急いで帰宅。
手にはスーパーの「焼き芋」大量。
ま、サツマイモ好きだし、いいね。

お昼過ぎに息子家族が到着。
息子そっくりな孫息子と、お嫁ちゃんそっくりな孫娘!

そしてお土産に持ってきてくれたのは・・スイートポテト。

ああ・・血は争えない。脈々と繋がって引き継がれるのか・・。お芋好き。サツマイモ好きが。

どれもこれも、もちろん美味しく頂き満足じゃ。

そして久しぶりに孫たちと遊ぶ。

何十年ぶりかで「ぼうずめくり」もやりました!


 このところ、まあずっとではありますが、悲しい話、納得がいかないこと、おかしいぞ!と怒りたくなる報道がこれでもかと出ている昨今です。(嬉しい話で、袴田さんの再審決定やベトナムからの実習生のリンさんが、無罪になったことはありましたが)

 そのような中、今のこの世の中でミジンコのような存在の私ができることを模索して、いろんな本を読んでいました。
 
 内田樹氏編集の「撤退論」
 白井聡氏と望月衣塑子氏の「日本解体論」
 金子勝氏と児玉龍彦氏の「現代カタストロフ論」
 ノーム・チョムスキー氏の「壊れゆく世界の標」
 そして
 堤未果氏の「ルポ 食が壊れる」
 友人に教えてもらった宇沢弘文氏の「社会的共通資本」ついでに佐々木実氏の「宇沢弘文」
 ほかにプラスチック関係やら精神障害関連やら・・疲れちゃった時には浦沢直樹氏の漫画「20世紀少年」や芥川龍之介氏などなど・・。

こうしてみると「ナニナニ論」が多かったりしますが、とにかく自分にビタミン剤を投入しようと思いまして。でも一回読んだだけでは十分な理解が出来ない事が多々多々あります。

 そんな時、孫たちがやってきて笑って騒いで「ぼうずめくり」

 脳みそ、ほぐれました。

 要するに、と偉そうな口上ですが、この息子夫婦の年代が高齢者となった時、この孫たちが大人になった時に、生き辛かったり苦しいことばかりだったりにならないように、大分疲れる年齢にはなったけれど、ビタミン摂取して私、少しでも明るい世の中になるようにしなくては、と思い至ったわけでございます。何もカッコつけずにね。
 

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