藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

稲城の地盤は大丈夫か

2011年11月27日 | 日々の活動
 風邪が大分良くなりましたよ。

 一時は、高熱のため、頭の中で100人の大工さんが一斉にドリルで仕事をはじめたところに100人のサンタさんがソリの練習のために鈴を鳴らして飛んできた、みたいな騒ぎになってたのですが。

 さて、先日12月11日の講演会のお話しましたが、講演される「釜井先生」、<地震学の権威>とかきましたが、<斜面災害研究の第一人者>が一番正しい言い方です。

 稲城市は、多摩丘陵と多摩川・三沢川を有する美しいところです。
山と川。それが東京の真ん中からわずか30分、奥多摩まで行かずとも緑が多いところです。

 その反面、関東大震災の時は、矢野口・東長沼(現在名)地区は液状化して梨畑から水が噴出しました。その記録は東京都庁にあります。

 また、矢野口の南山根方谷戸(だいたい谷戸とは水のある所の意ですね)は、伊勢湾台風の時かに崩れました。(以前は稲城のキャンプ場があったりしたそうですが、今は<保安林>とコンクリートの壁で守られています。)

 
 一方、3.11の地震被害は多方面に及び、仙台市などでは、地盤強化したところも崩れるなど、自然の脅威は人智をこえるものだとの思いを強くしたわけですが、このような被害は、人の手によって<盛土された>ところが多いのです。
 山と山の間を埋めて平らにして作った道路。これが崩れた。場所を見るとこれが<土を盛った場所>。

 又、斜面の横を造成して、土を斜面に<足す>形で宅地を形成して家を建てた。
大雨で、その<足した斜面>が滑って落ちる形で家が崩れた、というケースは全国にあるそうです。

 稲城は今でも人口が増える、発展する市だと言われていますが、多摩丘陵を崩して造成する手法をとってきて、今は大きな災害も無くすんでいますが、これは脅かすわけじゃないですよ、ほんとにこのまま稲城は安全か。
 もしも安全確保に捕るべき手段があるなら、また、ここだけは気をつけろ!というのがあったら、それは知っとくべきだし対処すべきことだと思います。


 だから。


 みなさん、12月11日は、午後1時30分に中央文化センターにおいでくださいな!

 そして、今住んでるこのまちの災害忍耐度を、安心確保に何をすべきかを、一緒に考えよっ!

 それは、放射能の値も知っとく必要がある。

 稲城ではどうなのか。

 これも緊急報告してもらいますよ、若い、子どもを守りたいと考えているお母さんお父さん達より。

 もみじ狩りも焼肉会もテニスもいいけど、来てくれ!

 
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雨には負けないが、風邪に負けた・・・。

2011年11月22日 | 日々の活動

 いやあ~、久しぶりにヒドイ風邪をひきました。
まだ治りきっていません。

 先々週の土曜日に、小学校の同窓会で「久しぶり!」の出会いをやった後、体調悪化で、「久しぶり」に寝込みました。

 一旦チョット良くなったかナ、と思い、仕事に行って、夜も会合などに行ったら、帰りの坂の角度が急峻になっていました。

 いつもはとんとんと上る坂が、エベレスト並みの険しさ・・・。普通の階段なのに、雪深い山中に迷い込んだかのように足がふらつく。
 なんだ、こりゃ。

 てな訳で、共に動いている仕事の方達や活動仲間のみなさん、そして家族に迷惑かけてしまいました。

 周囲の人に、「無理しちゃダメよ!」なんて言ってて自分がダメでした。

 はい、すみません、少しおとなしくして、そんでバッチリ治します・・・。

 そして又、性懲りも無く続きをやっていきます。ハイハイ無理シマセンデス。


 ここで、ご案内です。


 東日本大震災の被害は、被災地だけでなくて、日本全体どこでも受ける可能性があるものです。
 はたしてここ、稲城市でも、盛り土による宅地造成や道路整備がひんぱんに行なわれています。
 
