東京都議会議員選挙が近くなってきたから、あんまり政治的なことを書くと、どこかからなんかを言われそうな気がしないでもないわね。
でも、思うに。
私達夫婦が、子どもによくいったことは。
「相手の気持ちが全部わかることはないけど、わかろうとすることはしようね。」
「自分が同じ目にあったら、どんな気持ちになるか考えてみてね。」
って、これは人間社会に生きていくうえでの必要な事柄だと、思うんです。
でも、それなのに、アベさんを始めとする自民党の皆さんは、沖縄の人達が「屈辱の日」としているのにも関わらず、28日を「主権回復の日」なんて言って天皇陛下の出席まで要求する。
A級戦犯を合祀していることで、あるいは宗教の自由を無視していることで色々な異見がある「靖国神社参拝」を、集団で行なう。尖閣諸島や竹島問題で微妙な関係にある中国や韓国の抗議は当然あるとわかっていながら。
憲法改正のために96条を問題にあげて声高に「押し付けられた憲法だから」と言うけど、どこがいけないのか、ハッキリしない。どうも私はきな臭いニオイを感じている。
憲法改正に燃やす意欲は、まず東北の復旧に燃やせ!といいたい。今の暮らし、明日の暮らしに苦しむ人達の救済がまず、先でしょう。
世の中、明るい方に向かってきた、とか、経済界はウキウキイケイケモードに入っているようだけど、私の周りは一向に明るくなってない。むしろこれから消費税が上がって、生活保護費が下がったら、ホントに生きていくのが大変という人達がいる。
こんな状況なのに、なんで<内閣支持率>がいいのかしら?
ちゃんと調べた数字だっていうらしいけど、どこをどう調べてんだ?
このまま<支持率>なるものが高い数字を示しているからと、野党が力無しだからと、ますます図に乗ってとんでもないことを言い出すのじゃないか、と、不安に思う私です。