 私達が住む稲城は、大丈夫なのか・・。

 現在、地震研究の第一人者、京都大学防災研究所の釜井氏をお招きして、お話を聴くと同時に、
 稲城市の放射能測定報告を、
   稲城市生活環境課 と 「稲城放射能から子どもを守る会」よりしていただきます。そんな集まりに、是非!おいでください。


  *東日本大震災から学ぶ*
 「私たちが住む稲城は大丈夫か!!」
       -稲城市内各地の放射線量測定・緊急報告もー

   講演会講師:釜井俊孝教授(京都大学防災研究所)
   報告:稲城市生活環境部環境課
      稲城放射能から子どもを守る会

 日時:12月11日 (日) 午後一時半から(開場 一時から)四時まで予定
 場所:稲城市中央文化センターホール(市役所隣)
 参加費(資料代):500円

 保育あります 事前予約・・042-378-7716(うちだ)保育担当

 
 チケット、私も持っております。ご連絡ください!!お待ちしてます!!


 
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還暦同期会では

2011年11月15日 | 雑感

 先週の土曜(12日)には、小学校の(!)同期会が、霞ヶ関ビルであり、参加してきました。
 
 ちょっと風邪気味で、微熱もあったけど、行ってよかったです。

 なにしろ、この機をのがしたら会えなくなる人もいるかも。生死に関わらず。

 同じ中学に行った人間が多いけど、まったく実に小学校卒業以来なんてのもいて、その変貌ぶりや変化無しぶりに話が弾みました。

 私の場合は、いろいろ近況を知ってるのが多くいて、知らない友人から「まあ、どうしてるの?」と聞かれている私の横から、代わりに「藤原の行動」を説明してくれる親切な者もいて、助かりました。

 ま、<何かやらかしそうなヤツ>だったというのが、私の総合評価みたいでした。


 意外な出会いもありました。

 それこそ、話をするのが50年ぶり、くらい。

 私は、以前にもお話したと思うけど、小学校3年の時に、いじめにあってました。
その、張本人が私の前に現れました。あまり変わっておらずに、すぐにooさんだと分かりました。

 彼女は、久しぶりねの挨拶のあと、唐突に言ったのです。

 「私、貴女をいじめてたよね。」

 もうこの年になってますんで、正直に「うん、いじめられてた。」と返事しました。

 すると、彼女は、「本当にごめんなさい。実はず~っと心にひっかかっていたの。」
と、謝ってくれたんです。

 「なんでいじめたのか、理由が自分でもわからないの。でも、悪いことをしたと思い続けていて、今日会えて謝れて、これでやっとスッキリしたわ。」と。


 当時のことを思いだすと、今でも複雑な気持ちになるけれど、いじめた方もずっと自分がした行為についてニガイ思いを引きずっていたのだと気がつきました。

 私はむしろ、いじめを受けた経験は貴重なもので、きっと他人に対する時の視野が広くなったとプラスに解釈してます。

 もし、今、いじめをやっている、あるいはいじめられている立場にいる人、今後の人生において、意外な展開が待っているかも。いずれにしろ、へこたれてはダメよ。
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震災から八ヶ月・・・雨

2011年11月11日 | 雑感
 11月だというのに暖かい日が多かったですが、今日は、冷たい雨。

 被災地も寒さが厳しくなってきたとのこと、東京の比ではありませんね。

 今日で大地震と津波と原発事故から八ヶ月。

 今、TPPの参加の是非で国が揺れていますが、農業・商工業だけでなく、医療システムや社会保障のあり方など、単に経済分野だけでなく、日本の今後に影響することだと、浅い知識の中でも思っています。
 私としては、震災で痛んだ状況の建て直しを優先すべきと思いますが、「だから参加するんだよ」と言う人もいます。

 でも。

 一人の人間の把握できる量は、限られています。様々な課題や問題が山積している時、どのように対峙していくかというと、優先順位をつけざるを得ません。

 私は今の国の組織力では、あれもこれもはできそうもないな、と思っています。それに、沖縄の基地についても明らかな、「交渉能力脆弱」の状況ですから、まずは、「被災地の復帰復興」「エネルギー問題」に取り組むべき、と思うな。(増税だけはやけにハッキリ言ってるけど!)
 そして、日本国民の生活実態をちゃんと把握して欲しいよ。グローバリーゼーションもいいけど、足元(ローカル)を忘れちゃ、もともこも無いよ。


 我家では、「ポラン広場」という所から、有機野菜などの食材をとっています。そこを通じて、被災した有機生産者の皆さんに、定期的に義援金を送らせてもらっています。
 でも、この寒さ。もっとなにか役にたつことしなくちゃ。・・・と思いつつ、日々を送っている(TPPや国のことを偉そうに言ってるけど)だらしない自分なんです。
 

 
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小金井市長、ゴミ発言で辞任するんだ。

2011年11月01日 | 雑感

 先日、稲城市のキャラクターのことで、「私は小金井市の<こきんちゃん>が好き!」と、書きましたが、その 小金井市。

 本日の新聞に、「小金井市長に辞任論」の見出し。(朝日新聞朝刊の多摩版です)

 選挙公約で「四年間のゴミ処理費20億円は無駄」発言をされたことから、現在小金井市のゴミを引き受けている周辺自治体が怒り、今後のゴミの受け入れが宙に浮いてしまい、その責任を取って、市長が辞任を表明するらしい。

 その後のニュースでは、市長は辞任を表明したとのこと。


 小金井市は、以前に、調布市と府中市と共に「二枚橋焼却場」というのを持ってました。しかし、その焼却場が老朽化し、使えなくなった。
その後も新しい焼却場建設がうまくいかず、周辺自治体に頼んでいる現状です。
 稲城市にある、<多摩川衛生組合>でも、燃やしています。


 私、思うのですが、いまの小金井市長、今年なったばかりの市長で、ハッキリ言えば「前の市長はなにやってたの?」と思った。
 確かに選挙公報で、<無駄使い発言>は如何なものかと思うけど、新聞によると、事の事態について八王子の市長に相談したら、
 「覚悟を示して他の自治体にお願いしろ」と言われて辞任をするみたい。

 なんか、こんなこと言うと反発くらうかもしれないけど、やくざの世界で、
「指をつめて謝れ」みたいなかんじ。

 いくら年季が違うからといっても、他市の市長が「覚悟示せ」=「辞任しろ」みたいなことを発言するのは、越権行為ではないのか。

 また、それを受けて辞任を表明する小金井市長もどうなんだ?
 またまた、それを受けて周辺自治体が「んじゃ、しかたないな。ゴミ、引き受けてやるよ。」とか言って、恩着せがましく承諾したりする図はどうなんだ?

 確かにゴミ処理は、各自治体の責任において処理をすることになっています。しかし、焼却場というものは、いつ故障や事故でストップしないとも限らないもの。日々の市民の暮らしを守る姿勢はどの自治体も同じであって、困ったときはお互い様じゃと、受け入れる度量はあってしかるべきだと、私は思う。


 2007年からゴミを他の自治体に頼んでいる現状を解消しようということに、前の市長や議会が全力で努力されたかどうかは、私には情報不足でわかりませんが、もしかして、市民はイライラして、「20億円無駄使い発言」をした市長に期待をこめて投票したのかも。いや、あくまで憶測ですが。

 いずれにしろ、日々出るゴミを処理するには、焼却場が一晩で建つわけもないので、今の状況を甘受しながら、次の手に脱却しなければなりません。


 しかし、思った。

 小金井市長は、選挙公約を訂正することに対し、きちんと謝罪された。それも、本会議場と、市の広報に、自分の声で、自分の名前で。
 うちの市長は、南山墓苑についての公約を 「変更」。しかも、企画課の名前でね。

 小金井市長は、20億円の無駄使いと言及。多分四年間の総費用額。
 うちの市長は、南山墓苑を稲城市だけでやるとなったら30億円かかるとわかっているけど、公約に載せた。「変更」したけどね。
 公約を考えたとき、そのことが無駄使いになるのかどうか、ちゃんとかんがえたのかしら。
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